ガールズ&パンツァー 時空を超えた機械と協力者   作:水岸薫

93 / 105
第83話『手掛かりと、重要関係者基容疑者…』

 その頃勇樹とみほと我狼院のみんなは、国際時空管理局に来ていた。

 

「あの石川殿、ここに一体何か用事が?」

「用事か…まぁそうだな、協力者がここにいてね」

 

 優花里の言葉に彼は答えていると、奥から「待たせてすまない」と女性の声がした。それを聞いた勇樹は「あ、来たか」と言うとみんなは声がしたほうへと向く。

 その女性は黒色のロングヘアで一本結びをしていて、目つきが鋭く右手には手袋をしている。

 

諸星(もろほし)さん、他のみんなは?」

「ああ、一応話したが用事があって。特にヒールは医療で」

「あー、確かに」

 

 勇樹と諸星という女性の話にみんなは茫然していると、百合子が「おっほん!」と咳をする。それに気づいた二人は「ごめん」とすぐに謝った。

 

「勇樹君、皆さんに紹介を」

「あ、わかりました…彼女は時空管理局捜査一課警部補をしている諸星一鬼(いつき)だ。本当は杭田(くいた)に乾、そしてヒールと一緒に話す予定だが彼らには用事が」

「なるほど、それでさっき話をしていたのか」

 

 麻子は理解すると、彼女は「理解が早いな」と驚く。

 

「彼女は何か資格があるのか?」

「あ、麻子は少し頭がいいだけで」

「だけは余計だ…でも眠い」

 

 沙織と麻子はそう言っていると諸星は「そうか」と何か納得する。

 

「あ、初めまして。私たちは大洗の―」

「心配するな、話は優木から聞いている。君たちは大洗の戦車道をしているあんこうチーム、そして彼女が」

「黒百合基白薔薇の生徒会長兼戦車道をしている我狼院怜雄だ」

「わかった、それで話は粟口田だが。医療に通っていたことがわかった」

 

 諸星の言葉に華は「医療ですか?」と言うと彼女は「ああ」と答える。

 それを聞いた怜雄は「妙だな」と疑問を出した。

 

「彼女は大きなけがをしていないし、薬を飲んでいない。それなのになぜ?」

「それなんだが、担当していた医師によると医療していたのは事実だが、正式には『整形』と言いながら『医療』と偽っていた」

「整形…どうして?」

 

 沙織の言葉に亮子も「私もわからない」と答える。そして重美も「なぜ整形だ?」と考え込むと、勇樹はある推測を感が出した。それは。

 

 

「もしかして……誰かになりすます為に整形を?」

 

 

 勇樹の言葉にみんなは「え」と反応するが、沙織は「いやいやそれはないよ」と言いだした。

 

「いくら粟口田さんがそれを使用としても誰になりすますかはわからないよ!」

「そうだな、勇樹になりすましてもどうしてそれをするかだ…特に問題は」

「女性恐怖症、勇樹は女性が苦手だから無理だな」

 

 沙織に続いて伊江と麻子は同意するように言うと「そうですね」と秀乃も答える。

 だが怜雄は「いや、違うな」と違うことを言いだす。

 

「粟口田は必ずしも勇樹を狙うことを言っていない…何か別の人物を狙っているのでは…?」

「他の人物…あ、諸星さん。人物の写真は」

 

 怜雄の言葉に勇樹は気づき、彼女に言うと諸星は「それは大丈夫だ」と言いながら手帳を出すと空中に立体映像が出てきて大洗を含む全学園艦の生徒の写真を出される。

 

「大洗を除く全生徒は『彼女たちじゃない』と言われてな、勇樹たちも一応出したがそれも同じだった」

「てことは、大洗の生徒になるようだね」

「美樹姉のゆう通りだな…それで生徒は?」

「ああ、大洗の生徒全員見せたがある人物以外は『彼女じゃない』と答えた」

 

 諸星の言葉にみほは「ある人物?」と反応すると、彼女は「そうだ」とある人物の写真を見せる。その人物は…。

 

 

 

 

 

 

西住みほ…お前を見て彼は『彼女です』と答えた

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

『『『『『えええええっ!?』』』』』

 

 同時刻、例の施設では太田たちが他の生徒の治療・戦車の修理をしている中。勇樹からの報告を受けみんなは驚く。

 

