ガールズ&パンツァー 時空を超えた機械と協力者   作:水岸薫

41 / 105
第33話『倒せ! 黒薔薇の最強メカを!!』

「あれは…!」

「海亀…背中に砲台がたくさんついている?!」

 

 それを見ていたしほたちは驚き、会場にいた人らもざわついていた。

 すると海亀型のメカは砲台を動かすと、どこかへと一気に放った。その影響で森の一部や岩が爆風と衝撃波で壊れ、砕けていった。

 

「黒薔薇のメカにしては妙ね…あの砲台の大きさであってもそんなに威力は…」

「そうね、でも圧縮した火薬でもそこまではないわ。自走臼砲カールでも…」

 

 2人はあの威力はどうして出るのか考えていると、しほの電話が鳴ったため彼女は出ると『石川勇樹』と表示されていた。

 

「勇樹、何かわかったのかしら…はい私です…ええ、今確認しました…なんですって!? あれが闇の薔薇の力!?」

 

 彼女の言葉に千代は「え、何が?」と目を丸くしているが、しほは話を続ける。

 

「それで、この威力を抑えることは……今は不明…なら急いで倒しなさい、今ならまだ間に合うと思うから。それじゃあ」

 

 しほはそう言いながら電話を切ると、千早は「逆転のようね」とあざ笑う。それを聞いた千代としほは彼女をにらむ。

 

「あなた…あの力がどれくらい危険か知っている?」

「下手したら、命を落としてしまうのよ。使い方を間違えれば」

「あら、いかほどわっちの息子でさえ。あのような事態は慣れてありんす」

 

 2人の言葉に彼女は鼻で笑いキセルを持ち上げるが、慌てっぷりを隠していないのか上下に揺れていた。

 それを見た2人は「(あ、この人も同じなのか)」と察した。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「こ、このメカって確か!

「『ジャイアント・タートル・キャノンメカ』! 黒薔薇が作ったメカだ!!」

 

 映像を見た勇樹は驚いていると、クレセイダーから『え、本当ですの?!』と驚く声がした。

 

「あの威力って確か闇の薔薇を利用している…半径は」

「150メートルから1キロ以内…射程距離が広いから簡単逃げ切ることが出来ない…急いでいくぞ! 小森!!」

 

 幹子と勇樹の考えに、彼は急いで小森に指示を出すと彼女は「わかった!」と操縦かんを動かして『ジャイアント・タートル・キャノンメカ』に向けて発進していく。そうしていると百合子から「戦車行動不能が続出!」と連絡が入った。

 

「やられたのは!?」

「えっと、あ! 『IS-2』が1両と『KV=2』です!」

「IS…KV…っておいそれって確かプラウダの!?」

「は、はい…あ、『セモヴェンテ』が1両やられました!!」

 

 続出する脱落戦車に勇樹は「またか?!」と驚く。

 

 そうしている間、太田たちを含む水仙チームとCV3と八九式、ヘッツァーとBT42は『ジャイアント・タートル・キャノンメカ』に向かっていた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「これが『ジャイアント・タートル・キャノンメカ』…」

 

 太田たちは、双眼鏡で敵に見えないところから黒薔薇のメカを発見する。巨大なカメの姿にアンチョビは「なんだあれは…?!」と驚く。

 

「いやぁー、これは驚くのを用意したねぇ。であれは?」

「勇樹が用意したメカの資料を見ろ。そこに乗っているはずだ」

「そうか…て、なぜ上から目線だ?!」

 

 文の言葉に河嶋は怒るが、杏が「かーしま、落ち着けよー」と言いながら、黒色の本を出して調べてみる。この資料は、勇樹があらかじめ用意した一種のメカの使用、黒薔薇のメカがすべてではないが書かれていた。

 

「へぇー、このメカってもともと海中用に用意したんすか」

「高さは約150メートルで方形や約1メートルって…この砲弾は?!」

「特注ですよ、結構お金を掛けていますよ」

 

 資料を見ていたペパロニ、柚子は驚いてると。霊華は冷静に答えながら双眼鏡を覗いている。

 そして河嶋は「弱点はあるか?!」と言うと彼女は「そうですね…」と考え込んで数秒後…。

 

「唯一の弱点はあの海亀の性能ですね…」

「え、海亀のどこが弱点ですか?」

「あのメカは元々海中…つまり水中専用のメカです。足のヒレがあのようですといくら攻撃は強くても移動が遅いですからね」

 

 磯部の言葉に彼女は答えていると、ペパロニは「難しいっすねー」と言いながら鋭い爪が付いたマジックハンドを出した。

 

「それにしてもこの道具、なんで人の手のような形をしているっすかねー…?」

 

 ペパロニはそう言いながらマジックハンドを木に刺していると、河嶋が「こら、話を聞け!」としかられる、彼女は「うわ、やっべ!」と急いで引き抜こうとした…その時。

 

 

 スポッ!

