生徒名簿で調べた結果、エルヴィンという生徒が何か知っていると思いみほと小梅、勇樹と京子は一緒に彼女がいるところへと移動していく。
「えっと、確かこの先にあるはずだが」
「どこでしょうか?」
勇樹は住所が書かれている紙を見てみほはあたりを見回しながら歩いていると、突然。
ガランドゴンッ!!
「うっ!?」
「な、なんだこの音?」
「え、ええっ?」
突然の鉄の音に、彼らは驚き。小梅、勇樹、みほはあたりを見渡していると京子が「こちらでは?」とある場所に向けて走っていく。
3人は急いで京子の後を追うとその音は徐々に大きく響いていき。最終的には木造建築2階建てに付いた。
「ここでしょうか?」
「えっと住所は間違っていないな」
「ここもソウルネームなんだ」
小梅の言葉に勇樹は住所を確認していると、ネームプレートがソウルネームだということに彼女は気づく。そして。
「なんでここにメカカエルがあるんだ?」
勇樹はある物を見て言ったため、3人はその先を見てみると。大型のカエルがなぜか置いていた。
「「うわっ!!」」
「まさかだと思いますが、これってまさか」
「地理部の専用メカだ。最近いないと思ったらここにいたんだ」
みほと小梅は驚いているが、京子と勇樹は冷静に見て話ている。そして彼は「メカの使用は構わないけど、もう少し目立たないようにしてくれ」と苦笑いで答えるのであった。
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「ごめんくださーい」
「誰かいますかー?」
みほと小梅は入り口前で言うと、引き戸を開けると。歴女のおりょうとエルヴィンと左衛門佐と、地理部のロンドンとベトナムとマドリードが出てきた。
「「「いらっしゃーい」」」
「あ、西住隊長に小梅さん。勇樹隊長と京子様」
「どうしたんですかみなさんここにきて」
「うちらに用があったん?」
歴女は出迎え、ロンドンたちは勇樹たちが来ていることに気づきマドリードが質問すると勇樹は「ちょっとな」と言いながらみほたちと一緒にシェアハウスに入る。
「ところで、カエサルさんは?」
「カエサルは、アイヌが作った装填装置で訓練しているそうだ」
「訓練ですか」
「あいつ、意外なところで器用発動しているな」
カエサルが訓練していることに、みほと勇樹は感心するのであった。
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「お茶入ったよー」
カエサルは人数分のコップや湯飲みを持ってくると小梅は「ありがとうございます」と礼をする。
それと同時にエルヴィンが「P40の資料はあまりないけど」と言いながら本を持ってきた。だがその本が。
「こんなにたくさん」
「英語じゃないぜよ」
「イタリア語でしょうか? いえ、これってまさか」
「フランスの文字が混じっているかもしれませんが。どうやって」
みほたちがそう言っていると、勇樹は「こんなあろうかと」とカバンからあるものを取り出した。
「『ほんやく団子』、これを食べるか」
勇樹はそう言うと3色串付き団子を食べる、それを見たカエサルは「何を食べたんだ?」と言うが、彼は「まあ見てて」と言いながら本を一冊手にすると、紙とペンを出して書き出した。
「え、日本語?」
「団子を食べただけで訳すとは」
「信じられない一面ぜよ」
それを見たみほ、カエサル、おりょうは驚いていると。ロンドンが「当り前ですわ」と言い始める。
「勇樹さんはこう見えて道具を使った達人、一種のソムリエみたいなものですわ」
「せやな、うちらにはまだ得意じゃないんよ」
「そう言えば、あのカエルメカもあいつが途中まで作ってたな」
ロンドン、マドリード、アイヌはそう言うと。勇樹は「できた」と日本語訳した紙をカエサルに渡す。それを見た彼女は。
「おおっ! 確かにこの本の内容と同じだ、一体その団子は?」
「この団子? これは『ほんやく団子』と言って、味は普通の団子と同じだけど、その人に適した言葉に訳してくれる最新の道具なんだ」
