ガールズ&パンツァー 時空を超えた機械と協力者   作:水岸薫

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第71話『心の傷を防ぐ手段』

「ふ、不快です…まさかここまで洗っていただくなんて…」

 

 風呂から出た和葉は、風呂から出ると船舶科とお祭り部のみんなが髪の毛と体を拭いていた。

 

「まぁまぁ落ち着いてって」

「クリームソーダを用意しておく」

「カトラスもそう言っているところだし…落ち着いてよー」

「そうそう」

「きれいな女性が掛けてしまいますよー」

 

 フリントとカトラス、ラムに日向と天野川はそう言って彼女をなだめるが。和葉は「それは気にしないでください」と答える。そして。

 

「さて、これで終わったとおもう…が」

 

 お銀はそう言ってタオルを上げて彼女を見るが、彼女の頭にできた痣に違和感が出た。

 

「…ムラカミ、ちょっといいか?」

「ん、親分?」

 

 お銀はムラカミを呼ぶと彼女はあることを話す、そしてムラカミは「聞いてみます」と脱衣所からある人のところへと行く。

 それと同時に丸井は「およ?」と肌についている肌色のシールがはがれかけていることに気づき、はがそうとした…その時。

 

「だめ! それはやめて!」

「きゃっ!」

 

 突然和葉は彼女を押して、丸井は驚き後ろにこける。

 それを見た祭里は「おいどうした!?」と言うと丸井は先ほどの話をする、それを見たローズヒップは「どうしたんですの?!」と驚く。

 

「…和葉、いったいどうしてこれを…」

「気にしないでください…気にしないで…」

 

 体を震わせている和葉に祭里は違和感を持っていると、ラムは「んー」と考え込むと同時にフリントは「もしかして」とある事を言いだした。

 

 

 

体に傷を…負っているんじゃないか?

 

 

 

 それを聞いた瞬間、和葉は「いっ!?」と体を固まった。それを見たフリントは「え、冗談で言ったのに」と答える。

 

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 脱衣所で事実が発覚する数分前…、伊江たちは服を選んでいたが彼女はあるものを選んでいた。

 

「長いのじゃないと無理だな…特に七部カットソーとパーカーが良いな」

 

 なぜか袖が長い物ばかり選んでいた、それ以外はハンガーにかけている。それを見たカチューシャは「伊江、ちょっといい」と質問してきた。

 

「ん、カチューシャか。どうしたんだ?」

「なんで長い服を選ぶの? 寒くなっているのは分かるけど、まだ暖かいから」

 

 それを聞いた瞬間、伊江は「あー」と苦い表情をしているとムラカミが「伊江!」と言いながらやってきた。

 

「ムラカミ、どうしたんだそんなに焦って」

「焦るも何も…和葉は前の学校に誰かにいじめられているのか?!」

 

 ムラカミを聞いた伊江は「え、なんでムラカミが!?」と驚くと、彼女は「え、親分の推測当たっている?!」と目を丸くしている。

 

「ちょっと、それどういう意味?!」

「少し気になりますね」

「私もちょそ聞いていいですか?!」

「教えてくれ」

 

 話を聞いたカチューシャたちも近づくと、彼女は「えっと」と焦りながら後ろに引いていく。そして…。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

『『『黒薔薇はブラック学校!?』』』

 

 話を聞いてみんなは驚くと、勇樹は「にょわ!!」と椅子から落ちてその場でこける。

 

「そう言えば前に聞いていましたが…どれくらいブラックなのかは聞いていませんでしたね」

「確かに、わたしたちもはじめてしったな」

「詳しくしえてくれませんか」

 

 カルパッチョとナオミ、ペコはそう言いながら勇樹に向けて言うと、彼は「えっと」と目をそらしていた…すると。

 

 

 

「あの…私はもう邪魔でしょうカ…」

 

 

 

 和葉の声がしたためみんなは向くと、涙目で椅子に座っている赤ジャージを着た彼女がいた。

 和葉は現在、柚子と桃につかまっており落ち着かせるためカトラスがクリームソーダを持ってきている。

 

