「え、それじゃあここは七星財閥、つまりななりんの?!」
「はい、正式には廃墟かになった建物と山を購入し勇樹さんと改造したといったほうが正しいですね」
「いくらなんでもすごいだろ」
天女の話を聞いて沙織と麻子は驚くと、天女は「そうでしょうか」と頭を傾ける。
「それにしても、わたくしたちが出てきたのはまさかあのタンスだなんて」
「からくり屋敷並みにすごいですね」
「うん、そうだね華さん」
自分たちが出てきたのは洋服ダンスだと驚く華、優花里は屋敷全体に何か仕掛けが無いか見渡しており、みほは始めてくるところに戸惑っているのかおどおどしている。
すると沙織が「そう言えば」とある事に気づく。それは。
「会長たちやみんなはどこに…?」
「「「「あ、そう言えば」」」」
沙織のいう言葉にみほたちは気づく、彼女の言う通り。先に来ていたとはいえ自分たちは最後、だとしたら会長たちはどこに?
「心配無用です、杏様たちは先ほど鍵を手にしていきましたので」
天女は沙織に近づけて言ってきたため、彼女は「うわっ!!」と後ろに転びながら驚く。
「大丈夫ですか沙織さん?」
「え、うん。少し痛いけど大丈夫…いててて」
「それよりも、鍵とは?」
心配する華に沙織は礼を言うと。麻子は天女に向けて質問した。彼女は「こちらです」とあんこうのエンブレムが付いた鍵を彼女たちに見せる。
「あ、私たちの」
「あんこうのエンブレムが付いた鍵ですね。それに5つあります」
「勇樹さんが先ほど作った、あんこうチームの皆様のカギです。エンブレムは特別に用意したのです」
あんこうのエンブレムにみほと華は反応し天女が冷静に解説すると、沙織は「先ほど…ってさっきまで?!」と驚く。
「はい、時間がなかったので色は付いていませんが。どうでしょうか?」
「うんうん! 色はついていないけどすごいよ!!」
「そうです! こんなにすごい腕があるのは初めてです!!」
興奮する沙織と華に麻子は「熱い」と言うと、華とみほは苦笑いするのであった。
「では、あんこうチームの皆様の部屋にどうぞ。洋服は私が用意しておきましたので」
「わかりました。ではみなさん」
鍵を受け取った華はみんなに渡すとそのまま部屋へと歩いていく。それを見た天女は「立派な方ですね」とほほ笑むのであった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あんこうチームの皆様はどこかな?」
「思った以上に広いですね」
「案内板がないと不安だ」
「そうですね、ですがこの屋敷にはきっと」
華たちは案内板を探しながら歩いていると、みほが「あ、あった」と案内板を見つけた。
「えっと、私たちは…2階なんだ」
「上か、悪くないな」
2階にあると分かったみほたちは階段で登り、あんこうのエンブレムがある扉を発見した。
「あった! 本当にエンブレムが」
発見した沙織はエンブレムを見て驚いていると、麻子が「ところで鍵穴は?」と探していると優花里が「これでは」とあんこうのエンブレムに鍵穴が付いているのを発見する。
「意外ですね、鍵穴はノブの近くにあると思いました」
「確かに、鍵穴はそこにあったのかと思いました」
鍵穴が意外なところにあったことに華と優花里は驚いていると、みほは「あ、それじゃあ」と鍵を入れて動かすと、扉は自動で開き部屋があらわに。
ピンクのじゅうたんに白色の壁、5つのベットが揃っており天井にはⅣ号H型のマークをした電灯が付いており。壁にはあんこうチームのメンバーが書かれた看板と冷蔵庫と電子レンジが用意していた。
「すっごい!! これが私たちの?!」
「まぁ、豪華ですね」
「ベッドもふかふか…柔らかい」
「おおっ! 冷蔵庫には軍隊が実際に使用していた食べ物が! あ、レーションも!!」
「ボコもあるよ、驚いた!」
それを見たあんこうチームは驚いたり喜んだりしている中、天女が入ってきて「洋服を用意しました」と服が入った段ボールをベットの近くに置く。
「あ、ありがとうございます」
「いえ、それよりも夕食は用意しておりますので」
「おなかすいた…夕食は?」
「もうすぐですので、服を着替え次第。リビングに…案内板を見ながらできてもいいです」
天女はそう言うと「それでは」と部屋から出て行く。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「洋服に入っていた服って…まさかこれなのね」
「動きやすくていいですが…なんだか恥ずかしいです」
「しかし! これは私たちの意味があると考えると非常にうれしいです!」
