ガールズ&パンツァー 時空を超えた機械と協力者   作:水岸薫

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第34話『遊園地で騙されて、再度巨大メカ襲来?!』

 ジャイアント・タートル・キャノンメカと五月女流の攻撃により見方は減ったが、何とか相手の戦車と巨大メカを倒すことに成功した彼女たち。

 

「アブ引き部のメカは3体ほどやられた…百合子さん、大洗連合の皆さんは?」

「はい、継続高校にプラウダ、黒森峰などを含んで約8両がやられました」

「厄介な事態だな…西住、この後どうすれば?」

 

 勇樹は西住に連絡すると、彼女は『はい』と答える。

 

『このような事態になったのは私の責任です、互角に持ち込めると思ったんですけど』

『そんなことは…ない』

 

 間を割り込むかのように愛里寿が入ると、『愛里寿ちゃん』と福音が

 

『少しやりすぎるところもある、でも私は伝えたいこと分かる』

『そうだな…私も同じだ』

『ですがこれでは流石に西住さんのやり方ではありませんわね』

 

 愛里寿の言葉に同意するかのように、蓮華と剣が言っていると伊江が「なるほど」と答える。そして。

 

「ここからの作戦は、大隊長?」

「…はい、局地戦に持ち込んでここの特徴を生かしてチームワークで戦いましょう」

「それでこそ、西住みほのやり方ね」

 

 みほの言葉にマリーは答えながらケーキを食べていると、桜が「食べながら言わない」と注意される。

 そして勇樹は「ここから近い建物はどこだ? そこで個性の特徴を生かそう」と言うとまほは「そうだな」と答える。

 するとみほからの通信が入ると百合子が「通信です」と言うと、彼は「わかった」と答える。

 

『勇樹さんあの建物はどうでしょうか、あの中だと遭遇戦がやりやすくなります』

「そうだな…他のみんなは?」

『わたくしは賛成ですわ』

『背水の陣になると思うわ。どうすれば』

『そう言う戦いは、得意だようちらは…な』

『アンツィオも得意だ』

『そうそう、面白いじゃん』

 

 各リーダーの、ダージリンとカチューシャ、杏とアンチョビ、そしてココアは答えると、ペパロニは『そうっすか?』と疑問で答える。そして。

 

『では、パンツァー・フォー』

 

 みほは答えると勇樹は「居場所じゃん…決戦向きだ」と双眼鏡を手にしてみる。

 その先に見たのは…廃墟となった遊園地。

 

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「この遊園地は…山田舞、説明と詳細を」

「ハイ、これは交通の便と営業の悪さが原因でこのように廃園となった遊園地っす。詳しい話は不明なんすけど、どうやら小鬼言っているみたいっすね」

「予想通りか…ふっ」

 

 緑色のアホ毛が立った短髪の少女、『山田舞』が答えると、彼は不敵な笑みをだしながr通信機を手にする。

 

「こちら一行、彼らはどうやらその場所へと言った、お前らは?」

『あたくしたちも行っておりますわ! 霊の準備もしておりますし』

「準備…なんだそれはと言いたいところだが、行っているならまあいいだろう。すぐに行動できるように準備はしておけ」

『了解ですわー!』

 

 小春田の言葉に彼は疑問を浮かべながら通信機を切ると、加藤に渡す。そして。

 

 

「各仲間に向けて言う、廃遊園地に向けて全速前進だ」

 

 

 

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『残っている道具で何とかいけるかもしれません、使い方はみんな自由でお願いします。見方を変えるだけで役に立つかもしれません』

 

 勇樹からの連絡にみんなは『了解!』と答えている中、継続高校のヨウコは「わかった」と答えると風呂敷を広げて道具を見る。

 道具の詳細は連絡や戦車道の映像で学べたが、初めて見るのも多い。

 

「使い方を変えれば行けるけど…どうやってやれば…」

 

 道具を見て真剣に考えている中、ダージリンはペコから紅茶を注がれていた。

 

「面白い戦いになりそうね」

「お言葉ですが、データの上では厳しい戦いになりそうです」

 

 アッサムはそう言いながら、パソコンとスーツケース型のパソコンを見ながら真剣に答えると、ペコは「覚悟の上じゃないですか」と答える。そしてダージリンは通信機を手にするとこう言った。

 

