転生したら最低最悪の魔王だった件   作:Kurokodai

2 / 2
初対面が、最弱スライムと暴風龍!?

「はぁ〜〜、嘘だろ……」

 

自分は、泉から少し離れたところで黄昏ていた。(太陽はないが)

それはそうだろう。

 

今自分がなっているのは、あの最低最悪の魔王(の予定)になろうとしているあの仮面ライダージオウだぞ?

劇中では、冒頭で多くの人間を念力(?)で無双して、謎の力で多くの人間を消し去ったあの最低最悪の魔王だぞ?

まぁ、まだオーマジオウの姿ではないから、まだどうなるかは判らない。

取り敢えず、先ほど念のために、変身解除しようとしたけど、駄目だった。

ドライバーに付いている「ジオウライドウォッチ」を外したりしたけど、変身解除は出来なかった。

おまけにドライバーを外そうとしても、接着剤でも着いているのか外れない。

それに関節部分を一度引っ張ってみたら激痛が走った。

先ほどの感覚からして、このジオウの姿が今の素肌だと思う。

 

 

 

 

つまり俺はに〜んげん!じゃなくなったのだ。

 

 

 

 

うぅっ!!(涙)

こんな姿ではお婿さんに行けな……じゃなくて、ご飯を食べることが出来ない(涙)

人間は、ご飯を食べることで生きる力を得ている。

それを取り上げるなんて、この俺に生き地獄を味わせようとしているのかよぉぉ

 

まぁ、それは後で何とか解決できるようにしていかないと。

とにかく今はここは何処なのかを知っておく必要がある。

 

でも、何処を見ても『岩』『岩』『岩』ばかり。

そして所々に光る水晶のようなものがある。

 

とにかくここは何処かの洞窟だということは確認できる。

問題はここは日本か何処かの国なのかだが……

 

まぁ、もしかしたらここは何かパワースポット的なところかもしれないし、幸い人がいるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

と歩き始めたところまでは良かった。

しかし、とても暗い。

泉で姿を確認してから、すでに約90日ぐらい経ったけどずっと暗い中を歩いていた。

あの時に居た泉辺りは明るいっていうのに、そこから離れると漆黒の世界になっている。

 

しかも、所々で生き物を見るのだが、何故か黒い靄のようなもので覆われて、姿が見えない。

まぁ、見えなくても襲ってきたから、すぐに駆除してやったけど。

 

それにしても、やっぱりライダーの力はとても強いな…

一発のパンチを与えただけで、すぐに死んじゃう。

まぁ、どんな感じで死んでいるのかはあまり思い出したくはない。

そして、これによりライダーの力はとても強力だってことが、すぐにわかった。

小さい頃からライダーを見てきて、怪人との戦いも多く見てきたけど、怪人もライダーに負けないほど力を持っているから、一発のパンチなどではすぐに倒せない。

しかし、普通の生き物からしたらジオウのパンチなんて8.2tという凄まじい衝撃だからすぐに死んでしまう。

 

もし、人にあったら人殺しだけはなんとか避けないと。

ライダーは正義の味方ではあるが、元を辿れば怪人と同類の力。

最初のライダーである1号こと本郷さんも悪の組織「ショッカー」によって誕生するはずだったショッカー怪人。

あの人はその悪の力を正義のために使っているから、仮面ライダーとして英雄になれたんだ。

俺もこの力は正義のために使ってやる。

正義の味方として、人々を守ってみせる。

 

 

 

 

 

とここまで、良いことを言ったと思うが今の俺は失禁していた。(体がアレの為漏らしてはいないが)

俺の目の前に、黒い靄に包まれた巨大な生き物のような存在が目の前にいた。

あれ?こんな生き物地球にいたっけ?(汗)

海ならこれぐらいの大きい鯨がいるけど、ここは地上(の洞窟)だと思われる。

そんな場所に、おそらく象を超えるほどの巨体を持った生き物はいない。

これには流石の俺さえも恐怖を覚えるほどだった。

 

(聞こえるか?小さき者たち(・・)よ)

 

いきなり頭の中で声が聞こえた。

え?まさかこの生き物から?

 

(おい!聞こえているだろう?返事をするが良い!)

 

こいつ直接脳内に・・・!

 

(お主は一体何を言っているのだ?)

 

あっ……俺の考えたことを読み取っているよこいつ。

しかし、こいつが声を出しているとなると、おそらく知性がある生き物だと思う。

 

(・・・ほ、ほほぅ! そこのお主、我の事をハゲ呼ばわりするか…いい度胸ではないか!!!久方ぶりの客人だと思って下手に出てやったが、お主はどうやら死にたいらしいな!)

 

えっ!?俺ハゲと思っていないんだけど!?

……あれ?そういえばさっきこの生き物は(小さき者たち(・・)よ)と言っていたな?

セリフからして、俺の他にもう一人いることになる。

そして、ハゲといったのはそいつだと思う。

俺は周りを見てみたが、どこにもそれらしき人物はいない。

まさか……と思い、足元を見てみると……。

 

 

居たわ。

俺とは完全に人間とはかけ離れた体系した丸っこい生き物。

そして先ほどの生き物のセリフを言ったことからして、こいつも知性がある生き物だと思う。

 

 

 

※以降は内容が長い為、略させてもらいます。

 

 

 

その後、巨大な生き物からこの場所、そしてこの世界に関してのことを聞かされた。

どうやらここは地球ではないようだ。

そう思う理由は、この生き物の話から聞き取れた。

この世界には、魔物や魔人といったモンスター的なものが存在しており、この世界には他の世界から来た異世界人がいること。そしてその目の前の生き物は『暴風竜ヴェルドラ』と名乗った。

……まぁ、その話を聞いた時は流石に信じなかった。

その時は、『こいつ……もしかして中二病かな?』と思っていた。(もちろんその時相手さんに殺されそうになった)

 

そこで、足元にいる生き物とともに周りにある『魔素』とかいうものを感知する『魔力感知』というスキルを習得した(簡単そうで難しかった)

もちろんヴェルドラさん(仮)に少し指導されて。

 

その結果、先ほどまで真っ暗だった洞窟は、まるで某ブロック建築ゲームの暗視を使ったかのように、周りが綺麗に見えた。

 

(おぉ!凄い!周りがとても綺麗に見えるぞ!)

 

そう思い、ヴェルドラさん(仮)にお礼を言おうと振り向いた。

 

 

 

モノホンのドラゴンが目の前にいた。

 

その姿はまさに邪竜とも言えるほど凄まじいものだった。 

 

(げええっ! ドラゴン!!!!!!)

 

と先ほどまでとは違った声が脳内に響いた。

まさか足元にいるやつか?と思い、見ると……

 

 

居たのはスライムだった。

 

 

 

 

           i⌒i

           |  |

         ,,r’    ‘ヽ、

      ,,r‐”       ヽ、

     /           \

    /    ( ・ )( ・ )   ヽ

    |    ,-、    ,-、    |

    ヽ   ヽ、  ̄ ̄ ̄ ノ    /

     `-、  ` ̄ ̄ ̄´    /

        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ボクわるいスライムじゃないよ

 

とスライムはこんなものだと想像していたが、意外と丸っこいんだな……

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。