 

 

「ん?」

「え?」

「お?」

 

 突然線が抜けた音がしたため何かと見まわしていると、CV33に乗っていたジェラートが「ぺ、ペパロニ姐さん! 上を!」と言ったため何かと思い見てみると。

 

 爪が付いたマジックハンドが木を軽々と持ち上げていた。

 

「…えええ!?」

 

 それを見たみんなは驚いていると、福音が出てきて「あー!」と道具を指さして言った。

 

「それって『スーパーマジックハンド』だよ!」

「ん、何そのスーパーマジックハンドって?」

「初めて聞きます」

 

 福音の言葉に、杏と小梅は反応すると。京子が「解説します」と答える。

 

「その道具は一種のマジックハンドで、指が刃物のようになっているのは重い物体を軽々と持ち上げることが出来る『鉄骨金属』と言う特殊な金属で使用しているのです」

「あ、だからペパロニさんが木を軽々と」

 

 京子の言葉に妙子は理解すると磯部は「あ」と何か思いついた。

 

「あの、思いついたんですけど…これってロープ斬ることできますか?」

「え、切れますけど…?」

 

 彼女の言葉に京子は答えていると、後からヤタガラスチームのメカ『ロケット・バッタ―』とカップチームのメカ『DX・カモノハシカー』がやってきた。

 そして停止すると同時に頭のハッチが開き、圭太とココアがやってくる。

 

「遅れてすみません! なんとかばれないように来ましたが」

「地底カメラで少し調べていたら、もっと厄介なのがいたよー」

「厄介なのが…いた?」

 

 圭太とココアの言葉にあけびは何かと頭を傾けると、ココアが「今送るよー」とスイッチを押すと、みんなの電話にメールが届いた、。

 そしてそのメールを開いて写真を見ると、大型の戦車に2つのドリルが付いており、砲台は3つ付いている。

 

「これって京子さん、確か」

「調べてみます…ありました、これは警察機動隊及び日本国防軍が用意した特殊戦車…ですがどうして?」

 

 太田と京子の言葉にペパロニは「え、どういう意味っすか?」と頭を傾げる。それを見たココアは「簡単に言うよー」と答える。

 

「もともと地底に潜む敵を倒すために用意したメカ、それが何者かに盗まれた。もしくは設計図を盗んで作り上げた可能性があるってことだよー」

「…あ、それでなんすね!」

 

 ココアの言葉にペパロニは納得すると、磯部が「あの」と続きを言いだした。

 

「これを利用すれば…どうでしょうか?」

 

 そう言って磯部は『ねん土道具セット』と『頑丈ロープ』そして『スーパーマジックハンド』を出すと、杏は「お、どんな作戦があるの?」とみんなと話し合いをした。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 『ジャイアント・タートル・キャノンメカ』から約300メートル離れた森の中、そこにはSNS部のメカである『狸タンクメカ』と継続高校の『BT-42』が潜んでいた。

 

「まさかお前と一緒になるとはな…」

『こっちも驚いたよ…それじゃあ』

 

 車長である月夜輝夜の言葉にミカは何かを準備すると、突然カンテレ音がしてきた。それを合図に。

 

「鈴女、エンジンを」

「わかった」

 

 彼女の言葉にマスクをした少女『設楽鈴女』はエンジンを入れると、『狸タンクメカ』についているお酒に手が伸びて、中に入っている何かを飲むと同時にエンジン音が響く。

 

「発進!」

 

 彼女がレバーを倒した途端、両脚のタイヤは煙を出しながら発進していく。それと同時にBT-42はマフラーから白煙を放ちながら発進していく。

 

 

 バキバキバキッ!! ドガアアアァァァァァ!!

 

 

 1体のメカと1両のメカが森から出てきて枯渇した池を超えて『ジャイアント・タートル・キャノンメカ』まで飛んでいった。

 

 ドガンッ!!

 

「うわっ!?」

「なんだ?!」

 

 突然の事態に黒薔薇たちは驚き外を見ると、『狸タンクメカ』とBT-42が着陸して白い煙を放ちながら移動している。そして。

 

「くらえ!」

 

 ドガアアアッ! バガッ!

