個性じゃなくて、波紋と幽波紋ですが、何か?   作:サンバガラス

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第18話 裁くのは、俺達の幽波紋ですが、何か?

数分前

 

〜出久side〜

 

水難ゾーンにいた敵達を一網打尽にして、僕たちは噴水前まで歩いていた。峰田くんが喋った。

 

「今朝、快便だったし奴ら1日は、くっついたままだぜ」

 

「出久、次どうする?」

 

「そうだね・・・とりあえず、救けを呼ぶのが最優先かな。このまま水辺に沿って、広場を避けて出口に向かうのが最善。最悪、敵と遭遇してもまだ戦えるから大丈夫」

 

そして噴水の方を見ると相澤先生は、未だ敵と戦っていた。蛙吹さんが言った。

 

「そうね。広間は相澤先生が敵を大勢引きつけてくれてる」

 

「だけど・・・敵が多すぎる。先生は、もちろん制圧するつもりだろうけど・・・やっぱり僕らを守る為にムリを通して、飛び込んだと思うんだ。・・・ちょっと、参戦してくる」

 

そう言うと、皆は、色々と反応した。

 

「え・・・?バカバカバカバカ・・・」

 

「ケロ・・・」

 

「出久・・・それは・・・」

 

「だ、大丈夫。なるべく邪魔になるようなことは考えてないよ!ただ隙を見て、倒すだけだから・・・」

 

「「「(いや、そゆうことじゃ、ない)」」」

 

・・・何だろ、行っちゃいけないよな気がする。仕方なく、様子を見た。すると、人の手を付けた敵と相澤先生が戦っていた。だが、戦っている敵が、先生の肘を掴むと、肘が崩れた。先生は、距離を取ったが、その直後、黒色で脳みそを剥き出しの筋肉ムキムキの敵に体を押さえられ、右腕を捻じ曲げた。手の付いた敵は、言った。

 

「対平和の象徴、怪人“脳無”」

 

脳無は、先生の右腕を更に強く握った。そこから血が出ている。

 

「〜〜〜っ!!!!!」

 

「“個性”を消せる。素敵だけど、なんてことはないね。圧倒的な力の前ではつまり、ただの“無個性”だもの」

 

そして脳無は、先生の左腕を握り潰した。

 

「ぐぁ・・・!!(小枝でも折るかのように・・・!!身体の一部でも見れば“個性”は、消せる・・・!つまり素の力がコレか!オールマイト並みじゃねえか・・・)」

 

更に頭を地面に叩きつけられた。そんな時峰田くんが震えながら、言った。

 

「緑谷ダメだ・・・さすがに考え改めただろ・・・?」

 

「ケロ・・・」

 

「・・・出久」

 

「大丈夫、アレぐらいなら、まだイケる」

 

「「「(ちょっと待って!まだアレぐらいって・・・)」」」

 

何だろツッコミされた様な気がする。するとワープの個性の敵が出て来た。

 

「死柄木 弔」

 

「黒霧、13号はやったのか?」

 

「・・・行動不能には出来たものの、散らし損ねた生徒がおりまして・・・・・・1名逃げられました」

 

「・・・・・・・は?」

 

死柄木と呼ばれた敵は首を掻きながら、言った。

 

「はーーー・・・はあーーーー黒霧、お前・・・お前がワープゲートじゃなかったら粉々にしたよ・・・さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない。ゲームオーバーだ、あーあ・・・“今回は”ゲームオーバーだ。帰ろっか」

 

死柄木は、そう言って帰ろうとした。おかしい、こんな事までして帰る?怪しすぎる。何かまだ企んでいる!!そして僕の予感は当たった。

 

「けども、その前に平和の象徴としての矜持を少しでもへし折って帰ろう!」

 

やっぱり、攻撃してk・・・おい、やっと待ってアイツ、手を簪さんの方に向けている!!させてたまるか!!!僕は死柄木の手が簪さん顔に着く前に、手首を握った。

 

