ガールズ&パンツァー 時空を超えた機械と協力者   作:水岸薫

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第69話『逃走と噴火、そして救出』

 研究所があるのは火山に近い山岳部のふもと、そこに研究所を立てた理由は今でも不明だが火山の溶岩を利用した熱発電が一番強い。

 その研究所の火山の山頂付近にひびが入っていき、穴が開くと黒色のモグラ型のメカが出てきて山から下っていく。そのメカを追うようにパイレーツ・タートルが出てき追い始めた。

 

「あらら…、追ってきてますわよ白山さん?」

 

 砲弾を砲台に装填していつでも放てるように準備をしている奈村は白山に向けて言うと、塩崎は「そうっすねー」と答える。

 

「それにしてもすごい大きさっすね…奈村さん口調変えてもいいっすか? やっぱ関西弁の方が楽っすけど」

「そのままで、そしたら他の性と思われて勇樹さんたちは油断しますから」

 

 塩崎の言葉に彼女は「あう」と肩を落とす。白山は「何をしてんだか」とジト目で見ている。

 

「ま、このメカはただのモグラではないことを教えてやる。スピードアップ!」

 

 白山はレバーを動かすとメカのエンジンは赤くなり、歯車の回転数が上がり速度を上げていく。

 その影響でモグラメカはパイレーツ・タートルから離されて逃げていくのを見た沙織は「ああー!」と驚く。

 

「逃げられるよ! このままじゃあ逃げられるよ!」

「無理言うな沙織、山で速度を上げるとこのメカは崖に落ちる。一巻の終わりだ」

「だけどこのままだと追いつけないね…」

 

 慌てる沙織を麻子はなだめるが、彼女の言葉に同意するようにお銀はそう言うと同時に百合子に向けて言う。

 

「百合子さん、このまま速度上げれるかい?」

「もちろんですよ! このメカは勇樹さんが作り出した新機能が搭載ですからね!」

 

 百合子はそう言いながらシフトレバーを『ウサギ』から『馬』に動かす、するとメカの甲羅の一部が動くと同時にブースターが出てきて火を噴きだすと同時にメカの足がしまわれると同時にタイヤが出てきてメカを追い始めた。

 この山は円錐型のドリルのように溝があり、メカはその溝の中に入って逃走している。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「おやおや、相手もなかなかやるっすねー。奈村さん例のカバンは?」

「もちろん持っておりますわ! 万が一捕まえてもこれだけは守って見せますわ!」

「そうっすねー、小春田産の秘密が入っていますから…白山さんどうっすか?」

「今のところ異常なし、エンジンは急速冷凍装置でできるだけオーバーヒートを起こさないようにしているさ」

 

 白山はそう言いながら前を見ていると、生徒が出てきて「あのー」と白山に言ってきた。

 

「前に小屋がありましたが…あれはもしかしてトレジャー高等学校のでは?」

 

 生徒の言葉に彼女は「え、小屋?」と思いながら画面をよく見ると、この先に小屋があることに気づいた。しかも小屋はちょうど自分たちが通る道のど真ん中にあった。

 

「なななななあ!?」

 

 それを見た彼女は慌ててハンドルを動かし方向転換するが、メカは加速したまま崖から下っていく。

 

「ありゃ、あれは?」

 

 それを見た百合子は反応し、シフトレバーを『馬』かた『カタツムリ』に変えてブレーキを踏むと、ブースターは起動停止し2つのつるはしが出てきて地面に突き刺すとメカを強制停止した。

 メカが停止するとハッチが開き、月奈が出てきて「っと!」と言いながら家を見てこう言った。

 

「アールトさん、何をしているのですか?」

 

 月奈の言葉を聞いたみほたちは「え、アールトさん!?」と驚くと、家は突然変形し一種の汽車型へと変わる。

 そして扉が開くと同時にアールトが出てきて「やぁ」とあいさつする。

 

「先回りしておこうかと思ったけど、どうやら少し外れてね。今から追うところだよ」

「そうですか、ではお先に行きます」

 

 月奈はそう言って中に入りハッチを閉めると、つるはしは甲羅にしまわるとそのまま小春田たちの後を追い始める。

 アルートも「それじゃあ」と言いながらメカに入ると、煙突から煙が出てエンジンが動く音がすると同時にパイレーツ・タートルの後を追い始めた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 ガガガガガガッ!!

