「ここが小山さんが言っていた屋台ですね」
太田が言った先には、どくろのマークが付いたたこ焼きの屋台があった、店の前には『clause』と書かれた看板が掛けている。
「お店は閉店ね…でも」
「この店の裏に行けばわかるっすね」
桜と霊華はそう言いながら店の裏に行き、大量の段ボールが置いてあるところを発見する。
「まぁ、凄い量。でもこれは」
「騙すために用意したものだな…たこ焼きの生地はあるが」
「これはスポンジ、これはピンポンの球…食べ物じゃねえのが入っているじゃん!」
「具材は小石やたわしに紙屑って…おなか大丈夫なの?」
驚く真莉愛に勇樹たちは箱の中を見て、中弐と穂多瑠、桜は驚くかのように言っていると。店の奥から伊江が「こっちに来てくれ」と声がした。
勇樹たちは急いでいくと、箱を隠すほどの小さなマンホールがあった。
「すごい伊江、どうしてここに?」
「地下に行くとしたら近くにマンホールがあると持ってな、もしかしてだと思って探したが」
伊江はそう言いながらマンホールを開けると、中には地下へと続く梯子が付いている。
それを見た勇樹は「それじゃあ入るか」と1名ずつホールの中に入っていく。その頃地下では…。
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「情報はどうですの?」
「はい、どうやら調べてみるとアメリカ大陸のカンザスにある学校です」
「数が多いな」
地下には元黒百合の生徒である小春田たちが、巨大なモニターが付いた装置で何かを探していた。
勇樹たちは見えないところでモニターを見ているが、画質が悪いのか画面は思った以上に見えない。
「小春田さん、どうしますか?」
おかっぱの少女である生徒は小春田に向けて言うと、彼女は「決まっていますわ」と言いながら立ち上がると同時にこう言った。
「カンザス州にある学園に向けて発進しますわよ!!」
小春田はそう言うと、他の生徒は「はい、わかりました!!」と言うと同時に奥へと走っていく。物陰に隠れていた太田たちは何かと思い、外に出てみた。
「どうやら誰もいないっすね」
「そうだな、勇樹行くぞ」
霊華と連華の言葉に勇樹は外に出て太田たちも後を追うと、画面に何が映っているの確認しようとした。
「何々…画質は悪いが最大にすれば」
勇樹はそう言いながらキーボードをカタカタッと押していくと。画質はよくなっていき何が映っているのか分かってきた。
すると福音は「そうだ」と言いながらUSBを出して機械に刺すとデータをコピーしていく。
「福音どうしたんだ? データを移しているが…」
「万が一情報のGPSとなるのがあったら、わかるじゃないかと思って!」
伊江の質問に福音は答えると、百合子は「あ、それいいアイデアですね福音ちゃん!」と褒めた…その時。
ゴゴゴゴゴゴゴ…!!
突然基地が大きく揺れ始め、天井に大きなひびが入り始める。
「おいおい、やばくないか?」
「何があったの!?」
突然の事態に太田たちは驚いていると、福音が「データコピー完了!」とUSBを引き抜くと、瓦礫がモニターに当たると火花を出して爆発した。
「危ない所でした…」
「それよりも急いで逃げるぞ! 生き埋めはごめんだ!」
福音を掴んでいる百合子は驚いているさなか、青ざめた文は珍しく慌てていると、勇樹は「同じだ、急いでいこう!」と言ったためみんなは梯子があった場所へと行こうとした…その瞬間。
ゴゴゴゴゴゴゴ…ガラガラガラッ!!
ギュィイイイイッ!!
「おわっ! 何だぁ?!」
突然壁が崩れて鋭い円錐状のドリルが出てきたのを伊江は驚き、後に転ぶ。
みんなも何があったのかドリルを見ていると、穴は徐々に大きく広がり、ドリルが出てくると同時に茶色の装甲と頭にゴーグルをしており、シャベル状の手が出てきてその場で止まった。それを見た勇樹は「あ」と目を丸くしてこう言った。
「なんで『モグドン』がここに…しかもこのモグドンは『スーパータイプ』だ」
勇樹の言葉にみんなは「え゛?!」と驚いていると、背中のハッチが開くとみほとまほが現れる。
「あれ勇樹さん、どうして?」
「ここは地下か? だがなぜ」
2人は周りを見ていると、勇樹たちは「チャンス」と思い急いでメカに乗り込む。
「わわわっ! 勇樹さん?!」
「ど、どうしたんだ!!」
「説明している暇はないよ!」
「今は急ぎが重要! 話はあとで話す!」
百合子と勇樹はそう言いながら中に入ってハッチを締めると、モグドンのドリルが回転していくとメカはシャベル状の手足を起用に動かして地面に穴を掘り、その場から逃げていく。
それと同時に天井から瓦礫が落ちていき、地下は地面の一部となっていった。
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ギュィイイイイッ…ドガアッ!!