「あ?」

 

「・・・その手を離せ」

 

そしてワン・フォー・オールを発動して、死柄木の手首をへし折った。

 

「あがっ!!!?」

 

「吹っ飛べ!!波紋疾走!!!」

 

更に奴の腹めがけて、殴り飛ばした。

 

「うがぁ!!!!!」

 

そして、ちょうどいいタイミングで、オールマイトが来た。

 

「もう大丈夫、私が来た!」

 

いつもの笑っている顔ではなく、怒りの顔だった。死柄木は、苦しそうながらも、言った。

 

「・・・ハァ・・・ハァ・・・コンティニューだ。待ったよヒーロー、社会のゴミめ」

 

すると他の敵達が言った。

 

「あれが・・・!!生で見るの初めてだぜ・・・!!」

 

「迫力すげぇ・・・」

 

「バカヤロウ尻ごみすんなよ、アレを殺って俺たt」

 

そしてオールマイトは、敵をすれ違いながら、倒していった。ついでに僕たちも回収して。後、死柄木にも攻撃をして、顔に付いていた手を外した。すると死柄木は、怯えて、言った。

 

「ああああ・・・だめだ・・・ごめんなさい・・・!お父さん・・・・・」

 

そう言いながら、外されて落ちた手を取って、再び顔に付けた。

 

「救けるついでに殴られた・・・ははは国家公認の暴力だ。流石に速いや、目で追えないけれど思った程じゃない、やはり本当だったのかな・・・?オールマイトが弱ってるって話・・・・」

 

そしてオールマイトと脳無が戦いを始めた。

 

「CAROLINA・・・SMASH」

 

攻撃をしたが、脳無は何とも無かったのように、掴み掛かってきたが、オールマイトはそれを避けた。

 

「マジで、全っ然・・・効いてないな!!!」

 

そう言いながら、殴った。

 

「効かないのは“ショック吸収”だからさ脳無にダメージを与えたいなら、ゆっくりと肉をえぐり取るとかが効果的だね・・・それをさせてくれるかは別として」

 

「わざわざサンキューそういうことなら!!やりやすい!!」

 

オールマイトは、脳無の背後に回りこんでバックドロップをかましたが、黒い渦が下になっており、脳無の両手がオールマイトの両脇腹に食い込んでいた。

 

「コンクリに深く突き立てて動きを封じる気だったか?それじゃあ封じれないぜ?脳無は、お前並みのパワーになってるんだから、いいね黒霧、期せずしてチャンス到来だ」

 

だがその直後、脳無の身体が半分凍った。そして轟くん、切島くん、かっちゃんが来た。そしてジョジョも来た。

 

「なあ、出久コレ、どゆうことだ?」

 

「えーと、カクカクシカジカってわけで」

 

「なるほど、大体わかった。とりあえず、俺は相澤先生を治してくる」

 

そう言って、ジョジョは、相澤先生の所まで行った。

 

「・・・先生大丈夫ですか?」

 

「あ・・・ああ・・・一条か・・・身体中が痛え・・・」

 

「直ぐに治すんで、待ってください。クレイジーダイヤモンド!!」

 

ジョジョは、クレイジーダイヤモンドを出した。クレイジーダイヤモンドが相澤先生の身体の上に手のひらをかざすと、相澤先生の怪我をした身体が治った。相澤先生は、驚いていた。

 

「!!?な、治っただと!!?」

 

「大丈夫ですか?」

 

「あ、ああ」

 

そしてジョジョは僕の方へ戻った。

 

「出久!」

 

「何?」

 

「今回から幽波紋を使って良いぞ」

 

「!!本当!!」

 

「ああ、やるぜ、出久」

 

「うん」

 

さて見せるか、僕の幽波紋を!!

