「勇樹、手紙が来たぞー」
日曜日、勇樹たちは屋敷で休んでいる中、伊江が手紙を持ってきてそれを勇樹に渡す。
勇樹は「ありがとー」と手紙を手にして宛先を見て数秒後、彼は「お、懐かしいな」と言いながら手紙を開ける。
「暗山さん、あの。勇樹さんは何を…?」
「ん、あーあいつか? あいつは久しぶりに会うゲーム仲間…いわゆるFWQBのな」
伊江の言葉に小梅は「え、FWCB?」と目を丸くしていると、伊江が「あ、解説するぞ」と言いながらホワイトボードを持ってくる。
「お、何か面白そうなことしているね。あたしにも聞かせて―」
「あ、私もです」
途中、勇樹たちの話を聞いていた杏と小島がやってくると伊江は「わかった、話すよ」と答える。
「FWQB、通称『
「AR、もしかして。空間で遊ぶ?」
「あたり猫田、このゲームは専用のインカムで遊ぶことが出来るんだ…あ、これこれ」
伊江はそう言いながらカバンからインカムを出してみんなに見せる。
ヘッドフォンの耳当てがなくマイクだけが付いている変わったインカム。
「これがインカム…変わった形をしているっちゃ」
「骨伝導タイプでな、これは勇樹が独自に作った特殊な骨伝導でな、一般のインカムを改造したんだ」
「ここまで祈祷なんですね」
それを見た小島は驚いていると、杏は「そう言えば」とある事に気づく。
「勇樹ちゃんが言っていた友達って、このゲームに関する人物?」
「そうだな、確か…名前が独特で済んでいる場所も離れているのがいたな」
伊江はそう言いながら彼を見ると、勇樹は手紙を読んで微笑んでいる、よっぽどうれしい事か…。
すると、彼の携帯が鳴ったため出てみるとそこには『逸見エリカ』と表示されていた。
「エリカからか、珍しいな」
勇樹は驚きながらも電話に出てみる、すると。
「どうしたエリカお前から電話なんてめず―」
『勇樹! 今からタオルと服を持ってきなさい!! 今すぐ、来なさいよ…!!』
大きな声と黒い言葉に彼は「あ、わかりました」と怯えながら手紙を置き、真莉愛に頼んで服を2着とタオルとカバンに入れて外に急いでいく。
それを見た杏と小梅たちは、急いで勇樹の後を追うことに。猫田たちも急いでいくが、あまりの速さに追うのが困難状態。
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勇樹がやってきた場所はこの町に最近できたレンタルボート店、今最近はやりなのか公園には多くの店が置いている。
勇樹はその中でどくろのマークが付いた大きなレンタルボートへと走っていく。そして勇樹はエリカから送られてきたメールよ読みながら森の中へと入っていく。
「エリカ―、一応持ってきたがぁ!?」
勇樹はエリカの姿を見た瞬間顔を赤くし、後に向く。
彼女は今まほと一緒にいるが、彼女たちの服は濡れており肌と引っ付いている状態。エリカは「さっさと渡しなさい!」と怒られた。
「い、一応大洗の制服だけど…いいか?」
「何でもいいわよ…隊長」
「すまないエリカ、そしてありがとう勇樹」
まほはそう言いながらエリカから服とタオルをもらうと、勇樹は「一体何が」と質問する。
「実はエリカと一緒にボートを乗っていてな、悩み事とかないか聞いていたんだ。だが」
「突然ボートに穴が開いて水が入ってきたと思ったらエンジンと料金を入れる機械…名前は忘れたけどそれが出てきたのよ!」
「なるほど…それでお金は持っていないから?」
勇樹の言葉にまほは「そうだな」と答える。
「持っていたら相手はすぐに引っかかるからな。ここはわざと嘘をついて引っ掛けてんだ」
「んで、急いで陸に上がって身を潜めて相手の動きを見ていると同時に、このように」
「それでなんだ…あと終わった?」
勇樹の問いかけに彼女は「ああ、すまない」と言いながら濡れた服とタオルを彼に渡してカバンに入れる。
「なるほど…そのお店と事情は聞いたけど、それってもしかして」
「あの店だ、『シップス・ドクロ』」
まほはそう言ってエリカと勇樹を連れて例の店に移動する。今は閉店しているが、地下から何かが作る音がしている。
「どうやら、この地下で軟化を作っているな…」
「ああ、だが音だけで隙間が」
まほはそう言っていると後ろから「隊長」と小島たちがやってきた。
「小島、どうしてここに!?」
「え、勇樹さんが不審な動きをしていたから…多分」
コジマの言葉にエリカは「そう言えば」とケイタイのことを思い出す、前に話していたときに聞こえていたのではないかと」
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「それよりも石川ちゃん、この様子ってもしかして」
「多分じゃなくてそうですね」
杏の言葉に勇樹は答えながら、カバンから吸盤が付いた電子機器を取り出し吸盤を壁につけてスイッチを入れると電源が入り、画面に波が映りだした。
「この『音検知器』を使って何を聞いているか聞きましょう」
「あれ、あの機械はどうしたアル?」
ぴよたんの言葉に勇樹は「あ、あれは実は…」と目をそらしながら話をする。
「電子機器が故障で、一部修理中…現在はこれで」
「それでって! 少しはメンテナンス位はしろ!!」
「メンテナンスと言っても、これでも部品を探すだけでも時間かかるよ! 特に電子機器はあまり見かけないのが多いから」
勇樹は河嶋に怒られながらスイッチを押しているとももがーが「あ、画面を!」と言ってきたため見てみると、『反応アリ』と表示されたためみんなは一斉に画面を見る。
『それで…次はどこですの?』
『この様子だとドイツだ…しかも上空にある』
「ドイツの上空、意外なところにありますね」
「意外と高いね」
話を聞いた小山と小梅はそう言うと、勇樹は「ドイツ…上空」とつぶやきながらダイヤルを動かして音大きくしていく。
『それで、メカは完成しましたの?』
