ガールズ&パンツァー 時空を超えた機械と協力者   作:水岸薫

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第52話『追跡が出来ない! まさかのピンチ?!』

 

キーンコーンカーンコーン…

 

 学校のチャイムが鳴り響く中、多くの生徒は教室から出て屋上や校庭に移動している。

 ここは珍等師学園高等部、この学校に今勇樹たちとみほたちが学園生活をしている。事情によりみほたちは勇樹たちの世界に転送されてしまい、解決方法が見つかるまで珍等師学園内にある学校に暮らしている。

 

「お昼ですね」

「やっと終わったー…国語の授業長いよもー」

「あはは、まぁ担当の先生は癖があるから長く感じるのも当たり前だよ」

 

 華と沙織はそう言っていると、太田が苦笑いで答えたため、伊江は「確かに、あの先生は癖があるな」と答える。

 

「それにしても、屋台があるのは珍しいですね、アンツィオ高校と同じです」

「あ、それオレも思った! アンツィオ高校の屋台行って見てえなぁ…」

 

 優花里と伊江はそう言っていると、百合子が「あ、それでしたら本日の屋台は惜しいのがやっています」と言いながらパンフレットを渡す。

 

「どれどれ…おおっ! カレーに目玉焼きとハンバーグセットが600円! こちらはオム焼きそば定食が500円!!」

「おおっ、これはすごい値段…キングプリン・アラ・モードが400円って安いな」

「わぁ、この牛すき焼き弁当が550円だって、安いね!」

 

 パンフレットを見た優花里、麻子、みほは驚くと、百合子は「これはアンツィオ高校よりもすごいですよ」と鼻高々に自慢する。それを見た勇樹は「自慢するところか?」と苦笑いする。

 

「それなら少し急いだほうが良いぞ、本日は『お得デー』が開催しているから通常の半分で終わると思うぞ」

「そうだな、特に今人気の『くるくる弁当』がもうすぐ売り切れるぞ」

 

 小森とアレンの言葉に沙織は反応し「なにそれおいしそう!」と目を光らせる。

 

「それどこにあるの?! 教えて!」

「わたくしも、その弁当気になります…どこにありますか?」

「もしかして軍人が使っていたのもあったりして…!!」

 

 興奮する3人に小森は「お、落ち着け!」となだめていると、アレンが「それなら確か」と案内板を使って場所を説明していく。

 

「この先を曲がっていき会談で上に行けばいい、2階にあったはずだが…」

 

 アレンはそう言って振り向くと、3人がいなかったため彼女は「早いな」とジト目で見つめていた。

 

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「はうう…何とか間に合ったけど疲れたぁ…」

「ですが、あの屋台はおいしそうなのがあってうれしいです」

「まさか軍人カレーがセットでワンコインだなんて、うれしいですぅ!!」

「このおにぎりと漬物…200円って安いのか?」

 

 沙織たちは屋台の弁当に喜んだり疑問を浮かべているのをみほは「あはははは」と苦笑いする。

 勇樹はそれを見ながら「にぎやかだな」とつぶやいた。

 

「ところで百合子君、小春田は?」

「あ、知り合いに頼んでみたんですが。海外に逃げた形跡はありませんので。きっと日本に」

「なるほど…」

 

 百合子と幹子は、小春田のことを話していると伊江は「そう言えば」と考え込む。

 

「小春田は何を狙って…みほならば一人になったのを狙えば済むし…」

「そうっすね…我狼院さんに電話してみたんすけど『あいつが計画は私もわからない』と言っていたっす」

 

 伊江の言葉に霊華はそう言うと、蓮華は「目的…なんだろうか」と考え込む。

 そうしていると沙織たちは昼食を食べ終えて、教室に戻っていくため百合子たちも急いで戻っていくことにした。

 

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 放課後、勇樹たちは屋敷に戻り戦車の修理をしていた。時空の現象により一部故障しているところがあったのか、そこを修理しなければいけない状態になっている。

 戦車を修理しているのは勇樹以外に、自動車部のみんなとメカニック部のみんなが協力して修理している。

 

「これですべて終わった…故障個所とかはないし、ウサギさんチームは終わり。ナカジマさん、前田さんそちらは?」

「はいはーい、こっちは今聖グロの戦車修理したよ。意外と大きいから難しいと思ったけど、思った以上に修理しやすかったよ」

「こっちもだよ。戦車を修理するのは大変だけど、電子機器がたくさんあったから大丈夫だよ」

 

 2人の声に勇樹は「わかりました」と答え、カバンからパソコンを出すと設計図を確認する。

 

「これで全部か、相手の設計図は今のところ情報は…」

 