モグドンは地面を掘って屋敷の地下…メカの倉庫へと出るとハッチが開き、みほたちと勇樹たちは「あつううい…」と顔を真っ赤にしながら外に出る。
「な、何とか間に合った…」
「そうっすね…熱い」
連華と霊華はそう言うが、顔を真っ赤にしてあおむけで倒れているため、勇樹は「ひ、ひとまず…休憩」と言うとみんなは「さ、賛成」と一斉に答えるのであった。
そして数十分後…、元の状態に戻った勇樹たちはみほたちに話をしている。
「小春田女、ここまで来て何をしに…」
「我狼院さん、それなんですが今不明でして。今わかるのはアメリカのカンザス州に向かっている模様です」
怒りを抑える我狼院に奈々は落ち着かせながら言っていると、ケイは「アメリカ?」と反応する。
「カンザス州って、確か砂場しかない所じゃない?」
「砂場って…まぁそうなんすけど、一体そこに向かって何をしに…」
ケイの言葉に霊華は突っ込みながら考えていると、伊江は「もしかして」と何か思い出したのか、カバンから『世界にある珍しい学園一覧』を出して何かを調べる。
「どうしたのいきなり」
「何か分かったの?」
それを見たアッサムとアリサは言うと、彼女は「わかったというか、少し気になるのが」と言いながら調べていると「あ、あった!」とあるページを開いてみんなに見せる。
そのページには『アメリカ大陸アメリカに新たにできた巨大学園、プラズマ高校』と書かれている。
「プラズマ高校?」
「なんですか、それは?」
表紙を見て沙織と妙子は目を丸くして言うと、伊江が「説明する」と言いながら吊皮を引くと壁からホワイトボードが出てきた。
つり革があったことにエリカは「いつの間に…」とジト目で見ていた。
「プラズマ高校は、アメリカ大陸のカンザス州にある学校で、アメリカンすぎるすごい学校だ。この学校の面積は東京ドームで例えると約5つ分で、最新の設備が揃っているリッチ学園だ」
「私たちと同じところね」
「その通りケイ、だがこの学校は普通海外に西部科に海賊科に警察科などと言った変わった科目が7種類ほどあるのが特徴だ」
ケイの言葉に伊江は答えていると、アリサは「何よそれ」とジト目で見て言うと太田は「そこは気にしないほうが」と苦笑いする。
「もしかしたら小春田は、この学校を狙っていったんじゃ…?」
「なるほど、アリババと40人の盗賊のように意外なところに隠している…いや事情があるってことなのか」
「そうだカエサル、構造は違うがこの学園はカンザス州にある事も理由があるんだ」
カエサルの言葉に伊江は答えると、勇樹は「それじゃあ」と立ち上がると同時にこう言った。
「今からメカを作るか、ちょうど部品はあったし…あ、みんなの戦車は作業員が修復しているから心配しないでください」
勇樹はそう言いながら部屋から出るが、河嶋と祝井、ホシノとペパロニは彼の服を掴んで「待て待て」と言いながら部屋へと引きずり込んでいった。
「おわっ! 何をするんですか!?」
「戦車がどうと下降とかじゃなく、お前はどうしてそこまでバカなんだ?!」
河嶋の『バカ』に勇樹は「ば、バカ!?」と頭に青筋を浮かばせて彼女をにらむ。
「おいオレはバカだが1人で行くと言っていない! 奇跡のみんなが行くことを考えて―」
「そこだ勇樹、少し落ち着け」
「そうだよ、みんなの意見を聞いてみたらどうだい?」
「こっちも同じっすよ、まぁあたしの場合は別っすが」
祝いの言葉を同意するようにホシノとペパロニはそう言うと、彼は「意見?」と目を丸くすると、梓が「そうです!」とグッと彼に近づいていった。
「ち、近い近い!!」
「少しは私たちも手伝いますから、無理はしないでください!」
「桃ちゃんのようになったら、私も同じだよ」
「桃ちゃんというな!」
「そうだね、私たちも少しお礼はするよ」
「んだんだ!」
「私もだ、みほを救ってくれたこともあるし」
梓に続いて、小山とナカジマにニーナとまほはそう言うと、勇樹は「そ、そうですね」と言いながら考えている。途中、桃が何か言ったが勇樹は「それは後で」とジト目で即答する。そして。
「……わかりました、それでしたら会長。少しこちらからもお願いが」
「ん、なんだい?」
勇樹の言葉に会長は反応すると彼はこう答える。
「この中から3組一緒に行動してもいいですか、それでしたら手伝います」
「んー…」
勇樹の言葉に杏は考え込んで数秒後、彼女は「そうだね」と答えを出す。
「みんなで行くと大変だし、そっちが誰と行くか考えてくれると少しは嬉しいよ」
「わかりました、それでしたら今回はサンダースとウサギさんにあんこうチームのみんなと一緒に行ってもいいですか?」