それを聞いたみほたちは「へぇー」と驚く。
「さすがだな、しかし本当は私の知り合いがアンツィオ高校にいるから聞いてみるほうが速いけどな」
カエサルの言葉を聞いたみんなは「えっ!?」と驚く、左衛門佐は「そんなのいたのか?」と言うと、おりょうは「初耳ぜよ」と言う。
みほは「どんなお友達ですか?」と言うとカエサルは「小学校の同級生だよ」と言い始める。
「ずっと戦車道をやっている子だ」
「そんな情報源があるなら、最初から聞けばいいのに」
「そうですわ」
カエサルの言葉にエルヴィンとロンドンは不満げに言うと、彼女は「いや」と答える。
「敵が友達だからこそ、正々堂々と情報を集めたいな、私は」
「そうだな、俺も同じだ」
カエサルとアイヌの言葉におりょうは「なるほど」と納得する。
「友情は友情、試合は試合ぜよ」
「複雑やな」
おりょうの言葉にマドリードは言うと、みほは「ライバルですか、うらやましいです」とほほ笑むのであった。
「これは、歴史で例えるとなんだ?」
「坂本龍馬と武市半平太!」
「いや、これはロンメルとモントゴメリだな」
「いやいや、武田信玄と上杉謙信だ!」
「あ、ミハエル・ヴィットマンとジョー・エイキンス」
おりょう、エルヴィン、左衛門佐はそう言っていると。みほの意外な歴史人物に彼女たちは「それだぁっ!!」と一斉に同意する。
途中、おりょうが「って、誰ぜよ?」と不思議に思うのであった。
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次の日、みほたちは戦車道の訓練を使用と集まっている。すると。
「はい、みんなー。訓練を一旦停止してー」
杏が突然訓練を停止することを言い出したため。みんなは何かと訓練を中断し、杏の方へと向く。
「実はねー、この度新たな戦車の修理が終わって、この度新たな戦車道の仲間が入ることになったよー。それじゃー、入ってきてー」
杏がそう言うと、ある人物が入ってきた。その人物は
「今日から参加することになりました、園みどり子と風紀委員です。よろしくお願いします」
「え、みどり子さん?」
「同じのが多くいるが、おま…じゃなくて、みどり子さんの姉妹か?」
「それは初めていわれたわ、確かに髪型は似ているけど、長いのが後藤モヨ子で短いのが金春希美よ」
みどり子はそう言うと、伊江は「ガチか!?」とモヨ子と希美をじっと見る。確かにおかっぱの長さが微妙に違う。
「略してそど子だ、いろいろ教えてやってねー」
「会長、名前を略さないでください」
「それ同意します」
そう言うのは、桃色のお団子ヘアーをした同じ風紀委員である最上桃であった。
それを見た勇樹は「あれ、いつの間に」と気付く。
「ところでみどり子さん、桃さんとはいつから?」
「桃さん? この最上さんのこと?」
「はい、そうです」
みどり子は最上のことを言うと、彼女は「そうね」と言い始めた。
「この前のサンダースの時に、出会ったの。聞いたらあなたたちと同じ風紀委員があって結構友好的だって」
「不満とかは?」
「不満はあまりないわね、どちらかと言えば私と気が合いそうだからね」
それを聞いた勇樹は「なるほど」と感心する。風紀委員がいると何かしら友好的になるだろうと思った。
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「何チームにしようか隊長」
杏は西住に向けて言うと、彼女は「えっと」と悩んだ末、ある生物を言い出す。それは。
「B1って、カモっぽくないですか?」
「じゃカモに決定ー」
杏の言葉にみどり子は「カモですか!?」とツッコミを入れると、百合子は「なんだかかわいらしい風紀委員チームですね」とにっこりと答えた。
「戦車の操縦は冷泉さん、指導してあげてね」
「私が冷泉さんに!?」
小山の言葉に彼女は驚くと、冷泉は「分かった」と答える。すると。
「成績がいいからっていい気にならないよね」
「じゃあ自分で教本を見て練習するんだな」
「何無責任なこと言ってんの! ちゃんとわかりやすく、懇切に丁寧に教えなさいよ」
