兵藤一誠は『異常な普通』です   作:しにかけ/あかいひと

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サブ3章のテーマは『パロディ』です。
原作からしてパロディまみれのパートだったし……いいですよね?

それにしてもG.V……一体、何パー・ヴラディなんだ……!?


その5

 

『手伝いましょうか?』

 

 というシンプルなメッセージ。だが僕はこのG.Vというイニシャルの人物に心当たりがない。まあ知らないからこそ逆にこの場ではこの妖精のイタズラであるとは考えづらいのだが。

 

「朱乃さん……G.Vって人物にお心当たりとかあります?」

「G.V…………イニシャルなら、確かに心当たりが。イッセーくんは知らなくて当然ですが、彼は」

 

 朱乃サンが何かを言いかけたところで、またジリリリリとスマホが鳴る。なんか不都合なことを言われそうになった、みたいな水の差し方だ。だが、朱乃さんの様子から敵とかそういうタイプの相手では無さそうなのはいいことか。

 

「…………相変わらずの恥ずかしがり屋ですわね。確かに許可なく教えるのもまずいですし、一旦置いておきましょう。少なくとも彼は私達の味方です。イッセーくんも少しだけ関わりがあるのですよ?」

「んんん? 本当です?」

「ええ。先日キッズケータイを部長経由で改造してもらったかと思うのですが、その作業をしたのは彼ですからね」

「ふむふむ、伝があるっていうのはそういうことだったんですか」

 

 なるほど、ネットやプログラム、機械に強い存在と。確かにそれなら急に僕のスマホ鳴らしたり、手伝いを申し出てくるのも分からんでもない。

 

「でもこんな切羽詰まった時に声を掛けてくるってことは…………とんでもない対価要求されるヤツです?」

「……………………う、うーん?」

「なんで凄く困った顔するんですか朱乃サン」

「一応、彼は悪魔なので対価を要求しておかしくないのですが、この場合はどう判断したものか、と」

『罪滅ぼしの側面があるので今回は気にしなくても問題ありません』

 

 ポンっ、という軽い音と共にメッセージが更新される。罪滅ぼし……? 話聞く限り手伝ってもらったことはあっても、迷惑掛けられた覚えはない。朱乃サンは曖昧に微笑むだけだし一旦は置いておこう。無駄な追求良くない。

 

『まず、その妖精……仮称:電子妖精としておきましょう。電子妖精の性質を確認した段階でちょっとした障壁を用意しました。これでその妖精はネットなどを伝ってその家の外には出られないようにしてあります』

「おお、それは助かります!」

『ですが、動きを監視しているとそもそも出るつもりは無さそうです。あくまで標的は、兵藤一誠さんだけということでしょう』

「なんてこったい」

 

 ま、まあ僕への仕返しで外に被害が漏れないってことが分かっただけでもヨシとしよう。うん、じゃなきゃやってられん。

 

「ネットを介しての処理などは可能なのでしょうか?」

『可能ですが、一度に複数体の処理はできません。複製体ではなく本体を抑えられたら何とかなるかもしれません』

「なるほど……では、私達が今から行うべきは本体を特定して捕獲するということですわね」

『はい。僕が監視している限りそれらしい個体は見つかっていないので、ネットに繋がれていない機械か、単純に家の中に隠れていると思われます』

 

 なるほどなるほど。でも、あんな感じで複製体増やされると余計に本体を追えないぞ。なんか複製条件とかないのかな。

 

『スーパーエイドなら絶望の感情で増幅していましたが……』

「あら、専門家サンも仮面騎士イけるクチですか?」

『今放送してるアセンブリもリアタイしてます』

「好きなのは?」

『ヒドラ、ロボットの要素から油圧作動機械を選ぶセンスに脱帽です。中の人もシンプルにカッコイイですし』

「ボク デコン スキ。 ネッケツ サイコー」

「両方ともいいケド僕は王道のアセンですよ。平和を掲げて戦う科学者とか好きになる要素しかないもの!」

『何作か前ですけどデュアルみたいに相手に合わせてフォームチェンジするの見てて楽しいですよね。惜しむらくは販促の兼ね合いで玩具になる武器を持ってないフォームは不遇気味なところですが……』

「オノレ ザイダン V」

「そうなんだよなぁ……」

 

 …………………………ちょっと待てい!!?

