骸骨転生者は楽しく過ごしながら周りに被害を与えていく   作:ミネラル・ウィンター

3 / 3
かなり書ける環境になったのでメインの方の合間にこちらを書くこととする!



第2特典 当たれば強い(確信

はいはい!俺です。骸骨転生者です。

 

いやーあの後ずっと練習したけど『かめはめ波』はできなかったよ。どうやら俺の転生特典は『かめはめ波』ではないらしい。

くそーっ!『かめはめ波』ができたら絶っっっ対に俺TUEEEEEだったのになぁ!

 

襲われてるヒロインに颯爽と駆けつける俺!!

そして『かめはめ波』で敵を一掃する俺!

それを見たヒロインは「素敵!抱いて!」となり俺に抱き付つくが、俺は性欲をグッと堪えて、あえて「俺じゃ君には釣り合わない」なんてセリフを吐き捨てる俺!だが、その出来事をきっかけにヒロインとの仲は段々と良くなり、ヒロインの押しに折れる形で恋人になる俺!そしてハッピーエンドからの朝チュンで幸せな俺!

 

かぁーっ!異世界ってのは最高だぜ!

 

 

まぁただの妄想なんですけどね。てか、俺は骨野郎だし・・朝チュンなんて不可能だし・・・

 

ムスコォ・・・

 

 

あーやめやめ!今は俺の半身の事は考えるな!

悲しくなるだけだ。だが、いつかきっと取り戻す!絶対にだ!

 

とりあえず、今は転生特典探しだ!『かめはめ波』はダメだったが、何もそれだけじゃねぇ!まだまだ俺のレパートリーはありまくりんぐだ!それらを全て試して見つけた転生特典で俺TUEEEEEで骸骨無双からのハーレムエンドでウハウハを目指すんだ!!

 

 

あれ?転生特典をさがす理由ってこんなんだっけ?まっいいか!!

 

 

 

俺は自分の転生特典探しを再開した。

今回も前回やった『かめはめ波』と同じ作品に出てくる技だ。

 

俺は骨の人差し指と中指の2本の指を額に当てる。そしてその指先に気を溜め込む。

 

これは前回試した技の作品に出てくる技であり、この技もその作品を代表する技の1つだ。

この技の初登場時は当時、主人公と敵対していた人物が共闘し強敵を倒すという胸アツ展開の時に使用された。その主人公と共闘した人物が使用した技だ。

この技は貫通力に優れており、遥か格上だった強敵を抑え込んだ主人公ごと2名を貫通した威力だ。その為この技は敵も使用してくる。

 

当たれば格上も倒せる強力な技だが、この技の欠点は一直線にしか飛ばない事と、気を溜めるのに時間がかかる事だ。

その為、その漫画では1回目は避けられてしまい2回目に主人公が抑え込んでようやく当てられたのだ。

 

 

額に当てた2本の指に十分に気を溜める。

 

 

―――待たせたな・・・覚悟はいいか?

 

 

そして十分に溜まった所で2本の指を額から離し、前に付きだす!

 

 

―――魔貫光殺砲!!!!!

 

 

2本の指先から放たれるのは螺旋を纏った光線。その光線は目の前にある万物を貫いて――

 

 

――行くなんて事はなく。何もない空間に2本の指で指差しをしているだけだった。

 

 

―――くそっ!溜めが甘かったかっ!

 

 

やってる内にテンションが上がって来た俺は、ついその技の発動前に言ったセリフを真剣に、恥じらいもなく言っていたが、今の俺は集中している。次やれば行けそうな気がするのだ。

 

 

―――もう一度だ!もっと気を溜めるんだ !!