 

 モグラメカは森をかき分けるかのように木を倒しながら進んでいる、その影響でなのか鳥は空へと逃げていき木の実は落ちている。

 だがその後を追うように、勇樹たちのメカであるパイレーツ・タートルはやってきた。

 

「後ろからやってきているか…これなら大丈夫だな!」

「そうっすねー」

「そうですわね」

 

 白山の言葉に塩崎と奈村はそう言っていると、生徒が「そう言えば、戦車は」と言いながら塩崎に言うと、彼女は「んー」と言いながら画面を見ていると、確かにパイレーツ・タートルの後ろから戦車は来ていない。

 

「置いてきたんじゃないっすか? 戦車は結構重いっすから」

「あ、そうですね」

 

 塩崎の言葉に彼女は納得すると、奈村が「戦車?」と何か思い当たることがあったのか考え込む。

 

「そう言えば…ここまで来るのにどうやってメカを…まさか!」

 

 彼女は思い出したのか急いで白山に「砲台を!」と言いだした。

 

「砲台? 攻撃しても相手は戦車で来てないぞ? 香華kしいても意味が―」

「ありますわよ! 継続高校の小娘たちが持っているBT-42が!」

 

 奈村の言葉に塩山は「なんだそれ?」と言うが、塩崎は「あー! やばいっすよ!」と慌て始める。そう、なぜならば。

 

 

「チェーンを外せば車の様になるっす! 一度見たじゃないっすか!

「チェーン…あ」

 

 

 塩崎の言葉に彼女は青ざめると、目の前にBT-42が現れて砲台をメカに向けて放った。

 彼女は急いでレバーを動かし方向を変えるが、メカの右目に砲弾は当たり、操縦席から移る画面の半分は砂嵐状態になった。

 

「しまった! だが範囲は問題ない、急ぐぞ!」

 

 白山はそう言いながらレバーを動かすと、メカは徐々にスピードを増していき砂浜へと逃げていく。このまま海へ逃げていこうとするようだ。だが。

 

 

 ドガアアッ! ドガアアッ!

 

 

 突然砂浜が爆発し、モグラメカは急停止した。そして後ろからパイレーツ・タートルと汽車型のメカ、そしてBT-42が出てきて砲台をメカに向ける。

 

「なんだ?! 囲まれてしまったぞ!!」

「それよりも、どうして砂浜が爆発しましたの?! 海未からなのはわかりましたがどうして!?」

「…あー、邪魔者っすね、これを見てください」

 

 塩崎はそう言いながら画面に指をさしたため奈村たちは見てみると、BC自由学園の戦車であるルノーFTとソミュアS35とARL44が船でやってきていた。

 

「な、どうしてお嬢様学校の奴らが?! 情報ではあいつらは船を持ってきていないのでは?!」

「それなんですけど…情報に追加ありっす。どうやらフランスのスウィーティ学園が日本へ来ていたらしく、それをマリーというお嬢様が話したっす」

「それででしたの?! てかまさかの同盟が?!」

 

 驚くなら奈村に塩崎は「そうっすねー」と言いながら道具を探していた。それを見た奈落は「何を探していますの?」と言うと彼女は「これっす」とリモコンを出した。

 

「おい、それってまさか…」

「そうっすよー、ひじょーに危険のリモコンっす」

 

 塩崎はそう言って赤色のスイッチを押す炉光が滅し始める。白山と奈村は青ざめて引いていると、彼女は「にしし」と不気味な笑顔をする。そして。

 

 

 

自爆っす

 

 

 

 彼女はそう言いながらスイッチを押した。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 ドガアアアァァァァァァ!!

 

「おわっ! 何だ?!」

 

 突然大爆発がした振動と音にムラカミは驚くと、百合子は「爆発?!」と慌てて画面を見る。

 画面に映っていたのは、火山から黒煙が出てきて爆発した影響なのか岩石が飛んでいる。

 

「まさかあの爆発は…でもどうして火山に?」

 

 それを見た百合子は疑問を抱いていると、みほが「あ、前を!」と言ったためみんなは画面を見ると、メカは砂浜に穴を掘ってそのまま逃げていった。

 

「逃げたか、急いで追うよ!」

 

 お銀はそう言うが、月奈が「待ってくれ、勇樹と綺羅が山の中に!」と言ってきたためみほは「あ!」と山に向ける。

 そう、あの2人はまだ山の中にいた。助けようにも時間がない。

 

「どうしよう、このままだと勇樹さんと綺羅さんが…!」

 

 みほはそう言うと、ミカが「助けに行こうか」と言ってきた。

 

「ミカさん?」

「私たちのBT-42はそんなに早くはないけど、助けることはできるかもしれないよ」

 

 ミカはそう言うと、百合子は真剣に考えこむ。そして。

 

「わかりました、勇樹君と綺羅ちゃんを助けてください。それとこれを」

 

 百合子はそう言いながらスマホを渡すと彼女はそれを受け取る。

 

「これは、なんだい?」

「発信機受信携帯電話です、勇樹君と綺羅ちゃんはこの道具に反応すると思います」

「なるほど…わかった、ありがとう」

 

 ミカはそう言ってメカから出てBT-42に行く、それを見たアキは「待ってミカ!」と追いかけていく。

 そして2人は戦車に乗り込むと方向を火山に向けるとそのまま発進し、木々をなぎだ押していく。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

ガアアアアアアッ!!

