ガールズ&パンツァー 時空を超えた機械と協力者   作:水岸薫

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第40話『大ピンチ! どうなる大洗?!』

 ガガガガガガッ!!

 

「退避退避! 全員退避いいいっ!!」

 

 ヘッツァー基カメさんチームの河嶋は、メカからの攻撃におびえながらみんなに指示を出している。

 それを聞いた柚子は「逃げるの!?」と驚くと彼女は「逃げるも何も、相手はメカだ! 勝てっこないぞ!」と怯えている。

 

「かーしま、少し落ち着けって」

「そうですよ河嶋先輩、相手は戦車とは言えあのメカらしき機械は付属品みたいなものです。勇樹さん言っていましたよ」

「それでも怖いものは怖い! どうやってくるかわからん!!」

 

 杏と小梅は落ち着くように言うが、河嶋はすっかり怯えていた。

 

「しゃーない…小梅ちゃん、装填できる?」

「はい、よいしょ」

 

 小梅は杏の指示にしたがい、装填すると彼女は「よっこいしょ」と標準をメカのドリルの関節に定める。そして。

 

「ほいさっ!」

 

 ドガアアッ!

 

 引き金を引くと同時に、砲弾は放たれて。関節に当たると、粉々に壊れてドリルは道中に落ちた。

 

「おおー! 結構弱いもんだねぇ」

「そうですね、これなら勝てます! あ、桃ちゃん見た?」

「桃ちゃんと言うな! あと、怖くて見れるか!!」

 

 柚子は大丈夫といううが、桃はまだ怯えていた。正直こいつ大丈夫か?

 

 

 カメさんチームだけではない、他のみんなもできる限り攻撃をしたりかわしてたり逃げている者もいた。

 

 

「カナリア、放出!」

「はいな!」

 

 プシューッ!!

 

 カナリアはスイッチを押して注ぎ口から蒸気を出すと、メカはその蒸気に当たると左右に揺れると建物にぶつかる。

 

 

「ペパロニちゃん、今だよ!」

「おっしゃあっ! いっけぇええっ!!」

 

 ガガガガガガッ! ドガアアアアアア!!

 

 福音率いるペパロニたちは、CV33の高さを生かし。戦車の車体下に移動するとそのまま持ち上げて走行しないようにし、そして。

 

「今だよ、陽君!」

『分かった、放て!!』

 

 ドガアアアアアア! ガアアンッ!!

 

 

 福音の言葉に太田は叫ぶと、ドクター・バッキンバキンから放った砲撃によるユニバーサル・キャリアは戦闘不能となった。

 

 

「飛んでいきますわよおおっ!!」

「飛ぶぞおおおおっ!!」

 

 クレセイダーとポルシェティーガーがジェットコースターの一部から出てくると、ユニバーサル・キャリアを踏み潰して走行不能にした。

 

 

「安藤さん、そっちに言ったわ!」

「わかった、取り押さえろおおっ!!」

 

 ガアアンッ!!

 

 ルノーの車長のそど子とソミュアの車長の安藤は、左右から押さえつけて動きを封じると同時に、前からARL44がやってくると。

 

「今だ、撃てええ!!」

 

 ボガアアアッ!!

 

 押田の指示に砲撃を放つと、ユニバーサル・キャリアは爆発し行動不能。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「おおっ! どんどん減っているっす!」

「負けたわけないもんだよな」

 

 それを見たいた霊華は目を光らせて、ルクリリは安心したかのように答える。彼女たちは今各戦車とメカから出て外の様子を見ていた。

 しかし桜は『気を付けて』と通信機から話す。

 

『相手はメカよ、戦車ばかり用意するわけないわ』

「はっ、それは知っているさ、だってここはあのでっかいゾウの背中だ。いくらなんでもここまでは」

「そうっすそうっす、ひっじょーに危険なことがなければ別っす…」

 

 ルクリリと同意していた霊華だが、上を向いた瞬間彼女の表情は青ざめていた。

 

「ん、どうした霊華?」

「る、ルクリリさん…う、上を見るっす…」

「上を?」

 

 青ざめる霊華にルクリリは上を向くと…そこに目にしたのは。

 

 

『…』

 

 

「「あ、ああああ…」」

 

 

 先ほどの戦いに出ていた巨大ムカデ型のメカ、デビル・セヌピードが出ていたからだ…。

 

 

『『な、なんでいるんだアアアアッ!?』』

 

 

 驚いた2人は中に入ると騒ぎ始めて数秒後、メカと戦車は高速で前に進んで逃げていく。その後から追うようにデビル・セヌピードはやってきた。

 

『ぎゃああああっ! お、追ってきたっす!!』

『デカい虫は苦手だ! に、逃げろおおっ!』

 

 驚く2人はそう言うとメカと戦車は加速して逃げていく。だが、出てきたメカはデビル・セヌピードだけではない。

 

 

「あ、あれは?!」

「オケラ!?」

 

 梓と祝井が目にしたのは、頭に巨大なドリルをしたオケラ型のメカ。その目は赤く光っていた。

 

 

「バックをバック! 急いで退却よ!!」

「逃げるべ逃げるべえええっ!!」

「うわああっ! 逃げるが勝ちだよ!!」

 

 同じく、アリサとニーナと五月は巨大なイカ型のメカに追われていて、触手の先はドリルが付いていた。

 

「これは一体…どうなっているんですか?!」

 

 太田は驚くかのように画面を見て叫ぶ、ユニバーサル・キャリアが減ってきたと思ったら、今度はアトラクションなどのメカが出てきたからだ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 その頃勇樹たちは…、内部にいて現在は歯車などがたくさんある場所へといた。

 

 

 ガガガガガガガガガガガガガガ……

 

