俺の人理修復はなにか間違っている   作:BATTU

3 / 8
何事も訓練は大切

カルデア 訓練シュミレーション

 

 

「はぁ!」

 

 

藤丸立香くんの新参サーヴァントであるセイバー「アルトリア・ペンドラゴン」の剣捌きを観察しながらシュミレーションに参加した俺は改めて騎士王という存在に感銘を受けていた

 

聖剣エクスカリバーの使い手として有名なあのアーサー王本人が目の前で戦っている姿をこんな間近で見れる機会なんてまず無いだろう

 

しかし、男性として語れるアーサー王がなぜ女性なのか?という話は誰もが思う疑問だろうが俺は特に気にしたことはない

それを言ったら日本だって戦国時代の武将、有名なのは軍神「上杉謙信」に女性説があったり無かったりもするんだ。一々ツッコむのもめんどい

 

ただ、残念といえば聖剣エクスカリバーをまだお目にかかれないというとこか。不可視の力を持つ聖剣エクスカリバーは姿形は分からずオーラを纏ったなにか程度にしか見えない

 

まぁ、あれは彼女の切り札である宝具その物だからそう簡単には見れはしないだろうとは予想は出来ていた

 

 

「さすが、優秀クラスと言われるセイバークラスですね先輩」

 

「うん、とても心強いね。あ、もちろんマシュもだよ」

 

「はい!」

 

 

おー、初々しいこった

 

マシュ嬢もデミサーヴァントという特殊な存在とはいえ、1人の女の子だからね。それに彼女は藤丸立香くんの実質なパートナーみたいなものだから頼られるのは彼女にとってはとてもいい事だろう

 

健全な精神は健全なる肉体へとつながる物だ。気持ちの持ちようはやる気を左右する

 

さて、俺のサーヴァントはと言うと・・・

 

 

「・・・」ザスッ!

 

「うわ〜・・・」

 

 

分かってはいた。レオナルド嬢から貰った資料で大体の事は知れたがこれはさすがに・・・

 

シュミレーション用の敵はレインシフト先でも確認されたシャドウサーヴァントなる物のデータを元に模っして作られた訓練用のダミーサーヴァントだ

 

あのマイケルは右手に持つ出刃包丁を容赦無くダミーサーヴァントの喉、左胸、脇腹など人間の人体で致命傷になる様な部分を的確に狙う

殺人鬼故に人体の破壊優先箇所をよく理解しているようだ

 

しかし、どう考えても英霊とは呼び難い殺人鬼が何故サーヴァントとして呼び出されたのか非常に謎だ。まぁそれを言ったらライダーの「メデューサ」もどっこいどっこいだが

 

 

「・・・?」

 

(おっと・・・)スッ

 

「気のせいでしょうか・・・?」

 

 

比べるように見ていたのを感ずかれる所だった

 

しかも、多少なりともサーヴァントとして呼ばれたからにはそれなりの伝承かもしくは事件が存在するかと思えばDr.ロマンとレオナルド嬢の調べでもまったくわからないという

 

ただ言えるのは服装などの見た目の感じから現代からそう遠く無い時代の人間かもしれないとレオナルド嬢は話す

 

 

「・・・」ゴキッ

 

 

最後のダミーサーヴァントの首をへし折り、マイケルの訓練は終了した

だいたいの強さと保有スキルの使い方は理解した。後は宝具の使い所と藤丸立香くんのサーヴァントたちとの連携も考えておきたいのだが・・・

 

 

「いやいや、まいける殿。なかなかの手前、少々やり方は過激ではあるがすさまじい力よなぁ」

 

「・・・」

 

 

同じアサシンの「佐々木小次郎」はいつもの笑みを見せながらマイケルに近づいて賞賛するもマイケル自身は視線は向けるがなにも答えはしない

 

サイコパスという保有スキルが仇となり、精神汚染を持たないサーヴァントまたはその性質に近いものを持たない人間とは意思疎通が出来ないのはやはり痛手だ

 

多少でも頷くか首を振るくらいの動きをしてくれればまだなんとでもなるのだが、事は簡単には行かない

 

そんな感じで今日のシュミレーションは終わりを迎えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日

 

俺は朝の珈琲を済ませてからレオナルド嬢から呼び出され、英霊召喚部屋にいた。もちろんいつものようにマイケルはついてきている

 

話は他でもなく、自分にもう一度英霊召喚をやってみてほしいとの事だ

俺はまたマイケルのように面倒なサーヴァントを召喚するのではないかと予想しているのでやんわりと断るつもりだったが

 

 

「君がサーヴァントを召喚してからこの英霊召喚システムの検査をしてみたけどおどろくほどに何も異常は見つからなかったんだ。あれだけの現象が起きたのに何も、だ」

 

「・・・随分強調するなぁ」

 

「そこで、だ。君にはもう一度英霊召喚を試してみて欲しいんだ」

 

「何がそこで、なんですか?戦力目的とかなら藤丸立香くんに任せればいいじゃないですか」

 

「確かに立香くんに任せた方がいいだろうけど、これから先君にもレインシフト先で戦うことにはなるんだ。戦力がそのマイケルくんだけではもの足りなくはないかな?せめてあと2人くらいは君に英霊召喚をしてほしいなぁ」

 

 

なにがほしいなぁ、だよ。ちょっと可愛らしく言いやがって

 

 

「・・・分かりました。ただし、つぎに出てくる奴が面倒な奴だったら次の召喚は後回しにしていいですか?慣れるのに時間割きたいんで」

 

「うん、もちろんいいよ。ちなみに彼は慣れたのかい?」

 

「・・・ノーコメントで」

 

 

そう言ったのち早速英霊召喚を試みた

今度は正常に起動し、マイケルの時の様な暗闇はなく正常に召喚は成功した

 

 

と思っていた俺の姿はお笑いだった

 

 

今度は見たことない紋様が出現しだす、マジかよ

 

 

(この紋様・・・ソロモン72柱のグレモリーだって?!)

 

 

そんなこんなで紋様から現れた2人目のサーヴァントは小柄な金髪の少女だった

 

 

「え、えっと、召喚に応じて来ました悪魔です!そ、それでは貴方の欲望を叶えます!なんでもいってくだしゃい!あぅ、噛んでしまいましたぁ」

 

「・・・え?」

 

「・・・おやおや、このサーヴァントはまさかのエクストラクラスだよ。それに見たかぎり面倒そうには見えないし、ささ、もう一度召喚したまえよ」

 

「・・・とりあえず、君。ちょっとこっちに来てくれ」

 

「?、はい」

 

 

悪魔と名乗る少女にとりあえず退いてもらい、もう一度英霊召喚を試みた

 

次は暗闇も紋様もなく、普通に召喚出来た

 

 

「新しい雇い主だな、アンブレラか?まぁいい、任務があるなら遂行するだけだ」

 

 

一面黒に統一された武装にガスマスクを付けた変な奴が現れた

 

 

(最後の最後で変なの呼び出しちまったなー)

 

 

俺の気苦労はしばらく絶えなさそうだな

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。