 

 BT-42は山を登り落ちてくる岩をよけながら穴があるところを探している。

 

「ミカ、発信機は?」

「まだ反応しているね、どうやらできた穴は…あった!」

 

 ミカはそう言って外を見ていると、無理やり穴を開けた後が発見された。

 ミカはミッコに「あそこに」と言うと彼女は「わかった!」と言いながらハンドルを動かし、穴の中へと入っていく。

 

 ガラガラガラッ!

 

 落ちてくる石や砂はBT-42に当たるが、装甲があるためそんなに大きな異常は起きていない。

 

「この先にあるが…どこにいるんだ」

 

 ミカは真剣な目つきであたりを見渡していると、アキが「いたよ!」と知らせる。

 それを聞いたミッコはブレーキをすると、砂に埋もれて顔を出している2人を見つけた。

 

「いけない! このままだと埋もれる、アキ!」

「わかった!」

 

 ミカとアキは急いで外に出て、綺羅と勇樹を救いだす。幸い埋もれていたのは砂なため、簡単にどかすことはできる。

 砂をどけ終えた彼女たちは、BT-42に乗せて逃げようとしたその時。

 

 ガラガラガラッ!!

 

 戦車の上から巨大な岩が落ちてきて押しつぶそうとした―。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 ドガアアアァァァァァァ!!

 

 パイレーツ・タートルに乗った百合子たちは、火山が噴火したほうへと向くと。火山は噴火し黒煙と共に岩や火の粉が散っていき近くの木々に当たり燃えていく。

 それを見た百合子は唖然の表情で見ていた。

 

「勇樹君…綺羅ちゃん。ミカさん」

 

 彼女は3名を心配していると、山の一部にひびが入ると穴が開き。そこからモグラのハンドが出てくるとBT-42が出てきた。

 

「あ、あれは!」

「BT-42…あの手は何だ?」

「そこ麻子…それよりもあれがあるってことは!」

 

 BT-42を見たみほと沙織は驚くが、麻子は茫然としながらもハンドを見て言う。

 そうしているとハンドは動きそのまま山を下っていき百合子たちの方へと移動していく。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「よかったです! 本当によかったですー!!」

「痛い痛い痛い痛い!! 百合子さん痛いですよ?!」

 

 百合子に抱くつかれている勇樹は慌ててはがそうとするが、それを見た綺羅は「幸せ者ですね」とジト目で見て言っている。

 彼女は現在足をくじいたのか足にシップをしている。

 

「それよりも、小春田の仲間が逃げられたね。しかも彼女たちの基は火山で壊れた」

「手掛かりは…ないね」

 

 お銀とラムは島を見て言うと、綺羅は「そうですね」と答える。

 あの後、みんなは急いでメカに乗り込むと同時に島から離れると、島は大きな音を立てながら沈んでいき、島は浮かび上がらなかった。

 

「せめて手掛かりさえ残していれば」

「あると言ったらこの髪の毛と写真だな」

 

 麻子の言葉に勇樹はそう言いながらカバンから例の袋と写真を出す。

 

「これを京子に渡して、至急調べるようにお願いする。そして例の本の解析がわかった」

「本当ですか勇樹さん?!」

 

 みほは勇樹に向けて言うと、彼は「ああ」と答える。

 

「まだわかる範囲での結果だけど、名前の一部がわかった」

「それじゃあ行きましょう…と言いたいところですが」

 

 百合子はそう言いながら視線を船の方へと向く、勇樹も何かと思い船の方へと向くと…。

 

 

「うまうま! あまーい!」

「麻子ちゃんの言うとおりね、あ、これも甘いね。祖父江、凄いわ」

「恐縮ですマリー様」

 

 

 九条とマリーが一緒にスイーツを食べていたため、すぐには行動できない。

 それを見た彼は「あらら」とあきれるのであった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「それよりも、アキさんは砲手に装填手をしているなんてすばらしいですね。月奈姉さんから聞きました」

 

 メカ内部にある医療室、綺羅はアキから先ほどの話をしていると。彼女は「え」と反応する。

 

「私は乗っていませんよ? ミッコは乗っていたけど私じゃないよ」

「…え、でも」

 

 アキの言葉に綺羅は驚いていると、彼女は「それじゃあ、誰が」と考えていると…ある人物が頭に浮かぶ。

 

「…あ、それなら合致しますね」

 

 綺羅はそう言って扉を見ると扉と壁にわずかに開いており、その隙間からは特徴あるチューリップ帽が見えていた。

 それを見た綺羅は「ふふ」とほほ笑む、それを見たアキは頭にハテナマークを浮かばせながら頭を傾けた。

 

番外編を作ったほうが良いでしょうか?

  • 構いません
  • そこは自由で
  • いいじゃないですか?
  • どうでもいい
  • 普通
  • 微妙
  • アウト
  • NG
  • もう少し先でいいかな?
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