 

「本体お前か!!」

「アッ ヤッベ」

 

 しれっと会話に混ざってたオレンジ色の人型目掛けて手を伸ばすが、素早く躱され空を切る。ちくしょう、チャンス不意にしたか!? だが!!

 

「血液スプラッシュ!」

「ギュエ!?」

 

 意図的に手首の血管脆くして血液散布でマーキング……成功!

 

「うっ……!? すんません、立ち眩んだンであとお願いします! 僕の魔力つけたんでそれで追えるはずです!」

「分かりました、イッセーくんは安静にしていてください!」

 

 勢い余って結構血が抜けて、視界に黒い星が飛ぶ。が、ここまでしときゃ後は何とかなるだろう……と意識を手放した。……うーむ、血を失った時の対応を考えといた方がいいかもなぁ。

 

 

◆◆◆

 

 

『ヤメロー!! ハナセー!! ココカラダセー!!』

「あらあら、お仕置きが足りなかったみたいですわね?」

『ギュア!!?』

「……どゆこと?」

『僕の口からは何も言えません』

 

 気を失ってる間に朱乃サンがあれやこれやして、僕の悪魔用端末にぶち込んで何とか始末は着いた模様。具体的に何をしたかは朱乃サンはニヤニヤと笑うだけで教えてくれないし、すべてを監視してたはずのG.Vサンの文面からは恐怖しか伝わってこない。……いや朱乃サン、後で教えますわじゃないんだよ。

 

「というか、この絵面が例の社長っぽく見えるよーな」

『ああ、ムゲンの中の人の』

『イヤダー!! カイシャクチガイダー!! ボクゴトキ ガ シャチョー ト オナジシチュエーション ナンテ マチガッテルー!!』

「厄介なタイプのオタクじゃねぇかこの妖精」

 

 甲高い声で『ここから出せ』言われると……いやうん、面白いくらい状況が似てるな。笑える。

 

「……で、どういう状況?」

「ギャ……G.Vくんにイッセーくんの端末を一時的な檻にしてもらいましたわ。すみません、直ぐに使えそうなものがこれしかなくて」

「いや、それは全然いいんですが」

 

 スマホの方じゃなかっただけ全然マシというかありがたいまである。複製無いわけじゃないしね、悪魔端末の方。

 

「そして尋問はこれからです。私は十分楽しませてもらったので……イッセーくん、いかがでしょう?」

『ピィー!!? モウヤダ!! モウヤダ!!』

「既に格付け終わってるから面白みがないじゃないですか。あーでもサンドバッグにはなる? 良い声で鳴きそうだし」

『オモシロミ!!? サンドバッグ!!? ドSキョウダイ!!?』

「失礼な、このヒトと同じで語られるのは僕への冒涜だが!?」

「あら、私は構いませんわよイッセーくんとドS姉弟するのも。うふふふ」

 

 いかん、何故か朱乃サンが乗り気である。いや、こんな姉が欲しかったランキング暫定1位ではありますけど枕詞にドS付いてますからね? いやですよイッセーくんそんな扱い。

 

「……ごほん。まあ冗談はさておいて。そもそもなして僕を狙った? さっきまで手こずりはしたけど力の差自体は例の森である程度把握できてたはずでしょうに」

『ケイヤク』

「……ん?」

『ケイヤク テイアン』

「「………………?」」

 

 言ってることは分かる。契約の提案ってことだろう? だけどなんだろう……やってることと言ってることが噛み合ってない様な気がしてならない。

 

『ワカル カミアッテナイ。 デハ カタラネバナルマイ……』

 