 

 吉備人は引き金を引くと、胴体のおなかから砲台が出てきて砲弾を放ち。黒薔薇のメカである鹿型のメカを破壊した。

 

「おのれっ! 追え、地底戦車軍! 我々も追う!」

『あいよー』

 

 逃げていく2体に車長が通信機で41型大型戦車に乗っているチームに攻撃するように言い、急いで乗り込むと後を追い始めた。

 

『これは人生にとって必要な戦いなの?』

『おそらくね』

「はっ、オレ様もそう思うぜ」

 

 アキの質問にミカは答えると、輝夜は笑いながらツッコミを入れつつ。鈴女に「右によけよ」と指示をしてメカを右によける。

 そうしている間に、上ではロケット・バッターの後ろに並ぶかのように八九式の上にCV33が乗っていた。

 

「よーし、これで準備は完了! 典子さん!」

『わかりました! 会長!』

『今しか行けない、いけいけー!!』

 

 圭太は典子と杏の言葉に「了解!」と言い、操縦手である天は「わかりました!」とシフトレバーを動かすと、左右の真ん中についている関節の足先から球体上のタイヤが出てきて速度を増していく。だが。

 

「しまったぁ! これは罠か!!」

「くっ!! 『ジャイアント・タートル・キャノンメカ』、砲台を変えろ! 今すぐにだ!!」

 

 車長が驚いていると、通信社がメカに向けて通信していると、向こうからは『任せろよ! 粉々にひねりつぶしてやる!!』と同時に上段の3つの砲弾が動き狙いを定める。

 

「り、リーダー!! こっちを狙って今すぅぅぅう!!!」

「まだだ、まだタイミングが」

 

 慌てる穂希に、圭太は真剣に紐を掴んでいる。そして。

 

 

 ドガアアアァァァァァァア!!

 

 

 砲台から3つの爆弾が出てきてロケット・バッターに当たろうとした…その時。

 

「今だ、上げろっ!!」

「ふっ!!」

 

 彼の合図に天と一気に紐を引くと、メカは上がると同時に爆弾から逃れ。爆弾は端に着弾すると大爆発した。

 

 

 ドガアアアァァァァァァア!!

 

 

 橋が爆発すと同時に、BT-42と狸タンクメカは橋の下をくぐろうとするが。ミッコと鈴女は「フフッ」とにやけると速度を上げて逃げていく。

 

「何が狙いなんだ?」

 

 それを見た車長は頭を傾げるが、メカと戦車が通ると同時に上から瓦礫が落ちてきて戦車に当たる。そう、先ほどの『ジャイアント・タートル・キャノンメカ』から放った爆弾は橋に当たり爆発が起きると地面は瓦礫に代わり下に落ちていく。

 その結果瓦礫は彼女が乗っている戦車『九八式戦車』の砲台に当たろうとした、急いでよけようにするも早く渡ろうとした無理に瓦礫に入ったため抜けれず。その結果瓦礫は砲台を曲げられてしまい。行動不能となった。

 

「残り一両!」

「そうだな…地面!」

『ミッコ、下!』

 

 輝夜とミカは急いで指示を出すが、地面が盛り上がると同時にドリル型のミサイルが出てきた。そして。

 

 ドガアアアッ!! ガラガラッ! ガンゴンバギィィィイイッ!! ドガアアッ!!

 

 ギュィィィィッ…ドガアアッ!! バガアアッ!!

 

 BT-42はドリルに当たらなかったものの、かすった衝撃で左右のキャタピラは外れて何回か横転し、穴に落ちる。

 狸タンクメカは、ドリルに貫いてしまい、速度は低下せずBT-42と同じ穴に落ちる。

 そして地面が盛り上がり、そこから41型の戦車が出てきてハッチが開くと、金髪の女性が出てきて1両と1機が落ちた穴を見る。

 

「ふっ…これで終わりだな」

 

 キャタピラがなければ動くことは出来ないBT-42と、おなかを貫かれて動けなくなった狸タンクメカ。どちらも壊れてばこちらの勝ちと思った…が。

 

「あの…少しいいですか?」

「ん、なんだ?」

 

 砲手であろう金髪の少女が車長に向けて言うと、彼女はこう言いだした。

 

 

「あのBT-42は確か、キャタピラではなく駆動転輪と設置転輪をチェーンでつないでいるだけで…あのタヌキは確かことわざで『狸寝入り』がありますが…」

「…あ」

 

 彼女の言葉に車長が青ざめていた…その頃。

 

「エイッ…ハァッ!」

 

 BT-42内部ではミッコがハンドルを切り替えて、エンジンをかける。

 

「そらよっと!!」

 

 狸タンクメカは胴体の装甲がはがれて手足は外れ頭にしている笠は外れた、代わりに4輪のタイヤが出てくるとエンジンが起動して、両者同時発射する。

 

 

 ガァァアアアアッ!! シュッ!!

