観客席にて…大洗に住んでいたみんなや他校の生徒。その中に紛れるかのように西住しほと島田千代が座っていた。
「意外ですね、あなたが彼女たちに協力するとは」
「ふふ、それはあなたもでしょ?」
雷がぶつかり合うかのように両りゃはにらみ合うが、今はそれどころではない。この戦いは協力しなければ大洗は本当に廃艦になる。
「ふっ…しかし、今は協力し合いましょう。呉越同舟」
「敵同士が危機に陥ると助け合う…そうですね」
2人はそう言いながらある方向へと一斉に向ける。その先にいたのは…。
紫色の着物を着ていて茜色の帯をしている女性がいた、その帯は後ろに盗んで居らす前に結んでいた。遊女のように。
彼女は五月女流の師範である早乙女千早、一行の親でありその実力は西住流と島田流を超えるほど。挑む者は一度もいない。
視線に気づいた千早は煙管を一服して、彼女たちに向ける。
「おや、ぬしたちは確か西住流と島田流の」
「ええ、初めまして…千早さん」
「ふふ、初めまして」
2人は冷静を保ちながら挨拶をすると、彼女は「灰初めまして」と微笑み返した。そして。
「お二人さんが、わっち『五月女流』の戦う相手でありんすか?」
千早がそう言うと、2人は「はい」と答える。
「初めて戦う相手ですが、負けは認めません」
「そうね、島田流の名に懸けて。堂々と戦いましょう」
「ふふ、そうでありんすね。西住流と島田流。わっちと戦ってどちらが勝つか気になりんすしねぇ」
しほと千代は千早に向けて言うと、彼女は嘲笑うかのように答えた。それを見た観客らは「天と地と海が終わる」と覚えていた。
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開始の礼をした後、大洗連合側はルールとして10分間の作戦会議を要求し、それを蝶野教官は許可が出た。
森の中に用意した迷彩柄のテント。その中には各学園の隊長と勇樹がいた。
「では、チーム編成はこれでいいですね」
みほは編成チームが書かれた黒板をみんなに見せると、みんなは「わかった」と答えた。
一、Ⅳ号戦車、チャーチル、CV33×2、ティーガーⅡ、Mk,Ⅳ戦車、ソミュアS35×2、Ⅱ型戦車F型、T-26、三色中戦車、T-34/85、シャーマン・ファイアフライ、KV-2、ロケット・バッター、カモノハシカー・DX、グレードキングダム・タンク。
二、ティーガーⅠ、九七式中戦車×2、九五式軽戦車、ARL44×2、AMX-13、BT-42突撃砲、三式中戦車、マルチダⅡ歩兵戦車、M4シャーマン75mm砲搭載型、M4A1シャーマン76㎜砲搭載型、タートル・エジソン、ワシべロスメカ、ラビットレーサー、スペース・チクリーン2
三、P40型重戦車、CV33×2、クルセイダー、ヘッツァー、M3リー、パンター×2、ティーガーⅡ型、九四式系装甲車TK、ルノーFT-17×2、ジョーロタンク、ブラック・クロー、Z・ティーポットタンク、クジラ・パイレーツ、車海老メカ。
四、CV35、ベルデハ2、Ⅲ号突撃砲f型、B1bis、ポルシェティーガー、IS-2、A41センチュリオン、M26パーシング×3、ワイルドモグリーノ、ブンボーガー、ケーキタンクメカ
五、T-34/85、AMX-13、M41セモヴェンテ×2、九七式中戦車、AMX-30、オチキスH35×2、ドクター・バッキンバキン
「思った以上に分けるのに苦労したな…だが」
「有利になる可能性はあるわね」
勇樹と桜はそう言うと、ダージリンは「ところで」と言い始めた。
「隊長はみほさんに決まりましたが…副隊長は?」
それを聞いたみんなは「あ」と目を丸くして思い出す、副隊長は誰にすればいいかと。今から肝要としたところカチューシャが「それなら簡単よ!」と言いだした。
「まさか、カチューシャが副隊長…それは理解できいますが」
「いいえ、私より優秀なのが1名いるじゃない! ユキーシャ!!」
まほが言っているとカチューシャは勇樹に無Jけて指を指した。それに気づいた彼は「あ、オレ?!」と驚く。
「そうよ! あんたはミホーシャを狙う敵を推理したじゃない! それだったら、この私よりユキーシャがお似合いじゃない!!」
「いえいえいえいえ!! それは偶然ですよ! 探偵をしているとはいえ、そこまで的確には!!」
「あら、それだったらニルギルから聞いた話だと。道具を使っているとはいえ、あなたたちの力は素晴らしいと言っていたわ」
「そうだね、ハナと同じ砲手の幹子はまるでフェンシングのように冷静さがあるからね」
