鈴との相談にのって数日。いよいよクラス代表対抗戦が始まろうとしていた。数奇な運命なのか一夏と鈴が初戦のようだった。
「(織斑と鈴は上手く話を付けた様で……。)」
クラスの噂によると鈴が一夏に勝ったら願いを叶えるそうで鈴には目に見えて気合が入っていた。
「一夏、約束忘れないでよ……。」
「そっちこそ手加減するなよ……。」
試合開始のブザーが鳴り響く。一夏が鈴に向って斬り掛かる。前回から学習し最初から切り札であるバリア無効化攻撃の『零落白夜』は使用していない。しかし単純な動きで鈴は後退して斬撃を避ける。突然一夏の機体はダメージを負って吹き飛ばされる。鈴の機体『甲龍』が持っている大型の刀のような2基の斬撃武器『双天牙月』は全く動いていなかった。しかし一夏の機体はダメージを受けていた。
「(確か……龍咆(りゅうほう)と言うものだったような?)」
「(肩に付いてる球体のようなアーマー?から空間自体に圧力をかけ砲身を作って衝撃を砲弾と撃つんだったか…。)」
「(砲弾だけではなく、砲身すら目に見えないのが特徴で、それのおかげで砲身の稼動限界角度はないから死角がないとか……。)」
「(何気に覚えてるものですね……。)」
一夏も謎の攻撃に気付き高速で鈴の後ろに回るも蒼兎が言った通り龍咆には死角が無い為、一夏はまたしても衝撃波を受ける。このままでは負けると考えた一夏は玉砕覚悟で鈴の元へ斬り掛かる。
「はぁぁぁぁ!!!!」
同時に零落白夜を発動させる。
「バカね!単純に突っ込んで来るなんて!」
鈴は龍咆で一夏の機体を攻撃する。しかし一夏は止まらない。ここで勝負を決しようとしたその時。突然アリーナのシールドエネルギーが破壊され三体の未知のISが侵入してきた。
「なんだあれは?」
管制室では生徒の避難を始めようとする。しかし
「織斑先生!至る入口にロックが掛けられています!」
「何ッ!?直ぐに上級生に解除させろ……!」
「は、はい!」
そして千冬は通信で一夏と鈴に指示を出す。
「織斑、凰。増援はしばらく望めない、が奴を放置していたら何をするか分からん。増援が来るまでの間を頼む」
『わ、分かりました……。』
一方蒼兎は入口が開かず混乱状態の観客席で一夏達に加勢するか悩んでいた。
「ちょっと!早く開けて!」
「ドアが開かない!」
「ちょっと!押さないでよ!」
「みんな!落ち着いて!」
「慌てずに落ち着け!」
「(この状態をどうにかするか……。)」
蒼兎は全員を押し退けて入口の前に立つ。その手には
「(材質……スチール……厚さは……そこまでじゃないが人間の腕力じゃ破れないか……。)」
蒼兎は同じく
『ボトルキーン!』
ナックル正面のボタンを手の平で押す。すると待機音が鳴り響く。
「皆さん危ないから下がってください。」
それだけ言って蒼兎はナックルで施錠されたスチール製の入口を殴りつける。
『グレイシャルナックル!』
『カチカチカチカチカチーン!』
その音声と共に冷気を放ちながら振るわれたナックルはかなりの威力で入口を破壊した。壊れた入口は最早鉄の塊となり、所々凍っていた。
「さ、慌てずに逃げてください。」
蒼兎の言葉でゆっくりとしかし足早に生徒達は逃げてゆく。
「あれ、前にも……」
「何をやってる士郎!早く来い!」
「あ、ああ!」
蒼兎は最後まで残り続け全員が立ち去ったのを見てアリーナへ向かった。
アリーナでは一夏と鈴が謎のISと戦闘を繰り広げる。しかし一夏は先程の戦闘でシールドエネルギーが全く残っていなかった。対する三体のISは操縦席は黒い人形の様なもので腕が取り外し可能のようだった。手の平から放たれるレーザーはシールドエネルギーをかなり削ってくる。
「一夏、アンタはそろそろ逃げなさい……!」
「な!何言ってんだよ!?」
「今のアンタは足でまといなのよ!さっきの戦いでもうシールドエネルギー残ってないでしょ!?」
鈴の言われた通りである事が一夏を苦しめる。
「その点、私は大丈夫……!エネルギーも残ってるし、アンタより強い……!」
「(あれは……仕方ないか……)」
転生者の介入がある為この世界にどんな影響があるか分からない以上、原作通りにあの場を切り抜ける事が出来るか分からない。なので蒼兎はビヨンドライバーを腰に巻く。
「サービス残業……みたいなものとして。」
『SCIP!』
蒼兎について。
原作原作言ってますが蒼兎はアニメを、w○ki pi○iv等でしか情報を得ていない為それ以降は知りません。更に所々抜けている所がある為転生者等の介入で対応出来なかったりします。
次回、239
次の次にクロスする作品、何がいいですか?(やるのはアニメ一期まで)
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デート・ア・ライブ
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この素晴らしい世界に祝福を!
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異世界はスマートフォンとともに
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ソードアート・オンライン
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東方Project(アニメでは無いですが一応。)