「も、もうすぐ大洗に着く?! それ本当なの?!」
通信機から杏の情報を聞いた桜は驚くと、杏が『ああ』と答える。
『圭太ちゃんたちも疑うほどなんだけど、どうやら非常に大きいため早く着くようだよって』
「そう言えば、さっき映像で見たけど…思った以上に大きくなっていたわね」
「ロケットブースターもついていましたし、それで早く着くのも要因です」
「ふむ、考えてみればそうだな」
杏の言葉に桜は先ほど変化した光景を思い出すと、天女は速度が速くなった要因を言いだすと蓮華は冷静に推理する。
「このままだと、後何十分後かには大洗に」
『えええっ!? それだったらまじヤバイ~!!』
『どうすればいいのよ!!』
『対策不明…緊急事態』
『どうすればいいのよー!?』
桜の言葉に優季、そど子、ヨウコ、アリサはそう言っていると。桜は「こんな時には」と何かを考え込む、すると。
「あのうちこの案思いついたんすけど…いいっすか?」
「霊華…その案って何?」
霊華が何か思いついたのか桜に向けて言うと、みんなはそれを聞くかのように耳を傾ける。
「液体を伸ばして巨大なロープにするとか…できっこないっすよね?」
それを聞いたみんなは『はぁああ?』とあきれる…そもそも。
『大体ね、そんなことして動きを止めることはできないでしょ!』
『液体は難しいよ」
『液体は塊じゃないからそう簡単には固まらないよ!』
『むしろ逆に相手の動きを知ることになる…あほじゃない?!』
『少しは頭を使って欲しいであります!』
アリサ、ナカジマ、エリカ、葵、福田の説教に霊華は「そ、そうっすよね」と苦笑いで答える…だが。
「可能よ、不可能ではないわ!」
桜はそう言いながらカバンからスイッチが付いた『ごて』とスイッチが付いた鏡台を出すと、霊華に「すぐに用意して」と渡す。
「え、何を用意するんすか?!」
「わからないの? 増やすのよ、そのごてを」
桜の言葉に、みんなは「え?!」と驚くのであった。
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その頃勇樹たちは、丸ノコカッターに切り刻まれようとした…その時。
「伊江! 牙を!!」
「そうこなくっちゃあっ!」
伊江はそう言いながらレバーを動かすと、マンモスタンクⅢの牙が動くと丸ノコカッターを突き刺して一部を壊すと同時に道が出来た。
「む、無理やりだったが…結構丈夫だな」
「あ、うん。オレも驚いたよ…」
「勇樹君…みなさん、こちらに!」
伊江と勇樹が茫然していたが、百合子はみほたちに連絡するとみんなは勇樹の後を追うかのように進んでいっていた。
『危ない所だったな…勇樹、大丈夫か?』
「え、ああ。大丈夫です。みんなは」
『私もです』
『わたくしもよ』
『こっちも大丈夫!』
『私もだ。カチューシャは』
『カチューシャも無事よ!』
『私も無傷でございます!』
『確認…それは必要な事かな?』
『必要な事…あ、私も大丈夫です』
『私もよ』
『私も大丈夫です!』
アンチョビの言葉に勇樹は我に返ると、ケガが無いか確認し無事だと分かると「よかった」と落ち着く。すると。
「もうすぐ着くと思います…今はここか…」
勇樹は外についている案内板を見ると『現在巨大メカ部品保存倉庫』と書かれているんを確認すると、そのまま進んでいく…が。
『待て勇樹、今のは』
「…私も気づいています…いや、今になって気付きました」
まほの言葉に勇樹は顔を青ざめながら言っていると、伊江は「何がだ?」と話しかけようとした…その時。
ガガガガガガガ…
後ろから何か物音がしたためみんなはそっと振り向くと、『倉庫』の扉から何かが揺れていくのよみんなは確認する。その揺れの正体は…。
ドガアアアァァァァァァ!!
