仮面ライダーSCIP   作:蒼かえる

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報告書 2-3 食事

「本当にごめんなさい!!!」

 

昨日の夜、ベルはウエイトレスの少女『シル』にお弁当をもらったお礼に彼女が務める『豊穣の女主人』にて食事をしていた。しかしファミリアの団体の中にはベルが襲われ助けられたところを見た物がおりその話が笑い話にされている所で耐えかねて料金も支払わずに店を出てしまった。

 

そして翌日の朝、ベルは深く頭を下げている。そして店主の『ミア』は持ってきたお金をキッチリ回収して次はないと釘を刺す。

 

「シルがアタシらを止めてなきゃ、アンタもっと酷い目にあってたよ。」

 

 

 

 

 

場所は変わり、食いちぎられるようにバラバラになった死体があった場所には人があまり通れないようになっておりたまたま近くを通りかかった『ロキ・ファミリア』のメンバー達が死体を見ていた。

 

ファミリアの団長で小人族の『フィン』はこの死体の不可解な点に頭を悩ませていた。

 

「どうゆうことだ、こんな風に人間を殺すなんて……?」

 

蒼兎と接触した白髪の目付きの悪い獣耳がついた少年『ベート』は興味無さそうに言い放つ。

 

「どうもこうもあるか、弱ぇヤツが死んだだけだ。」

 

同じく蒼兎と接触した丁寧そうなエルフの女性、ロキ・ファミリア副団長の『リヴェリア』は何処が不可解かフィンに尋ねる。

 

「どこがおかしいのだ?」

 

「人間やほかの種族にはこんな芸当はできない。モンスターがやったとしてもわざわざ噛みちぎって持って行く必要が無い。そもそもモンスターはダンジョンから外に出ない……なぜ犯人は死体の一部を持って行ったんだ?」

 

通れなくなっている道から除くように見ている人影が一つ。フードを深く被り顔が見えないようになっいるも不気味な笑みを浮かべていることだけは分かった。

 

しかしそれに気付くものはいない、近くにいた蒼兎を除いて。深くフードを被った人物はその場から離れていく。

 

「(あの死体、食いちぎられるようにバラバラになったとか言ってるが食われてるだけ……。)」

 

「(本来ならそんなモンスターも人物も居ない、転生者である事が確定として人間を捕食して得するのは喰種(グール)とかその辺か。)」

 

喰種(グール)。人を食らう者。本来は別の世界の者達だがそれを特典にしてやって来た転生者が居るようだ。前回の世界で初めて倒した転生者の特典も喰種(グール)であった。

 

蒼兎は転生者と思しきフードの人物を追う。フードの人物は離れた宿の中に入っていった。どうやらそこで暮らしているようだ。

 

「(襲うのは人目につかない夜の時間帯のはず……待つとしますか……。)」

 

フードの人物はその日の夜に宿から出ることは無かったが蒼兎は数日に渡って監視していた。数日の間に変わったことは無かった。そしてとある日の朝方になるとベルがいる所を見かける。

 

「……!」

 

そんな中、ベルの元にフードの人物が近づいていく。蒼兎は直ぐにフードの人物の元へ向かう。

 

これからダンジョンへ潜るというところで不審なフードを被った人物がベル達に近づく。

 

「……りない……ない。」

 

「あ、あの?大丈夫ですか?」

 

「………りないんだ。」

 

「はい?」

 

「食い足りないんだよぉぉぉ!!!」

 

そう叫んでフードが取れてあらわになった白髪の男はベルに向かって拳を振るう。ベルは急成長で伸びた瞬発力でもギリギリで避ける。フードの男の拳は地面に突き刺さりクレーターを作る。

 

避けたことによって体制を崩したベル。しかしフードの男はもう片方の腕でベルを殴りつけようと構える。地面にクレーターを作る程の威力。それを喰らえば死は免れない。ベルが諦めかけたその時。

 

『グレイシャルナックル!』

『カチカチカチカチカチーン!』

 

冷気を発しながらフードの男を殴りつけベルの元から吹っ飛んでいく。フードの男を殴ったのはミノタウロスの時に自身を助けてくれた少女の(中身は男の時の)蒼兎だった。

 

右手にはグリスブリザードナックルが冷気を帯びながら装備されている。

 

「あ、あなたは………!」

 

「また会いましたね。」

次の次にクロスする作品、何がいいですか?(やるのはアニメ一期まで)

  • デート・ア・ライブ
  • この素晴らしい世界に祝福を!
  • 異世界はスマートフォンとともに
  • ソードアート・オンライン
  • 東方Project(アニメでは無いですが一応。)
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