キンカンキンカンキンカンキンカン!!
その頃、国際時空管理局にいる勇樹たちは、専用の倉庫内で何かを作っていた。
スペースシャトルの姿をしているが大きさは10メートル程度、勇樹は道具を使ってそれを作っていた。
「すごい、僅かな時間でここまで作ったなんて…」
「もはや何も言えない」
それを見ていた沙織と麻子は唖然としていると、伊江が「そうだな」と答えるが「だけど、そこがあいつらしい」と答える。
「ガラクタ品や壊れた物を作り直したり改造したり、修理することが出来るのはあいつだけだ。オレたちは作ることしかできないしさすがだと思うよ」
「なるほど、確かに言われてみて羽それは石川殿しかできませんね」
伊江の言葉に優花里は納得すると、怜雄は「確かにそうだな」と答える。
「私たちも彼を見習ってみるか、そしたら少しは」
「それはいいですね怜雄様」
「怜雄さんでも呼んでもいいぞ、隊長でも」
秀乃の言葉に怜雄が言うと、彼女は「は、はい怜雄さん」とぎこちない言葉で答えた。すると。
プルルルル…プルルルル…
「ん、電話?」
勇樹の携帯が鳴ったことに彼は気づき、作るのを停止して電話に出る。画面には『太田陽』と表示されていた。
「もしもし俺だけど? うん、うんうん。分かった、ありがとう」
通信機から連絡を受けた勇樹は応答すると、伊江が「何があった?」と言うと彼は「柳警部を呼んでほしい」と言ってきた。
「粟口田の仲間がつかまった、それも5名だ」
「なるほど…まじか?!」
「ああ、それで警部に連絡を」
勇樹の言葉に優花里は「急いで呼んできます!」と言いながら走っていった。伊江は「あ、警部はオレが知っている!」と慌てながら彼女の後を追っていく。
「さて、少し急ぐか…百合子さん、美樹姉」
「はい!」
「もちろんだよ勇樹君」
2人はそう言うと、懐から道具を出すと勇樹と一緒に何かを作り始めた。
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その頃…富士山の麓にある施設周辺では、粟口田の仲間である生徒が見張っていた。
「ここであっているのか? 誰もいないが…」
「情報によると彼らはここから出てきた目撃があった。ちゃんと調べているさ」
「いやそこは確認していいのか」
3名はそう言っていると、後から赤髪のロングヘアーをした生徒がやってきた。
「お前たち、何を話している?」
「「「げ、井ノ原さん?!」」」
井ノ原を見た3人は驚くと、彼女は鋭い目つきで「あ?」と言ってきた。
「貴様らはまだそれを言っていたのか? さんか様付けで呼べ」
「「「は、はいいっ!!」」」
3名はそう言って土下座していると、井ノ原は「む?」と何かに気づいた。それは空から降りてくる小さなスペースシャトルと5体のメカ。
「上から来た、隠れるぞ」
井ノ原はそう言って通信機で回りに言いながら隠れると、通信機からは『了解』と応答がした。
草むらや岩陰に隠れて施設を見ていると、メカは施設の入り口であるシャッターから入っていく。スペースシャトルも同じく滑空しながら入っていくとシャッターは自動で閉まった。
「やはりあそこが彼らの…攻撃用意しろ、ただしマシンガンバス―カーの使用は禁じ、ゴム弾入りの銃類と光線銃を使用許可する」
井ノ原は通信機でいると、通信機から『了解!』と生徒が応答する。彼女も銃を構えて標準を施設のシャッターに向ける。
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「全員気絶?!」
「うん、どうやら爆発や線盗聴などで気絶しているんだ」
「そうですか」
太田の報告に勇樹はがっかりするように答えると、伊江が「それにしてもよく倒せたな」と感心するように戦車とメカを見て言う。
黒薔薇のメカ1体にメカ1体ならともかく、戦車と戦ったのは初めてだからだ。
「しかし、外に見張りがいるとしたら外に出れないな」
「そうですね、出れたとしたもどこに行けば」
「わからないっすか」
まほとエリカは施設の窓から外を見て言っていると、霊華も参加するように話してきた。するとエミが「あの」と心配するように言ってきた。
「窓から直接見たら狙われますが…大丈夫ですか?」
「あ、それなら心配無用っす」
エミの言葉に霊華は答えると同時にカバンからガラスを出した、ただし反対は鏡になっているガラスを。
