「あ、あれって…確か」
「フランスに実在している多砲塔戦車…それに」
「ひっじょーに重いと言われている超重戦車っす!!」
画面を見ていた福音、アレン、霊華は驚いていると、奈々は「さすが黒百合」と真剣に答える。
想定外の事態に彼らだけでなく、プラウダ、聖グロも驚いていた。
超重戦車はその名の通り、非常に重く簡単に倒すことが出来ない。多砲塔と言う複数の砲台があるため死角はなく、一度狙われたら生きることはできない。
その超重戦車に勇樹たちは出くわした。
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ガガガガガガガガ…
シャールC2は、主砲である砲台を動かしていると。勇樹がハッと我に返ると通信機で「退却だ! 西住!!」と連絡をする。
それを受け取った西住は『退却してください!!』と指示を出すと各戦車は退却する…が。時すでに遅し、シャールC2の主砲が停止したその時。
ドガアアアアアアアッ!!!
砲台から勢いよく砲弾が放たれて、そのままルノーB1bisの真横を通過しヘッツァーに掠り、マンションに当たるが。あまりの勢いと風圧にヘッツァーは弾んだ。
「や~ら~れ~た~!!」
「掠っただけですよ!」
「やられていません!」
会長の言葉に小梅と柚子は突っ込むと、河島が「近くの建物に着弾しただけです!」と答える。
「それにしても、すっごいパワーだね」
会長はシャールC2の威力に感心したのか、そう答える。
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一方、ルノーB1bisに搭乗している風紀委員チームのそど子は、いきなりほ攻撃に顔は強張っていた。
「……でっかいからって、いい気にならないでよ! こうしてやる!」
『大きいから強い』とシャールC2の攻撃に憤ったのか、そど子は砲撃を放つがシャールC2にとっては痛くもかゆくもないレベル。そして。
ドガアアアアアアアッ!! ガゴッ、ガラガラッ! シュポンッ!!
シャールC2の攻撃にルノーB1bisは受け、反転してキャタピラが壊れると同時に白旗を出して降参した。
そして、シャールC2はFCM36と共に大洗に向けて発進していく。すると、今度は砲台を登山部の九四式装甲車TKに向けると、砲弾を放って登山部を降参させた。
「くっ! 退避しながら放て!!」「
勇樹の指示に伊江と幹子は「了解!」と急いで装填して砲弾を放っていく。
彼らだけではない、あんこうチームとかばさんチーム、金魚チームも攻撃していくが相手は超重戦車、簡単にやられることはできない。
レオポンチーム基ポルシェティーガーも、砲弾を放つが。ポルシェティーガーの砲弾も跳ね返した。シャールC2はポルシェティーガーに攻撃するが、わずかにずれてしまい地面に着弾する。
『カモさんチーム、ケガはありませんか?!』
『そど子無事です!』
『ゴモ代元気です!』
『パゾ美大丈夫でーす』
沙織は通信機で風紀委員は大丈夫か通信したところ、彼女たちは全員無事だと分かり百合子は「よかったと安心する。
なお、百合子は「登山部のみなさんは?!」と通信したところ、彼女たちは「無事でーす!」と元気よく答えた。
するとⅢ突が後ろに移動すると、シャールに向けて砲撃を構えた。
「おのれカモさんチームの仇!!」
左衛門佐は仇をとることを狙っているのか、引き金を引くと砲弾は放たれてシャールC2に当たるが、今度はシャールC2が反撃してⅢ突のキャタピラを半壊すると同時に90度横に立ち上がったため戦闘不能となった。
『3両撃破すると…残り8両…』
危機を感じてきたのか、西住はそう言って手にしている地図を握りしめる。
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「我らの」
「歴史に」
「今」
「幕が下りた…」
やられた歴女チームは、「ここまでか」と言う風に観念し。
「何よ! あんな大きな図体してどこがいいのよ!!」
「どこがシャールかな…でも、残念です」
「無念です」
風紀委員チームも白旗を上げていると、そど子が通信機で「冷泉さん、後は頼んだわよ! 約束は守るから」と通信する。彼女は「おー」と反応する。
「五十鈴先ぱーい!」
「私たちの仇を問ってくださーい!!」
登山部チームは五十鈴に通信すると、彼女は「わかりました、仇をとります」と冷静に答える。
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「怜雄様、大洗の戦車2両撃破しましたわ」
「そうか…あと5両」
小春田の報告に怜雄は答えると、彼女は「こちらは16両、フラッグ社債倒せば構いませんわ」と自信気に答える。
だが、怜雄はまだ険しい顔立ちで市街地を見ていた。
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「さすがシャール…弱点はないな」
「正念場、どうやって戦うかは私も不明です」
アレンと天女は心配そうに画面を見ていると、太田も「そうだね…これは流石に」と弱音を吐こうとした…その時。
「大丈夫です、彼女たちは必ず倒せます」
奈々が冷静に答えながら紅茶を飲む、それを聞いたみんなは「え、彼女たちって…まさか」と奈々に向くと、彼女は「ええ」と答える。
「西住みほさん、あの子は冷静な判断で勝てますから」
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ガンガンゴンッ!!
