時空間移動中、Ⅲ突の上にはみほに化けた粟口田が立っており、Ⅳ号H型には勇樹が立っていた。
彼の手には武器である薙刀が握られている。
「和葉、大丈夫?!」
「ヒュー…ヒュー…」
綺羅はⅣ号に入って和葉を救うと、伊江も入っていき「みほ! みんな!」と急いでタオルとロープをほどいていく。
「お前たちどうしたんだ!?」
「っ! 伊江さん!」
「粟口田が突然入ってきたと思ったら、私たちを抑えて」
「叫ばないようにタオルをして暴れないようにロープで縛られたの!」
「そして優木殿を襲おうとしたのです!」
伊江の言葉にみほは反応し、麻子と華と優花里が説明すると彼女は「なるほど」と言いながら、懐からナイフを出して、手足に縛れらているロープを切っていく。
「声まで似させるとは…あいつは只者じゃないな」
「ええ、わたくしたちも驚きました」
華はそう言って外を見ると、粟口田は腰から刀を出して構える。
「目的は2つある…1つは和葉を殺して黒薔薇の情報を削除」
「あ、そう言えば和葉さんって元黒薔薇の」
伊江の言葉に沙織は和葉を見る、彼女は怯えるようにみほの腕にしがみついている。
「暗山殿、それにしてもあの方は…」
「黒薔薇の一員だと考えればわかる、あいつは一体どれくらい強いかオレは分からん」
伊江はそう言って彼らを見ていると、下から何かロケット音が響いてきた。
彼女は何かと思い、下を見てみると。黒色のスペースシャトルが飛んでいた。
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「はあっ!!」
「でりゃああ!!」
ガギィインッ!!
その頃勇樹と粟口田は攻撃をしており、薙刀と刀により火花が散っている。
「やりますわね勇樹さん!」
「お前こそ…目的があるなら、たとえ命が絶えてもか!!」
ガギィインッ!!
2人の動きにみんなは驚いている、会長は「こりゃすごいね」と言いながら干し芋を食べている。
「こ、これは一体?!」
「石川君と粟口田さんが…見えない速さで?!」
「見えないとは言い切れませんが、確かに早いです」
それを見ていた河嶋たちも驚いていると、通信機から太田の声がした。
『もしもし杏さん! 聞こえたら応答してください!!』
「ん…ハイハイ太田ちゃん、どうしたんだい?」
『杏さん…突然ですがお願い良いですか?」
太田の言葉に彼女は「ん、お願い?」と目を丸くするのであった。
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「やああっ!!」
ギィィイイインッ!!
粟口田の攻撃に薙刀が飛ばされ、近くの戦車に刺さる。勇樹は右手を抑えながら彼女を睨みつける。
「お前、この力はもしかして!」
「データーパーツ、簡単言いますとドーピングですわ。ただしただのドーピングではない規定量の約4倍もあるハード型の!!」
粟口田はそう言って彼に向けて攻撃するが、勇樹はカバンから双剣を出して防ぐとそのまま彼女のおなかを蹴って遠くに飛ばす。
「ふっ! 用意していましたの?!」
「甘かったな、一応だと思って用意した予備の武器だ!」
勇樹はそう言って立ち上がるとそのまま粟口田に攻撃していく、だが彼女も刀で攻撃を防ぎながら攻撃をしている。
そうしていると、粟口田が戦闘中にもかかわらず突然「ふっ」と笑った。
「何がおかしい?」
「おかしいですわよ…なぜあたくしがあなたと戦っているか…わかりませんの?」
「戦っている…まさか!」
粟口田の言葉に勇樹は何かに気づくと、彼女は「ええ、そうですの」と答える。
「あなたたちは皆さんを元の世界に避難させていると思いますが、逆にあたくしたちがそっちに行けば黒薔薇の皆さんの計画は実行する…あらかじめ考えていたらどうですの?」
それを聞いた勇樹は「計画していたのか!」と叫ぶと、彼女は「ふふっ!」と答える。
「あなたたちの世界に行けばあたくしたちは世界を変える、そしたら歴史上の偉人になる…西住流を壊すことも!」
粟口田はそう言うと刃から『カタカタカタッ!!』と金属音がしてきた。
「真下にはあたくしたち専用の『ブラックロケット』を用意していますの、あたくしがどこかに行ってもその宇宙船は自動で追いかけるようになっていますわ!」
「自動で…そうか」
粟口田の言葉に勇樹は答えると、彼女は「ようやくわかりましたわね」とほほ笑みながら答える。
「あたくしがみほさんに整形したのは西住の師範を暗殺する、それと同時に戦車道を破壊する…正式には戦車を回収してメカの資源にしていきますのよ」
「それで戦車道に行っていたのか…しかし謎がある」
「なんですの?」
「家族だ、特に妹と弟が事故に巻き込まなかったのがだ」
「ふふ…計画の邪魔になりますからそのままにしましたのよ、もちろん親戚がいましたからそれは安心して下いまし」
粟口田はそう言っていると勇樹は「そうか…それでわざと黒薔薇に」と言うと彼女は「その通り」と言いながら彼のおなかを殴る。
その衝撃で勇樹は「ぐっ!?」とひるむとそのまま後ろに引き下がる。
「このままあなた方を倒せば計画は順調…邪魔などはしてほしくありませんわ」
粟口田はそう言うと矢先を殻に向ける、ヘッツアーの上に倒れて動かない勇樹はそのまま彼女を向くと刀を見つめる。
「あら、もう降参ですの? あっけないですわね」
「降参…それはまだ早いな」
勇樹はそう言って刀をつかむと粟口田と一緒に戦車から飛び落ちる。まだ時空移動途中なのに。
「な、なにをするんですの?!」
「これをするんだ。ここまでしたら流石に終わるのかと思ってな」
「そう…でもブラックロケットはどうしますの? あたくしがいなくても機体じたいが」
粟口田はそう言うが勇樹はにやけると同時にこう言った。
「仲間の事、忘れんなよ」
その言葉を聞いた彼女は急いでブラックロケットを見ると、メカから黒い煙が出てくると同時に墜落し始めた。
「なっ! まさか!!」
「絶対、西住に手を出してたまるかよ!!」
勇樹はそう言うと、粟口田と共に黒い穴へと落ちていく。
「勇樹さん!」
みほは急いで助けようと出るが、綺羅が「だめです!」と彼女を押さえつける。
「あなたが落ちたらもう元の世界に戻れません!」
「で、でも勇樹さんが!」
戦車から出ようとするみほに対して綺羅は押さえつけている、優花里たちも「離してください!」「みぽりんの邪魔しないで!」と加わるが、月奈たちがそれを引きはがしていく。
そうしているとみんなは白い穴へ入り込み、ある場所へと到着する。
番外編を作ったほうが良いでしょうか?
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構いません
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そこは自由で
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いいじゃないですか?
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どうでもいい
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普通
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微妙
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アウト
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NG
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もう少し先でいいかな?