「これはマジックミラーと言いまして、この窓全部にあらかじめ用意したんすよ!」
「まぁ、時間はかかったがな」
霊華の言葉に蓮華は苦笑いで答えると、アンチョビは「ちなみに時間は?」と言うと霊華は答える。
「確か…4時間っすね」
「4時間か…4時間!?」
驚くアンチョビに伊江は「あー、忘れていたな」と思い出すように答える。
彼女たちは常識を超えているところがあるからだ。
「それよりもですが、福音ちゃんとBC自由学園のみなさんは?」
「もうすぐ完成するそうだ…言われてみれば」
アレンはそう言って『調理室』の扉を見ると、向こうから『出来たー!!』と声が聞こえる。
「さて、そろそろ行くか…みほ」
「はい、行きましょう」
勇樹とみほの反応に伊江に「ちなみにだが」と言いだす。
「作戦名はなんだ?」
「「作戦名それは…」」
「「クリーム作戦だ(です)!!」」
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ガガガガガガガッ……
「む、開いたか」
シャッターが開いたのを確認した彼女は通信機に伝えると、施設から出てきたのは巨大なケーキ型の戦車メカがゆっくりと出てきた。
「なんですかあれは?」
「ケーキにしては大きいですね…ジャンボ?」
「ウェディングケーキだよ、結婚式にしか出ないレアなケーキ」
3名はそう言っていると、1名の生徒が「でもどうしてウェディングケーキ?」と言っていると井ノ原がやってくる。
「馬鹿かお前たち? 大量の戦車を入れるとしたら大きな乗り物が必要だ。それだとしたら、あれが必要だ」
「「「あ、なるほど」」」
みんなは納得すると、彼女は「ミサイルを、ただし強力な粘着弾を」と指示を出す。そして。
「行くぞ、そろそろ捕まえて彼女を」
「「「はい!」」」
井ノ原の指示に3名は答えると、装甲車がやってきてそれに乗り込む。
ウェディングケーキ型のメカが発進して数分後、数百メートル離れたところには数台の装甲車が追いかけている。
すると、1台の装甲車からミサイルが放たれるとそのままウェディングケーキに向かい。
ドガアアアアッ! ベチャ!!
空中で爆発すると同時に網目状の粘着弾が出てきてケーキを追いかぶさるように包む。
『無駄な抵抗はやめろ、我々黒薔薇は貴様らを取り押さえた。抵抗すれば沢煮重い攻撃をする』
井ノ原はそう言っていると、網の下からキャタピラが付いた機械が出てきて、前に進んでいた。
彼女は「あれは…」と見つめて数秒後、ウェディングケーキは氷のように溶けていき、装甲車が付いたときには跡形もなく崩れていた。
「あらら…崩れましたね」
「これは一体…」
「なんでしょうか??」
3名はそう言っていると、井ノ原は「まさか!」と何かに気づいたのか。富士山の方に向くとこう叫んだ。
「あれは私たちを騙す囮だったのか!!!」
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『作成成功です! 見事に騙しました!』
「よっしゃー!!」
その頃勇樹たちは、っ戦車やメカに乗って
波や揺れで離れないように戦車やメカには5本のロープでつなげている。彼らが向かっている場所は、西住達の世界。
「にしてもさすがマリーさんです、まさかあそこで発想が浮かぶのは」
「あの天然女、さすがだぜ」
百合子と伊江はそう言っていると、幹子は「ボクも驚いたよ」とほほ笑みながら答える。
「ケーキをアイスクリームに変えて、一定の温度を保つように専用の鉄板が付いた機械で運ぶようにする」
「そしてそれを相手が騙されるように機械の部品を取り付ける」
「まさかのアイデアで相手を騙せたのが驚いたよ」
勇樹たちはそう言っていると、通信機からみほの声がした。
『勇樹さん、そちらはどうですか?』
「お、みほか。こちら勇樹、今のところ敵らしき人物は映っていない、それどころが先頭にいるから障害物はなし」
『わかりました、和葉さんはこちらが保護していますが、よろしかったのでしょうか?」
みほの言葉に彼は「大丈夫立ちと思うよ」と答える。
勇樹たちが保護するより、同じ性別であり同年代であるみほたちに保護したほうが安全であり、信頼考えれるからだ。
「相手はきっと俺たちを狙うから、先頭にしたし。それ以外にこのメカは『スペースホワイトナイター』がいるからこっちが狙っても一史たちがいるから安心しろ」
『……』