 勇樹はそう呟きながら見ていると、倉庫内にエリカとアッサム、ペパロニが入ってきた。

 

「あれ、エリカにアッサム、ペパロニどうしたんだ?」

「どうしたって、少しお礼をしに来たのよ」

「たまには料理を用意しようかと…あ、自動車部とメカニック部のもありますよ」

「単純だけど、ポテトを用意したわ」

 

 彼女たちはそう言いながら、『ソーセージ3種』と『サンドウィッチ』と『フレンチフライ』を持ってきた。

 

「おおっ! おいしそう!!」

「ほんとだね、勇樹。少し休憩する」

 

 前田が勇樹に向けて言うと、彼は「休憩したい」という風に口からよだれが出ている。

 

「それじゃあ休憩だー!」

 

 前田がそう言うと、みんなは「おおー!」と答えて休憩をとることになった。すると。

 

 

警報! 警報!! 愛里寿からの情報!! ビル街にできた謎のぬいぐるみ店に小春田たちだと思われる店が発見!!

 

 

 警報機により勇樹はポテトをほおばりながら『むぐ!?』と反応すると、カバンからキーボードを出して調べてみると、映像にかわいらしい店の映像が映し出される。

 

「むぐむぐ…ケホッ、まじか!」

「うわー、可愛いけどなんだかわざとらしいねぇ」

 

 それを見ていたナカジマはそう言うと、後にいたスズキも「そうだね」と答える。

 

「屋敷はあまり知らないけど、結構丈夫そうだね」

「確かに、どうやって逃げるのかな?」

「勇樹が行っていたメカはどうやって…」

 

 3人の言葉に勇樹は「あ、暑い」と言いながらカバンから携帯を出して、『河嶋さん』と電話する。

 

「あ、河嶋さん…実はお願いが…はい、至急ですが…はい、今からメカを作りますので」

 

 勇樹はそう言っていると、エリカたちに話をしていく。

 

「なるほどね…小春田は何をしているのかしら…」

「わかりませんが、今はわずかな情報で」

「少し調べないとね…問題はコンピューターはどこに」

 

 3人はそう言っていると、勇樹は「それならちょうどいいのがあるぞ」と言いだす。それは。

 

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「な、なんだなんだ!? この株落ちているぞ?!」

 

 場所は変わって小森の部屋、その部屋では複数の画面に映っている株価を見て驚いている。

 元引きこもりの彼女は、いつまでも怠けているのではない。株価をして稼いだり、動画配信サイトを利用してゲームの実況をして稼いでいる。

 

「にしてもこれは難しいな、わずかなお金で稼げるが…問題はどこに」

 

 小森はそう言いながら本を読んでいる、その本には『株のおすすめシリーズ』と株のことが乗っている。

 彼女はそれを見ながら近くのポテトチップスをバクバクと食べながら炭酸ドリンクを飲もうとした…その時。

 

 

 トントントン

 

 

「ん? 何だ…」

 

 扉からノックがしたため何かと思い立ち上げり扉を開けると、アッサムとアリサ、エリカの3人が立っていた。

 

 

「……失礼しました」

 

 小森はそれを見ると同時に磯で扉を閉めるが、エリカがそれを阻止し「失礼します」と3名は部屋に中に入る。

 

「うわああっ! な、何するんだ?!」

「少しパソコンを借りたくて!」

「私たちが持っているのは限度がありますので」

「それにしても汚いわね! 少しは掃除しなさいっての!」

 

 アリサの言葉に彼女は「それは無視しろ!」と言いながらベットに座る。

 

「にしても本当に勇樹の言うとおりね」

「『小森なら専用のパソコンをたくさん持っているって言っていたから怪しんでいたけど…」

「これほどあるとは…」

 

 アッサムはそう言いながら、巨大な画面を見ていると。小森は「そうか」と目を丸くする。

 

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「んで福音、愛里寿さんの情報は?」

『うん、ぬいぐるみは本物だけど少し古いよ』

『ボコと同じだけど…材質が』

 

 福音と愛里寿の言葉に彼は「あー」と何か察知したのかジト目である思い出が浮かび上がる。

 

「それじゃあ何かあったら写真を、それまでは急いでメカを」

『分かった! それじゃあボコのぬいぐるみを!』

『3個、お願い…アズミ達には内緒で』

「はいはい、あいつらに知られていたら大変だからね」

 

 勇樹は2人からの褒美の話を聞いて苦笑いで答えると、福音と愛里寿は『分かった!』と答える。

 そして、電話を切ると画面をメカの設計図に切り替えて何かを書き始める。

 

 

「さ、残っている情報で急いで考えるか…骨格は何とかいけたが問題はどこに行くかだ」

 

 