シャールC2が前に進んでいくと、他の戦車がシャールに向けて攻撃するが歯が立たない。
そして、シャールはマークⅣ、ヘッツァー、八九式中戦車甲後期型が暮れながら放っている倉庫に向けて放つと、倉庫は壊れて丸見えになった。
「勇樹君、何か手段は!?」
「それが難しいんだ! あの超重戦車をどう倒すか考えているんだ!!」
カンガルーチーム基、T34/85中戦車に乗っている勇樹たちは。あの戦車を倒す方法はないかと考えているが、威力が高く超重戦車なので思った以上に困難していた。
一方通路の建物に入った隙を狙い、みんなは砲撃を放っていくが
『何しているんだ叩きつぶせ! 図体がでかいだけのウスノロだぞ』
『方針を狙ってください。そこが弱点です!』
通信機から河嶋と西住の声がしたため、彼は「何か弱点があるはずだ」と真剣に考えている。
ちなみに、シャールC2の後ろにいたFCM36からは。
「やーい、アンタらの実力で倒せるかーだよ!」
1人の生徒が大洗のことを馬鹿にしながら追ってきていた…それをあおるかのように「なははははははっ!!」と叫ぶ…が。
「…放て、美樹」
「あいよ」
ドォオオンッ!!
ガンッ!! シュポッ!
煽りの影響で頭に青筋を浮かばせた幹子と伊江が、FCM36に向けて放つと砲弾はそのままFCM36の当たると、白旗を当てて降参した。
ドガアアアアアアアドガアアアアアアアッ!! ドガドガドガアアアアッ!!
だが、それでもシャールC2の攻撃は止まずそのまま走行し。大洗のチームは砲弾を放つがシャールC2から放たれた砲弾は地面に着弾して爆発した。
その瞬間、大洗のチームはその場から離れて別の方向へと移動する。
『勇樹さん、これを倒さないと』
「ああ、必ず負ける確率が高い」
西住と勇樹はそう言って答える。あれを倒さない限り黒百合に負けると。だが問題はどうやって倒すか、カメのように大きい超重戦車をどんな手段で倒すか。
「問題は倒し方なんだよな、発煙筒はすべて使い切ってしまったし焚き木を利用して煙を作るには時間がかかるしな…」
勇樹は真剣に考えていると、マークⅣがちょうどT34/85の隣を通って行った。それを見た彼は、横から見た戦車を思い出して何かが頭の中で組み立てていく。そして。
「……そうだ、西住! オレに言い作戦がある。お銀と会長、典子。いいか?!」
勇樹の言葉に通信機から『はい(なんだ(なんでしょうか))!?』と一斉に声がすると同時に、彼はこう答えた。
「無理やり戦車妨害作戦を始動しよう!!」
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大洗が逃走して数分後…シャールC2に乗っていた生徒、水色のショートポニーテルをした少女『
「おかしい、どこに行ったんや?」
あたりに大洗がいないことに違和感を感じたのか、あたりを見渡していた…すると。
ガガガガガガガ…
「お、いたでいたで!」
廃墟となった建物から建物へと移動していくM3リーを見つけ、中に入ると操縦手に指示を出してM3リーを追いかける。
「おウサギさーん、あんさんらを食うのはわいらやでー?」
三船はそう言いながらM3リーを追いかけながら発射用意をした…その時。
ドガアアアアアアアアッ!!!
「おわっ!? な、何や?!」
突然下から衝撃音と共に持ち上げられる感覚がしたため、彼女は何かと思い急いで外に出てみると、前に何かが挟まってシャールC2を上にあげて無理やり倒そうとしていた!!
