みほからの話を聞いて勇樹は「確かに可能性はあるな」と真剣に答える。
「あいつなら身代わりの方法があるな」
「自分のためなら相手を犠牲させるからな」
「そうですね、黒薔薇はここまでして自分を勝たせる派ですからね」
勇樹の言葉に小森と百合子は答えると、ペコは「なんということを」と真剣に呟く。
「しかし、あいつらは本人がいなければ使用が出来ないというのは安心する」
「どういう意味だ?」
「簡単っすよまほさん」
まほの質問に霊華は答える。
「相手は本人がいなければ無理っす! その本人をうちらが守れば行けるっすよ!」
「霊華の言うとおりね、幸いこっちには戦車と勇樹君のメカがあるし。大体だけど勇樹君の発明品があるからね」
「桜さんの言う通り、みほさんたちが捕まる前に粟口田さんが捕まえることに集中しましょう」
霊華と桜、京子はそう言うと。ケイは「京子たちの言うとおりね」と答える。
「こっちも今のうちに対策が必要よ、どんな相手が来るか分からないからね」
「ケイの言う通りですわ、相手は黒薔薇。手段を選ばないからね」
「そうだな、しかしどうすれば」
ケイとダージリン、そしてアンチョビが悩むように言うと。勇樹は「簡単ですよ」と言いながらカバンから道具を出していく。
「この道具の中で…あった!」
勇樹は道具の山から工具箱とバンドを出すとみんなに渡していく、そして彼はこう言った。
「これらを使って鍛えましょう」
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そして次の日、施設内に大量の機材がやってきて中に入れている。
勇樹は「それを奥にお願いします!」とメガホンで指示を出しているのを係員らは運んでいる。
「にしても、これくらい必要なのか?」
「まほさんあまり舐めないでくださいよ? これでも戦車の修理費以外にアブ引き部のメカと勇樹君が用意した7体の巨大メカの修繕費を含めば、これくらいしますよ」
まほの言葉に百合子は答えると、エリカは「それにしてはすごい量ね」と言いながら袋を持っていく。
「エリカさん、それはもしかして…死ッとしているのですか?」
「別に嫉妬はしていないわよ…だけどこれだけの機材が必要なのは意外だなっと思っただけよ」
百合子の言葉にエリカは無関心なららも答えると、伊江は「それもそうだな」と同意するように答える。
そうしているうちに、穂多留がやってきて「機材の追加が来たよ」と言ってきたため。みんなは急いで道具を入れていく。
機材を運ぶ初めてから数十分後、種瀬地の一部ホール内には山のような機材が置いており。それを見た勇樹は「何とか足りるな」と言いながらメモをしていく。
そしてメモをし終えると柳に向けて「ありがとうございます」と頭を下げる。
「必要な物はこちらから用意する、他に必要なのは?」
「今のところは大丈夫です、機材はこれぐらいあれば十分足りますし」
「そうか、私たちはこれから粟口田を探してくる」
柳はそう言うと勇樹は「わかりました」と言うと彼女は隊員らに「行くぞ!」と言うと彼らも答えて外へと行く。
それを見た勇樹は「本当に、ありがとうございます」と頭を下げる。
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「てなわけで、勇樹君に頼んで戦車の修理は終わったよ」
「例の箱に大量の工具類がたくさん入っていたからな、自動車部とメカニック部が高速で修理したぞ」
「思った以上に簡単に終わったっす!」
幹子と蓮華と霊華の言葉に勇樹は「わかった」と答える。
「アブ引き部のメカは少し難しいと思ったけど、大変でしたか」
「それなら大丈夫。コックピットや電子機器に装甲は故障個所が少なかったから、すぐに終わった。特殊砲弾は少し減ったが、問題はない」
「それに、戦車の砲弾は減りが少ないし燃料は柳が隠し持ってきたポリタンクに持ってきたから、不足はない」
勇樹の言葉に幹子とアレンが言うと、彼は「用意周到だね」と苦笑いする。
「あと、和葉は一応だけど。登山部と知波単の福田はると細見静子、そして池田江美が一応護衛するようになっている」
「あんこうチームはいったん鍛えるっすからね。終わったら交代するっす」
連華と霊華はそう言うと、勇樹は「早いね」と言いながら資料を持ってくる。
勇樹が手にしている資料に百合子は「それは?」と言うと、彼は「これ?」と答える。
「今回訓練する地形と天気に風量などの資料と、オレが持ってきた巨大メカの設計図だ」
「ふむ、戦車の訓練の地形などの資料ならともかく。メカの設計図はどうしてだ?」
「それは簡単…改造するためだからな」
連華の言葉に勇樹は答えると同時に工具を持ってくると、そのままどこかへと歩いていく。
それを見た2人は目を丸くして「改造?」と頭を傾けるのであった。