 

〜出久side out〜

 

 

〜オールマイトside〜

 

「攻略された上に全員ほぼ無傷・・・すごいなぁ最近の子供は・・・恥ずかしくなってくるぜ敵連合・・・脳無、出入口の奪還だ」

 

すると脳無は、轟少年に凍らされた、身体を無理矢理引き剥がし、身体が半分割れた。切島少年は、驚いた。

 

「身体が、割れてんのに・・・動いてるだと・・・!?」

 

「皆下がれ!!なんだ!?ショック吸収の“個性”じゃないのか!?」

 

そして脳無は割れていた身体が再生した。

 

「「「「「!?」」」」」

 

「別にそれだけとは言ってないだろう、これは“超再生”だな。脳無は、お前の100%にも耐えられるように改造された超高性能サンドバック人間さ。俺はなオールマイト!怒ってるんだ!同じ暴力がヒーローと敵でカテゴライズされ善し悪しが決まるこの世の中に!!」

 

「いや、そっちが、悪いことやってるからだろうが!!」

 

一条少年がツッコンだが、無視された。てかいつのまに来ていたんだい?

 

「何が、平和の象徴!!所詮抑圧の為の暴力装置だお前は!暴力は暴力しか生まないのだと、お前を殺すことで世に知らしめるのさ!」

 

「めちゃくちゃだな。そういう思想犯の眼は、静かに燃ゆるもの、自分が楽しみたいだけだろ嘘吐きめ」

 

「バレるの早・・・」

 

とりあえず、先に皆を避難しないと、私は言った。

 

「逃げなさい」

 

「・・・さっきのは俺がサポート入らなけりゃやばかったでしょう」

 

轟少年に言われたが、まあそれは仕方ないか。

 

「それはそれだ轟少年!!ありがとな!!しかし大丈夫!!プロの本気を見ていなさい!!」

 

「その必要は、無いぜ、オールマイト!!」

 

そう言って、一条少年と緑谷少年は、脳無に向かって、歩いた。突然の事で、少しの間呆然としていたが、すぐに正気を戻した。

 

「!!、ダ、ダメだ2人とも早く戻っt」

 

だが、時は、既に遅かった。

 

「あ?何だ?やれ脳無」

 

そして脳無は、一条少年達に向かって行った。

 

「出久、気に入らない奴は?」

 

「フッ・・・・」

 

「「とりあえず、ぶん殴るッ!!」」

 

そう言いながら、一条少年は、スター・プラチナを出し、緑谷少年は、ザ・ヒーローを出して、脳無にダブルアッパーをして上に飛ばした。

 

「出久!!」

 

「OK、ストーン・フリーの能力!!」

 

すると緑谷少年は、脳無に向けて右手を出した、するとそこから糸が出て、脳無を包んだ。

 

「この辺りかな?ジョジョ」

 

「そう、そこだ!」

 

一体何をするつもりなんだ?だがすぐにわかった。

 

「「ここが一番・・・・・・・拳を叩きこみやすい角度ッ!!」」

 

スター・プラチナとザ・ヒーローが脳無を殴り始めた。

 

《 《オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!!》 》

 

「「裁くのは俺/僕達の幽波紋だ!!!」」

 

・・・・・た、たぶん1000発以上殴って、脳無をぶっ飛ばした。コレは、ヒドイ・・・・。

 

「し、死柄木!の、脳無が完全に停止しました!!」

 

「・・・は?嘘だろ・・・何でだ、何でだよ!!!オールマイトを殺すために作った脳無を名前を知らないガキ共に倒される!!?」

 

そしてちょうど、ヒーローの増援が来た。

 

「チッ、あーあ来ちゃったな・・・ゲームオーバーだ」

 

そう言って、死柄木は黒い渦の中に入っていった。

 

「今回は失敗だったけど・・・・・今度は殺すぞ、平和の象徴オールマイト、そこのガキ共もだ!!」

 

〜オールマイトside out〜

 

 

 

 

こうして、USJ事件は、終わった。だがコレが、後に起こる大事件の始まりに過ぎなかったことは、誰も知る由もなかったのだ。

 

 

















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