『ガアアアアアアアッ!!』
「ぎゃあああっ!!」
『まさかここまで来たのか?!』
『巨大メカ倉庫だからそうだよね?!』
『それは予想外だ!』
『急いで逃げるぞ!』
『わかりました! 勇樹さん!』
「わ、わかった! 小森!」
「怖いから急ぐぞ!!」
倉庫から出てきて虹色芋虫メカにアンチョビ、カチューシャ、我狼院、まほは驚きながらもみほに指示を出し、彼女も勇樹に伝えると彼は急いで指示を出して小森はスピードを上げていく。
各戦車はスピードを上げていくと、虹色芋虫メカは目を光らせると手足を動かし勇樹たちの後を追い始めた。
「追ってきている、急いで!!」
「精いっぱいだ!」
『これ以上あげるとエンジンが~!!』
『そこですか?!』
『限界を超えると故障して、オーバー費とするかも』
『そこなのか!?』
勇樹と小森の言葉に、ミッコが言うがそれをオレンジペコはツッコミ、ヴィリディアナの言葉にもアッサムはツッコミを入れる。
すると伊江が「前を!」と言うとメカの前には巨大な扉がたたずんでいた。
「勇樹! もしかしてここが!」
「コックピットだ! 急いで突撃だ!!」
勇樹はそう言うとメカは扉に当たると扉は開き、後からⅣ号を含む各戦車は中に入ると。伊江と幹子が出てきて扉を勢いよく閉める。
「今のうちにロープを!」
「はい!」
伊江の言葉に百合子は急いでカバンからロープを出すと、扉の取っ手と左右の機械や取っ手などに絡みつけて勢いよく結ぶと、奥から衝撃音とメカの鳴き声がした。
「お、収まったか…」
「いや、また衝突してくる可能性がある」
「それまでの間に…勇樹さん!」
「待ってくれよ、確かどこかに…あった!」
我狼院とまほは冷静に見て言っていると、みほは勇樹に向けて言うと彼は操縦機があるとkを探していた。
そして操縦機があるところを見つけるが、肝心のレバーは2本も折れていて画面は『DANGER』と点滅していた。
「これは…修理することは難しい。壊すか破壊するしか」
「破壊!? どうやって壊せば!?」
「それを調べてみる、操縦は無理だけど調べることは可能」
アキのツッコミに勇樹は冷静に答え、カバンからノートパソコンを出すと何かを調べる。
「これをこうすれば…あ、あった!」
メカのデーターを見つけたのか、キーボードを押すと『暴走した場合の対処』と表示されている。
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そして、大洗の学園艦が保存している倉庫内では。黒薔薇の生徒が数十名が船底付近を探査していた。
「ここにあったらすぐにわかると思うが…」
「そっちはどうだ?」
「わかりません…設計図には載っているのに」
その内の4名は愚痴を言いながらも何かを探していた、すると下から『ありました!』と聖との声がしたため、全生徒は急いでいくと。探査機には『ありました』と表示されている。
「よっし! ここにあったんだ!」
「戦車道が始まったから ばれる前に隠して正解!」
「急いでこれを密輸すれば…」
「大金持ち!!」
4名はそう言っていると、1名の生徒が「何しているんだ?」とジト目で見ながら丸ノコを出して切り始める。
すると、1名の生徒が「大変だ!」と慌てて入ってきた。
「どうした? 慌てて入ってきたが?」
「大洗の船舶科と聖グロ、サンダースなどの生徒がここにやって来ています!!」
「そうか…ってやってきている?!」
生徒に言葉に彼女は驚くと、後から『こっちにいたべぇ!』とプラウダの声がしたため、彼女は「急いで閉めろ!」と各生徒は急いで閉めるとカギを何重もして機械や鉄屑類を大量に置いて防衛をしていく(?)。
「その間に急いで解体開始だ! いいか?!」
『『『『『『はい!!』』』』』』
彼女の言葉に生徒は答えると同時にバーナー類を出して学園艦を解体し始める。
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桜は霊華に『ごて』を鏡で増やしていき、出来たごては各車長に渡していく。
「あの、桜さん。このごては?」
「始めてみますけど」
「一体何に?」
「使うんだ?」
ごてを手にした梓、カルパッチョ、押田、安藤はそれを見ながら言うと、桜は「簡単よ」と言うと彼女は微笑みながらこう答える。
「このメカを固めてやるのよ、そのごてでね」