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勇樹が改造している中、どこかではある研究室の扉の前に白山たちが立っていた。
「おい、寝るな。これで5回目だぞ」
「うが…そう言われても眠いっす」
塩崎が眠たそうになっていたため白山は答えるが、彼女の眼の下には隈が出来ていた。
「それをこらえるのが黒薔薇流ですわ、わたくしなんか4日ほど寝ていませんから」
「私は5日だ」
「長いっすね…流石先輩がた」
奈村と信子の言葉に彼女は感心していると「ふわぁ…」と欠伸をする。
「他の生徒はもう寝ているっすからね…」
「あきれたやつらだ…と言いたいところだが、あいつらの仕業で宇宙船の一部を修理したからな」
「ま、今回ばかりは許しましょ」
「そうだな」
4名はそう言って扉を見て言うと、塩崎は「そうっすね」と答える。すると。
『もう、準備は出来ましたの?』
扉から小春田の声がしたため彼女たちの背筋が凍り、急いで扉に向く。
「小春田…」
『白山、どうしたんですかそんな声を出して』
「驚くに決まっているっす! 1週間ほど前っからあの装置を使って小春田さんは苦しんでいたんすから!」
「そうですわ! それに、いきなり使用するのは一般人でも危険ですから!」
『わかっていますわ』
小春田の言葉に信子は「む」と反応する。
「わかっているとは…もともと何か目的があってからか?」
『もちろん、ですわ』
小春田がそう言うと扉は自動で開き彼女が現れる。それを見た白山は「なっ!」と驚く。
「時間は迫っている…今からでも遅くありませんわ」
「…そう、ですか」
「奈村、そろそろ資金を用意してくださいませ」
「え、はい!?」
小春田の言葉に奈村は驚くと、白山は「ようするに」と小声で言い始める。
「巨大メカを用意する…てことだ」
「巨大メカ…あ、もしかして!」
「ああ、すぐに用意しろ。起きている生徒をすぐにだ」
白山の言葉に奈村は「了解しましたわー!」と走っていく。信子も「協力する」と奈村と一緒に行動する。
「小春田…そろそろ時間が」
「ええ、そろそろですわね」
白山は小春田の姿を見て、彼女は確信した。
彼女の姿は、金色のクリーム色の縦巻きロングヘアーではなく。オレンジ色のショートヘアーをしていた。顔も整形しており、彼女の姿はまるで。
西住みほと同じ姿をしていた。
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「まほさん、そちらは?」
「みんなは訓練をした成果で装填速度は約3秒増している。移動もやや早めに移動している」
「すごいな、わずかな時間で」
まほの言葉に勇樹は驚くと、彼女は「そちらは」と質問すると彼は答える。
「修理し終えて今皆さんと訓練しています。戦車と違って高さはやや高いですし、武装は多少違いがあります。ただ訓練をしたところだいぶ上手になっています」
「そうか、そして巨大メカと言うのは?」
まほの言葉に勇樹は「ああ」と思い出したのか即答で言いだす。
「ちょうど完成しました、皆さんの休憩が終わり一定の温度・体力・脈拍などが安定したら出良いですか?」
「かまわない、ちょうど終わったところだし、少し休憩している」
「ありがとうございます、今ココア会長から連絡がありましたの」
勇樹の言葉にまほは「そうか」と納得するのであった。
そしてみんなの休憩が終わったころ、まほと霊華から「勇樹が何か完成したみたい」と言いながら倉庫前へと集合した。
「勇樹、言われた通りみんな読んできたぞ」
「何を完成したのか説明しなさいよ」
まほとエリカがそう言うと、勇樹がやってきて「ごめんごめん」と慌ててきた。
「時間はかかったけど出来上がったよ…さて」
勇樹はそう言って眼鏡をするとみほが「何か、作っていたのですか」と質問する。
「みぽりん、何かを作っていたのってどういう意味?」
「沙織知らないのか? 勇樹さんがあの大量の機材を用意したにせよ、戦車を修理する以外に目的があるだろ」
麻子の言葉に沙織は一瞬だけ頭を傾けるが、何かに気づいたのか「あ、なるほど」と納得する。
「勇樹さん! もしかしてあなたが持ってきていたあのモグラ型のメカとかですか!?」
「典子さん鋭い…まぁそうですね」
典子の言葉に勇樹は苦笑いで答えながらも、冷静に言い始める。
「今回小春田基、粟口田たちはみほたちを狙う可能性がある。戦車だけでも対抗できないメカを用意する可能性があるためアブ引き部のみんなと協力することなった」
「あ、はい!」
勇樹の言葉に一史は反応するが、彼は「一史君、緊張しないで」と慌ててなだめる。
「おっほん…だけど相手はオレアブ引き部のメカを調べている可能性がある。そこでだけど、今回は7体のメカを用意した」
「7体の、メカっすか?」
