学年別トーナメント。二人一組のチームで行われるトーナメント形式の試合。一夏はシャルルと組むことになっていたがラウラは箒と組むこととなった。
一夏は意外な組み合わせに驚くもセシリアと鈴はラウラによる怪我で出場出来ないため、その無念を晴らすため箒はシャルルに任せて戦うことを決意する。
対戦表を見る一夏とシャルル、すると偶然か、箒、ラウラのタッグと対戦する事となった。対戦まであと10分と言う所で一夏は数日前の事について思い出す。
一夏はシャルルの入浴中にボディソープが切れている事を思い出し、詰替パックを渡そうと浴室に入る。するとシャルルはハッキリ言って女性と同じ体付きをしていた。
その後シャルル改めシャルロットの境遇について聞かされた。シャルロットの父の会社が経営危機にあり世界初の男性IS操縦者である一夏のデータ収集及びISを盗むため来たこと。
自分が女である事が分かってしまったシャルロットは帰国しようとすると一夏はほぼ全員が詳しく覚えていないであろう学校の校則について話す。『IS学園での3年間ではいかなる国からの干渉を受けない。』この校則があるから学校にいてもいいと話した数日前の夜。
「(3年間ではいかなる国からの干渉を受けない………つってもどうすればいいんだ?)」
そんな思案をしているとシャルロットに声を掛けられる。
「一夏……?」
「ああ、シャルロ……シャルル。」
「もうすぐ始まるから準備しよう?」
「ああ!」
一方、蒼兎はアリーナの観戦席では無く、何時でも仮面ライダーSCIPになれるようにアリーナの選手のピットで隠れていた。
「今回の転生者の数はかなり少なかった……多分もう一仕事でこの世界は終わり……だと思いたい……。」
蒼兎は知っている転生者は残り36人。その内3人がこの学校の転生者である。そしてこの36人は今のところ問題な思想も行動も起こしていない比較的安全な転生者だった。
さらに上司が送ってきた(無理矢理連れてこられた)八幡も居る。上司曰く様々な世界を巡るうちに転生特典レベルの能力を備えているので問題無いらしい。
試合開始のブザーが鳴り響き一夏とシャルロット、箒とラウラと戦闘が始まった。一夏とシャルロットは即席の割にはかなり良いコンビネーションで箒とラウラを押していた。
ラウラは自分一人で何とかしようと思っているのか箒と全く連携しない。箒も量産機体と専用機の機体差に押され気味だった。
やがてシャルロットが箒の機体を強制解除まで追い込み、ラウラと2対1となった。その時ラウラのISに異変が生じる。ラウラが突然苦しみだし機体が変形して飲まれていく。
その姿は先程箒が纏っていた量産機体に酷似していた。そして独特の構えを取り一夏とシャルロットに対峙した。
「あれは、あの構えは………!」
「あれは……VTシステム……!?」
VTシステム。Valkyrie Trace System(ヴァルキリー・トレース・システム)の略で過去のISの世界大会であるモンド・グロッソの戦闘方法をデータ化しそのまま再現、実行するシステム。
国際条約違反のシステムであるため本来はある筈がないシステム。それを目にした千冬は動揺する。一夏とシャルロットはラウラを救うべく戦いを仕掛けるもこれは世界最強の千冬と戦ってるようなもので一筋縄では行かなかった。
そんな中、何者かが一夏とシャルロットの間を通り抜けてラウラに射撃する。その方向にはクラス対抗戦の際に謎の仮面の戦士が持っていた銃を構えた蒼兎の姿があった。
「あの銃は………!?」
「確か……同じクラスの………?」
「……………」
「(アレではないけど………何か不味いものを感じる……!)」
次回「VTシステム」
次の次にクロスする作品、何がいいですか?(やるのはアニメ一期まで)
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異世界はスマートフォンとともに
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