屋敷では現在、太田たちがタコ焼き器を大量に用意していた。その理由は。
「今夜はタコパですか」
「会長の事とみんなの意見から聞いたんだけど、オレはたまにはいいかなと思ったんだが」
パーティーの準備をする太田に勇樹は焦りながら答えるが、真莉愛は「たまにはいいですよ」と笑顔で答える。
「私もたまには、このようなパーティーをするのも悪くありません」
「はぁ…そうですか?」
「わたくしも、庶民のパーティーを楽しむのは嬉しいですわ」
奈々は目を光らせながら生地を持ってくると、後から具材を手にした京子がやってくる。
「わたくしもです、この具材はタコ以外にブロッコリーにトマトやチーズなどを持ってきましたからバラエティー豊富ですね」
「そうっすね、あホットケーキの生地も持ってきたっす」
「カステラをするのか、それはいいな」
「ふくね、カステラ好きー!! あ、ホイップクリームにチョコレートなど持ってきたよ!」
みんなが準備していると、玄関が開いてみほたちが帰ってきた。
「ただいまー…あ、これって」
「あ、みほ。おかえり」
「今夜はたこ焼きパーティーですよ。みなさん待っていてくださいね?」
真莉愛がそう言うと麻子は「デザートもあるのか?」と言うと福音が「あるよ!」と答える。
「中にはチョコレートにハスカップジャム、あんこなども入れるからね!」
「おおお…おいしそう」
「私も少し気になるわね」
麻子とマリーは目を光らせていると、沙織と押田と安藤が「デザートより食事が先」と突っ込んだ。
「それよりも、生徒会のみんなが遅いような…?」
「あ、会長と河嶋先輩たちは何か買ってくると言っていましたが…」
伊江は生徒会がいないことに気づき後ろを見ていると、みほが答えると後ろから「ただいまー」と会長たちが帰ってきた。
「あり、何か準備している?」
「はい、タコパの準備でして。もうすぐ終わります」
会長の言葉に勇樹は答えると、小山が「え」と冷や汗をかき始める。
「ん、小山さんどうしたんすか?」
「え、えっと…その」
霊華は小山に向けて言うと彼女は目をそらしながら口を黙っている、これは流石に言えないと。
小山はそう思いながら後ろに引き下がろうとした。その時。
「あれ、小山先輩。どうしたんですか?」
後ろから自動車部のみんながやってきて、それを聞いた小山は「うひゃひ!?」と驚き、ケースを落としてしまった。
ケースを落とした音に伊江は「ん、この音は」と急いで駆けつけてケースを拾う。
「あ、えっとそそ、それは…その」
小山は慌てて言おうとするが、伊江は「これは」と何かを見て数秒後。ケースを持ったまま屋敷に入り、勇樹に知らせる。
「お、おい何を…」
河嶋は2人に向けて言うと、勇樹は真剣な目つきで彼女をのけていき小山まで早歩きでいく。
「小山さん、少しいいですか?」
「ああああああ…」
真剣な目つきに彼女は顔を青ざめると、小山はついに「ごめんなさあああああいっ!!」と土下座を据える。
「商店街にできたたこ焼きの屋台に行ったんですけどおいしそうなにおいでそれでそれで」
「石川ちゃん、少し落ち着いて」
謝る小山に会長は勇樹に向けて言う、買ったことに怒っているのかと思っていた…が。
「それじゃなくて…このドクロ、どこの屋台で買ったんだ?」
「ごめんあなさああい…え?」
勇樹は買ったことではなく、ケースに描かれているドクロに向けて言ったため、みんなは目を丸くして「え」と答える。
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「えええっ!! それって黒薔薇の生徒がやっているインチキ商売?!」
「今でもあるのは驚きましたが…どうして?」
勇樹の言葉に沙織と華は驚くと、伊江が「多分、巨大メカの資金稼ぎだと思うぞ」と答える。
「えー、その商売で儲かるの―?」
「意外ぜよ」
「内容にせよ商売方法にせよ、相手を騙すなんて許さないわ!」
「あたしたちもだよ、これは海賊より悪いことだね…」
それを聞いた優季とおりょうは驚き、そど子とお銀は憤りを感じていた。
勇樹は勇樹で「落ち着いて」と彼女たちを落ち着かせる。
「ま、それなんだがどうやら何かをしでかす可能性がある…しかし何が目的で…?」
勇樹は考えていると、河嶋が「それなんだが」と彼に向けてこう言ってきた。
「もしかしたら西住を狙っているんじゃ…あいつの実力があったから」
「私もだ、もしこの黒幕が小春田だとしたら…」
河嶋と我狼院の言葉に勇樹は「確かに」と考え込む。もし小春田が考えたことならば、みほを狙う確率は高い。
「とにかくっす! もしその店がまだあるとしたら、急いでいくっす!」
「霊華の言うとおりね、勇樹君」
霊華と桜の言葉に勇樹は「そうだな、今ならまだやっている可能性がある。行こう」と立ち上がって屋敷から出て行く。
「とそうだ、みほたちは先に食べててもいいよ。たこ焼きは完成する前、つまり焼き始めが楽しいパーティーの始まりだからな」
勇樹は出る前にみほたちに行ってから屋敷から出て商店街へと走っていった。
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「えっと、どうしよう…」