勇樹の言葉にペパロニは反応すると、左衛門佐は「弁慶の七ツ道具か?」と考え込む。
「そう、一応用意が修理しておいたから大丈夫だと思う」
「へぇー、それはすごいね」
「少しだけど、そのメカに興味あるなぁ」
勇樹の言葉にナカジマとホシノがつぶやくと、彼は「いやぁ、それほどでも」と照れる。
そして祝井は「そのメカだけど、こっちに見せてくれないか? みんなに」と言うと、勇樹は「あ、ごめんごめん」と慌ててリモコンを取り出す。そして。
「これが、オレが用意したメカだ」
勇樹はそう言ってスイッチを押すと、後の巨大な扉が自動で開くと7体のメカが現れる。
2本のアンテナが付いた球体の頭と胴体は筒状の縦長、C型のマジックハンドが付いている。胴体の背中にはロケット型のブースターが付いている。巨大なモグラ型のメカであるモグドンがあるが、頭にゴーグルが付いていて胴体には虫眼鏡マークが付いている。
球体の胴体と頭が並んでいて、頭には2本のアンテナとサーチレンズが付いている。頭を除く胴体には手足があるが爪が鉤爪状態になっている。
姿は鳥だが体中が家電製品で構成しており、顔がテレビと掃除機になっている。巨大なアイスクリームが胴体で手足がモナカ・ソフトクリーム・氷となっている巨大なロボット。
ゾウの姿をしているが頭にピエロ帽が付いているが体中の装甲が明るく派手な色になっている。そして最後は体中が巨大な鉄球でできており頭には砲台と煙突が付いている巨大なロボット。
それを見たみんなは「ほへー…」と目を丸くしながら茫然と立っていた。
「こ、これらって一体…」
それを見たフリントが言うと、勇樹は「これですか?」とメカを見て言いだした。
「これらはオレが自力で完成した自信作、『一つ目入道メカ』『スーパーモグドン』『ガブリンムシ』『家電バードメカ』『スーパー・アイアンアイスロボ』『ツヨイゾウ』『ジャイアントメガトンボールロボ』だ」
「かまずに言えた」
「すごいべ」
メカの名前を噛まずに言えた勇樹に、麻子とニーナは感心すると。伊江が「それじゃあ説明を」と勇樹に言う。
「これらのメカをみんなと協力することにします、メカによって性能が違いますから訓練相手&相性がわかると思います」
「なるほど、ただただ戦うだけでなく、方法を考えて協力するか」
「悪くはありませんわね」
「私もよ! それってかーべたんのようなものじゃない!」
「私も同じ意見です!」
勇樹の言葉にまほとダージリン、カチューシャと西は同意するが。河嶋は「それで行けるのか!?」と慌てふためく。
「いくら何でも無理があるような気がする! 相手がメカだとはいえ、そう簡単鍛えれるか?!」
「本来でしたら、廃材などでメカを作る予定ですが。なんだか嫌な予感しかしませんからね」
勇樹は河嶋の質問に答えながら外を見て言う、それを見たみほは「え?」と何かに気づいたのか目線を見ていた。
「勇樹、メカの使用は行けるか?」
「あ、一応ですが『AI機器』を付けておきましたから自分で行動するようになっています」
「意外な巣地を付けたね」
まほの質問に勇樹は答えると、エリカは呆れながらつぶやく。
「よし、それじゃあ明日から使用することになるが。勇樹いいか?」
「かまいませんよ、オレは少し調べたいのがあります」
「わかった、みんな。明日から勇樹のメカを使用する、だれがどのメカになるか分からないがいいか」
まほがそう言うとみんなは「はい!」と一斉に答える。
そして、明日から。本格的な訓練が始動する。
番外編を作ったほうが良いでしょうか?
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構いません
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そこは自由で
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いいじゃないですか?
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どうでもいい
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普通
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微妙
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アウト
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NG
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もう少し先でいいかな?