「運命は浮気者、不利な方が負けるとは限らないわ」

「ね、隊長?」

『はい、私たちは私たちにできる戦いをしましょう』

 

 みほがそう言っている中、アッサムは「それにしても、この道具意外と役に立つわね」とつぶやきながらスーツケース型の道具を見て感心する。すると。

 

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『南正門入り口は完了』

『西裏門、こちらも配置済みであります』

『東通用門、こちらも固めたわ』

『中央広場、あと3分で終わるよー』

 

 通信機からまほ、西、ダージリン、ナカジマの声を聴いた勇樹は「わかった」と答える。みほもそれを聞いて『わかりました。ミッコさんペパロニさん、そちらはどうですか』と言うと。

 

『こちらルミ、向こうから黒薔薇が集まっている。バレバレだからわかりやすい』

『同じくペパロニ、今スウィートガールの福音とアマレットと後退しているっす』

 

 それを聞いたみほは『わかりました』と答えると、伊江が「しかしやるな福音」と感心するかのように言う、それもそのはず。

 

 

 

「CV33に乗って、豆戦車の重さを利用してジェットコースターの線路に乗ったとはなぁ…」

「ええ、それにムササビさんチームと一緒に行動しているとは驚きましたよ」

 

 百合子の言う通り、彼女が手にしているパッドでは地図が映っており、この機能は通話以外にGPSを利用した探索機能が搭載しており、みんながどこにいるか分かるようになっている。

 そして今、福音とペパロニとムササビさんチームはジェットコースターの線路に乗って移動している。すると。

 

『こちらふくねー! 今敵はね、南正門とまとまって進撃ちゅーなんだよ!』

「ありがとう福音、登山部は?」

『葵だよ、今勇樹の道具をどう使うか悩んでいるけど。怪しい動きはないよ』

 

 葵の言葉を聞いて彼は「わかった。この情報をみほに連絡してくれ。くれぐれも無理のないように…みほ」と連絡をする。

 

「―てことだ」

『わかりました、第一陣は南正門に移動してください。北裏門、東通用門の皆さんも警戒を怠らないようにしてください。サンダースの皆さんとサメさんチーム、海賊部待機をしてください』

 

 みほがそう言っていると、ポルシェティーガーとT-34/85、P40とブンボーガーとZ・ティーポットカー、八九式とM3リーは移動し。勇樹は「さすがみほ、今度は行けるな」と自信気に答える…すると。

 

『こちら冷泉麻子、気になる報告をする。さっき雨が降っていたがこれも黒薔薇の仕業か? 以上』

「麻子…何を知られせているんだ」

 

 麻子の言葉を聞いて伊江はあきれていると、小森は「む」と何かを考える。

 

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「すごい土煙…ねえ葵、どうして加速しているの?」

「えっと、もしかして威嚇? わざと私たちが強い! という風にしているとか?」

「ハッタリかましてんすね…すごいっす」

 

 茜と葵、ペパロニは土煙を見て驚いたり感心したりしていると、福音は「あれ」とある事に気づく。

 そしてカバンから携帯電話を出すと何かをし食べたため、ペパロニは「どうしたんすか?」と言うと彼女は「気になるのがある」と真剣に答える。

 

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「そろそろ来る…みんな、落ち着いて」

「これ訓練じゃないよ、集中して」

「「「わかった」」」

 

 みほから「もうすぐきます」という報告にウサギさんチーの澤梓とダイスチームの岩田一史は言うと、双葉たちとあやたちは真剣に答える。そして。

 

 

 

 

 ドゴオッ!! ドゴオッ!!

 

 

 南正門に発生した土煙の中から砲弾が放たれた。それを合図にまほは「撃て!」と指示を出すと、各チームは砲弾を放ち始めた。だが。

 

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「……なあ勇樹、質問してもいいか?」

「ん、どうした?」

 

 小森が突然勇樹に質問できたため彼は話を聞いてみた。

 

「おかしいじゃないか? あの煙」

「ん、煙って…普通土煙があるのはおかしい思わないが」

「逆だ、麻子から聞いたあの天気…すぐに発生するのはおかしいぞ」

 

 小森の言葉に彼は「麻子から…そう言えば」と思い出してみた…それは。

 

 

 

 

『こちら冷泉麻子、気になる報告をする。さっき雨が降っていたがこれも黒薔薇の仕業か? 以上』

 

 

 

「雨…煙…あ!」

 