「私は構わない…西住さんは」
「えっと…私も、この服は嬉しいかな…?」
あんこうチームは現在、服を着替えてリビングへと行っているが、天女が用意した服にみんなは照れている。
それもそのはず、彼女がたちが来ている服は、水色のパーカに白色のTシャツ、ピンク色のスカートを履いていたからだ。
「手紙には『大洗をイメージした服装です、初めて作ったので少しおかしいですが許してください』と書いています」
「なにそれ?! 手か作るの少し雑のような!!」
「落ち着け沙織」
華が手紙を読み上げると沙織は怒るが、麻子が落ち着くようにしている。そうしている間に彼女たちはリビングがあるところへと着き扉を開けると。
制服ではなく天女たちが用意した服を着たみんなが、長テーブルに並んでいた。
「会長、みなさん!!」
「あ、西住ちゃん。こっちこっちー」
驚く西住に杏は呼ぶ、会長たちが来ているのは緑色のワンピースで亀の甲羅模様をしている。
「会長! それはもしかして!」
「そうだよー、勇樹ちゃんにしてはなかなかかわいい服を用意してくれたよ。
「私は少し苦手だ、なんでスカートだ?」
「桃ちゃん嬉しがったていたのに」
みほは杏たちが来ている服装に杏は答えるが、河嶋は気に入らないのか不服な表情にしている。小山が言うと彼女は「桃ちゃん言うな!」とツッコミを入れる。
「先輩たちもそれですか、可愛いです!」
「梓ちゃん、その服は」
「はい! 私たち気に入りまして!」
「可愛いですからね~」
梓たちが来ているのは、白色にフリルが付いたピンクのスカートと青色のTシャツを着ており、彼女たちを見たみほは「可愛いですね」とほほ笑むと、彼女たちは「えへへ」と照れる。沙希は明後日の方向を向いているが顔が赤い。
「あれ、これって確か」
「どうしましたか優花里さん?」
杏たちと梓たちを見て優花里はある何かに気づいた。それを聞いた華は優花里に質問すると、彼女はこう答えた。
「みなさんの服装ですが、もしかして動物をイメージとしているのでは?」
「え…あ」
「本当だ、みんなエンブレムをイメージとした服装をしている!」
優花里の言葉にみほは気づき、沙織は杏たちを見ると驚くかのように反応する。
会長たちはカメさんで梓たちはウサギさんをイメージしていた。それだけではなく、エルヴィンたち基歴女は灰色に近いコートの下に歴史の名に懸けて甲冑や着物などをしている(なおエルヴィンの場合は鎧の色が青色になっている)。
典子たち基バレー部は、白色のポンチョにバレー部の服装をしており靴は黄色。そど子基風紀委員は薄茶色のペンシルスカートと焦げ茶色の七分丈カットソーの上に白色と緑色のポンチョをしており、オレンジ色のつばが付いた緑色のクレッツヒェンをかぶっていてオレンジ色の靴している。
ナカジマ基自動車部はヒョウ柄のオーバーオールの下に焦げ茶色のシャツをしており赤色のスカーフをしている。アリクイリームは白色のスカートをしており黒色のブラウスをしている、猫田は頭に黄色の鉢巻き、ぴよたんは黄色のスカーフをしておりももがーは右腕に黄色の腕輪をしている。
お銀基サメさんチームは紫色のじゅすこッとを着ており下はいつもの船舶科の服だが腰には湾刀をしておりサメの牙の跡が付いている。葵と茜基モモンガチームは薄茶色のパーカの下にクリーム色のシャツと茶色の長ズボンをしており、背中には大型のリュックをしている。
祝井基金魚さんチームは色とりどりの赤・黒・白色の法被をしており、茜色のシャツと黒色の短パンをしている。
それ以外にも、黒森峰はドイツ軍の服装でサンダースはアメリカ軍の服装、アンツィオはイタリアの軍服と言った軍服をしているがズボンはカーゴパンツをしているため軍服風となっている。
「本当だ! これを作ったのってまさか…!」
「そ、その通り…あう」
みほが作った人を言おうとした瞬間、後の扉から魂が抜けかけた勇樹が出てきて地面に倒れる。
「石川殿! 大丈夫でありますか?!」
「ら、らいじょうぶらいじょうぶ……全員分作るのに3時間はかかった」
勇樹の言葉にエリカは「全員って…アンタよく作ったわね?!」と驚くと、その場にいたみんなはざわついて驚きをあらわにしている。
そんな中、優花里は彼を持ち上げると思った以上に軽かったのか「軽っ!?」と驚く。
「ところで、私たちをここに呼んできたのは何か理由あるのか?」
彼を見て我狼院は質問すると、勇樹は「あ、あります…」と言いながら通信機を出して「お、お願いします」と言いだした…その時。
ガチャンッ!!
