___「はぁっ…はぁっ…!」息を切らしながらとにかく少しでも早く館に到着するために休まずに走り続ける、追手は途中で振りきったので着けられては居ないはず、そう思う門番
そうして走る内に、門番の目の前には紅魔館が映った、そして謎の屈強な男達も目に入った
「…!?」
こんな人物達を雇ったという話しも聞かない、状況が読み込めない門番は困惑してその場に留まってしまった、すると
「…ん?おい、あいつ…」
1人の人物が門番を見つけ指をさす、他の人物達も指された方を向く
"ここは逃げよう…!"そう思った門番、しかし体は追い付かなかった、逃げようとする体は動かず、すんなりと男達に囲まれてしまった
「こいつ、この館の門番じゃないか?」
「そうだろうな、たしかこいつもあの殺人メイドと一緒にいたんだろ?」
「だったらこいつを痛めつけて見せしめにすれば殺人メイドも出てくるんじゃないか?」
門番を囲って自分の信頼者であるメイド長を殺人メイドだの平気で言う男達、その言葉に門番は怒りを覚え出す
「……殺人メイド…」
「おいおい、お前まさか知らないとか言わないよな?殺人メイドと仲がいいらしいじゃないか、お前を餌にすれば金がこっちから寄ってくるんだよ、頑丈そうだしバットとかで殴っても大丈夫そうだな」
一人の男の見下した言い方に普段温厚な門番は血管が切れるような音が聞こえた
"こっちに来い"そういい手を伸ばす男
「いだだだだだだ!!!?!?」
手を伸ばした瞬間男の悲鳴が響く、門番が腕を掴んでひねったのだ、すごい力で捻ったまま固定する、男は離せというようにもがくが一切動かせない
「……黙って聞いてたら言いたい放題、もう我慢出来ません、ここで全員倒させていただきます」
門番は静かに口を開け目付きが鋭くなる、そしてそのまま門番は男の腕を掴んだまま体全体を回転させて男を浮かせて振り回す、体が風圧でおかしくなりそうな勢い、男はそのまま宙を舞い地面に顔面から落ち、グシャッ!と潰れるような音がして地面に血がドロリと広がっていく
圧倒的な力を見せ付けた門番、その力を見た男達は一瞬たじろぎ一歩後ろに下がった
"怖気付きましたか?"門番はそういい手招きをして挑発をする、その挑発にまんまと引っかかる一人の敵、"舐めんじゃねぇ!"と声を上げながら殴り掛かる
しかしその手は片手で止めら、その直後バギャッ!とものすごい音が響く、門番の強烈な一撃を顔面にモロに喰らったのだ、その後後ろに吹き飛びながら血を地面に吹き出しつつ転がっていき遠い所で停止する、それによりより威圧効果が現れたのか男達はたじろいだままなかなか攻撃してこなくなった
後ろから殴ろうとすれば裏拳を軽く当てられた後回し蹴りを側頭部にぶち込まれ地面に頭を強打、頭が軽くへっこんだまま1人は気絶
2人で一気に殴りかかろうとすれば1人に頭突きを放ち苦しんでる間にもう1人の頭を掴み、頭突きで苦しんでいた方に向かって思いっきり頭同士をぶつけさせる、頭蓋骨が割れそうな程の衝撃に鼻血と血反吐が飛び出しながら2人はダウンする
1人は掴みを試みた、しかし抱きつくようにしがみつくがものすごい力で一気に剥がされそれと同時に頭を掴まれて地面に強く叩き付けられる、バンッ!と地面に叩き付けられ物凄い音がしながら掴みを試みた1人はピクピクと身体を震わせ虫の息になり
やけくそになり突っ込んできた1人を力一杯にフックを浴びせる、内臓が破裂しそうな衝撃、たまらず嘔吐を軽くしながら腹部を押さえつつ言葉を発せずにその場に倒れ込む
気付けば残り1人になっていた
門番はあと一人かと思いながら残った1人を見る
「う、うわあああああああああああ!!!!!!こ、殺されるぅううううう!!!!た、助けてっ!助けてくれええええええええええええ!!!」
この世の終わりのような悲鳴を上げながら半泣きになり腰を抜かし、必死の思いで立ち上がった1人は死にものぐるいで森の中へ消えていった…
__門番は息をつき落ち着きを取り戻す、そして主の心配をしてか館の方に目を向ける
目の前にいたのは主であった
「お嬢様…?」
「流石だな、お前にはウォーミングアップにもならなかったか?」
腕を組みながら門番に澄ました顔で話す
「……お嬢様、メイド長は…?」
「……ここではなんだ、こっちに来い」
主は少し左右を見て誰もいないことを確認すると先導して館に戻って行った……
美鈴の戦い方
美鈴は拳法や力技などパワー寄りな戦いをする
日頃鍛えてるので体力もあり打たれ強く
重い攻撃で相手を粉砕していく、若干スピードが遅いのが難点だが、咲夜が持てないような重い武器も使用できる