仮面ライダーSCIP   作:蒼かえる

23 / 37
大分期間が空いてしまい申し訳ありませんでした。今回から書き方が変わります。分かりづらい場所があるとは思いますがよろしくお願いします!


報告書2-9 理由

ベルが仮面ライダーオーズに変身し、シルバーバックを倒した後、『神のナイフ』を作るために奔走したヘスティアは疲労で倒れてしまい、財布を渡すために探していたシルが『豊饒の女主人』でヘスティアを看病させてくれた。

 

「すみません、シルさん。ありがとうございます。」

 

「いえいえ、私のために探してもらっていた訳ですからこれくらいは……。」

 

「むふふ、ベルく〜ん、どこへ行くんだ〜い……。」

 

「ふふ、では私はこれで、お店のお手伝いがあるので。」

 

「あ、本当にありがとうございます!」

 

「お〜い、ベルく〜ん……。」

 

「はい、神様。僕はココですよ。」

 

ヘスティアの手を握るベル。ヘスティアは幸せそうな顔をしながら眠っていた。

 

 

 

 

 

「(まさかベルが仮面ライダーオーズになるとは……でもなんでなれたんだ?持ち主はアンクなんて名乗った転生者だと思うが……。)」

 

夜のオラリオを見渡しながら蒼兎は思考する。しかし、なんのヒントも手掛かりも無いため、考えても無駄と思った蒼兎はこの世界に残存している特典を使って犯罪を犯している転生者を抹殺しに行った。

 

 

 

 

 

数日後の朝方、蒼兎がこれからダンジョンに入ろうとしている冒険者達の集まりを特に理由なく見ていると仮面ライダーオーズに変身したベルがそれなりにいい装備をした状態で誰かを待っていた。

 

ベルに近づいていくかなり小柄な人影がベルに挨拶をする。

 

「おはようございます!ベル様!」

 

蒼兎は知らなかったが数日前からベルは『サポーター』の『リリルカ・アーデ』のパーティを組んでいた。

 

サポーターとは冒険者たちがより動きやすく活動する為に収入源てある魔石の回収やモンスターの死骸を寄せる、荷物を持って負担を減らすなどをこなす者の事。

 

大手のファミリアは入団直後の者に任せるなどするがベルが所属するヘスティア・ファミリアは金銭的に余裕はない上に有名でもないためサポーターは雇うものである。

 

「おはようリリ、今日もよろしく。」

 

蒼兎はそのリリと呼ばれた少女になにか良くないモノを感じ取る。

 

「(女の勘って奴かね?中身男だけど。)」

 

何やら話しており、ベルに両刃短剣を渡している。気になった蒼兎はベルとリリについて行くことにした。ベルは蒼兎が見た最初に比べてかなり奥までダンジョンに潜れるようになっていた。無詠唱での魔法を発動しているところを見る限り、格段に成長していた。

 

十階層に到着したベル。十階層は迷宮の武器庫(ランドフォーム)と呼ばれ、通常のモンスターがどこにでもある木などを天然の武器として使用してくる階層。しかしベルはそこでもそれなりに対応できていた。

 

しかし、両刃短剣を使っていたため、足にしまっていた『神のナイフ』を狙撃され、落とされてしまう。拾おうとしたが何故か設置されていたモンスターを引き寄せるアイテムによって現れたモンスター達によってベルは足止めされてしまう。

 

リリはベルの『神のナイフ』をヘファイストス・ファミリアのケースが付いた状態で盗んでいってしまう。追おうとするがモンスター達によって足止めされているベルはリリの名前を呼ぶことしかできなかった。

 

蒼兎はリリについて行く。するとついていた獣耳が消える

 

「(小人族(パルゥム)……って奴か?)」

 

そこで一人の冒険者に足をかけられ転ばされてしまう。どうやら今までも先程ベルにしたように冒険者達を騙していたようだった。その冒険者はリリの装備を剥ぎ取り、更に奥から複数の冒険者が現れる。

 