 

 

そして俺はその後も『魔貫光殺砲』を練習し続けた。気なんてものは存在しないのに。

 

 

そして、またそれをじっと見ている一体のスケルトンがいると気づかずに。

 

 

 

 

 

 

 

「こりゃ一体何が起きたんだ?」

 

「んなこと俺に聞くな」

 

 

アゾンの森に2名の冒険者が来ていた。この冒険がここに来た理由は経験値稼ぎや小銭稼ぎではない。

 

調査だ。冒険者組合からある冒険者チームが消息不明な事と、アゾンの森の一部が消滅した事について調査依頼があったのだ。

この2名の冒険者は、依頼内容が調査にくらべて報酬が良かった為この依頼を受けたのだ。

 

調査内容はアゾンの森の一部が消滅した事についての詳しい調査と、原因の追及。それと行方不明になった冒険者チームとの関連性を調べる事だ。

 

 

「何がどうなったらこうなるのかねぇ」

 

「だから俺に聞くな。俺にもわからん」

 

 

アゾンの森の消滅した部分はまるで何か大きいものが一直線に大地やその他を一緒に削り取っていったような跡が残っていた。

 

 

「お、おいこっちに来てみろ!」

 

「なんだ?何か見つかったのか?」

 

 

1人の冒険者が何か見つけたのか声を荒らげた。

 

 

「おい、こりゃあ・・・まさかっ!」

 

「ああ、杖の破片だ。恐らくこれは行方不明になった冒険者チームのメンバーが持っていた杖の破片だ」

 

 

その場所には杖の破片が落ちていた。杖のてっぺんについている丸形の部分だけが落ちていた。しかもその破片の断面には、焼ききれた様に焦げ目がついている。

 

 

「ということは、冒険者チームが行方不明になったのと、この森がこんなんになっているのは無関係じゃないってことか」

 

「ああ、これが本当にその冒険者チームの物かどうかは戻って調べてみねぇと分からないが、その可能性が高いだろう。例え違っても、少なくとも何者かがこの事件に関わっていた重要な証拠になる」

 

「まぁ調査が進展したのは良いことだが、この事件。思っていたよりヤバいかもな」

 

「ああ、これを拾えたんだ。多少粗がある調査内容でも大丈夫だろう。サクッと調べてさっさと報酬を貰いに戻ろうぜ」

 

「ああ、そうだな」

 

 

冒険者はそのまま調査を続けた。森の詳しい被害状況や原因の手掛かりをくまなく探していた。しばらく探していると『パキッ』という木の枝が折れるような音が聞こえた。

 

 

「なんだ!?」

 

 

2人は警戒して音の発生原の方に武器を構えた。1人は片手剣と縦を装備している。もう1人はチェーンメイルと杖を装備している。それぞれ剣と、杖を向けた。

 

だが、その発生原から現れたのはただのスケルトンだった。

 

 

「・・・なんだスケルトンか」

 

「調査の邪魔にになるしさっさと狩ろうぜ」

 

「そうだな」

 

 

片手剣の男がスケルトンに近づく。これが普通のスケルトンなら生者に引かれて片手剣の

男に無謀にも近づき、男の剣で粉々になる所だ。普通のスケルトンならこれが当たり前だ。これがスケルトン・ウォーリヤーや、スケルトン・メイジなら話は違っていただろうが今回は剣も杖も持っていない本当に只のスケルトン。

只のスケルトンを倒すのに何も難しい事はない。

 

 

本当にそれが只のスケルトンならばの話だが。

 

 

「なんだ?」

 

 

近付いてきていたスケルトンが途中で歩みを止めた。それを不思議に思い、男もその場で立ち止まる。

 

そしてそのスケルトンは2本の指を額に当てた。

 

 

「なんだ?コイツ」

 

 

スケルトンの見たこともない異様な構えに、つい疑問を発っしてしまう。軽い言葉とは裏腹にだが、男は盾をしっかり構え警戒した。

この2名の冒険者は上位の冒険者なのだ。潜ってきた修羅場が他とは違う。何かおかしいと思ったら直ぐさま警戒する。

 

辺りを見渡すが何もいない。いるのは目の前スケルトンのみ。そのスケルトンもへんな構えをしたまま動かない。どうするか迷っているともう1人から声が掛かる。

 

 

「注意ししろよ。このスケルトン普通じゃない」

 

「ああ、分かってる。動かないって事はこっちを誘っているのか?」

 

「それはわからねぇが、このスケルトン今回の事件と関係があるかも知れねぇ」

 

「確かに。何か異変を感じたら逃げて情報を持ち帰りましょう」

 

「ああ、そうだな」

 

 

会話が終わる。その瞬間構えていたスケルトンに動きがあった。額に当てていた2本の指を額から離し、「ォアァァァァ」と、小さなうめき声を上げた。

 

 

―――待たせたな・・・覚悟はいいか?

