ガールズ&パンツァー 時空を超えた機械と協力者   作:水岸薫

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第19話『病院と新メンバー…前編』☆

 熊本にある病院、その近くにヘリコプターが降下して来ている。そのヘリコプターには大洗のトレードマークが描かれている。

 

「あとはお願い! 百合子さん!」

「は、はい!」

 

 勇樹はそう言い、急いで百合子と一緒に病院内へと入って看護師に「西住まほはどこに?」と聞き、そこまで案内させる。

 

「まほ! 大丈夫か?!」

 

 勇樹はそこに入っていくと、彼女は「あ、ああ」と答える。

 

「百合子さんから聞きましたが、大けがは…」

「大丈夫だ、私はそんなにけがはしていない…ただ」

 

 まほは隣のベットを見て言うが、何か言葉が詰まっているかのように言っている。勇樹と百合子も、目線を追ってみる。

 そこにいたのは、人工呼吸器をして頭に包帯をしているエリカがいた。彼女は白雪姫のように眠っていた。

 

「エリカが守ってくれたから、私は無事だが……どうして」

 

 エリカの傷を見て勇樹は「これは」と驚いている。

 

「医者からは…どうでしたか」

「幸い、爆発は大きかったが彼女が持っていたリュックで守れたから命に別状はない。ただいつ意識が戻るか」

 

 まほの言葉に百合子は「そうですか」と答える。すると勇樹は「そう言えば」とまほにある質問をする。

 

「この時戦っていた相手は、もしかして黒百合では」

「む、そうだが。それがどうした」

 

 まほはそう言うが、勇樹は「やはり」と何かを考え込む。そして「百合子さん行きましょう」と立ち上がって言うと、彼女は「え、ええっ??」と戸惑う。

 

「まほさんはエリカさんが起きたらしほさんたちに連絡を、またその時の爆発した写真を」

「わ、わかった」

 

 まほはそう言うと勇樹と百合子は部屋から出ていく。

 そしてヘリコプターに乗り込んで大洗へと戻っていく。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 そして次の日、勇樹たち基カンガルーチームは何事もなかったかのように学校へ登校し戦車道に参加している。

 

「次はいよいよ決勝戦だ、相手は『黒百合学園』」

「昨年の試合で優勝した強敵けど、前項の期待がかかっているから頑張ってよー?」

 

 杏子はそう言うと、河島が「本日は全員、戦車の整備にあたれ」と言うと、みんなは「はい!」と答える。

 そして「勇樹、道具の整理もちゃんとしておくんだ」と言うと、彼は「わかりました」と答えた。

 

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「さて、10種類の道具をどうするか……相手は初めて見る相手だし」

 

 勇樹はそう言いながら、道具を整理している。使える制限10品まで。

 相手は強力な方法でやっつける。それ以外はないだろうと勇樹は考えながら真剣に道具を選んでいる。

 

「まぁ定番だが『ねん土道具セットと頑丈ロープは持っていくとして。今度は……」

 

 スコップ、つるはしにのこぎりが揃った道具とロープをカバンに入れると、今度は地図・パッドとある道具を7つカバンに入れる。

 

「っと、これでいいだろ。あとは」

 

 勇樹はある資料を目にする。その資料は、プラウダのノンナからもらった例の資料。

 そこには「以上、これらを調べた結果。見たこともない方法で開発し改良した装置だということがわかりました」と書かれている。だが彼はそこを見て驚いたのではない。それは。

 

「『近未来で作られているかもしれません』……か」

 

 近未来、非科学的だとは思うが勇樹が開発し持ち運んでいる道具の数十種類、いや数百種類にはまだ科学では理解されにくい装置がたくさんある。

 そうしてくると、ある説が浮かんでくる。その説は。

 

「未来人……可能性はあり得るな」

 

 勇樹はそう言いながら、カバンからテレビを出して何かを調べようとした。すると、彼の電話が鳴ったことに気づきそれに出る。

 

「はい、小山さん。どうしました? ……え、本当ですか!?」

 

 それを聞いて驚くかのようにする勇樹は「わかりました、今行きます!!」と言い、道具を置いてある場所へと走っていく。その場所は。

 

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「すごーい!」

「強そう!!」

 

 桂里奈とあやが何かを見て言うと三太郎よ四音も「確かに!」と目を光らせて答える。

 

「これ、レア戦車なんですよね!」

「レア戦車? まぁ確かにレアと言えばレアなんだが…?」

 

 優花里の言葉に、伊江は頭を傾けながらそれを見ている。sの戦車は。

 

「ポルシェティーガー、確か戦車の一種だな」

「そうです勇樹殿! マニアにはたまらない逸品です!!」

 

 優花里はそう言っていると、太田が「あれ、確か弱点があったような」と何かを思い出したかのように言い出した。

 それを聞いた勇樹は「なんだ、その弱点て」と言うと太田は答える。

 

「確か、そのポルシェティーガーは。地面にめり込んだり」

 

 ガガガガガッ……!!