『完成したぞ、何とか資金があったから『オクトロケット』が出来たぞ』
『そうですの…それでは行きましょう!』
それを聞いたみんなは「ドイツ?」「ロケット?」とざわついていく中、勇樹は「なるほど…あいつらそこに行くか」と言いながらメモをしていく。そして道具をしまうと「急いで屋敷に行くぞ!」と走っていく。
「ちょっと待ちなさい!」
「何か分かったのか!?」
エリカとまほはそう言うと彼は「多分ですが、あいつらが行くのは学園です」と言いながら走っていく。
まほたちも急いで、勇樹と一緒に屋敷へと戻っていく。そしてお店は崩れると同時にイカ型のロケットを付けたタコ型のメカが空を飛んでいった。
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「んで、こちらは野菜がモデルとなったメカ『ベジタバルーン』で行くぞ!」
勇樹はそう言うと、奥にあったのは大根型の風船に着いたトマト型のコックピットに、左右にはきゅうり型のエンジンとかぼちゃのプロペラが付いている。
「ちょっと、これで行けるの!? てか他のは思いつかなかったの!?」
「予算ぎりぎりだからこれで精いっぱい…許して」
勇樹はそう言いながら土下座していると、まほは「まぁ許してやれエリカ」と彼女をなだめる。
「彼も苦労しているし、今から行けば間に合うか?」
「え、まぁ向こうに連絡入れましたし大丈夫だと」
「そうか…エリカ、みんなに戦車を乗せるように」
まほの言葉にエリカは「え、わかりました」と戸惑いながら小島たちに知らせていく。
「よーし、今回はあたしたちが行くか…猫田ちゃんたちは?」
「え、ぼボクたちは…その…西住さん、のお姉さんの強力になれるなら…いき、ます」
杏の言葉に猫田は戸惑いながら答えると、彼女は「それじゃあ準備するか」と言う。
「かーしま、小山」
「はっ! わかりました!」
「戦車持ってきます」
「あのぴよたんとももがーさん…ボクたちも」
「わかったちゃ!」
「やってやるナリー!」
杏たちと猫田たちも、急いで戦車の用意をしていく。それを見た勇樹「あ、そうだ連絡を」とメールを打って相手に送る。
そして数分後…。
「勇樹君が行くなら、ボクと一緒に行こう」
「麻子も!」
「久しぶりに行くとしましょう」
「無論、私も」
ベジタバルーンのコックピットには、彼の仲間である穂多瑠、麻子、桜、珠姫はそう言うと、彼は「あ、そうですね」と言いながらレバーを動かす。
「それじゃあ隊長さんたちに会長たち、猫田さんは大丈夫ですか?」
『私たちは問題ない、みんなはちゃんとシートベルトをするように指示をした』
『こっちもだよー』
『あ、ボクたちも…です』
通信機からそう言うと、彼は「それじゃあ、行きますか」と言いながらレバーを動かすと、キュウリのエンジンから黒煙が出るとカボチャ型のプロペラがが起動し、上へと移動していくと、天井が動き外へと出るとそのままドイツに向けて発進していく。
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キイイイイ…
同時刻、日本の成田空港に5人の男女がいた。
1名はピンク色のポニーテールをした女性で、頭には葉っぱのヘアピンをしており竹刀袋をしている。もう1名は紫色の短髪をした男性で、背中に杖らしきステッキを背負っている。
1名は緑色のショートツインテールをした女の子で。頭にはゴーグルと肩に赤色のマントをしている。もう1名は黄色の縦巻きロールをし女性で、ハートの眼帯をしている。
そして最後の1名は黒色のショートヘアーをした男の子で、右腕に水色の腕時計をしていた。
「山吹、それで彼は?」
「ドイツに行ってるそや、事件があったやら何とか…」
「本気で行ったのか」
女性は、山吹という男性に言うと彼は答え。それを聞いた彼女はあきれるようにつぶやく。
「ふん、成田で集合してといったのに。あいつ忘れるなんて。あったま壊れているんじゃない?」
「ふふ、そうですわね。あのお方はここまで考えていませんからねぇ」
「あ、えっと…それはないと思うけど…?」
緑色のショートツインテールの女性と黄色の縦巻きルイントールの女性はあきれるかのように言っていると、黒髪の青年が慌てながら2人の間に割り込む。
「ま、何がともあれ。こいつはドイツに向かっていることは分かった…行くよ」
女性はそう言ってキャリーケースを持っていくと、青年らも「わかった(で)」と言いながら女性の後を追っていく。
ヨーロッパ行きの飛行機に乗り込んで、目的地へと…。
番外編を作ったほうが良いでしょうか?
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構いません
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そこは自由で
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いいじゃないですか?
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どうでもいい
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普通
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微妙
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アウト
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NG
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もう少し先でいいかな?