 勇樹は何かに気づいたのか急いで通信機を出そうとしたところ、携帯から『祝福音』と表示されている。

 

「っ! こんな時に…もしもし!?」

 

 

『勇樹お兄ちゃん! あれは罠だよ! 雨を含んだ土はすぐにあのようにはならないよ!!』

 

 

 福音の声に彼は「おわっ!?」と驚き、携帯を落とし曽根るが小森が「よっと」と受け取る。そして。

 

「やはりな…何かを隠して行動すると同時に黒薔薇の仕業か」

『うん! あれって確か『煙発生装置』だよ! それにあの天気はきっと『お天気コントロール』を使って!』

「ああ、本来は地滑りをおこさせるために使用したが…それがあだとなったか」

 

 小森と福音の言葉に幹子は「すごい推理」と驚く。そして。

 

「隊長、こちら小森。これはきっと陽動作戦だ」

『へーほー第6計「声東撃西」だよ!』

「よ、ようどう? なんだそれ?」

 

 彼女の言葉を聞いた伊江は目を丸くしていると、幹子が「中国の作戦だよ、簡単に言うと」と説明し始める。

 

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『西裏門の西さん、敵が回り込もうとしています。今サンダースとBC自由学園、闇の世界にのみなさんが応援に向かいますので戦闘準備お願いします』

 

 通信機からみほの通信をを聞いた西は「かしこまりました」と返答し、仲間に伝える。それを聞いた細見たちは。

 

「よーし、敵が見えたら全力で突っ込んでやる!」

「先ほどの面目を果たす時が来た!」

「知波単名物総攻撃!!」

「恐れながら申し上げます!」

 

 すると、服だが細見たちの話を割り込む語りで話し始めた。細見たちもなにかと福田の話を聞いてみた。

 

「いたずらに突撃して全滅しては、それこそ知波単の面目にかかわるかと」

「なんだと!?」

「福田、伝統をないがしろにする気か!?」

「ひぃっ! も、申し訳ございません!」

 

 細見たちに怒られて福田は謝るが、西は何かに気づいたのか「まぁ待て」は彼女たちを落ち着かせる。そして。

 

「福田、何か策があるんだな」

「は、はい! 実は、これを赤色と青色の香水でございます!」

 

 福田はそう言って例の香水を見せる。

 

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 その頃、東通門ではクレセイダーにチャーチル、マルチダの聖グロとⅡ型戦車F型とCV35の青師団。そしてワイルドモグリーノメカとドクター・バッキンバキンが隠れていた。

 

「もうすぐ来る」

 

 アレンはメカについている画面を見て言った…その時。

 

 

 

 ドガアアアッ!!!

 

 

 

 シャッターが突然爆発した! 砲弾を放っただろう。そしてクレセイダーは「チャーフィー、いざ尋常に勝負!」と高速で動いてく…が。

 

 

 

 ギラリッ!!

 

 

 

 煙から輝く赤い光にダージリンと太田は気づいた。ダージリンはローズヒップに向けて『戻りなさい、ローズヒップ!』と言い、太田は「アマレット、みんなに連絡!」と言うと彼女は「う、うっす」と言いながら通信機の電源を入れる。

 ローズヒップは急いで戻っていくと、煙から砲弾が放たれて近くの建物に当たると爆発した。

 2人が言うのも当たり前、何故なら…。

 

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「ヤスデ型の巨大メカが現れた?!」

 

 福音の通信を聞いた伊江は驚くと、百合子は「え、ヤスデ!?」と目を丸くする。彼女もアマレットからの連絡で驚いていたからだ。

 

「わかった…なぁ勇樹。そのメカってなんだ?」

「ヤスデ…確か資料には『ヤスデタンク』が乗っているが…あいつらがそんなのを作るわけない…だとしたら」

 

 勇樹は伊江からの質問に資料を見ながら探していると、小森が「これか」と一枚のメカを渡す。それに書かれていたのは。

 

 

 

「『デビル・セヌピード』…まずいぞあのメカは危険だ!!」

 

 

 勇樹はそう言ってみほに「みほ、緊急だ!」と連絡を入れる。そしてその時にメカが書かれた写真を落とす。

 

 

 

 

 そこに描かれていたのは。額にどくろのマークが描かれていて口に砲台が付いており、装甲が黒色に輝き左右にキャタピラが付いた巨大なムカデ型のメカが描かれていたからだ。

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