取り残されたみんなは、突然の事態に戸惑っていると、沙織が「みぽりん」と言いだした。
「勇樹たちの助けに行くんでしょ。いろいろと助けてもらったからね」
「あ…」
沙織の言葉にみほは今までのことを思い出す。
勇樹が来てから、戦車道の訓練に転機を聞かせたアイデア。黒薔薇との戦いに助けに来たこと…。
彼がいなければ大洗や自分やみんなはどうなっていたこと…そう感じた。
「そうだね…私たちも助けよう」
「はい」
「自分も石川殿の手伝いをしに行きます!」
華たちもそう言うと、他のみんなもそれに同意するかのように言いだした。
「私たちも、勇樹さんの助けとしていこう!!」
『『『おおー!!』』』
「バレー部の復活を願い、優木を助けるぞー!!」
『『はい、キャプテン!』』
「ここは、アメリカの歴史を日本に伝えようとしたジョン万次郎のようにいくぞ!」
「「「おおっ!!」」」
「風紀を守っていた勇樹さんの手伝いに行くわよ!!」
「「おおー」」
「機械いじりのお礼としていくか、みんなは?」
「「「もちろん!!」」」
「あいつはアタイらを変えてくれた…お前らも行くか?」
『『『同意!!』』』
「「私たちも行くよー! 戦車は楽しいからねー!!』』
「ぼ、ボクも…2人は?」
『『賛成…』』
「あたしたちも行くよ、桃さんのお礼を兼ねてだけどね。お前たち!」
『『『あいあいさー!!』』』
「んじゃ、ここはこっちも…行くか」
『『はい、会長!!』』
大洗の生徒以外にも。
「ここまで来て戦車道をするなんて…」
「面白そうじゃない!」
「我々もだ!」
「少しぐらい助けようじゃない!」
「ふむ、みほを助けたお礼としていくか」
「西住隊長を救ってくれたお方だ、これくらいはしないといけません!」
「奈々とまた話がしたいし」
「すこーしだけど、面白そうじゃん」
「私も…みほさんと初めて友達になったから」
「小春田をやっつけるためにだ」
1名だけおかしなことを言ったが、各学園のリーダーがそう言うと、会長は「それじゃあ」と言いだした。
「まずはここに行くか」
彼女はそういながら壁についているつり革を引くと、壁が自動で動いて会談が現れてきた。
「ここに扉が!」
「屋敷のパンフレットに乗っていたからね、もしかして思って」
彼女はそう言っていたが河嶋は「少しは教えてください!」とツッコミを入れる。
「それよりも急いでいきましょう、きっと近道になる可能性がありますし」
みほそう言って階段に入ると、他のみんなも急いで後追い始める。
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「あれ、暗い所に着いたね…」
「いてっ! 誰だここに道具を置いたのは!!」
「桃ちゃん落ち着いて」
「ねえどこかに懐中電灯はないの? 暗いじゃない!!」
「落ち着けそど子」
「暗いにもほどがありますわね…」
「とにかく走っていけばわかりますわー!!」
「うーん、近道はどこにあるのかしら…?」
暗い通路にみんなは戸惑っていると、優花里は「それなら」とどこからかランタンを出して明かりをつける。
ポッ…
「よかった、これで明かりが」
明かりがついたことに河嶋は安心していたが、小山が「も、桃ちゃん後ろ」と指をさしてきたため彼女は「なんだ?」と後ろを向く。そこにあったのは…。
巨大な球体に大きな口が付いた虫型のメカが河嶋の目の前にいた。
「……ぎゃあああああああああああっ!!!!」
後ろに虫型のメカがいたため河島は叫び、その場から走っていきどこかへと逃げていく。
「あ、桃ちゃん!」
小山も急いで河嶋の後追っていくのを見た杏は「何してんだ」とジト目で見ていた。
「優花里さん灯ありがとう…でもここは」
「何の倉庫でしょうか?」
みほと華はあたりを見渡していると、奥から「おーい、こっちに明かりのスイッチがあったからつけるよー」とナカジマの声がしたため、みほは「あ、お願いします」と返答する。
「これだね、よいしょ」
ナカジマは明かりのスイッチを押すと、天井に明かりが点き始め周りが見えるようになった。そして、彼女たちが目にしたのは。
大量のガラクタ品やメカの残骸に、粗大ごみや鉄くずなどが置いてあった場所にいた。
「なっ! これは!?」
「すごい量! これ全部勇樹さんが!?」
「いや、家電製品からして彼が作ったのは難しいな」
「こっちは機械の部品があるわ、しかも柔らかい」
「へぇ、これを使って作っているとしたらものすごい腕だね」
「おお、これはブラウン管タイプのパソコン! 今はなかなかないのが…!!」
みんながそう言っていると、ペパロニが「それにしてもドゥーチェ」とアンチョビに向けてある事を言いだす。
「メカの部品にせよ、鉄類が少し多くないっすか?」
「確かに…どうしてこんなにも」
「あたしも同じよ、なにを作っているのよ?」
ペパロニの意見に彼女は考え込むと、アリサもそれに同意するかのように考え込んでいると、沙希がみほの肩をつつく。
「あ、沙希さんどうしましたか?」
みほは先に向けて言うと、彼女はあるところに指をさしていう。