「あー、嫌お前は邪魔じゃないよ! まったくもってだけど?!」

「そ、そうですか…あ、クリームソーダおいしい」

 

 勇樹は慌てて和葉に言うと、彼女は安心すると同時にクリームソーダを飲みほほ笑むと、カトラスは「ありがと」と答える。

 

「それで勇樹さん、和葉さんの体って一体」

「ああ…実は和葉は黒薔薇の生徒で発明家だけど…不適合者、つまりいじめの対象になったんだ…」

 

 みほの質問に勇樹は答えると、みんなは「え」と困惑や驚きを発し、中には無音のままじっとしている者がいた。

 

「おい、それは本当か!? 説明しろ!!」

「わたくしにもですわ、どうしたこのような事態が…」

「教えなさいよ!」

「こっちもっす!」

「私もだ…これは許されないことだな」

「もちろんよ! プラウダの恐ろしさを見せてやるわ!」

「私もだね…風の反乱が起きそうだよ」

「西隊長、これは憤りを感じるであります!」

「私もだ…これは久々に感じる怒りだ…!!」

「押田君、ここはいったん休戦して」

「ああ、同じ気持ちだ安藤君」

 

 黒いオーラが出ているみんなに勇樹は「落ち着いて落ち着いて!」と慌ててなだめる。

 

「それよりも…っと、これを用意して正解」

 

 勇樹はそう言いながら天井に着いているつり革を引くと、天井からホワイトボードが出てきて「説明するよ」と言いだした。

 

「黒薔薇はその名の通り学園の周りに黒い薔薇で囲われていてな、外に出ることは不可能なんだ」

「それは意外だな…それ以外に何か情報は?」

 

 我狼院の言葉に勇樹は「他に情報はあります」と答える。

 

「その学園は全寮制学生費は無償で科目は普通科を含んで約20ほどあります」

「結構すごい数の科目だね…でもどうして優木ちゃんはこのように?」

 

 杏は干し芋を食べながら和葉を見て言うと、勇樹は「理由は分かりませんが」と答えるだす。

 

「和葉の話から推測したところ、どうやらD型の中で一番下…つまり最下位と言うのは聞きました。その最下位は何かはわかりませんが」

「なるほどな…しかし和葉はこのままでいいのか?」

「正直、オレもこのままだといけないから工夫はしているが。やはり黒薔薇にとっては裏切り行為に近いからむやみに外に出るのは…」

 

 勇樹はそう言いながら和葉を見ていると、彼女は暗いオーラを出しながら外を見ていた。

 外に出たいのは分かるが、彼女はいつどこで狙われているか分からない、そのことを考えると思った以上に行動は難しい。

 そう考えているとそど子が「それなら簡単よ」と言いだした。

 

「簡単って、みどり子さんは何か案ありますか?」

「案というより、ここは思い切ってイメチェンをしたらどうかしら? エルヴィンさんやカエサルさんにナカジマさんたちなどを見習って!」

「なるほど、それは忘れていた。和葉、良いか?」

 

 彼女の提案に勇樹は和葉に言うが、彼女は「ひえっ!?」と驚きその場から逃げようとする。だがムラカミが捕まえたため逃げることはできない。

 

「嫌です嫌です! ただでさえ私はダメなのにもっとだめにしては嫌ですー!!」

「悪化するようなことを言ってどうする…えっとそれじゃあフリントさんにエリカさん、そしてあけびさん。和葉のことお願いします」

「わかったよっと」

「全く、少しは落ち着きなさいって」

「私たちは危害を加えませんよー?」

 

 フリントたちはそう言いながら和葉を連れて脱衣所へと走っていく。それを見た優花里は「あれでよかったのでしょうか」と彼に質問する。

 

「なんだか和葉殿が心配ですが…」

「あいつの場合はこうでもしないということが効かないんだ、プラウダのみんなに頼もうとしたが…流石に」

「え、あー…確かにそうですね」

 

 勇樹の言葉に優花里は同意すると、向こうから「ひゃあああっ!」と和葉の声が響いた。

 

