島に付いた勇樹たちは、メカを近くの浜辺へと移動しメカから彼女たちの戦車を出して森の中へと移動していく。
その間、勇樹と麻子、ムラカミと優花里はメカが海流に流れないように、錨を出して近くの岩場に固定していくが、思った以上に重かったため、4人が持って移動するだけでも精いっぱいだ。
「これで良し…それにしてもこの島」
錨を固定し終えた勇樹は島を見る、その島はヤシの木などと言った多くの植物が生えていた。
南の島のように木々は輝いており、生え方を見たところ植物は手入れしていない、つまり自然に育った証拠だ。
「この島…九条、思い出すな」
「うん…懐かしい」
勇樹は九条に向けて言うと、彼女は首を動かして答えるとそのままヤシの木へと行き、幹に手を付ける。
そして彼女は微笑みながらそのまま抱き着き、顔をすりすりとする。
「なあ勇樹、彼女はどうしたんだ?」
「ムラカミ殿の言う通りです、私も始めてみますけど…一体」
ムラカミと優花里は彼に向けて質問すると、勇樹は「彼女か」と息を吐きながらこう答えた。
「彼女は、どこかの南の島…一種のフィンランドの島から来た少女だ」
勇樹の言葉にムラカミは「ふぃ、フィリピン?」と目を丸くしたため、優花里は「島とフルーツが多い国です」と簡潔に解説する。
「九条はどこかの研究施設で生まれた少女で、両親は実際にいたけど数年前に起きた事故で亡くなったんだ。分け合って日本へと密輸、まぁコンテナに侵入してきたってことだ」
「私と同じですね」
優花里は真剣に言うと彼は「まぁそんなもんだ」と答える。
「そして、学園外で少し調べていた美樹姉と綺羅が彼女を見つけて保護したってわけさ」
勇樹はそう言うと2人は「それでなんだ…」と納得して九条を見ると、彼女は「うがうが」と言いながら木を登っていた。
「ここまで来る間、彼女は両親を亡くしてから狼が育ててな。その狼は人を襲わない珍しい肉食動物だってことがわかったんだ」
「人を襲わない狼、そんな品種がいるのか」
「フィリピンは島が多いですから、まだ知られていない生物がいるのは当たり前ですよ」
優花里はそう言うと、彼女は「それもそうか」とあっさりと納得した。勇樹は「納得するのかよ」とジト目で見る。すると。
ピリリリリ…ピリリリリ…
「ん、携帯からだ」
勇樹の携帯が鳴ったため彼は見ると『綺羅』と表示していた、それを見た彼は「彼女からか、珍しいな」と言いながら電話出てみる。
「どうした綺羅? ……見つけた? それでその中は…今調べるか。分かった、オレもいく」
勇樹はそう言って電話を切ると、優花里に「小春田の仲間がいる基地が見つかったか、急いでいくよ」と言ったため彼女は「わかりました!」と答える。
ムラカミも「お、おい待ってくれ!」と急いで追いかけていく。麻子は彼らの行動に気づいたのか木から降りると、そのまま走っていった。
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綺羅たちがいる場所は、浜辺からわずか5キロ先にある研究施設。爆発した跡があるのかガラスは黒く変色し鉄類は地面にばらまいており、内部は紙が燃えた跡や機材などが壊れて地面に落ちているのがある。
勇樹たちはやってくると、みほが「勇樹さん」と反応する。
「いてて…動物がいないのは幸いだけど、結構つかれる場所にあるな」
「仕方ありませんよ、ここは無人島ですからあまりひとがこないですよ」
優花里はそう言うと百合子が「確かにそうですね」と言いながら植物を掴んで観察している。
「扉はまだ動くな…錆びているところはないし」
「動かせるってことですね」
出入り口であろう扉を見ながら勇樹が言うと、綺羅は答えながら扉に触れると麻子も「そうだな」と答える。
「扉は古く見えているが、メーターが回転している。電気は通っている証拠だな」
「となると、どこかにスイッチが…あった」
勇樹はそう言って壁を探していると、スイッチがあることに発見し。試しに押してみると扉が左右に自動で開いた。
「これが出入り口か…意外とあっさり空いた」
「だけど、相手は小春田さんたちだよ。何をしてくるか分からないよ」
ミカはそう言うとお銀も「彼女の言う通りだね」と答える。
「相手はどこにいるか分からない。油断しないようにしていくよ」
「わかった、念のため麻子と月奈さんは入り口で」
勇樹はそう言うと九条と月奈は「うが」「わかった」と答える。
「それじゃあ入ろう、何があるか正直分からないけど相手はここにいる可能性が高い」
「勇樹の言う通りだな、道具は彼が持っているしいざとなれば」
「はい、今回は勇樹さんの道具を頼りに行きましょう」