「倉庫」
クレーンがある先に『倉庫』と書かれた扉があったため、沙織が「ここに何か仕掛けが?」と言うが…そど子が「その前に」と言ってきた。
「この倉庫はいくら何でも高い所にあるじゃない!?」
彼女の言う通り『倉庫』と書かれた扉は今いるところから約10m程上にある。それを見たみんなは「あー」とジト目で見ながら同意する。
ここから倉庫まで、どうやって上ろうかと。
「何か梯子らしきものがあればいいが…」
「ありませんね」
「組み立てるにせよ、道具があればいいけど…」
麻子とノンナはそう言っているが、スズキが道具がないことに答えると、猫にゃーが「あ、あの」と言いだした。
「もしかしたらだけど…あそこに入っているんじゃ」
猫にゃーはそう言いながら壁に向けて刺すと、そこには『もしもも用の工具類が入っています』と書かれた扉、それを見たナカジマは「どれどれ」と扉に向かい開けてみると。
ガチャッ ドサドサドサッ!
「おおっ!」
扉を開けると同時に工具が雪崩のように落ちてきたため彼女は驚く、それを見たそど子は「よ、用意周到ね」と戸惑ったかのように答える。
「おおっ、ガスバーナーにスパナ、トンカチやのこぎりにねじ巻きなどもある…あ、電動ドライバーも」
「すごい量ね…これなら何とかいけるわ」
「梯子なら何とかいけるべ」
工具を見てナカジマ、アッサム、ニーナはそう言うと、西住は「それじゃあ、みんなの力を合わせて作りましょう」と梯子を作り始めた。
ちなみに河嶋は走り回って気絶しているのであった。
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そして数分後…、鉄パイプを大量に使用して何とか梯子らしきものを完成させ、無事倉庫へと行き中に入ることに成功した。
「こ、怖かった…」
「よいしょっと、これで全員だね」
麻子を中に入れて全員入った弧を確認したナオミはケイに知らせると、ケイは「全員よミホ!」と声を出す。
「ありがとうございます、もしここが倉庫だとしたら…」
「あ、灯あったよ」
沙織が明かりがあったことに気づくと、梓は「すごいです先輩!」と感動する。
「それじゃあ、ここをっと」
カチャンッ
沙織はスイッチを押すと、明かりはつき。地下にあった時同様周りが見えるようになってきた。そして目にしたのは。
「わあっ! 大きいロボットだー!!」
「でもアイスクリームやソフトクリームなど付いているよー?」
「こっちは家電じゃないか、なぜ鳥なんだ?」
「それにしてはドゥーチェ、家電の再現が細かいですね」
「これは…虫か?」
「球体なのは初めてぜよ」
「おっきなモグラだべ」
「大きいお鼻だなぁ」
「これは、一つ目入道なの?」
「可愛い姿しているから怖くないね」
巨大なロボットなどが置いてある倉庫、それを見たみんなは驚くというより喜んだり関心を高めている人がいた。
「これは一体…む」
我狼院はあたりを見渡していると、近くの机に『設計図』と書かれたカバンがあるのを発見し、「岐路稲」と呼び出す。
「これ明けれるか?」
「難しいですね…やってみます」
我狼院の言葉に岐路稲は答え、針金つかってカバンのカギに差し込んで数秒後…。
カチャンッ
「開きました」
柿が開く音がして岐路稲はカバンを開けると、そこにはメカの設計図と取扱説明書が入っていた。
「これは…みほ、まほ。みんな来てくれ」
我狼院はみんなに集合するように言うと彼女たちは我狼院のところへと集まり、みほに例の設計図と紙を渡す。
「みほ、これなら」
「……戦車ではありませんが、近いのが1台ありましたね」
「ふむ、構造は違うが乗り物としては使えるな」
3名はそう言うと、みほは「それでは」とある事を言いだした。それは。
「このモグラ型地底戦車メカ、モグドンという乗り物で行きましょう」
番外編を作ったほうが良いでしょうか?
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構いません
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そこは自由で
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いいじゃないですか?
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どうでもいい
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普通
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微妙
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アウト
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NG
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もう少し先でいいかな?