勇樹はそう言うと、彼女は「わかった」とkと会えると彼は「それじゃあメカを!」と言いながら部屋から出て行く。
それを見た太田は「あ、そうだ」と何か思いついたのか会長たちに向けてこう言った。
「よかったら、勇樹君のメカづくり見る? 面白いよ?」
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メカの倉庫の奥にあるトンカチ・のこぎり・スパナの扉の先には、勇樹のメカ製作工場が用意されている。
彼の目の前には大量の粗大ごみなどと言った鉄屑類が山のように並んでおり、彼の両手には工具類が用意されている。そして。
「それじゃあ、メカづくり開始だ!!」
彼はそう言いながら鉄くずの山に向けて走り、何かを作り始める。
ドンガンドンガンドンガン!!
鉄くずを溶かして大きな立方体にし、それを鉄板のように薄くして1枚1枚作っていき。
ギュィイイイイッ!!
骨格と思われるパイプを付けていき、崩れないようにドリルで固定し。
キンカンキンカンキンカン!!
装甲を骨格と合体すると同時に、釘で丁寧に打って行き合体していくと。
ガチャガチャ、ガチャガチャ
電子機器をひとつづつ中につけていき、コードや精密機器にプラグなどを丁寧に設置していき。
ガンガンッ!! ガンガンガンッ!!!
付属のメカと思われるパーツを付けて、トンカチで重ねて付けていく。
ギュィイイイイッ!! ガンガンガンッ!! ギュィイイイイッ!!
そしてキャノピーと鎧に刀などを付けると、ドリルやトンカチで着けて外れないようにしていく。
「これで完成っと!」
メカから降りた勇樹はスイッチを押すと、画面には『データ保存しました』と表示されると彼は「ついに完成だー!!」と喜ぶ。
出来上がったメカはタコの顔をしており頭には鎧兜をかぶっていて、カブトには2対のマフラーと1対の槍と刀が装備されている。後ろにはクジラの尾びれが付いておりタコの下にはキャタピラーが付いている。
「せっかくだから鎧兜と海鮮を合体して作った戦車型メカ『海鮮兜タンク』の完成だ」
「ワオ! これが勇樹が作ったメカなの?!」
「そうです! わずかな資金で…ってケイ?!」
突然現れたケイに勇樹は驚くと、後から梓たちとみほたちがやってきた。
「うわぁ! 大きいメカ!」
「兜なのになんで海鮮が付いているのかなぁ?」
「わからないけど、強そうだね!」
「つよそー!!」
1年生のみんなはそう言っていると、百合子が「あ、勇樹君」とやってきた。
「百合子さん…これは」
「陽君が考えたんだけど…少し騒がしいことになって」
「ああ、それでか」
百合子の言葉を聞いた優季はジト目で見ていると、彼は「そう言えば」とある事を言いだす。
「一史君たちは?」
「あ、それなんですが。メカの修理で」
「…あ、それでか」
一史たちのことを聞いた勇樹は、メカの修理中だと理解し。邪魔しないようにそっとしておくことにした。
「それじゃあ勇樹君」
「わかった。ケイ、梓、みほ。それじゃあ」
勇樹は3人に向けて言うと、彼女たちは「はい」と答える。彼は「固くしないでください」と苦笑いすると同時に、こう言った。
「カンザス州にあるプラズマ高校に向けて、発進!!」
小春田が行っている場所である、プラズマ高校に向けて発進するのであった。
番外編を作ったほうが良いでしょうか?
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構いません
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そこは自由で
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いいじゃないですか?
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どうでもいい
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普通
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微妙
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アウト
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NG
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もう少し先でいいかな?