とあるファンタジーな世界。
その世界にある神殿の中に椅子に座っている一体のスライムと魔人がいた。
魔人「リムル様どうしますか?」
魔人はスライムの名……リムルに問う。
その言葉を聞いたスライムは、椅子から降りた。
スライム「そうだな……行ってみるか」
そしてリムルは、自分の後ろにいる他の魔物に問う。
スライム「お前たちはどうする?」
魔物たち「「決まってますよ」」
スライム「そうか」
すると、スライムの体が変形し、人型に変わった。
そして、近くにいる人間(?)の少年にも問う。
その少年の後ろには、様々な異形の姿をした化け物達や多くの機械生命体を束ねていた。
スライム「お前はどうなんだ?マブタチ?」
少年「ふっ友の為なら、協力するぞ」
少年は、突如金色に光り始め、光が収まるとそこには全身が黒と金で統一され、胸には何やらデバイスが沢山付いており、肩から黄金のベルトがかけてある。
他にも、背中には時計の針のような二本のものが、マントの様に付いている。
そして、顔には腕時計の様な形で、目の当たりには『ライダー』と言う文字が書かれている。
その姿を見たスライムは……
スライム「じゃあ行くか」
その言葉だけを発した。
???「……またあの夢だ」
全身に、チューブがつけられた状態の中で目覚めた。
自分の家庭は代々から裕福で、欲しいものはなんでも入るほど。
そんな人生を生きてある日、有名な大学の試験を合格して、ついに新たな日々を迎えようとしていたこの僕〇〇〇〇は、突如病によって倒れてしまい、病院に搬送されていた。
手術を受けて、なんとか一命をとりとめたが、その次の日で自分の人生に絶望してしまった。
自分は、不治の病にかかてしまったのだ。
それもかなり危険な病に。
大体の不治の病は、薬を服用しとけばまだ抑えていられることができる。
しかし、自分の病は薬を服用しても抑えられず、逆に悪化させてしまうものと診断された。
日に日に弱っていく自分に、親は財力で少しでも生きながらえようとして自分の体至る所に、チューブがつけられた。
それでも、苦しみは抑えられず、自分の命はまさに灯火だった。
子供の頃から見ていた仮面ライダーを見て、少しでも生きる楽しみを得ていたが、そろそろ限界が近い。
あの夢を何回も見ていると、何故か意識が朦朧としてくる。
恐らく自分は死ぬ。
そんな時思う。
「時間を戻せたら……」
「もし、
ーー確認しました。ユニークスキル「時間操作」を獲得…成功しました。
ーー確認しました。エクストラスキル……
「最凶魔王」を取得。
ここはどこだ。
自分は確か、病室で眠っていた筈だが。
……いや、体がとても軽い。
今まで病によって動けなくなっていた体が思うがままに動かせるぞ!
うわぉ♪自由ってス・テ・キ♡
って、んなこと言ってる場合じゃねえ。
すぐにナースコールで呼ぼうとしたが、すぐに無駄だとわかった。
肌で感じる地面の温度が、とても冷たい。
えっ、もしかして誘拐されたのか?
まさか!?親の財産が狙いなのか!?
それだったら、俺じゃなくてオレ様王子の鳥さんが憑いた赤ちゃんを攫いなさいよ!
とりあえず脱出をしないと……ん?
何か動くたびに、ガシャガシャと金属音が自分から聞こえてくる。
気のせいだよね?(閲覧者に質問)
俺、もしかして……「人間じゃないかもしれない(裏ボイス)」
うん、気持ち悪い。
あの変なTシャツヤローおじさん……いや、ホテルおじさん以上に気持ち悪い。
滝裕さんの声が一番いいや。
とっそんなことより、これって完全に人間の体じゃないよな。
鎧か何かつけてるかなと思っていたけど、何故か感触もある。
まるで鎧自体が
とそんな感じで、真っ暗な中を歩いていたら、少し先に光が見えた。
そこにあったのは水だった。
水を周辺に岩から光を発光していた。
こんな所に飛行石があったんだ。
取り敢えず自分の姿を確認するために、覗き込んだ。
そしてその姿を見た俺は、少しの間硬直していた。
そこに映し出されていたのは、黒と銀で統一されており、所々にピンク、そして顔には時計を模した顔に目のあたりには『ライダー』の文字が書かれていた。
「えぇぇ江ゑehっ絵ぇぇぇぇ!?」
こうして俺は、「転生したら『最低最悪の魔王』だった」としてジオウ に転生しました。