「小春田がどうしてミホーシャに似せて!?」

『理由は分からないが、オレの推測だと戦車道を破壊する可能性がある』

「なんだと!?」

「ちょっと待って、もしみほがやったと知ったら…偽物ではなく本物が!!」

『エリカさんの言う通りです! 急いで探さないと!』

 

 百合子は慌てて言うと、ケイが「ちょっと待って」と相手を落ち着かせるように言いだした。

 

「百合子が伝えたいのは私もわかったわ、でも手掛かりが少ないし彼女がとこにいるか分からないわ」

「そうっすね…特に問題は和葉も狙っているっすから」

 

 ケイとペパロニはそう言うとエルも「確かにそうね」と答える。

 するとマリーが「それだったら」とある事を言いだした。

 

「ここは少しケーキを作るのはどうかしら?」

「マリー様! ここでケーキを作るのですか?!」

「そうです! 真面目にして…あ」

 

 マリーの言葉に2人はツッコミを入れているが、押田は何かに気づいたのか「なるほど」とある事に気づく。

 押田は安藤に話をすると、彼女も「なるほど…その手があったか」と言いだした。

 そして2人はみんなにある話をすると、勇樹は『それはいい話だ』とにやける。

 

『それだったら、福音と協力してくれ。彼女だったらスイートの腕は達人並みだ!』

「よし分かった! 福音、手伝ってくれ!」

「大至急だがお願いだ! 今必要な物を作ってくれ!」

「砂辺と祖父江もよ、お菓子と言ってもケーキだけどね」

『『わかりました、マリー様!』』

 

 BC自由学園の彼女たちはそう言うと福音も「やるぞー!」と言いながら調理器具を大量に出した。

 それを見た勇樹は『こっちも急いで、そちらに戻ったらあれを作る。終わったら急いで一史たちのみんなの手伝いを!』と言うと電話を切る。

 

「よし、みんな、やるぞー!!」

『『『『おおおおー!!!!』』』』

 

 福音たちはBC自由学園の生徒と一緒に奥の部屋へと行き、急いで何かを作り出す。

 太田たちは「こっちも急いで治療専念、そしたら一史君たちの手伝いを!」と言うとみんなは「はい!」と答える。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 ドガアアアッ!!

 

 

「梓さん、右によけて! そしたら攻撃を!」

『わかりました、桂里奈。行ける?」

『あいあいー!!』

 

 一史の言葉に桂里奈は答えると、M3リーは右によけると。シオマネキ型のメカの巨大なハサミが地面に刺さる。

 そして2つの砲台はメカの胴体に放つと、砲弾が胴体に当たるとひびが入っていき。メカは短い鋏で攻撃するが。

 

「放てっ!」

「了解っ!!」

 

 一史の言葉に四音はスイッチを押すと、万年筆型から鉛筆ミサイルが放たれてハサミに当たると爆発し、ハサミは地面に落ちた。

 

「梓、今のうちに胴体に!!」

『わかりました!』

 

 一史の言葉に梓は答えると、M3リーは進んでいきメカの近くまで行くと急停止しする。そして。

 

 

「発射!!」

 

 ドガドガアアアッ!! バギィイイイッ!!

 

 砲弾は放たれると胴体を貫くとそのまま動きが止まる。そして…。

 

 

『『退避開始いいっ!!』』

 

 

 2人は操縦手に向けて言うと、M3リーとブンボーガーはメカとは反対へ向くと同時に急発進し逃げていく。その時。

 

 

 ドガアアアアッ! ドガドガアアアッ!! チュドオオオオッ!!!

 

 

 メカは大爆発し中から奈村と生徒4名が出てきて「あれえええっ!」と叫びながら飛んでいった…が、ブンボーガーから虫取りアームが出てきて5名がその中に入っていき、捕まってしまった。

 

「やったぁ! 成功だああっ!」

『よかったぁ‥』

 

 それを見た一史と梓は安心すると、みんなは「わーいっ!」と喜んだ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 ドガドガアアアッ!!

