そしてその
「(うまい!ベルくんへのお土産にお持ち帰りだ!)」
「何やってんのよあんた……。」
「ヘファイストス!」
ヘファイストス、ヘスティアが下界に降りた時からお金を借りたり頼ったりするほどの親友。
「ふふ、相変わらず仲がいいのね。」
「フレイヤ?」
「すぐそこで会ったのよ。」
「お邪魔だったかしら?」
「うう……そんなことないけどボク、キミのこと苦手なんだよね……。」
「貴女のそういうところ、私は好きよ?」
「おーい!ファーイた〜ん!フレイヤ!どチビ!!」
「まぁもっとも、キミなんかよりもずっっと大嫌いなやつがいるんだけどね!」
「まぁいい、ロキ。キミのファミリアのヴァレン何某について聞きたいんだけど?」
「なんやいきなり藪から棒に?」
「あ、私も聞きたいわ【剣姫】について。」
「そのヴァレン何某には付き合っている男は?」
「アホ、アイズはうちのお気に入りや、嫁には出さんし誰にもくれてやらん。」
「あの子にちょっかい出すやつは、八つ裂きや。」
「(ちっ!想い人がいれば良かったのに!)」
「まぁええわ!うちはちと忙しい、もう失礼するで?」
「それじゃあ私も、確認したい事はしたし、ここにいる男は食べ飽きちゃったし……?」
「「ああ……」」
「それじゃあ、ヘスティア、あんたはどうするの?」
「そのぉ、ヘファイストスに頼みたいことが……。」
「あんた?この期に及んでまた私に頼みごと?」
「今回は本当にお願いなんだ!ボクのファミリアの子に、ベルくんに、武器を作って欲しいんだ!」
一方、そのベルはまだ名前も知らない蒼兎を目標として強さを求めてダンジョンでモンスターとの戦闘に励んでいた。ヘスティアが居ないのでステイタスの更新は出来ないがそんな日が何日も続いた。そして
「おーい!待つニャ!そこの白髪ー!」
「え?酒場の店員さん?」
ベルを呼び止めたのは豊穣の女主人にいた猫耳の店員だった。後ろには緑髪の店員もいた。
「おはようございます。それで、ボクに何か?」
「おはようニャ、いきなり呼び止めてわるかったニャ、はいこれ。」
そう言って猫耳の店員ががま口財布をベルに渡す。唐突なことにベルは困惑するが猫耳の店員は気にせず言う。
「これをあのおっちょこちょいに渡すニャ。」
説明を補足するように緑髪の店員が付け加える。
「アーニャ、それでは説明不足です。」
「リューはアホニャー?
「という訳です、クラネルさん。」
「(あっ、名前覚えててくれたんだ。)」
「分かりました、シルさんに渡せばいいですね?」
「お願いします。私達は店から離れられないので。」
ベルはシルを探して辺りを歩き始める。
ベルがダンジョンに潜っていた数日間。ヘスティアはヘファイストスにベルの武器を作って貰うために交渉していた。
「あんたねぇ?いつまでそうしてる気?」
神の宴が終わってからの2日間。ヘスティアはヘファイストスに頭を下げ続けたままであった。
「あのね?自慢じゃないけどウチのファミリアが作る武器は性能も価格も一流なの。それにあんたがそこまでする必要なないでしょ?て言うかさっきから何してるの?」
「相手にどうしても頼みごとをする時にする土下座というものらしい。タケミカズチから聞いた。」
「頼むよ!ヘファイストス!何もしてやれないのは嫌なんだ!」
2日間にも及ぶ交渉のおかげか、天界でも巨匠と呼ばれたヘファイストス自身が武器を作ることになった。
強すぎる武器を作れば初心者の成長の妨げになる。かと言って手を抜くのはポリシーに反する。そんな難しい仕事を始めたのは
そして当日、遂にベルの武器『
余談だが製作者のヘファイストス曰く「鍛冶屋の手を放れて勝手に成長する邪道な武器」であり、二度と造りたくないと語っている。
「ありがとう!ヘファイストス!」
「言っておくけど、ちゃんとお金は返すのよ?」
「ああ!何百年かかっても返すさ!」
「じゃあ、行ってきなさい、ベル?って子に武器を渡すんでしょ?」
「ああ、ありがとう!」
「ここであの神はベルに強敵を差し向ける。そうすれば仮面の英雄のスキルは覚醒する……楽しみだなぁ?」
次の次にクロスする作品、何がいいですか?(やるのはアニメ一期まで)
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デート・ア・ライブ
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この素晴らしい世界に祝福を!
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異世界はスマートフォンとともに
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ソードアート・オンライン
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東方Project(アニメでは無いですが一応。)