 勇樹はそう言いながら次回ていると、画面に『福音』と表示される。

 

「早いな…メールか」

 

 設計図を描きながら画面をタッチし内容を見てみると。そこには慌てていたのか誤字がたくさん表示されている。

 

 

『ちゃいへん! 今こひゃるだがメカをとういしたの! なんだがおっきくて、細長いコンテにゃ見たい!!』

 

 

 それを見ていた勇樹は「コンテにゃ」という言葉に引っかかる。

 

「コンテにゃ…コンテナか? コンテナから考えるとしたら、輸送船かトラックか汽車…」

 

 コンテナから考えていた勇樹は何かに気づいたのか「汽車?」と思い出すかのように呟く。

 そして彼は電話を起動して福音に「急いで屋敷に戻ってきて、確認したいことがある」と言うと、今度はみほたちに「小春田たちに変化アリ」と伝える。

 

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「場所はね、なんだかお茶屋ら魔法使いが有名なところ! 確か…イが付く国だよ!」

「うん、国のことは聞いたけど遠くからだから私も」

 

 福音と愛里寿がそう言っていると、伊江は「お茶と…魔法?」と考え込む。

 

「初めて聞くっす…エリマさんは?」

「うむ…我もだ、異世界の王であるこの我も初めて聞く言葉だ」

「そうっすか…」

「お茶と言いましたら、簡単に考えるとしましょう…もしかしたら静岡では?」

「確かにそうね、五十鈴さんの言う通り静岡に行く可能性があるわね」

「それはないわみどり子さん、あの小春田は黒薔薇学園の可能性がある。あたしたちだってどこに行くかちゃんとした情報がないといけないわ」

 

 霊華たちはそう言っていると、地理部のアイヌは「それなんだけど」と心当たりがあるのか、言いだした。

 

「それってもしかしてイギリスじゃないかな…ほら、お茶と言ったら緑茶だけじゃないし」

「そうですわね、確かにお茶と言ったら紅茶もありますわね」

「魔法使いと言ったら、あれだな。舞台にもなっていたし」

「うんうん」

 

 地理部のみんながそう言うと、みほたちは「あー、確かに」とどういする。

 

「あら、そう言えばそうでしたわね」

「私たちもすっかり忘れていました」

 

 ダージリンとペコもそれを思い出すかのように言うと、勇樹は「それとだけど」とある紙を出してみんなに見せる。

 

 

「福音が行っていたメカだけど…もしかしたらこれじゃないかな?」

 

 

 勇樹がそう言って見せたのは、汽車のイラスト。簡易で描いているが汽車と言えばわかりやすいイラストだ。

 それを見た2人は「それ!」と息を合わせて答える。

 

「なるほど…確かにあそこは汽車が生まれた場所でも有名だからな」

「じゃあメカは汽車!? 結構難しいそうじゃん!」

 

 沙織は慌てるかのように言うと勇樹は「それなんだけど」と困ったかのように言いだした。

 

 

「今回のメカの資金は少し事情があってね…骨格が未完成」

 

 

 それを聞いたみんなは「え?!」と驚く、まさかの資金不足に驚く。

 

「え、それじゃあ信金がないとメカが出来ない?!」

「半分は…粗大ごみでだとし越し厳しいんだ」

 

 河嶋の言葉に勇樹は青ざめながら答えると、伊江は「あー、そう言えば玲子があれだからな…」と目をそらしながら言う。

 みどり子は「玲子」という言葉に反応すると、彼女に質問する。

 

「ねえ、玲子って一体…」

「鬼の風紀委員長、国立風紀獄女学園の生徒会長として活動しているんだ…同じアブ引き部の仲間だけど今回は事情で」

「……危険?」

「危険だ、勇樹がものすごく嫌いな学校だ」

 

 伊江の言葉に彼女は青ざめながら「そ、そう」と言いながら後ろに引き下がる。

 そうしていると、勇樹は「あ、そうだ」とある事を思い出す。

 

 

「確か地下に鉄道学園があったな。地下で使われていない電車がたくさんあったからそこから」

 

 

 勇樹の言葉にお銀は「地下?」と反応する。

 

「もしかして、地下に行く専用の電車とかは?」

「あ、それはない。さすがにこちらの予算とかもあるし」

「そう…」

 

 お銀はがっかりしていると、彼は「だけど」とある事を言いだす。

 

「モグドンで行ける可能性はあるぞ」

 

 それを聞いたみんなは「え、モグドンで」と反応する。どうやって行くのかが不明だからだ。

番外編を作ったほうが良いでしょうか?

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  • そこは自由で
  • いいじゃないですか?
  • どうでもいい
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  • 微妙
  • アウト
  • NG
  • もう少し先でいいかな?
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