 

 

不自然な行動に冒険者は警戒を高める。

片手剣の冒険者は盾を構え直し、杖の方は盾の冒険者の真後ろの位置から顔を除かせている。

 

 

「念のため支援魔法を使います」

 

「頼む」

 

 

杖の男が片手剣の男に向けて、防御力、魔法耐性、攻撃力が上がる支援魔法を唱える。片手剣の男は目の前のスケルトンから目を離さずに、自身に支援魔法がかかった事を確かめた。

 

その時―――

 

 

「ぐっ!なに!?」

 

 

真後ろから聞こえる自身相棒の声に思わず振り替える。そこには何とスケルトンに羽交い絞めされている相棒の姿があった。

 

 

「てめぇ!!」

 

 

相棒が教われてい事実に体が動き、羽交い絞めしているスケルトンを、攻撃しようとする。だがそれは悪手だった。

彼の体動いた瞬間―――

 

 

―――魔貫光殺砲!!!!

 

 

構えていたスケルトンは2本の指を冒険者達に向けて差し出す。その2本の指先から放たれるのは螺旋を纏った光線。その光線は片手剣の男と杖の男、そして杖の男を羽交い絞めしていたスケルトンを貫いて一直線に飛んでいった。

 

 

「がっ!・・・な・・・に・・・」

 

 

男は自分の胸を見る。そこには今しがた、光が貫いた所だ。そこには穴が空いてあり、そこを先ほどの光が貫通した事を理解する。

 

 

「ぐぞっ・・・」

 

 

あまりの痛みに意識が飛ぶ。2名の冒険者はその場に倒れ付した。

 

 

2名が倒れた事を確認した光線を放ったスケルトンは、羽交い締めしていたスケルトンに近寄り。手を取り、起き上がらせた。

 

何と羽交い締めしていたスケルトンは無傷だったのだ。スケルトンが放った光線は2名の冒険者を貫き絶命させた。だが、それは()があったからだ。

 

スケルトンは()がない。筋肉や脂肪や内臓や血液といった者が存在しない。そのためスケルトンが放った光線は2名の冒険者の胸を貫通した後、羽交い締めしていたスケルトンのあばら骨と背骨の間を通っていたのだ。

 

 

そのため、羽交い締めしていたスケルトンに外傷は存在せず。アンデッド最弱のスケルトンが上位の冒険者を無傷で絶命させるという結果が残る事になった。

 

 




骸骨たちによる熱い?再現。
因みに、羽交い締めした個体は前回の話でかめはめ波を放った個体です。

魔観光殺法はドラゴンボールの中で特に好きな技の一つです。当たれば強いロマン砲のようでかなり好きです。



今の所、主人公が試す技はジャンプ作品からです。
現段階で考えているのは下記に書いてある通りです。

感想、評価等頂けたら幸いです。そのほか、技や能力の解釈の間違いや指摘があれば教えてください。
また、つけた方がいいタグなどがありましたら教えください。




【今の所の技、能力候補】

ドラゴンボールより
太陽拳
気円斬
気功砲
魔空包囲弾
元気玉
瞬間移動
フュージョン


ジョジョの奇妙な冒険より
波紋法
気化冷凍法
闘技 神砂嵐

運命の輪(能力改変あり)
世界
キラークイーン
スティッキー・フィンガーズ
ホワイト・アルバム


NARUTOより
多重影分身の術


北斗の拳より?
某格闘バスケゲームの動き
ジョインジョイン

あくまでも候補なので今後の話に必ずでるとは限りません。ご了承ください。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。