「はいはい」
「ハイは一回でいいのよ!」
「はーい」
冷泉とみどり子の行動に伊江は「なんであの二人仲が悪いんだ?」とモヨ子に言うと、彼女は「実は」と答える。
「冷泉さんは実は成績優秀で一度見たらすぐに覚える天才なの、あれ以外は」
「あれって?」
「遅刻常習者、理由は低血圧で朝起きるのが遅くてね。先月でだけで300日ほど遅刻したの」
「うげ、まじか」
モヨ子の言葉を聞いた伊江は、後ろに引いて驚くのであった。
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「それじゃあ、訓練するか。と、その前に」
勇樹は突然バレー部とみほたちに「ちょっといいかな」と話し始める。
「今度の対決だが、少し内容を変えてもいい?」
「はい、どうして?」
「今度の相手はアンツィオだが、相手の意外な行動についてこれない可能性がある。そこでたまには味方同士で少し戦ってみたらどうかと」
「なるほど、それもいい案ですね!」
「私も賛成です」
典子とみほはそう言うと、彼は「じゃあ会長たちに伝えてきます」と伝えて数分後。
あんこうチームのⅣ号は、P40に比較的近いためで。カルロベローチェはアヒルさんチームとなった。
「オレたちは風紀委員の手伝いをするって言ったが、いいのか?」
伊江はそう言いながら勇樹を見ると、彼は「そうだよ」と答える。
「西住さんたちは今練習をしているから操縦は麻子さんじゃなく小森がやっている。伊江と美樹姉、そして百合子さんは風紀委員に教え中やイケナイ所を教えて。オレは」
勇樹はそう言いながら向こうを見ると、自動車部が何かを修理していた。それを見た伊江は「なるほど」と納得する。
「教えないといけ菜部分があるから時間は掛かる。だけど幸い、戦車は1台追加されたし、みどり子さんたちは覚えるのが速いと思う。それに次の大会までには時間があるよ」
「そっか、わかった。じゃあオレたちはゴモ代とパゾ美に教えてやるから、修理お願いな」
伊江はそう言うと勇樹は「了解!」と言いながら自動車部の所へと行くのであった。
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そして夕方、戦車道の訓練は終わっていて。百合子は「勇樹くーん」と急いで自動車部の所へと行く。
「勇樹君、沙織さんが夜ご飯は寮でイタリア料理ですよ。しかも手料理で!」
「お、それはいいな。百合子さんとラブラブになれる!」
勇樹はそう言うと「先に失礼しまーす」と言うとスズキとナカジマは「わかったよー」と答え。急いでつなぎから私服へと着替えて、沙織の家へと行く。
「伊江ちゃんと美樹さんに小森ちゃんは先に行って料理をしていますって」
「そうか、しかしイタリア料理ってどれくらいあるだろうな」
勇樹は百合子と一緒に、沙織の寮へと行くのであった。
そして寮に着いた時には、イタリア料理がテーブルに並んでいた。
「おっ、これ全部沙織さんが?」
「ううん、みぽりんに華、ゆかりんに麻子にいえりんとこもりんと美樹さんと一緒に作ったの!」
沙織の話を聞いた勇樹は「すごいな!」と感心する、百合子も「見事なチームプレイですね」と答える。
「それにしても、おいしそうですね!」
「ええ、おなかがすいてきました」
「僕もだよ、これは非常においしそうだね」
「カルパッチョなんて初めて作りました!」
「それは言える! てか、パエリアもだ」
「私もカプレーゼなんて知らなかった!」
「え、そうなのか?」
「ん……おなかすいた」
「それは同感だ」
「じゃ、食べちゃおうか!」
沙織はそう言うと、みんなは「いただきます!」とお食事をするのであった。
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道具解説↓
ほんやく団子
桃色・白色・緑色の3色が揃った団子型で、これを食べると外国語が日本語、日本語が外国語に聞こえたり見えることが出来る。
ただし、腐りやすいのでご注意を。