僕の外側、君の外側   作:御堂椛

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どうも御堂です……今回は友希那先輩と優希の回です
…………?話一気に飛びすぎやろがい?

――――君のようなカンのいいガキは嫌いだよ……



それではどうぞ!


第4話〜前編〜

「はぁ……やっぱ言い過ぎたよなぁ……」

 

僕は今、下校途中にあるカフェテリアで1人コーヒーを飲んでいた……言った後に後悔する……これが僕の悪い所だ……

 

「……やっぱ謝るべきだよなぁ」

 

そう言うと僕はコーヒーを流し込む。来た時には温かかったコーヒーも今ではすっかり冷めてしまっている。

 

???「あら?優希じゃない。ここで何をしているの?」

 

僕が考え事をしていると、唐突に背後から声を掛けられた。

 

「友希那先輩!?」

 

「そんなに驚かなくてもいいじゃない……ちょっと傷つくわ……」

 

友希那先輩はそう言うとちょっと傷付いた素振りを見せる……その時に僕はふと「可愛いな」と思ってしまった。

 

「す、すいません……いきなり声かけられたのでびっくりしちゃって……」

 

「ふーん、まぁいいわ。所で、何があったの?貴方がここに来るという事は何か悩み事があるって事よね」

 

本当にこの人はなんでも知ってるな……

 

「そうですね……」

 

「大方、リサと痴話喧嘩して後悔の念に浸ってるんじゃないかしら?」

 

「はははっ……なんで分かりました?」

 

「ふふっ、私もよくやったわ……」

 

「そうなんですね……友希那先輩ってリサ姉とは仲良さそうだから喧嘩とかしないと思ってました」

 

「あら、私だって喧嘩くらいするわ。意見の食い違いとか、好きな人の取り合いとかね?」

 

そう言うと友希那先輩は僕に対してウインクを飛ばしてきた。可愛い過ぎないでしょうか……僕危うく昇天しかけましたよ……

 

「そうなんですね……」

 

「ええ、それはそうとして貴方はこれからどうしたいの?ずっとこのままリサと気不味い空気で過ごすのかしら?」

 

「いや、僕は…………」

 

友希那先輩は僕の心を的確に突いてくる……僕だっていつまでもこんな感じは嫌だ。でも、どうやって謝ればいいのか分からない……

 

「はぁ……貴方男でしょう……男ならガツンと行きなさいよ……」

 

「そ、そんな事言われても……僕は……嫌われたし……」

 

僕は……声にならないような声でそう呟く……きっと友希那先輩には聞こえてないだろう、僕はそう思っていた。――――そう、友希那先輩から平手打ちを喰らうまでは

 

 

バシッ

 

「……ツッ!?」

 

「貴方ねぇ、リサが本気で貴方のことを嫌うわけないでしょう!?少なくとも、リサは貴方のことを考えていると思うわ!それを……それを……!!!!」

 

友希那先輩は……途中から大粒の涙を流しながら僕に訴えかけてくる……僕だってそれくらいは分かってる……でも……でも……!

 

「そんなのわかんないじゃないですか!もしかしたら嫌々付き合ってたかもしれないでしょ!?友希那先輩に分かるわけないじゃないですか!」

 

友希那先輩にあたっても仕方ないのに……僕は……自身の心に歯止めが利かずそう怒鳴っていた……

 

「分かるわよ……!だって……私も貴方が……貴方のことが……好きだったから……!」

 

「……え?」

 

友希那先輩の口から飛び出した予想外の言葉に僕は驚きを隠せ無かった……

 

「貴方が学校に来て2ヶ月目の昼放課……覚えてる?」

 

「えっと……」

 

「その顔は覚えていないようね……私が考え事をしながら歩いていて、階段から落ちそうになった時に助けてくれたことを……あの日から私の心は貴方に傾いていったわ……音楽しか無かった私の人生に……一筋の光が差し込んだ瞬間でもあった……」

 

「そ、それは……」

 

「えぇ、知ってるわ。貴方にはその自覚が無かったってことくらい。でも……私は貴方のことをどうしようも無い程に好きになってしまったのよ……でも、貴方の瞳にはリサしか映ってないことに気がついた時、私は貴方とリサの仲を応援しようと思った……それが……私に出来る最善のことだと思った」

 

「…………」

 

僕は、何も言い出せなかった……まさか友希那先輩が僕のことを好きだったなんて……

 

「けど……諦め切れなかったのよ……私が忘れようとする度に貴方は私の心から離れなかった……」

 

「だから……だからね……貴方にはリサを幸せにしてあげて欲しいのよ……私が出来なかった……私にはすることも許されなかった事を……貴方には成し遂げて欲しいのよ」

 

「そんな風に僕の事を思ってくれてたんですね……」

 

「えぇ、だから……」

 

僕は1つ勘違いをしていたらしい……なんでも先入観だけで決めつけてしまっていた……

 

「今から、謝ってきます……やっぱ、僕は……リサ姉が好きです……だから、この関係を続けていく為にも、ケジメをつけてきます……」

 

そう言うと僕は、リサ姉に謝りに行こうと席を立つ

 

――――立とうとした……

 

???「優希……」

 

「り、リサ姉!?」

 

 

ははは……こりゃぁ戦争にはおあつらえ向きの舞台だ……

 

 

散々逃げてきた僕の……一世一代の大勝負が幕を開ける……

 

 

 




ふぅ……この後優希とリサ姉はどうなるんでしょう……それは作者の腕次第!!!!さぁ、頑張れ!(他人事)


次回!優希、死す

デュエルスタンバイ!

へ?友希那先輩のキャラが崩壊してる?ソ、ソンナコトナイデスヨ?コマカイコトハキニシタラマケデスヨ?

冗談です……次回はリサ姉と優希をくっつける為に友希那先輩がとった行動とは?
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