勇樹の言葉にお銀とみほは答えると、百合子は「それじゃあ」とみんなは扉の中に入っていき、奥へと進んでいく。
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「ここは…研究室か? 初めて見るところだな」
勇樹たちが研究室に入って数分後、彼らは生物を研究しているところへとやってきた。
装置には生き物が入っているであろう手のひらサイズの卵に、円柱型のカプセル型には生き物がコードにつながっていた。
「何を研究していたのでしょうか…」
「なんだか、怖いよ」
「大きい所に出たね…」
装置や卵に生物を見た沙織、アキ、フリントはそう言いながら歩いていると、綺羅は「ここはどこかで出てきたような」とジト目をしながら歩いている。
「百合子さん、どうですかそちらは?」
「小春田産の仲間はいませんね…綺羅ちゃんは?」
「向こうを見に行きましたが、それらしき人物はどこにも」
百合子と綺羅はそう言っていると、勇樹は「意外と隠れ上手だな」と感心する。
「それにしてもこの研究室は一体なんだい? まだ初めて見るのもあるが…」
お銀はそう言っていると、ラムは「お?」と何かを発見する。
「親分! 石川さん、何かありましたよ!」
ラムの言葉に2人は「なんだって?」と反応し、急いで彼女のへと行く。そして目にしたのは…。
「髪の毛? オレンジ色に近いな」
机の上には、切った髪であろうオレンジ色の髪の毛が落ちていた。
それを見た勇樹は「なぜここに髪の毛が?」と言いながら、袋に紙を入れて保管する。
「え、それ拾うのか?」
「何かしら重要な手掛かりになるからな、こういう時はわずかな手掛かりを拾うのも大事だ」
勇樹はそう言いながらそれを拾い終えると、今度はカトラスが「手掛かり発見」と言うと、華と綺羅が駆けつける。
「あの、手掛かりとは?」
「いったいどういうのですか?」
2人がそう言うと、彼女は「これ」とあるものを見せる。
それは1枚の紙だが何か機械らしき設計図が描かれている、椅子があることから何かを固定してやるようだ。
「これは…機械ですか? それにしては大きいですね」
「大きさから計算しますと、トラックに乗せることが出来るレベルですね」
華と綺羅は冷静に言うと、カトラスは「保存しましょう」と設計図を綺羅に渡す。
「これは何かの手掛かりになりますね…ミカ?」
綺羅はそう言っていると、ミカが壁を見ていた。彼女は何かと思いミカのところへと行く。
「ミカ、あなたは何を見ているのですか?」
「鉄の兵器かな? それらしいのを見ていたよ」
「鉄の兵器? それは一体…っ! これは!!」
ミカの言葉に彼女は不思議に思いながらも壁を見ると、そこにあったのは巨大なドローンの姿をしたメカが描かれていた。
「ドローン…兵器とは言いにくいですが、逃げるというならば可能ですね」
「そうだね…それとだけど、奥から音がするよ」
ミカの言葉に綺羅は再び「え」と目を丸くし、急いで壁に耳を当てると。奥から人の声と機械音がした。
「機械音…この音は何かを掘っている…掘っている!?」
音を聞いた綺羅は急いで勇樹のところへと行き話をすると、彼は「急いで壁を!」と壁のところへと行き、カバンからハンマーを出して壁を壊すと、何かで乗ったのか地面には穴を掘った跡がある。
「穴を掘っていた…不覚でした!」
「いや、まだ間に合う! 穴はまだ掘って間もない…ボードで追うぞ!」
勇樹はそう言いながらカバンから車輪がついていないボードを出すとそれに乗り、ボードについているスイッチを押すと浮かび上がり、キラを連れて穴へと入っていく。
百合子は「あわ! 遅れました!」と走っていくが間に合わずその場でこける。それと同時にミカは「行くよ、百合子」と言いながら外へ出て行く。
それを見た百合子は「え、ええ?」と戸惑いながらミカの後を追っていく。
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「大きいですね…あのメカより広そうです」
「そうだな、だがなんで地面に逃げるんだ?」
勇樹はそう言いながら周りを見ていると、突然地面が大きく揺れて後ろから瓦礫が落ちてきた。
「っ! 瓦礫?!」
「そういう事か! だが、このオレが発明した『プラズマ・ボード』をなめるなよ!」
後ろから瓦礫が落ちて2名をつぶそうとしているが、勇樹が開発した電磁浮遊型特殊ボード、通称『プラズマ・ボード』は徐々に増していき瓦礫から逃げていく。
「早いです! これなら急いで」
「あいつらに追いつけそうだな…!」
綺羅と勇樹はそう言いながらボードを増していくと、突然前の通路から巨大な岩が落ちてきて、ぶつかるように仕向けてきた!
