「さて、自己紹介だ。それぞれ名前と趣味でも言って貰おうかな。」
ここは木の葉の里演習場。班の配属が決まった途端、他の2人と一緒に連れてこられた。
アタイの所属は第2班。このみたらしアンコとかいう上忍が担当らしい。
「じゃあ、俺から行かせてもらうっス。」
ガタイの良い日焼けしてる奴が立ち上がった。確かこいつは隣のクラスの...
「八幡テツヤっス。家が刀鍛冶なもんで、趣味はそれの見物ってとこっスかね。一応、剣術も使えるっス!」
そうそう、八幡テツヤ。なんでも1年留年したらしい奴だ。
「はいはい、八幡テツヤ、剣術が使える、と。じゃあ次!」
でっかい太巻きみたいな布を背負った女の子が手を上げる。
「じゃあ、私が...。富岡キヌエ、って言います。趣味は...お裁縫です...。あ、あと、布を使った術を練習してます...。」
「ほうほう...。ちなみに、術ってのはどんなの?」
「布縛りの術...です。」
いかにも根暗そうだ。
「りょーかい。じゃ、最後にキミ。」
アタイの番だ。面倒くさい。
「アタイはうちはシオイ。趣味は修行だ。」
「修行、ねぇ...。ほいほい。じゃあ、ワタシの番だね。」
「ワタシはみたらしアンコ。君ら第2班の担当上忍だ。趣味はお茶で、好きな物はみたらし団子とおしるこ。」
...なんでそんな太りそうな物が好物なのに太ってないんだ?
「ま、適当に自己紹介が終わったってことで。じゃあ3人とも、急で悪いけどワタシと手合わせしてもらおうかな。」
「って、先生とっスか!?」
「あぁ。取り敢えず、キミたち3人の実力と状況判断力を見てみたいからね。もちろん3vs1だ。」
「...どういう基準で勝ち負けを決めるんだ?」
「簡単簡単。どんな手段でもいいから、アタシの背中を地につければいいよ。もしそれが出来たらキミたち3人の勝ち、制限時間以内...3時間にしとこうか。それ以内に出来なかったらキミたちの負けってだけだよ。」
「ふーん...で、アタイらが勝ったら何かあるのか?」
「そうだねぇ...じゃ、お団子でも奢ってあげようかな?」
「ならアタイはごま団子で。」
「じゃあ...私は三色団子を...。」
「俺はきな粉でお願いするっス!」
「はいはい、でもキミたちが負けたらその3つ、奢って貰うからね?」
「それと...アタシをあまり舐めてかからない方が良いよ?」
この時、アタイは先生からよく分からない威圧感を感じた。
「フン、アタイの写輪眼を舐めない方が良いよ?センセ。」
そしてこの戦いで身をもって知らさせる事になった。
"経験"の差を...。
アンコ先生の口調とか性格がガバガバかもしれない