 

「後ろについて来てくれ! 離れるのは危険だ!!」

『わかりました!!』

 

 圭太の言葉を聞いた典子は答えると、ロケット・バッターと八九式は一緒によけると、ミサイルは砂浜に当たると同時に爆発を起こした。

 

「ナマズ型のメカ…水上じゃないのは幸いだけど砂浜だけでも動きが!」

『ですが、その分攻撃の瓦礫が少なく済みます!』

 

 典子の言葉に天は「それ関係ある?」と言いながら操縦かんを動かしていると、ナマズ型のメカの口からハンマーが出てくると八九式とロケット・バッタ―に向けて攻撃していく。

 

「しまった! よけて、ハンマーが!」

『え…忍、急いでよけるんだ!』

「天も、急いでよけろ!」

 

 圭太と典子はそう言うと操縦手は『『了解』』と言うと、ハンマーをよけていく。だがナマズ型のメカは2人を追いかけるとハンマーを振り落としていく。

 だが2名の指示に戦車とメカはよけながら進んでいき、ハンマーからの攻撃をよけていく。

 

『このままですと私たちの燃料が尽きてしまいます…どうしましょう…』

『泣くな忍! ここで泣いたら我々は―』

「いや、泣くというより考えているんじゃ…」

 

 玉子の冷静なツッコミに圭太たちは「確かに…」と答えると、圭太は「あ」とある事を思い出した。

 

「典子、確かこの前『殺人レシーブ』をしていたよな」

『え、はいしましたが…あ!』

「ふっ、思い出したのは同じだな…行ける?」

 

 圭太の言葉に典子は『行けます!』と答えると、そのまま加速を増していき、ロケット・バッタ―を抜かしていく。

 そしてロケット・バッタ―は停止すると同時に180度回転し、頭を上げて動きを止める。

 それを見たメカは一時停止してメカを見つめていると、奥から八九式が走ってきた。そして。

 

「「「「いっけえええっ!!」」」」

 

 

『合体式、殺人レシーブ!!』

 

 

 ガガガガガガガッ!!

 

 

 八九式はそのままロケット・バッタ―の背中か上へ行き、空を飛ぶとハンマーのえの部分まで近づいていく。そして。

 

 

 ドガアアアッ!!

 

 

 砲弾は放たれてえに当たると、そのまま折れていきメカの頭を貫いて中に侵入していった。

 八九式はそのまま飛んでいき、メカの真後ろに着陸する。地面衝撃は来るが、幸い砂浜なので衝撃は小さく済んだ。そしてロケット・バッタ―も急いで離れた…その時。

 

 

 ドガドガドガアアアアッ! チュドオオオオッ!! ドガアアアアッ!!

 

 

 メカは爆発を起こし、中から白山と生徒4名が出てきて海の中に入っていった。

 それを見た典子は「捕まえるぞー!」と網を出すとあけびたちは「はいキャプテン!」と言いながら捕まえに行った。

 圭太たちも「負けないぞー!」と典子たちと一緒に捕まえに行くのであった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 ドガドガドガドガアアアアッ!

 

「おおっ! さすがネトゲ部の皆さん!」

『こ、これはなんと行けるにゃ…!!』

『みんなの力を合わせれば、簡単っちゃ!』

『そうで、ござる!』

 

 ネトゲ部のみんなはそう言っていると、三式中戦車から砲弾が放たれて鎧メカの剣に当たると粉々に壊れた。

 

「よーし、こっちも攻撃するぞー!!」

『おおー!』

 

 アイコンの言葉にハッカーとチャットが答えると、チャットが「そっれ!」とレバーを動かす。するとキングダム・タンクから剣と盾が出てきて攻撃態勢に移り変わる。

 

「攻撃開始だー!!」

 

 チャットはそう言ってアクセルを踏むと、キングダム・タンクは発進し、盾に攻撃していく。

 西洋鎧メカは防御をしていると、後から三式中戦車がやってきて背中に向けて砲弾していく。攻撃しているのに気づいたメカは後ろを向いて攻撃するが、キングダム・タンクが攻撃したため再び前を向く。

 それを何度かしているとメカにひびが入っていき、いつ壊れてもおかしくない状態になっている。

 

「チャンス…猫田さん、そろそろあれを!」

『分かった、ぴよたん殿!』

 

 通信機から猫田の声がすると、彼女も「それじゃあ!」と砲弾らしき機械を装填していくと、ハッカーに「装填OK」という。

 彼女も「もっちろん!」と言いながらスコープを出すとそこから外を見ながらレバーを動かす。

 すると、キングダム・タンクから砲台が出てきて先が西洋鎧メカに向ける。そして。

 

 

「ファイアアアアッ!」

 

 

 ドガアアアアッ!!

 

 

 2機から砲弾が放たれると、鎧を貫き交差するように砲弾はメカから出て行く。そして。

 

 

 

 ドガアアアアッ!! ドガドガドガアアアアッ!!