「しまった!」
勇樹は急いでスイッチを押すと、プラズマ・ボードは急ブレーキをするが遅すぎたのかそのまま岩にぶつかって2人はその場で倒れた。
バタッ!
2名はぶつかった影響なのか、体は動くことが出来ず頭は痛み目を回していた。すると突然地面が揺れ何かの予兆なのか天井から石ころが地面に落ちてきている。
勇樹は「地震か?」と思っていたその時、突然地面から巨大なドリルが付いた黒色のモグラ型のメカが出てきた。
ギュィイイイイッ!!
「このメカ…まさか!」
勇樹はモグラメカについているドクロを見て驚くと、頭のハッチが開き白山が出てきて彼らを見下す。
「ふっ、無様な姿だな…」
「あんたにだけは言われたくない!」
「ま、そう言うだろうな…だがもうここまでだ」
白山はそう言うと、メカのドリルは起動し回転すると同時にドリルは2人に向ける。
「まさか…オレと綺羅を!?」
「その通り、この場所はちょうど活火山があるところでな、お前たちを誘うのに苦労はしたよ」
「か、火山の溶岩で…護衛の力を…!」
「当たり、だがもう一つ目的はある…」
白山の言葉に勇樹は「なんだ、その目的は…!」と言うが、彼女は「ふっ! 教えてたまるか」と言うとメカは前に進んで2人に攻撃しようとした…その時。
『白山様! 左方向に不審な乗り物が、戦車と一緒に何か来ています!!』
「む、戦車と戦車とに何かが…?」
生徒の言葉に白山は反応すると、突然左側から何かが来ているのか地面が揺れると同時にひびが大きくなってきた…その時!
ドガアァァ!!
「な、カメだと?!」
巨大海亀型メカ『パイレーツ・タートル』が出てきたことに彼女は驚くと、口が開いて巨大なグローブが出てきたため白山は急いで入るとグローブは放たれて、メカは壁にぶつかる!
『一体…何が?』
綺羅は何が起きたのか目を丸くしていると、胴体のハッチが開いてアキとみほが出てきた。
「勇樹さん! 大丈夫ですか?!」
「綺羅さんも、ケガが」
2人は勇樹と綺羅を心配していると、彼は「オレたちは大丈夫だ!」と答える。
「それよりも、あいつを捕まえてくれ! 奴は小春田の仲間だ!」
「あ、でも」
勇樹の言葉にみほは戸惑っている。友達を先に救うべきか、敵を追うべきか…彼女はどっちを先にしようか…戸惑っていたその時。
「みほ―! 前ー!」
九条の言葉に彼女は反応し前を見ると、モグラ型のメカは体制を整えると同時にドリルを回転し、壁に穴をあけて逃げていく!
「しまった…わかりました、私たちは小春田産の仲間を追います。ですが必ず勇樹さんと綺羅さんを…必ず助けます!」
みほの言葉に勇樹は「わかった、必ず助けに木来いよ!」と言うと、みほとアキは「はい!」と答えると、2人は中に入ると同時にハッチを閉めて、モグラメカ基白山の後を追い始めた。
番外編を作ったほうが良いでしょうか?
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構いません
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そこは自由で
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いいじゃないですか?
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どうでもいい
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普通
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微妙
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アウト
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NG
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もう少し先でいいかな?