「それは私も同じだ! 油断した後ろからの攻撃は、我がアンツィオの隙を作ったからな!!」
勇樹が拒否する言葉を覆すかのように、ダージリンとナオミ、アンチョビは答えると。勇樹はますます顔を真っ赤にして「違う違う」とつぶやき始める。
「あの、石川先輩顔赤くなっていますけど」
「元に戻るかな…?」
それ御W見て心配していた妙子とゴモ代は心配していると、伊江が出てきて「治るぞ」とカバンから氷を出して彼の背中の裾から入れると、勇樹は「にゃっ!?」と驚く。
「い、伊江!! 何をしたって冷たっ!?」
「まーまー、それはさておき…みほさん、各部下の下知はどうするんだ?」
伊江の言葉にみほは「それでしたら」と言いだした。
「私たちはひまわりチーム、ケイさんがたんぽぽチーム、アンチョビさんがあさがおチーム、ありすさんが撫子チーム、そして我狼院さんが推薦チームでよろしいでしょうか?」
「たんぽぽね、結構いいチームじゃない!」
「ほぅ、私たちが朝顔。太陽に上る意味でいいじゃないか!」
「ありがとうみほさん」
「ふむ、水仙は油断してはいけない植物…分かったみほ」
みほの言葉に各リーダーは納得する、そして。
「問題は作戦名…ま、まさかだとは思うけど」
勇樹はそう言いながらダージリンたちの話を聞いてみた。
「更新しながら放つ、相手は黒薔薇とはいえ動きながら砲撃は出来ないかと」
「楔を打ち込む方法はどうかしら? 浸透方式がありますし」
「火力があればいいよ! 相手はメカを用意しているとはいえ砲弾で壊れるかもね!」
「2重包囲よ! 戦車とメカの愛称をよく考えれば十分よ!!」
だが、ダージリン以外にエリカとケイとカチューシャの言葉に勇樹は「おいおいおい待て」と彼女たちを押さえつける。
「黒薔薇はそんな単純な方法で騙せることはできない、特に相手の命をだ」
それを聞いたみんなは「あ」と青ざめて意気消沈する、するとミカが「それじゃあ」と言いだす。
「勇樹が作ったあのメカ…それ以外に道具はあるかい?」
ミカの言葉に勇樹は「あ、それでしたら」とカバンに手を入れると10個の道具を出した。
ドサドサドサッ!!
「うわっ! これって!?」
「爆発した道具が10個だけ無事な道具です、使えるのはこれらですが…」
それを見たエリカは驚き勇樹は解説すると、杏は「おお、これが道具なんだね」と改めてみる。
「これらは、使い方次第で役に立つ。これらは残った大型の粗大ごみで何とか作り『え、ちょっと待って』ん、どうしましたか。アズミさん」
勇樹が話をしていると、元BC自由学園の生徒であり今は大学選抜のアズミが彼に質問してきた。
「今大型の粗大ごみって言ったよね…それじゃあ、あのメカも?」
アズミはそう言いながら、外にあるメカに向けて言うと彼は「はい、1晩で」と答えた。
「そう一晩で…一晩!?」
『『『『一晩で!?』』』』
『『『『『直して作ったの?!???』』』』
みんなが一斉に驚いたため、勇樹は「え、何か可笑しなこと言った?」と目を丸くしている。
するとエリカが「当り前よ!」と言いだした。
「た、立った一晩であんなのを作るって…アンタ化け物よ!!」
「ば、化け物って…まぁ半分は当たってるけどそこまでは…じゃなくて」
「道具をこれだけでやるなんて、非常に器用だな」
道具を手にして褒めるまほにアンチョビは「料理もうまいのか」と疑問を浮かびながら道具を手にする。
「と、とにかく今はこれらを使っていきましょう。汚い手ではあると思うが、身を守る程度であれば問題はないと思います」
勇樹は慌てて訂正すると、みほは「そうです!」と同意するかのように言いだした。
「相手はどんな手段でも勝つ手段は分かりませんが、勇樹さんの言う通り命を狙う可能性があります。今はこの道具をどうにかしないといけません」
みほがそう言っていると、みんなは「確かに」と言いながら道具を見ていると、太田は何か思い出したのか「あ、作戦」と言うとみほは「あ、それも忘れていました」と答える。
「そう言えば作戦名はどうしましょう…」
「それでしたら、難しいことを想像している黒薔薇のことを考えて『飛んで火にいる夏の虫』はどうかしら?」
「ノンノン、少し相手がわかるかもしれないわ。ここは『嘘から出た真実作戦』よ!」
「おーっと! それは相手が困惑して咲きこされるかもしれない、ここは我がアンツィオが考えた作戦『マカロニもゆでれば丸太になる作戦』だ!」
「むしろ危険よ! 水攻めのことを想定していると思うわ! ここは天候を利用して攻撃する『雪も積もれば雪崩が起きない作戦』よ!」