 

 そう言うと、ポルシェティーガーは進んでいるのになぜか地面に沈んでいく。

 

「他には普通の戦車と違って、加熱して炎上したり壊れやすい所だよ」

 

 シュウウウウウッ………ボンッ!!

 

 エンジンがあると思うところから黒煙が噴出し、そして爆発音とともに炎が噴き出した。

 それに気づいた自動車部の中島が出てエンジンがあるところを見ると「あちゃー、またやっちゃったー」とのんきに言う。

 

「おーいホシノ―! 消火器消火器!」

 

 それを見た杏は「戦車と呼びたくない戦車だね」と苦笑いをする。が優花里は「で、でも!」と解説をし始める。

 

「足回りは弱いですが、88ミリ砲の威力は抜群ですから!!」

「だったらすごいなそれは」

 

 優花里の言葉に伊江は反応するが、小山は「もう他に戦車はないでしょうか……」と悲しそうに答える。

 

「探しているが、さすがになぁ……」

 

 勇樹はそう言いながら、考えていると。福音が「あ、思い出した!」とその場で叫ぶ。

 それを聞いた河島は「い、いきなり驚かすな!」と慌てるが、彼女は「思い出したよ!」と言うと、杏は「それは、どこで見たんだい。福音ちゃん?」と反応する。

 

「戦車……確かホタテたちもどこかで聞いたことがあるような」

「え、ホタテたちにか?」

 

 連華の言葉に、勇樹は反応すると彼女は「そうだ」と答える。

 

「仲良くできるほどだから、今上に上がっている気がするな」

「何! 上がってくるのか!?」

 

 連華の言葉に、河島は反応する。それを見た勇樹は「どうなってんだ?」と疑問を浮かべる。

 

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「それじゃあその間、戦車でも探すか。福音ちゃんがみたsんしゃというのもきになるしね」

「確かにそうですね、福音。案内できる?」

「もっちろん! それじゃあ行こう!!」

 

 福音はそう言うと、杏と勇樹、アンコウチームのみんなを連れていく。杏は「じゃあ後はよろしくー」と言うのであった。

 

 

 そして付いた場所は、なぜか大型のテントが置いてあった。

 

「なんだろうこれ?」

「大きなテント、だね」

「確かこれは、ポッドテントですね」

「一つのテントだが使い方を変えれば部屋を増やせるあれか?」

「お、詳しいですね! 伊江殿!」

「まぁな」

 

 優花里の言葉に伊江は自信気になる、そして福音が「こっちにあるよ!」と言うと、みんなは福音が言ったほうへと行くと。戦車があった。

 

「これって、九四式系装甲車TKです!!」

「え。な、なにそれ!?」

「日本軍が開発した日中戦争で実践に投入した戦車ですよ! アンツィオ高校で言うとカルロベローチェであります!」

「あー、なるほど」

 

 優花里と沙織がそう言っていると、「「あのー」」と2人の声がしたため振り向くと、少女がいた。

 その少女は1人は赤髪でツインテールをしている少女で、右目に眼帯をしていて四角いリュックとしょっている。

 もう1人は、青髪のポニーテールの少女は左目に眼帯をしていて丸いリュックを背負っている。

 

「えって、君たちは?」

 

 幹子は2人の少女に向けて言うと、2人は「「私たち?」」とダブるかのように答える。

 

「私は山野原茜です。こっちは妹の」

「山野原葵です」

 

 それを聞いた華は思い出したかのように「もしかして」と、ある事を言い出す。

 

「あなたたち2人は、確か登山部の?」

「あ、五十鈴先輩!」

「覚えててくれてうれしいです!」

 

 華の言葉に茜と葵は目を光らせていると、沙織は「え、なんで華覚えているの?」と彼女に質問する。

 華は「実は噂で聞いてたので。もしかしてと思いまして」と簡潔に答えると、伊江は「あー、なるほど」と何か理解した。

 

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「「戦車道、ですか?」」

「そ、戦車道」

 

 杏は山野原の2人に向けて、戦車道に入るかどうか質問している。

 

「どうだい、入る気はあるかい?」

「「入ってみる、いや。入ります!」」

 

 2人の気迫に彼女は「っと、そうかいそうかい」とにししっと言う。

 

「それだったら、西住。こいつらのチーム名はどうするんだ?」

「そうですね……山登りが得意ですから、『ムササビさんチーム』はどうですか?」

 

 みほの提案に、2人は「「それいいね!」」と答える。

 

「じゃあ、明日から実践だけどよろしくねー」

 

 杏はそう言うと2人は「「こちらこそー!!」」と息を合わせて答えるのであった。

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