「それでなんですが…会長、少しいいですか?」

「ん、なんだい?」

「簡単なんですけど―」

 

 勇樹は杏子にあるお願いをすると、彼女は「いいよー」と答える。そのお願いとは…。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「んなわけで、今回からあんこうチームに和葉ちゃんと一緒に同居することにしたよー」

「「「「えええええーー?!」」」」

 

 突杏が然部屋にやってきてと思いきや、いきなりの命令であんこうチームは驚くが、麻子だけは「想定していたからな。わかっているさ」と答える。

 

「でも私たちでいいのですか? 少し心配ですけど…」

「それなら心配しなくてもいいよ、一応石川ちゃんに許可だしたからね」

「はぁ…ですが少し心配します」

「時々安全かどうかあたしたちが確認していくよ。和葉ちゃんに身に何かあったら勇樹ちゃんたちが駆けつけるようになっているからね」

 

 杏はそう言うと、沙織は「はぁ。…そうですか」と目を丸くしながら答える。

 

「ま、一応勇樹ちゃんの道具は持ってきているし。勇樹ちゃんが作った説明書もあるし渡しておくよ」

「あ、ありがとうございます」

 

 道具を受け取った沙織はそれを近くのベッドに置くと、優花里は「ところで、和葉殿は?」と言うと彼女は「優木ちゃんなら、あそこに」と外を向いたため、みんなは外を見る。

 

「ああ、私は本当に大丈夫でしょうか…これは心配ですけどだめですか?!」

「銃器を持ち込む必要はない! 刀もだ!」

「えっと、この手榴弾もですね。このミサイルも」

「結構持ち込みますね」

 

 武器類を分別している河嶋たちに、彼女は「あー」と納得する。そして衣服・必要最低限の道具が入ったキャリーケースを小山から受け取ると、そのままあんこうチームの部屋に入る。

 

「部屋はあたしたちとみんながやっておくからね、それじゃあ」

 

 杏はそう言いながら部屋から出ると、みんなは和葉を見る。和葉は顔を真っ赤にしながら椅子に座り、石造のように固まった。

 

「あ、あの…和葉さん。大丈夫ですか…?」

「ひぇ!? だ、大丈夫れすよ?!」

「落ち着いていないな…それにかんでいる」

「あうううう…」

 

 麻子の指摘に彼女は真っ赤になると、沙織は「麻子余計なことを言わない」と突っ込む。

 それを見た華は「ここは少し」と言いながらベッドの上にある道具の山から何かないか探し始める。

 

「華さん、何を?」

「道具に中で少しは仲良くなれるのはあるのかと…あ」

 

 みほの質問に華は答えていると、彼女はクラッカー型の道具を取り出した。

 取り出した拍子で、クラッカーのひもは道具に引っかかるのに華は気づかずそのままも上げた…その時。

 

 

 パアアアンッ!!

 

 

 クラッカーから大量の花吹雪とテープなどが大量に出てきて部屋が埋まるほど出てきた。

 

「うぱっ!」

「ふひぃ」

「はふぅ」

「うぴゅっ」

「はふぅ…びっくりした」

「あうう」

 

 紙吹雪やテープの山から出てきたみほたちはお互いの顔を見る、和葉は「ふふっ」とほほ笑む。

 

「和葉さん」

「あ、すみません…その道具は勇樹さんが作った『ビックリクラッカー』でして…今のように突然爆発するのですが…それにビックリしまして」

「確かにそうでしたね、石川殿もとんでもないのを用意しましたね」

「ほんと! もう迷惑! …でも」

「ふふ、そうですね」

「笑っちゃうね」

 

 沙織に連れて華やみほに優花里と麻子もほほ笑むと、和葉は「ふふふ」とほほ笑んでいた。

番外編を作ったほうが良いでしょうか?

  • 構いません
  • そこは自由で
  • いいじゃないですか?
  • どうでもいい
  • 普通
  • 微妙
  • アウト
  • NG
  • もう少し先でいいかな?
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