 と、ともかく。説明してくれるというならばちゃんと聞こうじゃないか。

 …………しっかしまぁ、僕らもザドゥージさんのこと言えなくなってるなぁ。

 

 

◆◆◆

 

 

『ソモソモ ボク アソコデノ アツカイ ワルカッタ。 ジッサイ ホボ ヤクタタズ』

「そうだったん? 僕思いっきりお前に引っ掛けられたケド」

『オマエ レイガイ。 トイウカ アソコデ ケータイ ツカウホウガオカシイ』

「誰がノータリンだオォン?」

『イッテナイ イッテナイ』

 

 本人曰く。いつどこで自分が発生したか分からず。ただ何処かの機械の中から、流れ流れてあそこの森まで来てしまったそうな。そして環境的に自分の特性をまるで活かせないものだから、同じ迷宮組のモンスターに穀潰し扱いで肩身の狭い思いをしていたみたいである。本人も感性は他の魔物と同じなのか、その扱い自体は間違っていないと感じているようだ。

 

「ちなみに、こういうのにありがちな古い伝承の方が強い、とか偉い、とかはないのん?」

『無くはないですが、古さ=強さの証明なので、結局強ければいいみたいなところはあります。特に魔物の間では』

『ボクミタイナ フォークロアデモ アカイヘヤ トカ テケテケ アタリハ ケッコウツヨイ。 ギャクニ メジャーデモ ジンメンケン トカ アンマリ』

「流石に人に匹敵、または超える知性と理性を持つ方達ですと、腕っ節だけという訳にはいかないそうですわ。日本ですと東西でそれぞれ組織を形成している妖怪の方々がそうですわね」

 

 ふうむ、僕も結構どっぷりファンタジーに浸かってると思っていたが、まだまだ裏の世界の沼は深いようだ。結構面白い。

 

『トハイエ ボクモ ゲンジョウ ヨシトハシナイ。 テキトー ナ トコロデ イチヌケ。 セーシツテキニ トカイノホウガ ヤリタイホーダイ。 トクニ アソコ ツカイマ モトメテ イロイロクル カラ チャンス ソウオウニ アル』

「……で、僕は目をつけられたと」

『ソウ。 セキリュウテイ ユウリョウブッケン コレハネライメ』

 

 まあ、それは分かった。分かったが……そうなるとお前、僕をはめ殺そうとしたのとか、家電ボンバーとかはどうするつもりだったんでい?

 

『アクマ=チモナミダモナイ、 ドラゴン=キショウナン、 アクマ*ドラゴン=ロクデモナイ。 ダカラ キヲヌクト コロス ミタイナ …………ジャパニーズ フリョウ デイウ メンチキリ ヒツヨウ オモッタ』

「…………あー、なんだろう。舐められて扱き使われない様に、少しでも強く見せて対等に近い契約に持っていこう、と?」

『ジッサイ オマエ ロクデモナイ』

「ちょっと価値観の統一を図ろうか、拳で」

『ソーユー トコダゾ』

 

 それにしたってこれはやり過ぎでは……? 被害総額考えたくないよ、幾ら部長のポケットマネーからどうにかなるとはいえ、それ僕の首を絞めることになるんだけど。人生の墓場的な意味で。

 

『ソモソモ オンビンニスム ヨテイダッタ。 メイキュウニ ハメテ ダシテホシケリャ ケイヤクシロ、コレデ オッケー。 オマエ ユルイノカ スルドイノカ ワカラン』

「は、はぁ」

『シカモ アノアト オマエニガシテ マワリニ セメラレル。 ヤクタタズ ヤクタタズ イワレテ プッツン。 リベンジ ケツイ』

「で、コレ?」

『ソレ。 チョー スッキリ』

 

 うーんこれ、判決ギルティでは? きっかけ僕のせいとは言え、話聞いてるとあんまり僕が悪い気してこなくなったよ。それで父さん母さんには迷惑掛けるし、部長には借りを作るし、朱乃サンまで出張る事態になるし……。幾ら僕に使い魔がいないのは不都合でも、これでじゃあコイツと契約……っていうのはコイツの一人勝ちみたいで気に食わんよ。