「小癪な! こっちには狂人のキャタピラがあるで!!」
彼女はそう言いながら操縦手に「前に進んで何かを切り刻め!」と指示をすると、シャールC2は速度を上げて、下にある何かを砕こうとした。が。
「あ、後があったんや…忘れとった」
前に無理に行かなくても後ろに行って攻撃することを思い出し、操縦手に「変更! 後ろに退避だ!」と指示を出してシャールC2を動かそうとした…その時。
ガゴッ!! ガガガガガガガガ!!!
「にょえっ!? な、なんや?!」
再び衝撃音がしたため何かと思い振り向くと、ヘッツァーとティーガーG型、八九式が後ろに移動して後退させないように妨害をしていた!
「己えええええ!! こうなったら向きを変えて攻撃するしかあらへんな!!」
彼女は頭に青筋を浮かばせながらシャールに乗り込むと、砲手に180度変えて攻撃開始や!」と指示を出した。砲台は後ろに移動して砲撃しようとした…が。
「な、なんなん?!」
突然前からあんこうチームが乗っているⅣ号H型がやってきて砲台を右のキャタピラに向けると、そのまま砲弾を放った!
ドガアアアア!! バギッ!!
「なっ! キャタピラーを!! って、まだ修理住めば隅から急いで後ろに」
キャタピラーを壊されたことに驚くが砲台があることに余裕があり、攻撃を使用とするが。
「…ん、そう言えば戦車が少ないような」
今映っている戦車は、約7台、残りの2台はどこにあるんだ? と彼女が考えていたその時!
「生徒会長!! 放てえええええ!!」
『よっしゃー! 発射するぞー!!』
T34/35の上にヘッツァーを乗せて死角となっていた丘へ移動し、砲撃を使用としていた。
だが、高さが出来ているため狙いを定まることはできない…そのままだと。
「美樹姉、ブレーキ!!!」
「わかった! しっかりつかまっておけよ!!」
勇樹の指示に幹子はブレーキを起動し、一気にブレーキをかけた瞬間、上に乗っていたヘッツァーは完成の法則で前に飛び、円を描くかのように回っていった。その瞬間を狙っていたあkのように。
「そっれえええ!!」
ドガアアアッ!! バギイイイッ!! シュポンッ!
砲台がエンジンを狙って放ち、その衝撃でシャールは戦闘不能となった。
ヘッツァーはそのまま飛んでいき、マンションの中にぶつかって入った。幸い地面にぶつからず高い階層なので大きな事故は起きなかったが、壁にぶつかった影響で砲台は折れて専用不能になった。
「会長!!」
『だいじょーぶだいじょーぶ、アタシたちは平気だよー。戦車を除いて』
大きな事故は起きたものの無事だと通信で伝えたため、みんなは「よかった」と安心する。特に。
『桃さん、お怪我は?!』
『桃さん桃さん!!』
サメさんチームが河嶋を心配しており、河島本人は「わ、私は大丈夫だ!」と答える。本当かどうかは不明だ。
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双眼鏡を使ってシャールC2がやられたのを確認した小春田は「な!?」と驚いている。
「れ、怜雄様…しゃ、シャールがやられました!!」
「わかった…市街地に急ぐぞ」
怜雄の言葉に小春田は「わかりましたわ!」と答えて戦車の速度を上げていく。
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「黒百合はあと三分ほどで着くな…感が正しければ」
伊江はそう言いながら、潜望鏡型の双眼鏡で黒百合の行動を見て言うと、西住は「わかりました」と答える。
「次の行動に移ってください!」
西住がそう言うと、各戦車はシャールから離れて移動していく…が。マークⅣだけは動かなかった。
「あれ、サメさんチーム?」
それを見た勇樹は後ろを向くと白旗が出てきて戦闘不能の合図が出てきた。
「ど、どうしたんですか?!」
『すまないね、相手の重さに限界がきてやられたよ』
通信機からお銀が言うと、勇樹は「あ」と思い出したかのように反応する。自分が作った原因だと。だが。
『わずかだけどこのマークⅣがお前たちを救ってくれたのは嬉しいよ、波に飲み込まれる前に自分を犠牲にした船乗りを思い出すよ…だからこれだけは言うよ。あたしたちが犠牲にした分、たっぷりやっちまいな!!』
「お銀さん…わかりました。勇樹さん!」
「あ、ああ…分かった!」
お銀の言葉に西住と勇樹は答え、戦車に乗り込んで市街地へと走行する。
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「私たちの戦車は残り6両、相手の戦車は14両」
「どうやって倒していくかだ…だがフラッグ車はどちらも1両」
西住と勇樹はそう言いながらみんなに指示を出していき、あきらめないことと最後まで戦うことを伝えている。