現れた冒険者は巨大は蟻型モンスター『キラーアント』の半身を投げてくる。冒険者が叫ぶ。

 

「じ、冗談じゃねぇ!キラーアントはフェロモンで仲間を呼び寄せんだぞ!?」

 

冒険者はリリから剥いだ装備を全て置いて逃げ出すがその先から叫び声が聞こえた。

 

複数の冒険者達はリリから鍵らしき物を奪う。どうやら貸金庫の鍵のようだ。持た上げて出てきたキラーアントの大群に放り投げる。その後冒険者達はリリの装備全てを持って逃げていく。

 

自暴自棄となっているのか逃げようともしないリリ。その奥から両刃短剣とナイフと魔法でリリに向かってくる冒険者がいた。

 

「ベル様!?何故ここに!?」

 

「助けに来たよ!大丈夫!?」

 

キラーアントの大群はすぐさまベルによって片付いた。

 

「なぜ、見捨てなかったのですか?私はベル様を裏切ったんですよ?」

 

「え?えぇーと、女の子を助けるのは当然?だからかな。」

 

「女の子だったら誰でも助けるんですか!?」

 

「えぇ!?えーとじゃあ、リリだったから、かな。」

 

そんな会話の中、とある人影が現れる。

 

「あれ?嘘、リリちゃんもう取られちゃった?」

 

「あーあ、俺がもらおうと思ったのに……よぉ!!」

 

電流がベルを襲う。直撃はしなかったものの掠った威力で痺れるベル。それを耐えながらベルはオーズドライバーを腰に巻く。メダルを入れてオースキャナーに読み込ませる。

 

「変身!」

『タカ!トラ!バッタ!』

『タトバ!タトバ!タトバ!』

 

「リリ!僕のナイフを!」

 

「……分かりました!」

 

リリ大事に隠し持っていたベルのナイフだけは取られずにすみ、靴の横から取り出しベルに投げ渡す。『神のナイフ』はベルのステイタスに応じ、青いラインが入る。

 

ナイフを構え、また来た電流をジャンプで避ける。ジャンプは洞窟状のダンジョンの天井まで余裕で達し、天井を蹴って壁に移り、壁の次は転生者に斬り掛かる。

 

しかし転生者は静電気を利用してダンジョン内の砂の砂鉄で剣を作り出し、それで防御する。しかし砂鉄でできた剣は意図も容易く切り落とされた。

 

「うわっ!マジかよ!」

 

「てかベルってそんなのあったっけ!?」

 

もう一度斬り掛かるベル。しかし転生者は迫ってくるベルに向かって硬貨を投げる。不意に投げられた硬貨に気を取られ、転生者は投げた硬貨を指で弾く。

 

瞬間、硬貨は光の線となってベルに襲いかかる。跳躍で避けようと試みるが胸部に直撃し、そのまま壁際まで吹っ飛ばされてしまう。

 

「うぐぅ……」

 

「ベル様!!」

 

「リリちゃ〜ん、俺のところに来ればそいつは助けるよ〜?」

 

「ダメだリリ、行っちゃダメだ……!」

 

「そう、そんな奴に乗せられる必要なんてないです。」

 

不意にした女性の声に驚くリリ。転生者は邪魔者が入ったなと内心舌打ちし、ベルは自身が目指すその少女の声を聞き、驚く。

 

ビヨンドライバーを腰に巻いた状態で現れた蒼兎はSCIPミライドウォッチを起動させる。

 

『SCIP!』

『アクション!』

 

「変身……!」

 

『投影!』

『フューチャータイム!』

 

『確保!収容!保護!』

『仮面ライダーSCIP!SCIP!』

 

『シップマグナム!』

 

銃口を転生者へ向けながら蒼兎は言い放つ。

 

「アナタの特典と魂を回収します。」

次の次にクロスする作品、何がいいですか?(やるのはアニメ一期まで)

  • デート・ア・ライブ
  • この素晴らしい世界に祝福を!
  • 異世界はスマートフォンとともに
  • ソードアート・オンライン
  • 東方Project(アニメでは無いですが一応。)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。