仮面ライダーSCIP   作:蒼かえる

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報告書 2-7 覚醒

「神様!なんで狙われてるんですか!?」

 

「知らないよ!ボクはアレと初対面さ!」

 

ベルはいわゆるお姫様だっこでヘスティアをかかえて猿型11階層モンスター『シルバーバック』から逃げていた。やがて、オラリオでも有名な迷ったら出られなくなる住宅街を見つけてそこへ逃げ込むことにした。その様子を見ていたフードの男。さらにその後ろには蒼兎が居た。

 

「これは貴方の落し物ですか?」

 

そう言って蒼兎は2枚のセルメダルを取り出す。

 

「あ、俺の落し物、お前が持ってたのか?サンキュー。」

 

そう言ってフードを外して赤いメッシュが入った黒髪が特徴の顔を見せる。蒼兎に近づきメダルを受け取った瞬間、左回し蹴りを蒼兎の顔を狙って蹴る。

 

しかし蒼兎は体を後ろに逸らしてそれを回避する。ローリングの勢いで飛び蹴りを食らわせようとするもフードの男も後ろに後退して避ける。

 

「いい動きだな?なにか習っていたのか?」

 

「ピアノと書道なら。」

 

「おお、通じんだな、意外と。」

 

蒼兎はビヨンドライバーを腰に装着する。

 

「何?ビヨンドライバーだと?」

 

「(知ってるのか……)」

 

『SCIP!』

『アクション!』

『投影!』

『フューチャータイム!』

『仮面ライダーSCIP!SCIP!』

 

仮面ライダーSCIPとなりシップマグナムの銃口をフードの男に突きつける。

 

「質問にお答え下さい、そちらの質問は受け付けませんが。」

 

「お名前は?」

 

「もう前世の名前を使うつもりは無い。強いて言うなら『アンク』、だな。」

 

「ではアンクさん、貴方の目的はなんですか?それをハッキリして貰わないと殺していいのかどうか分かりません。」

 

「おいおい、随分物騒なこと言うじゃないか、俺はただ主人公を利用するだけだ。」

 

「利用?」

 

「俺の能力の成長を促して貰おうか、とね。」

 

そういって蒼兎から受け取ったセルメダルを割り蒼兎へ投げる。すると割れたメダルから顔に黒い丸が付いた包帯巻きの怪人が現れた。さらにアンクが行けと命令すると覚束無い足取りで蒼兎の方へ向かってくる。

 

「屑ヤミー……。」

 

蒼兎は4体の屑ヤミーに向けてシップマグナムを放つ。連射で屑ヤミーに撃ち込んで行くもその間にアンクは消えていた。倒れた屑ヤミーもそのまま消えていった。

 

一方ベルはヘスティアをシルバーバックから逃がすべく適度な場所を探していた。やがて鉄の引き戸を見つけてヘスティアだけを入れて自分は外でシルバーバックの気を引いて少しでも時間を稼ぐようにする。

 

「ベルくん!?何をしているんだい!?」

 

「神様すみません!少しでも時間を稼ぎます!」

 

ベルはシルバーバックへ向かっていく。轟音が響く方へ行くとシルバーバックを見つけ目が合う。ベルは誘導するようにシルバーバックの前を走る。シルバーバックもベルを追っていく。

 

しかし体格的にも筋力的にも大きく違いすぐに追いついたシルバーバックはベルに向けて拳を振り下ろす。ベルは間一髪で避けるも地面への衝撃で吹き飛ばされ壁に激突する。

 

さらにシルバーバックは追撃として腕についていた壊れた拘束用の鎖をベルに向けてムチのように振るう。鎖はベルに直撃し少し開けた場所にある木箱まで吹っ飛ばされる。

 

口から吐血しながらベルはヘスティアを守れたと思いながら倒れる。しかし近くの細道からヘスティアが現れる。

 

「ッ!?神様!?」

 

シルバーバックはヘスティアを見つけて鎖で薙ぎ払う。ベルは痛む体に鞭打ちヘスティアを庇いまた吹っ飛ばされる。

 

「ウゥ……神様!なんで戻ってきたんですか!?」

 

「だって約束したじゃないか……もう一人にしないって……」

 

「ッ!?でもこのままじゃ二人共……それに武器も……!」

 

ベルのナイフは先程のシルバーバックの一撃で砕けてしまった。

 

「大丈夫だ!」

 

ヘスティアはヘファイストスに作ってもらった『神のナイフ』を投げ渡す。

 

「攻撃できればアイツを倒せるんだね!?」

 

「おいおい、随分面白そうだな?」

 

ベルとヘスティアの上の建物から人影が話しかけてくる。

 

「その話、俺も乗った!」

 

人影がベルとヘスティアの元へ降りると人影はアンクだった。ベルとヘスティアは初対面なので困惑する。

 

「坊主、名前は?」

 

「ベル、ベル・クラネルです…」

 

「いいもんをくれてやるよ。」

 

そう言いアンクは赤いタカ、黄色いトラ、緑のバッタが描かれた3枚のメダルと3つの丸い窪みがあるバックルを取り出し、バックルをベルの腰に付ける。

 

するとバックルはベルトに変わりベルの腰に巻かれる。ベルは3枚のメダルを窪みに入れられベルトの右にある金の『オースキャナー』を持たされる。

 

「それをメダルと重なるように読み込ませろ。」

 

「あっ、はい。」

 

ベルは言われるがままにメダルを読み込ませる。そして不意に呟く。

 

「変身」

 

『タカ!トラ!バッタ!』

『タ・ト・バ!タ・ト・バ!タ・ト・バ!』

 

ベルの周りにメダル型のエネルギーが浮遊し空中で合体した直後にベルの胸に当たるとその姿を変える。緑の複眼にタカを模した赤い頭。黄色いラインが入る胴体。緑のラインが入った足。

 

欲望の王『仮面ライダーオーズ』

 

『神のナイフ』もオーズとなったベルのステイタスに反映され、刀身を変える。ベルが巻いているベルト『オーズドライバー』と似たような水色のラインが入る。

 

「それはオーズ、その姿でならどうな敵も倒せる、行ってこい!」

次の次にクロスする作品、何がいいですか?(やるのはアニメ一期まで)

  • デート・ア・ライブ
  • この素晴らしい世界に祝福を!
  • 異世界はスマートフォンとともに
  • ソードアート・オンライン
  • 東方Project(アニメでは無いですが一応。)
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