 

 

 メカが爆発すると同時に塩崎を含む3名の生徒が出てきて、雪山に起きていく。

 それを見たチャットは「よいしょっと」とレバーを動かすと、剣と盾がしまわれると同時に大型のバケツが出てきて塩崎が落ちたと思うところを救う。

 

『これで、彼女たちが…?』

「入っていると思うよ、一度に救ったからね」

 

 アイコンはそう言うと、通信機から『ホッ』と安心する声がした。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 ドガアアアアッ!! ガギィイインッ!!

 

「なかなかですわね…壊しても壊れない。不死身に近いわね」

 

 外の様子を見てダージリンは焦るように答える、その理由はメカに砲弾を放ってもメカは分離し攻撃をかわし、壊れても中から部品が出てきて合体していく。

 ペコも「限度が、あります!」と急いで砲弾を装填していく。

 

「何度放っても攻撃は当たるが、壊れても復元します…どうすれば!」

「アッサム、これは予想外ね」

「はい、あの機械はいつ壊れていくか分かりませんし。このままですと負ける可能性が…」

 

 ダージリンの言葉にデータ主義のアッサムも、慌てるように答えると。通信機から『これは危険ですわね』とローズヒップが珍しく真剣に答える。

 

「何か方法があればいいですが…剣さんは?」

『こちらもやっておりますが、虫との戦いは予想外です!!』

 

 剣の焦る声がしたためアッサムは「やはり想定はしていませんでしたね」と答える。

 そうしているうちに、メカは再び合体すると口が開き砲台が出てきた。そして砲台が放たれると網が出てきて聖グロの戦車とティーポットタンク3号はそれに捕らわれる。

 

「しまった!」

「これは予想外です!!」

「ぴゃっ!!」

 

 突然の行為にダージリンたちは驚いていると、毛虫型のメカから大型のドリルとハンマーに丸ノコカッターとペンチが出てきて。少しずつ戦車を引っ張っていく。

 

「アッサム、これは絶体絶命ね」

「ええ…これは少し危険ね」

「のんきに言っている場合ではありませんけど?!」

 

 冷静に言うダージリンとアッサムにペコは焦りながら突っ込んでいた…その時。

 

 

 シュッ!! ガラガラガラッ!!

 

 

 突然何かが通るとアームの武器がバラバラに壊れていき、武器は地面に崩れる。

 そして戦車を包んでいた網もちぎれると、ダージリンは「あら」と目を丸くする。

 

「これは一体…?」

 

 アッサムもそれを見て驚いていると、ガブリン虫メカが出てきて毛虫型のメカを睨みつける。

 

「あれは…確かパクリン虫メカかしら?」

「ガブリン虫メカです」

 

 ダージリンの言葉にペコは訂正すると、アッサムは「もしかして、あの時の技って」と思い出すと、通信機から剣の声がした。

 

『この機械は、どうやら協力してくれるようですわ…』

「それは本当かしら、剣さん」

『ええ、彼が作ったロボットですから。信じてもいいですよ』

 

 剣はそう言うと彼女は「そうですか」と答える。そして。

 

 

 

「全戦車、巨大な虫型のメカに続いて発進!」

 

 

 

 ガブリン虫メカが進むと同時に、チャーチルとマルチダ、クルセイダーとティーポットタンク3号は後に続くように行動していく。

 毛虫型のメカは糸を吐くがガブリン虫メカからホースが出てきて糸に当てるとそれは溶けていき、そうめんのようにもろく砕けて行った。

 

「撃てえええっ!」

 

 

 ドガアアアアッ!

 

 

 ルクリリがそう言うとマルチダから砲弾が放ち、メカの装甲に当たる。

 バラバラになっていき再び合体していこうとしたが、ガブリン虫メカから黒色の液体が放たれて部品に当たると合体すると思いきや突然固まっていき、地面に落ちていく。

 それを見た彼女は「あれって…もしかして!」と内科に気づいたのか通信機を出してダージリンに知らせる。

 

『ダージリン様、今のはもしかして!』

「ええ、わたくしも見ましたわ…それでは行きますわよ」

 

 ダージリンはそう言うと、砲台は一斉にメカに向ける。そして。

 

「発射」

 

 

 ドガドガドガアアアアッ!!