 

『モチロン ジカンカケテ ベンショーハ スル』

「もちろん正当な手段でだよな?」

『ドーユー ソウゾウ シラナイケド バンク トカ ナメチャイケナイ。 セキュリティ ガチガチ イジレテモ アシガツク。 ボク デンキ ト データ タベテ ブンシンデキル。 ジンカイセンジュツ トクイ。 キカイ ツカウナラ ダイタイナンデモコザレ。 データセイリ エイゾウヘンシュウ チョットシタ プログラミング。 コレデ カセゴウ』

「ふむぅ…………」

 

 話聞いてると無茶苦茶有能だ……欲しい人材だ。しかし、しかし……。

 

『提案です。兵藤一誠さんが心情的にこの子を使い魔にできないのなら、一時的に僕が預かることにしてはどうでしょう?』

「んん? いいの、ソレ」

『はい。僕の主な業務はパソコンを介した契約業務なのですが、この子の能力は正直喉から手が出るほど欲しいです』

「なる、ほど……?」

 

 そういうことならドーゾドーゾと言いたいが、なんか僕に遠慮してる? 一時的じゃなく、G.Vサンの使い魔にすりゃいいのでは? と。

 

「G.Vくんはこの子の希望にも配慮してるのですわ。イッセーくんと契約したいという希望を出してるのに、それを無視した契約はあまり望ましくありませんからね」

「ははぁ……そういうことですか」

 

 まあこんな大惨事起こした相手に対して、と思わないでもないが、まあそれでまたプッツンして暴れられても困るのはそうなんだよな。今まで都会にいなかったからその手腕が奮われなかったダケで、コイツは野放しにしちゃいけない類の生物だもんなぁ。

 

『ソレデ カマワナイ。 コレイジョウ ヒドイメ ナイ オンジョウ』

 

 ……うん。コイツもそれでいいって言ってるし、怯えてプルプル震えてるし、それでいっか!(思考放棄)

 ほんと、何されたんだよコイツ……。

 

 

◆◆◆

 

 

 …………というわけで、今回の顛末(オチ)

 無事、あの妖精はG.Vサンに回収されましたとさ。

 

「家もものの数時間で中身まで元通りって……悪魔の科学力ってスゲー」

『今回は特別、らしいわ。なんでもベルゼブブ様が手配してくれたとかで。どういう経緯でそうなったのかしら……?』

「ブッ!!」

 

 なにやってんのよ平麺の常連サン。唐突にこっちの胃を潰しに来ないで欲しいんですけど。

 

『その代わりにお兄様経由で伝言を貰ってるのよね。なんでもイッセーにソレを伝えるのが条件で業者を手配してくれたらしいのよ』

「へ、へぇ。特に面識もない魔王サマが、なんなんでしょうね?」

『えーとなになに……【ピッタリ、やるじゃないか】とのことよ。何のことなのかしら?』

 

 それ言うためだけに最近店に顔出してない僕ン家直してくれたんかよあの魔王。多分教育しっかりできてるね、ぐらいの意味合いだと思うけど本当に勘弁して欲しい。…………次あったら気持ちサービスしておくか。

 

「と、ところで! 報告の方は目処が立ったということでよろしいんでしょうか!?」

『え? ええ。…………本っ当に大変だったわ。幾ら当事者だからといって、一介の上級悪魔が政治的に対峙するものじゃないわよ、神の子を見張る者の総督なんて』

「そっちも大変でしたねぇ……」

『他人事とは随分薄情じゃないかしら? まあいいわ、返ったら存分に抱き枕にしてあげる』

 

 …………うん、まあ。その位ならされようかな。声から本当に疲労感が伝わってくるもの。

 