「落ち着けみんな、ここは黒薔薇の時間を考えて『先を越されぬ道は、外れるところあり』はどうだろうか?」
「いっそここは、相手よりも先に貫いていきましょう! 作戦の名は『一騎当千、貫くものは何度もこれぬ』でどうでしょうか!!」」
「作戦か…私は少し風に頼んでみたらどうかな?」
「まぁまぁここは落ち着いて、ここはケーキのことを考えて『火薬がなければ故障を使って作戦』はどうかしら?」
「それって高級な例えじゃない? こっちは見た目を騙すかのように『いわぬ嘘はそれは真実作戦』で行くわ!」
「あ、あのみなさん。それ以上言うと勇樹さんが」
ダージリンたちが作戦名と理由を言っているのをみほは慌てて押さえつけようとするが、勇樹は頭から蒸気とバネが出てきて混乱をしていた。
「あれがそれでこれがどれで…あわわわわ」
「ゆ、勇樹さん」
倒れそうになっている勇樹を愛里寿は急いで支えると、彼は「みょっ!?」と慌ててあたりを見渡す。
「な、何か不穏の気配が…気のせいか」
「不穏…何が?」
あたりを見渡す勇気に愛里寿は頭を傾けていると、みほは「あ」とある作戦を思い出した。
「あの。この作戦名はどうでしょうか…『こっつん作戦・音の気配は寒気がする』」
それを聞いた勇樹は「みほらしくないようなあるような?」と目を丸くしているが、まほは「いいじゃないか」と答える。
「それはきっと、相手が攻撃する際に発する音を聞く…わずかな音の差でか」
「あ、はい。私たちとおね…まほさんたちの力と、勇樹さんが用意してくれたこの道具を使えばきっと何とかなりますから」
みほはそう言いながら道具を見ると、勇樹は「でも、いいのか?」とみほに向けて言いだした。
「相手は戦車も使うから、そこは西住さんたちが戦い。オレたちはメカで戦うけど…」
「ううん、今は戦車道都市戦うんじゃなく、戦車と共に勇樹さんと戦う…黒薔薇のみんなに」
みほの言葉に続けてまほが「そうだな」と続けるように言いだす。
「みほが考えた作戦だ、お前は小梅と一緒にみほを守ってくれた」
「そして、初心者のみんなを鍛えてくれたのよ」
「たまにはボディを少しスリープしたらどう?」
「私もだ、いくら体力があるとはいえ働き続けるのは毒だぞ!」
「そうよ! 私たちはこう見えてちゃんと睡眠をとっているから! 無理は禁物よ!」
「そうだね…ここは自然とみんなの力に任せよう」
「私もよ、甘いものを食べて少し頭を柔らかくしてね」
「お礼と思って、少しは感謝したらいいわよ」
「うん…私も、同じ」
「そうだな…勇樹、ここはみほの言葉を」
まほたちの言葉に勇樹は「あ…わかりました」と答えうと、勇樹は「それじゃあ」とみほに向けると、彼女と一緒にこう言った。
「『こっつん作戦・音の気配は寒気がする』、開始します! パンツァー・フォー!!」
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その頃、丘にはT14が3両とM26重戦車が5両、足がタイヤになっている鹿メカと豚メカが2機と象型のメカが1機たたずんでいた。
その象型のメカには、黒幕である小春田がハッチから開いて森を見ていた。その森には大洗連合のみんながいたから。
「なにを話しているのかしら…小汚い真似をして」
小春田はそう言いながらにらみつけると、T14から「おい」と一行が声を出した。それを聞いた小春田は「はい、なんでしょうか」と答える。
「お前の言っていた作戦だが、勝てる自信はあるか?」
「もっちろんでございますわ! あたくしはこう見えて天才ですかわね。ほほほほほほっ!!」
小春田はそう言いながら高飛車で答えうと、彼は「そうか、なら任せる」と言いながら戦車に乗り込む。
それを見た彼女は「あー、これ突かれますわ」とジト目で見ながら操縦席を見る。
そこには虹色に輝く液体が入ったカプセルと黒色に輝く恐ろしい液体が大量にあったからだ。
「装填手さん、準備はよろしいですか?」
「はい! 装填はいつでも可能です!」
「砲手さん?」
「いつでも放つことはできますよ!」
「通信手?」
「盗聴は一応できます…うひひ」
「操縦手?」
「これくらい楽勝だっ!!」
小春田は4名に向けて言うと、彼女たちは答えて画面や窓に向けて答える。
それを聞いた彼女は「わかりましたわ」と言いながら椅子に座ると同時に、こう言った。
「弱肉強食、弱い者は消え去る…見せてあげますわ!!」
小春田がそう言うと同時に、廃校をかけた試合は花火とともに始まった。