「向こうの狙いは、フラッグ車である私たちあんこうチームです! みなさんは相手の戦力を出来る限り分際してください!」
西住は通信行きに向けて言うと、彼女たちは決心をする。
「みんな! 敵を挑発するよ!!」
『はい!!』
バレー部基アヒルさんチーム。
『アンコウは敵フラッグと1対1の機会を狙っています。レオポンチームの協力が不可欠です!』
「心得た」
「燃えるね!!」
自動車部チーム基レオポンチーム。
『前方はもちろんですが、後続のオチキスやFCM36の総攻撃に十分気を付けてください!』
「隊長! 後続の方は任せてもらっていいですか!?」
『お願いします!』
『よっしゃー!!』
「やったるぞー!!」
1年生チーム基ウサギさんチーム。
『AMX-13は、Ⅲ突のように回転していませんので回りながら攻撃してください!』
「あいよ、大洗に名に懸けて!」
『名に懸けて戦う!!』
お祭り大好きチーム基金魚さんチーム。
『勇樹さん、あとは』
「わかっている…オレは小春田か怜雄を探す…急いでな!!」
勇樹たち基カンガルーチーム。
「麻子さん、袋小路に気を付けて相手を拡散してください!」
「オッケー」
「沙織さん、互い一の把握。情報を密にしてください!」
「了解!」
「華さん優花里さん、HS0017地点までは、極力発砲を避けてください!」
「「はい!!」」
あんこうチーム…彼女たちが大洗を救うカギとなっている。
「これより最後の作戦、『ふらふら作戦』を開始いたします!!」
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黒百合が移動していた時、目の前に大洗の戦車が横通って行く。
「敵発見しました」
「わかった、各自大洗を攻撃しろ。分散許可をとる!」
怜雄の言葉に各戦車は分散し行動していく。
アヒル、ウサギ、金魚、カンガルー、レオポン、そしてあんこうに分かれて。
ドガアアアッ!! ドガアアアッ!!
相手が砲弾を放つと一番後ろのアヒルさんチームから砲弾が放たれて攻撃をしていく。
いたちごっこしていくかのように砲弾を放っていく。だが。列から外れて物陰にうまく隠れたウサギさんチームと金魚さんチームは出てきて黒百合の後を追っていく。
あんこう、カンガルー、レオポン、あひるが右に入ると黒百合は後を追っていき、住宅街へと入っていった。
移動しながら左右に揺れていき、出来る限り標準させないようにしていくのも作戦のうち、それを見た小春田は「邪魔ですわ、お退きなさい!!」と3両の戦車に向けて叫ぶのであった。
あんこう、カンガルーが右に行くとレオポンとあひるはそのまま前に進行していく。
先頭にいた戦車はレオポンたちを追うが残りはあんこうたちを追っていく。
「こちらあんこう、448ジャンクション左折します」
『同じくカンガルーもです!』
沙織と百合子は各チームに通信していくと沙織は続けて連絡する。
「レオポン、373左折。あひるさん373右折してください」
「373の先、あと三つ直進」
「はい!」
アヒルさんチームは妙子の連絡に忍は答えながら操縦していく。その頃…。
「最後尾発見、あや、準備オッケー?」
「もちろん!」
「こっちはその前にだ…天の川行けるか?」
「簡単だよ!」
ウサギさんチームは前に出てきて敵を挑発し、金魚さんチームは前にいた敵を挑発してオチョクリを開始する。
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「す、すごい…みんなを混乱している」
それを見ていた太田たちは画面上のマップではまるで徘徊している警備員に気づかれないように後ろについている泥棒のようになっているのを見ている。
見方を変えれば、道をわざと間違えさせているようにしていた。
「これだけやると相手は戸惑うわね…」
「そうだな」
桜とアレンはつぶやくかのように言うと、天女が「そう言えば」と先ほどのメールを思い出す。
「あの文章ですが、考えてみたら文字を並び替えるのでは?」
「うん、それなんだけど少し時間がかかって…あとはあの生徒の一覧、少し気になる人物がいて」
太田の言葉に天女は「気になる人物ですか?」と言うと彼は「うん」と答える。
「この、『
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旋回したウサギさんチームは、FCM36に攻撃するが無傷、焦げ跡が付いただけしか残っていない。
「固すぎる!」
「かいぞうしているのかな…ゼロ距離から出も無理だとしたらどうすれば…」
あやと梓は「どうすればいいのか」悩んでいた、その時。
トントン
「え?」
何かに肩をトントンとしたため、何かと向くと沙希がいた。無口でしゃべらない彼女だが。
「…接合部分…脆い」
「接合…あ!」
しゃべった沙希にあやはみると、朱里した後である接合の部分がはがれていた!