 

 

 砲弾は放たれてメカに当たるとバラバラに砕けていき再び合体するが、ガブリン虫メカから例の液体が放たれると装甲などに当たり、固まっていくと同時に地面に落ちていく。

 そしてメカの胴体がすべて露になると、クルセイダーがやってきて砲台はメカの胴体に向ける。

 

「ローズヒップ、あとは行けるかしら?」

『もちのろんでございますわ! わたくしが決めて見せますわよー!!』

 

 ローズヒップはそう言うが、アッサムとペコは「本当に大丈夫やら」と思いながらため息をつく。そして。

 

 

『発射ーですわー!!!』

 

 

 

 ドガアアアアッ! バギィイイイッ!!

 

 

 クルセイダーから放たれた砲弾は胴体を貫くと、そのまま崩れていき操縦席があらわになった。そして。

 

 

 ドガアアアアッ!!!!

 

 

 大爆発を起こし、操縦席が崩れると信子が現れてガブリン虫メカに捕まる。

 

「やっと捕まえましたわね…」

「ウィナーですわー!!」

 

 安心するダージリンに対して、ローズヒップは元気よく答えるのであった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「うわぁ、まさかゴムなのは予想外だねぇ」

『確かに、柔軟性があるのは驚いたよ』

 

 ナカジマと前田は驚くように言うと、イカ型のメカは触手を使って攻撃を跳ね返していた。

 威力が強いポルシェティーガーとラビット・レーサーの攻撃をゴム製の胴体で跳ね返していき、触手で絡んで壊していくのはたやすい事。

 ツチヤも「これは手ごわいねぇ」と言いながら見ていると、ホシノが「あれ」とある事に気づく。それは。

 

「このメカ、よく見たら回路とか付いているね…どうして?」

 

 ホシノの言葉を聞いた後田は「カイロ…?」と言いながら考え込む…そして。

 

 

勝てる方法が…見えたよ

 

 

 

 後田はそう言うと、スズキは「何かあったの?」と反応すると、彼は「ああ」と答える。

 

「スピードを、上げていくからタイミングを逃さないでね。左川!!」

「はいはーい!」

 

 左川はそう言ってレバーを動かすと、ラビット・レーサーはそのまま発進し触手はそれに攻撃していく。

 だがラビット・レーサーはウサギの姿をしたレースカー型のメカであり、攻撃をかわすのは朝飯前。触手は地面に当たると亀裂が入ってくる。そして触手が落ちるのを見ると彼女はこう叫んだ。

 

 

 

「いまだっ! 触手に乗っていくぞー!」

 

 

 

 左川はそう言うとメカは触手に乗り移り、そのまま胴体へと行き回転していった。ブーストを起動しているため下に落ちることなく加速を増したまま回転を増している。

 そしてイカメカに異常が出てきたのか、装甲が少しずつ曲がっていき触手は伸びていくことなく縮んて行く。

 

「「あわわわわわわ…」」

「さ、左川。あとどれくらい…」

「もう少し…いける!」

 

 左川はそう言ってレバーを動かすとラビット・レーサーはジャンプして近くの地面に着陸する。

 そうしているとイカメカの装甲ははがれ触手は曲がってしまい身動きが取れない状態になっていた。

 それを見たナカジマは「なるほど」と気付くと、そのまま中に入ると「スズキ、装填お願い」と指示を出す。

 

「今がチャンスかもしれない、この隙を狙って」

「わかったよっと」

 

 スズキはそう言いながら装填していくと、ホシノが「じゃあ行くよ」とスコープを覗いて砲台をメカに向けて行く。そして。

 

 

「発射!」

 

 

 ドガアアアアッ!!!

 

 

 ホシノが引き金を引くと砲弾は装甲と胴体を貫き、中まで入っていくと後ろまで行き。メカ全体に亀裂が広がっていく。そして。

 

 

 ドガアアアアッ!! ドガドガドガアアアアッ!!

 

 

 メカが壊れると同時に爆発すると、村瀬を含む生徒が4名出てくると、そのまま地面に倒れるように着陸する。

 それを見た後田は「それじゃあ」と言いながらレバーを動かすと、ラビット・レーサーの胴体からマジックハンドが出てきて彼女たちを救うと胴体に入れこむ。

 

「いやぁ、何とか勝てたよ…」

『何とかいけたねこれは…』

 

 ナカジマはそう言うと、前田も同じ意見を言うように答えるのであった。

番外編を作ったほうが良いでしょうか?

  • 構いません
  • そこは自由で
  • いいじゃないですか?
  • どうでもいい
  • 普通
  • 微妙
  • アウト
  • NG
  • もう少し先でいいかな?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。