 

 

「にょわっ!! あれありなのか、てかあの茶釜は何だ?!」

 

 突然現れたBT-42と変わった姿をした茶釜に車長は驚いていると、スピーカーが出てきてミッコと鈴女の声がした。

 

 

『天下のクリスティ式、なめんなよ!!』

『これは変形がメカ『狸の茶釜メカ』なのでーす!!』

 

 

 それを聞いた彼女は「知るか!」と言いながら戦車に乗り込む。

 そして、ジャイアント・タートル・キャノンメカによって橋には煙が出ていたが、突然八九式とCV33を担いだ戦車が現れた。

 

「なっ! あのバッタは?!」

 

 それを見た車長は驚いているが、実はあのロケット・バッターのついていた紐基ロープは、八九式等を前に出て自分たちが攻撃を与えてやるために『頑丈ロープ』を利用したもので、引けば胴体が上がると同時に戦車の先頭につけておいたロープの力により前に進む。そして一気に攻撃を受けて身代わりをするようになっていた。

 だが、砲弾の位置がずれていたためあたりはせず、逆に橋に当たった。そして。

 

「いっけぇえええええっ!!」

 

 川西が八九式の速度を上げると、車体は浮き始めるように後ろにそり始めた。今にもCV33が落ちそうなほど。

 

「必殺!」

 

 そして磯部の言葉を合わせるかのようにブレーキを踏むと、八九式はブレーキにより前に飛び出す、これは慣性の法則の1つである。

 その衝撃で、CV33は前に飛び出して弧を描くかのように飛んでいった。

 

「殺人、レシーブ!!」

 

 その他移民を図って、ペパロニは「今だ、あの目を狙えええええっ!!」と機銃を目に向けて放つ。

 機銃が目に当たると目にひびがい入り白色に変色する、これは目というよりキャノピーであり外の様子ㇽを見るために用意したものであろう。それが割れない程度にひびが入ると。外の様子が見れない。

 この作戦は行けた…かと思いきや。

 

 ゴンッ…ドシン!

 

 橋と陸の手前でCV33は逆さになって落ちた、旗が出ないのが幸いだ。

 そして、下では41型の戦車に追われながらも逃げていくBT-42と狸の茶釜メカ、砲弾を放つが茶釜による堅い装甲で跳ね返されてしまい防御をしていた。

 

「ならば…あの酒瓶を狙え!!」

 

 車窓の指示に砲台の1つは酒瓶に結ばれている紐を放つと、酒瓶は離れてその衝撃で割れてしまい液体が出てきた。

 それを見た彼女は「ラッキー! 酒が飲める!」とハッチを開いて吸引機と一緒に飲もうとした…が。

 

 バシャアアッ!!

 

「……ぎゃああああっ! め、目がしみるぅうううっ!!」

 

 液体が顔に当たった途端、突然激しい痛みと苦しみに襲われて急いで中に入る…だが。

 

『ぎゃああっ! ナニコレイタイイタイ!!』

『傷に染みるよぉおおおおっ!』

『なんてもん吸い込んでんだああああ!?』

 

 吸引機により吸い込まれた液体は、中にいる搭乗員らも苦しめていた。それもそのはず、この液体は酒でなく。

 

「まさか、玉ねぎの汁ですか」

「玉ねぎは栄養があるし液体ならさらに栄養があるって聞きましたわ」

「いや、それはねえよ」

 

 一寸は液体の中を聞いて驚いていると、通信手兼副射のシンデレラが答えるが。輝夜はそれはないと突っ込む。

 そして、ミカが「よーい!」と言うと砲弾は41型の戦車に当たるが掠っただけで大きな変化はない。

 そして今度は反対周りにしていくと、41式から『方向を変えろぉおおっ!』と声がすると同時に進む方向を変える。

 

 その頃、橋の方ではCV33が逆さになっているのを確認できたのか。ジャイアント・タートル・キャノンメカは前に進んでいくが、両手足に力が入りずらいため前に進みにくい状態になっている。

 

「せっかく踏み台になったのに―」

 

 妙子がチャンスが出来たのにとがっかりしていると通信機から『作戦失敗だぁ、撤退しろぉおお!!」と慌てふためく河嶋の声が聞こえる。だが。

 

『いや、それいいアイデア…ペパロニー、履帯を高速で回転させろ!!』

 

 それを遮るかのようにココアがペパロニに指示をするが、彼女は「するか!」とご機嫌斜め。

 

「大体バレー部のみんなでこのような姿になったっす! まが履帯は回るが…それ以外認めるわけには」

『杏ちゃんから伝言『干し芋パスタをチョビ子と作ってやるからさー、お願い』だよー』

「よーし、回転させるっす!!」

 

 ココアの伝言(杏からなのは事実)を受けたペパロニは、履帯を高速で回転していく。するとDX・カモノハシカーがやってきて。

 

「よーし…とっべぇえええええええっ!!」

 

 ジャスミンが一気に速度を増して行き、八九式はロケット・バッターによって道を開かせると徐々に加速していき。そしてCV33に乗っかると。

 

 

 

 ドオオオオオオオッ!!

