エニグマの少年   作:冬木

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にゅうがくしけん

 やあ。俺の名前は宮本輝之輔。15歳

 

 いやー時間って案外過ぎるのが早いもんだ。特に精神年齢おっさんだからからな?

 20代とかあっという間に過ぎ去ったなー。

 この8年。どこかで足が着くのが怖くてTVでしか行方不明者の情報が集められなかったからひやひやしてたけど時折、警察が来るぐらいだった。そして死亡扱いになってからは完全にそれもなくなっていた。

 

 そしてその間はエニグマの研究とか体力づくりとかをしっかりと行った。

 まず、俺自身を紙に封印することが出来る。これ関していえば、恐怖のサインを出す必要もないし一瞬で紙になることができる。そして俺が封印されている状態は周りを観察することも出来るし、そしてその紙をある程度自由に操作できる。

 これは記憶が曖昧だが原作でもおこなっていたことだった気がする。

 

 次にエニグマ自身の能力についてだ。

 このスタンドの弱点として人を殺める事すらできないパワーがある。

 だが言ってしまえば、人を殺せないだけで痛めつけることはできるはずだ。

 と思って、体力測定の時にエニグマを使って測った握力は、年齢に合わせた全国握力平均の数値が出てきた。よ、弱い。

 ただ次の歳で行った測定では俺の握力が平均を超えるとそれが最大値になるということが分かった。

 

 結果:パワー 俺に比例する。もしくは平均値。

 

 パワーに関しては完全にあきらめがついた。それを伸ばそうということもしない。

 そもそもエニグマで物理戦しようとか誰得だよ。

 

 代わりに死ぬほど伸ばそうと思ったのは射程距離だ。

 紙にして、それをエニグマが回収する。それだけでアドバンテージをとれるはずだしな。

 が、これは非常に難しいだろうと思っていた。なんせスタンドの進化なんてのは、『矢』がないと「どけデク!俺の前に立つな殺すぞ!」えっ?何急にぶっそう。

 あ、そろっと会場か。

 

 そして今、俺の目の前にある文字は「雄英高等学校入学試験会場」である。

 悪いんだが、俺の目的の為に有象無象は蹴落とさせてもらう。

 

 『受験生のリスナー!!今日は俺のライブにようこそー!エヴィバディセイヘイ!』

 「Yeeeeaaaahhhh!!」

 『サンキュー!!』

 

 これは、俺がやりたかった。

 楽しかったぜ。

 というか、なんでスポットライト当たるんだ?

 

 ん?気が散るから合いの手を辞めろ?やりたければライブ会場にでも行きたまえ?

 別に楽しく受験しちゃ悪いってのか?

 あ!?もしかして強気な態度を見せて俺を萎縮させてライバルを一人でも多く実力を発揮できない様にしてる!?

 流石、身内に【ヒーロー】やってる奴は違うね~。

 

 おっと、プレゼント・マイクが睨んで来たからここまでにしとくか。

 

 すいませんでした。

 

 

 

 ○☆○

 

 

 

 ところ変わって、実技試験会場。

 市街地を再現した会場だ。これがここと別に6つ。変な所にお金がかかっている。

 試験内容も、原作と変わらず対ロボット戦闘。

 

 『ハイ。スタート』

 

 突っ込んで、エニグマの射程範囲に入れれば問題なく処理出来るな。

 レッツ特効!!ダッシュ!!

 

 『ほーら、早くしないと先に行った子に全部かっさらわれちゃうわよ。』

 

 あーあ。まだ言わなくていいのに。

 せっかくのアドバンテージがよお。

 

 

 暫くしてヴィランポイントは順調に溜まっていく。

 標的を見つけたら、勝手に射程距離に入ってきてくれるので楽でいい。

 遠距離攻撃も殺傷性もスピードも低いから簡単にさばけるし、無効化されると分かれば突っ込んでくる。

 封印している紙の束を数えると、65ポイント。う~ん、入試試験の総合得点なんか覚えてないからもう少し欲しい所だ。

 

 おや、他の受験生がこっちに向かって走ってきてるな。

 声を聴く限りだど0点がこっちに向かって突っ込んでくるから皆、逃げとくれと。

 遠目で見ると、手がでっかくなっている女子がなんか包みもって逃げている。

 あれはたしか……あれだ。毒ガスを使ってくるヴィランに対して、手で風を起こして毒ガスをしのいでた人……名前が出で来ない。

 

 追いつかれても不味いしあの大きさを紙にしたことはないが今まで無機物に関しては封印出来なかったものはない。難点は大きさに比例して封印に時間がかかることぐらい。

 

 だけど今は、時間稼ぎで十分だろう。

 これでヒーローポイントも稼げたら御の字やな。これ終わったらもう少し稼ぐか。

 

 因みにだが、こっそり盗もうと思っていたロボット達は回収されてしまった。ちくしょうめ。

 

 

 ○☆○

 

 試験が終わって数日、合否の封筒が届いた。

 

 『私が投影された!!』

 

 あどうも、NO.1ヒーローオール・マイトさん。

 ほお、雄英に務めることになったって?しってるよ。

 

 『宮本少年の筆記試験は問題なし!!本命の実技試験の方はポイントは70ポイント文句なしで合格だ!!入学おめでとう!!』

 『しかし!!私たちが見ていたのはヴィランポイントだけにあらず!!』

 

 どうやらヒーローポイント30ポイントで合計100ポイントの入試トップだってさ。まあ相性良かったからな。しかしながら心配しすぎてヴィランポイント稼ぎ過ぎた。まさか入試トップか……爆豪に絡まれるのやだなあ。

 

 『では、今後の対応は後日送られてくる書類を確認してくれ。宮本少年。さらば!!』

 

 あっ。名セリフ聞き忘れた。なんだこの投影機は!!データがない!?消されているだと!?そんな馬鹿な。

  

 

 後日届いた書類には、A組として書いてあった。

 よっしゃああああああああああああああああああああああああ!!

 A組じゃああああああああああああああああああああああああ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  




ありがとうございました。
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