勇樹はそう言っているが通信機から無言がしたため太田が「長いね」と言うと彼は「確かに」と答える。
「みほ、どうしたんだ?」
『……あ、すみません。少し考え事をしていましたから聞いていませんでした』
「なんだ、それでか」
みほの言葉に彼は呆れるが、その分安心したように答える。
「それじゃあ何かあったら警報スイッチを押してくれ、すぐに駆け付けるぞ」
『わかりました。では』
みほはそう言うと通信機を切ったため、伊江は「ま、これで安心したぜ」と答えながら椅子に座る。
「今度こそ巻けただろう、ここならいつでも逃げれるしな」
「そうっすね、ま追ってきてもうちらがやっつけるっす!」
「霊華の言う通りだ、私たちの恐ろしさを知らないやつらはおらんしな」
伊江に続いて霊華と連華はそう言うとみんなは笑うが、勇樹だけは何か引っかかるのか考え込んでいた。
「勇樹、何を考えていますか?」
それを見た綺羅は彼に言うと、考えていたことを話すように「実は引っかかることがあるんだ」と言いだした。
「引っかかること? それは?」
「通信機なんだ、あの時みほと話していたが少し間があって」
「間がある…時間は?」
「30秒程度だけど」
「30秒…時空の乱れが発生してから数秒レベルですね」
「確かに…まてよ、確か粟口田は西住に」
綺羅と勇樹は話をしていると、彼は何かに気づいたのか武器を持ち出すとそのままスペースホワイトナイターから外に出る。
「勇樹?!」
それを見た綺羅は慌てて追いかけると、太田たちも「なに?!」「一体どうした!?」と騒ぎ始める。
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「うっ…ぐ!!」
その頃Ⅳ号H型では、首を絞められて苦しんでいる和葉がもがいていた。
彼女の首を絞めようとしている相手は、『西住みほ』……と似た粟口田であった。
「どうして…あな、たが…!!」
「Ⅳ号H型の戦車の下に隠れましたのよ、本物が先に乗っていたら後からばれますからねぇ」
粟口田はそう言いながら振り向くと、タオルで口をふさぎ喋れないようにしロープで手足を縛って動けないようにしているみほたちがいた。
「操縦は先頭やっていますし、それ以外は通信機で話すことが出来ます。そして…あたくしの時代はもうすぐきますからねぇ」
粟口田はそう言いながら首を絞めていく、和葉は必死に抵抗するが。手足にロープをしているため動くことができない。
意識が薄くなっていき、頭に血が上り視界が暗くなっていく。そして息が絶とうとした…その時。
コンコンコン!!
「ん、何ですの?」
外から音がしたため、粟口田は不満な表情で外を見ようとハッチを開けた。その瞬間。
ドガアアアアッ!!!
「ブッ!?」
突然顔に何かがぶつかると、彼女は後ろに吹き飛ばされ。Ⅳ号H型からヘッツアーとポルシェティーガーを超えてⅢ突にぶつかる。
突然の音にみんなはざわついている中、粟口田は顔を抑えながら立ち上がる。
「あなたは…勇樹?!」
彼女が見た先には、武器を手にして立ち上がっていた石川がいた。
番外編を作ったほうが良いでしょうか?
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構いません
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そこは自由で
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いいじゃないですか?
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どうでもいい
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普通
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微妙
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アウト
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NG
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もう少し先でいいかな?