『ともあれ、決定事項を話すわ。近いうちに駒王学園を会場として三大勢力会談が行われる。表向きはコカビエルの件でアザゼルが弁明する場ね』

「ああ、朱乃サンがチラッとそんなことを……しかし、表向きとは?」

『本題は、三大勢力の和平にあるから、よ』

「…………!!!」

 

 それは、なんと、まぁ。色々と疑問があったけど、本題の件で全て吹き飛んだ。それだけ、衝撃的な内容だったからだ。悪魔、天使、堕天使この三勢力の関係の根の深さは察するところがあるし。

 しかし……とはいえ、そろそろ限界だったところもあるのか? なんせ、聖書の神の死亡という事実がごく一部とはいえ末端にも伝わってしまったからね。

 

『私達も当事者として事情説明をする必要があるから、準備を進めなければならないわ。イッセーも心の準備をしておくように』

「承知しました」

 

 しかし、和平となると脳裏を過ぎるのはホームレスシスターズだ。今、二人とも帰ったら異端扱いされる&情報汚染を防ぐために駒王町に潜伏しているけれど……。

 

『ええ、あの二人も今回の和平が成立すれば、晴れてヴァチカンに帰還できるでしょうね。まあ、一時的でしょうけど』

「と、言いますと」

『和平締結後、どういった形で三勢力が関わっていくかはまだ分からないけれど、あの二人が窓口の一つとして入学することになるのはほぼ確定らしいわ。なんなら現在進行形で私が手続き進めてる』

「…………なるほど」

 

 あの二人、此処に定住すんの? ホームレス卒業? え、いいの? いいのか、なぁ? 特にイリナちゃんとか危険だから叩き出したいまであるんだけど。未だに僕の首狙ってくるしあの女。

 とはいえ都合がいい二人であることも事実か。聖剣使いでもあるしいざと言う時は自衛もできるって話だろう。

 

『あとは……そうね、近いうちに貴方にG.Vと名乗った子にも会わせようと思うわ』

「ほほう、あの趣味のいいハッカー悪魔サン!」

 

 いやぁ、本当に話が弾むんだよなぁあのヒトと! 悪魔端末の方でアドレス交換しちまったよ。ライザー氏に続いて二人目のメル友である。まあ、例の妖精の近況も聞く必要があったしね。

 

『…………気がついてないのかしら? 察しのいい所と悪いところの差が本当に激しいわね』

「えっと、どういうことです?」

『あとのお楽しみ、よ。本当もう、妬けてしまうわね』

「は、はぁ……」

 

 以前も言ったけど、同性と異性(しかもバチクソ好意を持ってる相手)との距離の詰め方に差が出るのはちょっと諦めて欲しい。まあ理解はしてるだろうけど納得がいかないってのだろうけども。……変なタイプの自尊心満たされるからやめて欲しいなぁ。

 

『それじゃあ、今夜中には帰るわね』

「承知しました。アーシアと一緒に晩御飯作ってお待ちしております!」

 

 さてさて、じゃあ宣言通りおつかれの部長をきちんともてなし、癒して差し上げるために張り切っていこう! というところ、だが。

 

「…………なぁ、ドライグよ」

『何だ、イッセー』

「歴代の赤龍帝も、こんな感じでイベント目白押しだったんか?」

『…………いいや、違うな。確かに色んな力、思惑がドラゴンを中心に渦巻くが、お前のソレは別格だ。理由は……今の時点では断言できん』

「…………僕に、原因がある?」

 

 おそらく、だが。それって僕に例の警鐘が備わっているのと原因が同じな気がする。何やっても平均ド真ん中の僕が持つ、数少ない異常の一つだからだ。

 

 本当に、僕って一体…………なんなんだ?

 

 

◆◆◆

 

 

Next CHAPTER4:A×A

 

To be continued.

 




見て見ぬふりの終わり、地獄の蓋をこじ開けましょう。

感想、誤字報告等本当にありがとうございます。とても励みになります。

次から第4章『A×A』です、よろしくお願いします。
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