 

 

 

 履帯とタイヤによる速度でDX・カモノハシカーは空を飛び、ジャイアント・タートル・キャノンメカのところまで行く。そして。

 

「会長、弱点はあの甲羅にある緑色の楯ネ! そこを!!」

「うりゃあっ!!」

 

 ドガアアッ! バガアアア!!

 

 烏龍のお願いにココアは引き金を引くと、他の甲羅とは違って鮮やかに光る緑色の甲羅に当たると、装甲は割れて中にある機会に当たると爆発を起こして機能停止し。白旗を上げた。

 DX・カモノハシカーはそのままメカの頭に当たると、首へと進んでいき、無事着陸した。

 

 そして、下では狸の茶釜メカを追いかけていた41式が走っており、砲弾を放っていた。

 

「ま、前が…このっ!!!」

 

 ドガアアッ! バギィッ!!

 

 放たれた砲弾は茶釜メカの装甲を貫き、貫いた穴から黒煙が出てきて停止すると白旗を出して行動不能となった。

 

「当たったぁ…あれ、でも何か忘れているような?」

 

 当たったことに安心する砲手だが、何か忘れていることを思い出した…その時。

 

 

 ドガアアアアアッ!

 

 

「キャッ!!」

 

 突然何かにぶつかる音がしたため急いで外を見ると、BT-42が走行に攻撃していた。

 砲手は「させない!」と急いで装填手に「砲弾を!」と言うと急いで装填手は砲弾を装填すると、「見えないけど」と引き金を引いた。その瞬間。

 

 ガラガラアアアッ!!

 

 左の車輪を壊して走行不能にしたが、バランスをうまくとらせるようになっていたため行動負のとはなっていない。

 そして逆に自分たちに向けてきたため、彼女は「あ」と青ざめていく。そして。

 

「トゥルタ」

「ふんっ!!」

 

 ドガアアッ! ガラガラガラガラ…シュポッ! シュポッ!

 

 ミカの命令にアキは砲弾を放つと、装甲に当たり41式は行動不能となった。そしてBT-42は衝撃で地面に着くと反対の車輪は外れ、動くことが出来なくなり行動不能となった。

 だが、バレー部の作戦と継続とSNSの力によっり。黒薔薇のメカであるジャイアント・タートル・キャノンメカを倒すことに成功した。

 

「皆さんの健闘を祈ります!」

『ジジ―…あとは頼んだぞー!』

 

 ミカと無線機から聞こえる輝夜はそう言うと、彼女が手にしている楽器カンテレを鳴らす。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「あいつらのメカを倒した…驚いたな」

 

 報告を聞いた一行は、目を丸くして驚いていると。井上は「すごいっすね」と感心する。

 

「あの勇樹さんという謎のボクたちに、黒薔薇がやられるのは意外っすよ」

「おい言いすぎだ! いくら何でもいいことと悪いことが!」

「加藤黙れ、これは井上の言うことが正しい。これは少し舐めていた…ようだな」

 

 驚く井上に加藤は叱るが、一行はそれを落ち着かせて冷静に見ると、この先にある建物を見つける。そして。

 

 

「……移動するぞ、これは面白くなるな」

 

 

 一行はそう言って通信機を手にすると、何かを話す。そしてそれを通信手に渡すと中に入ってハッチを締めた。

 




オリジナルメカ紹介↓
このメカは『東城会直系西住会会長クロッキー』さんが送ってくれたオリジナルメカになります、ありがとうございます!

41式特大型戦車
諸元
搭乗員数はお任せします。
最高速度:65km/h
主装備:90mm砲
元々は悪質な戦車道流派による犯罪が横行した世界において警察機動隊及び日本国国防軍が配備している特殊戦車。
地底戦車黎明期に開発された装備であるものの、地下からの突入や暴動鎮圧、重戦車で作られたバリケードの突破に使用されてきた。
このメカは収納式の砲塔が搭載されており、車体前面のドリルが特徴である。
なお、今回は黒薔薇が何らかの方法でメカをどうにかして盗み、黒薔薇用に作り出した。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。