「うっへぇ…ここでいいのか?」

「位置はともかく、近道はここだってステッキが」

「そうですね…初めて来るところなので少し心配しますが」

「出来る限り、あまり使用しないようにするか」

 

 伊江の言葉に勇樹は答え、百合子と小森が言うと彼は「おいおい」と苦笑いする。すると。

 

 プルルルル…プルルルル…

 

「あ、私です」

 

 みほから電話が来たため出てみると、『澤梓』と表示されていた。

 

「梓さん…はい、私です…どうしましたか!?」

 

 みほの焦りにみんなは反応するとみほは「うん、うんうん」と答える。

 

「それで、出てきたのは…ムカデにオケラ、イカやカッパに屋台…わかりました」

「勇樹、これはもしや」

「黒薔薇のメカ…しかしどれも破壊されている物ばかりだな」

 

 まほの言葉に勇樹は答えると、アンチョビは「なんだと、もう壊されたものなのか?!」と驚く。

 

「はい、中には自爆や事故に故障などで破壊されたものがありますが。約8割はオレたちが倒したものです」

「それにしては変ね、機械は意志を持つことはないのに」

「動くというのは初めて知るわ」

 

 勇樹の言葉にダージリンとケイは言うと、マリーは「もしかして」といいながらモンブランを食べるとこう言った。

 

 

「雷で機械に心が宿ったりして」

 

 

 それを聞いたみんなは無言になるが、勇樹は「それは言える」と答える。

 

「え、私ジョークで言ったんだけど?」

「いや、ジョークでも冗談でもあり得る。あの時転んだメカは、何らかの現象で機械は自動操縦化し、自分で動くようになったんだ」

「あ、そう言えば」

 

 勇樹はそう言っていると、みほはあの時の事故を思い出す。

 転んだ拍子でメカから電気が流れ、メカは暴走した可能性した。その時メカの部品に心が宿り、起動したのではないのか?

 だが、その時勇樹はある疑問が浮かんだ、それは。

 

「問題は、どこで心はあるかだ…それが外れればメカは停止するが」

「そうだな…それがわかればいいが」

 

 我狼院も同じことを考えていたのか、心はどこで作られているか気になっていた。

 みほたちも「そう言えば」とそれを同意するかのように考え込んでいた…その時。

 

 

 カコン…コロンッ

 

 

「この音は…?」

 

 突然金属の音がしたため愛里寿はあたりを見渡していると、なぜか歯車が落ちていた。

 歯車は落ちるのは当たり前だが、愛里寿は「動いているのにどうして歯車が落ちている?」と頭を抱えた…その時。

 

 

 ガラガラガラガラ…

 

 

「え」

 

 突然奥から大量の歯車がやってきたため愛里寿は「勇樹、歯車が!」と言うと彼は愛里寿の方を向いて数秒後。

 

「うわっ! これも仕掛けなのか?!」

「わっ! 麻子さん!」

「わかった!」

 

 麻子は急いでエンジンを入れると、勇樹は「歯車につぶれないように逃げるぞ!」と言うと各戦車はマンモスタンクⅢの後を追うかのように逃げていく。

 

「勇樹君! 砲撃は?!」

「あ、忘れていた…逃げてばっかりだからごめん」

「もう! あ、みなさん? 砲撃をお願いします!」

 

 勇樹の言葉に百合子はあきれながらも、通信機で皆に伝えると。砲台は歯車に向けて砲撃用意をしていた。

 

「あ、伊江装填を!」

「わかった!」

「美樹姉は砲手用意を!」

「わかったよ、勇樹君」

 

 勇樹の指示に2人は攻撃用意していると、マンモスの鼻は歯車の方へと延びて目的地を決める。そして。

 

「みほ、今だ撃てええっ!!」

『わかりました!!』

 

 ドガアアッ! ドガドガドガドガアアアアッ!!

 

 勇樹の合図にみんなは一斉に砲弾を放つと、砲弾は歯車に当たるとバラバラに砕けで下へと落ちていった。

 

『お、落ちていったわ…』

『そう言えばここはメカの中とはいえ、下は見えなかったね』

『わ、忘れていました…』

「オレも…だけど今は急いで」

 

 落ちた歯車を見たカチューシャ、ミカ、西は驚くかのように言うと。勇樹は気を取り戻すかのように言うとみんなは勇樹の後を追うかのように進んでいった。

 

 

 

 

 

 その時、後から歯車が浮かび上がり、合体していったことに気づかずに…。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「退避だ!! これは急いで退避しろおおっ!!」

「わかっているよ桃ちゃん!」

「桃ちゃん言うな!!」

 

 河嶋は前からやってくる巨大なバンガロー型の巨大戦車メカに追われているのを驚き、柚子に指令を出している。

 逃げている途中、カップチームのココアたちと合流した。

 

『おや、そっちは結構大変な目に遭っているけどどうしたのー?』

「見てわからんか!? 私たちはこのメカに追われているんだー!!」

『む、ありゃーこれは大変だねぇ…ジャスミン、例のは?』

 

 ココアが何か言っていると向こうから『はぁい、準備できましたぁ』とジャスミンの声がする。そして。

 

『そんじゃあ、今度はこっちが攻撃する! 発射!!』

 

 ガガガ… ドガアアッ!

 

 カモノハシの口が開くと砲台が出てきて、卵が放たれると。卵はメカに当たり中から粘着性が高い液体が辺りに散らばり動きを止めた。

 

「こ、これは一体…!」

『卵型粘着爆弾、念のためたくさん用意したよー』

「これはすごいねぇ…てことは?」

 

 杏が何かに築いたのか通信機に向けて言うとココアは『もっちろん』とこう答えた。

 

『大量に用意しているよー、みんなの分もあるある!』

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