「すごい沙希ちゃん天才!!」
「よーし! せーので行くよ!!」
あゆみがそう言うと2つの砲台は接合部分に向けていつでも打てるようにした。そして。
『『『『せーのーで!!』』』
ドドンッ!! バゴオオッ!! シュポンッ!
ウサギさんチームの砲弾は接合部に当たった瞬間爆発し、そのまま白旗が出てきて降参となった。
そして、金魚さんチームも。
「撃てえええっ!!」
ドガアアアッ!! バギッ!! ゴオオンッ!!
日向が放った砲弾は支えとなっている部品をへし折り、戦闘不能となった。
また、アヒルさんチームも。
ガアアアアアア…ドガアアアッ! ドガドガアアアッ!!
黒百合から撃ってくる砲弾をよけていき、相手の挑発を乗っけている。
「挑発に乗るな、これは罠だ!」
罠だと感じた生徒は、霊性を保つように指示をするのだが。
ドンッ! バンッ!!
八九式が当たると同時に走行に砲弾を放って威嚇攻撃をする、その結果。
「このっ!! 軽戦車のくせに!! 体当たりだ!!」
結局挑発に乗り体当たりをするが、八九式は離れてしまったため味方同士の攻撃となった。
八九式はそのまま段差がある坂道を上り上へと行くと、敵に向けて砲弾を放って行く。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ウサギさんチームは、残ったAMX-13を後ろから追っていき砲弾を放つ。が固い装甲のため跳ね返り、そのまま前に逃走していく。
「逃がすな! おえー!」
「おえー!!」
AMX-13はそのまま右へと行き姿を消した、M3リーはそのまま進んでいくが、梓は何かに気づいたのか桂里奈に「停止!」と指示を出すと彼女は「えいっ!!」と急ブレーキをした。その時。
ドガアアアッ!!
真横から砲台を構えて砲弾を放ったAMX-13、待ち伏せをしていたようだ。
そしてM3リーの前に移動すると、M3リーは後ろに肯定して逃走を始める。
「ちょっと、75mmライフル砲怖いんだけど!!」
追ってきている主砲にあやは怯えているが、梓は後ろを見ながら桂里奈に「桂里奈ちゃん、そのまま後ろに真っすぐ進んでいって」と指示をする。
それでもなお、AMX-13は追ってきている。
「ど、どうするのこれ?!」
「あ、そうだ、くっつければいいじゃない! 砲弾撃てないし!!」
「あったいい桂里奈奈ちゃん!」
桂里奈の提案に優木は褒める。見事戦車は敵戦車に引っ付けたが、相手が離れたため再び引っ付く。離れては引っ付く、それを何度も繰り返していた。
「1年なめんな!!」
「なめんなー!!」
あゆみとあやが挑発を作るかのように時々叫んでいた…その時。
「桂里奈ちゃん、左によけて!!」
「あ、あいいいっ!!」
梓の指示にM3リーは急いで左によけた、するとAMX-13はそのまま前に進んでいき。今は使用していない川の中へ落ちていった。
そして白旗が上がって戦闘不能となって梓たちは大喜び、だが相手の砲弾が放たれた際。よけたときに大きな衝撃が発生し、M3リーはそのまま倒れると同時に白旗を出した。
「すみません、ウサギチームやられました…」
『こっちも同じだ、全く。破損個所が多いぜ』
両チーム戦闘不能を西住に伝えると彼女は「わかりました」と答える。そして。
「まもなくHS0017に着きます! レオポンさん今どこですか?!」
『こちらレオポン、HS入りました』
「0017に移動してください! カンガルーさんも一緒に!」
西住はカンガルーチームもHSに来るように言うが。彼はこう答えた。
『いや、オレたちは少しやらないといけない相手が出来た…』
「やらないといけない相手って…誰なの?」
彼の言葉に沙織は質問すると、彼はこう答えた。
『我狼院怜雄…本人だよ』
目の前にはフラッグ車に乗っている我狼院がたたずんでいた。
なぜ、彼女はここにいるのか。それは西住は勇樹は不明だが、何か策がある可能性が高い。