反対側の扉が開くと大量の料理が乗せた屋台と台車にドリンクバーなどが用意している、その前にはピンク色のツナギの上にハートマークをした細めの女性が立っていた。
「勇樹君、準備は出来ましたよ?」
「あ、ありがとう…それじゃあ、みなさんに…」
「はい、みなさーん。お食事をどうぞぉー」
女性はそう言いながら料理を持っていきテーブルの上に置いていく、それを見た沙織は勇樹の「あの人、だれ?」と言うと彼はこう答える。
「えっと数カ月前から入っている住み込みの家政婦、遊佐真莉愛さん…事情があるから話すのは難しいけどオレたちにとっては…ああ疲れる」
しゃべるたびに疲れる勇樹を、麻子はゆかりの反対を支えると「しっかりしろ」と叱る。
「と、とにかく…今日はみんなおなかがすいているのと疲労がたまっていると思うから、食事をしてもいいよ…あ、お変わりは自由だよ」
「ええ!! いいの?!」
「デザートはあるのか?」
「あるよ…和菓子だけど」
「そこもあるのですか! これは貴重かもしれません!!」
「屋敷は各部屋にパンフレットを置いている…学校は明日頃だけどいいかな?」
「はい、わたくしたちが未来の学校に行くのは嬉しいです」
「私も、共学校は初めて行くよ!」
勇樹の言葉にあんこうチームは話していると、真莉愛が「こらこら」と彼女たちを叱る。
「うわっ、いつの間に」
「しゃべっていると、お食事は冷めてしまいますよ?」
「確かにそうだな…私たちも並ぶか」
「あ、でも石川殿は…」
「あ、オレは少し休んでくる。体が疲れたから」
勇樹はそう言って部屋から出て行くと、扉の向こうから何かぶつかる音がした。
「大丈夫でしょうカ…少し心配です」
「私が見ていきますから安心してください。彼女たちならんでいますよ?」
華が心配している中みんなは席についていると、彼女は「あ、待ってください」と慌てて席に座る。
「さて、本日は『海老天・かぼちゃ・オクラ・さつまいものてんぷら』と『新鮮な魚の御刺身』に、『銀杏入りの茶わん蒸し』と『お吸い物』と『銀シャリ』、そして『大根と蕪の漬物』と『筑前煮』にデザートの『あんみつ』ですよー?」
真莉愛の食事の内容を聞いたみんなは「おおおおっ!!」と驚きの反応をする。
「すごいねぇ、これは豪華と言うもんじゃないかな?」
「ふむ、和食とはなかなかおいしそうだな」
「ふふ、洋もいいけど和も悪くないわね」
「ワオ! これはおいしそうね!」
「我がアンツィオの腕を超えるのか…それはいいな」
「なんで和食よ…ま、カチューシャは心が広いから気にはしないけどね」
「これは知波単と同じ香りが…なぜ?!」
「和食…それは私たちにとって心が明るくなるね」
各リーダーたちはそう言っている中、マリーは「デザートはあんみつって、なに?」と頭を傾げ、エルは「これが、和食?」とマリーと同じく頭を傾けていた。
「では、みなさん。手を合わせて…せーの」
『『『『『『『いただきまーす!!』』』』』』』
真莉愛の合図とともに、みんなは食事をいただくのであった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「おいしかった…けふ」
「麻子食べすぎだよ。あんみつを5杯お代わりするなんて」
「わたくしは幸せでした。あのてんぷらとお刺身、今まで食べたことない触感でした」
「そうですね! 遊佐殿が作った料理はほっぺたが落ちる程幸せでした西住殿!!」
あんこうチームの部屋では、4人は食べた料理がおいしくて幸せになっていた。優花里はみほに向けて言うと彼女はパンフレットを手にしてみていた。
「西住殿…?」
「あ、ごめんなさい優花里さん、これを読んでいて」
みほは優花里に向けてパンフレットを見せて言うと、そこには『詳しい部屋の配置』と表記されていた。
「『この屋敷は3階建てになっており、1階はリビング・台所・キッチン、2階は勇樹たちの部屋があり、3階は大浴場に洗濯置き場となっている。また、屋敷の離れにはメイドと執事&使用人等専用の寮がある』…すごいね」
「あ、2階の部分ですが『なお、予算のため部屋を作ったのはいいが思った以上に多く作りすぎてしまい少し空き部屋状態になっている』と書いています」
「じゃあここはその部屋の一部!?」
「そうしますと、非常に広いですね」
「舌にはなんて書いているんだ?」
麻子はみほに向けて言うと彼女は「えっと」と探している。
「あった『屋敷の敷地内には噴水と自家発電装置付きの小屋に花壇が設置している。屋敷の周りには特殊な機能が搭載した塀があり、簡単に泥棒などが入ってこれないようになっている』って書いているよ?」
「防犯もちゃんとしていますね」
それを見た優花里はつぶやくと、沙織が「それよりも」とある事に気づく。それは。
「勇樹たちが通っている学校ってどこ?」
沙織の素朴な疑問に、みんなは「あ」と目を丸くして答える。学校は、どこにあるかはまだ聞いていない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな中、場所は珍等師学園都市とは遠く離れた方面には黒色の薔薇に囲まれた学園がたたずんでいた。
この学園は『黒薔薇学園』その地下にはどくろの形をした巨大な時計があり、文字盤が開くと小春田たちと大量の鉄屑が出てきた。
「いてててて…もうちょっと安定した方法はありませんでしたの!?」
「これでも限界ですー…」
小春田たちはそう言って出ると、白山が出てきて『許可が出た』と携帯を差し出す。
「明日は休んでおこう、そして明後日は」
「わかりましたわ、あたくしたちはお休みを」
小春田はそう言って部屋から出ると、白山は「全く」とジト目で見ている。
番外編を作ったほうが良いでしょうか?
-
構いません
-
そこは自由で
-
いいじゃないですか?
-
どうでもいい
-
普通
-
微妙
-
アウト
-
NG
-
もう少し先でいいかな?