DRAGON BALL〜自由を求めて〜   作:ミフカワ

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初投稿(1回目)


無印編
旅立ち


——エイジ730年

田舎街のとある家庭で赤子が生まれた。その赤子の名は『アレッド』といった。アレッドの生まれた家庭は代々農業を生業としている家庭で、どこにでもあるようなありふれた家庭で親も普通であった。しかしアレッドの『中身』は特異なものであった。

——暗闇の中布に包まれながらそれは目覚めた…

「(…ぅん?…体が動かない…なんだこれ?)」

『中身』は其処を見回そうとするが体は動かない。何せまだ赤ん坊なので動かそうにも動かす事は出来ないだろう。

「(何で動かないんだ…まさか事故に遭ったとか?いや、それにしては痛いところとかもないし病院っぽい雰囲気でもないな。取り敢えず誰か呼んでみるか。)」

しかしそれに気付けるわけでもないのでアレッドは大声をあげた。

「ういうあーんあいあいあ…ぁあ?(すいませーん誰か居ま…えっ)」

言葉が喋れなかった。滑舌が悪いとかそういうものではなく根本的に喋れなかった。まるで赤子のような…ような?

「おぎゃああああああああぁぁ(もしかして俺赤ん坊になってるぅううう⁉︎)」

まさかの事態に『中身』は混乱している。だがそれもすぐに落ち着いた。何故なら体を女性に持ち上げられたからだ。

「よしよし落ち着いて落ち着いて。ぐっすりねんねしましょうね。」

その女性、恐らく母親に抱っこされながら一定のリズムで体を揺らされたアレッドの意識は再び夢の中へと沈もうとしている。

「あうぁ…(眠い)」

「あらあらおやすみなさいアレッド」

その名を聞きながら静かに夢の中へと意識は沈んでいった。

 

 

—————『中身』の前世は平凡な男だった。社会という鎖に縛り付けられて自分のしたい事もなく、心を許せる親友なども居ない。心が擦り切れていくだけの人生だった。だからこそ、この世界に来れたのは『中身』にとっては良い事だったのだろう。

 

あれから3ヶ月が経った。

最初は赤ん坊になっていた事に驚いていたけど。人間慣れるもので3ヶ月も経つと赤ん坊生活にも慣れてくるものだ。

「アレッド、ご飯の時間ですよ〜」

…授乳にはいまだに慣れないけど生きる為だと割り切って最初の頃よりはマシになってきている。ああ、離乳食が恋しい。因みにだが俺の名前はアレッド、母の名前はリング、そして今は外で働いている父はアブルという名前だ。

 

「おいしかった?ふふっやっぱり赤ちゃんは可愛いわ。」

…早く歯が生えて欲しいなぁ。

 

ガチャと玄関から扉の開く音が聞こえる。どうやら父さんが帰ってきたみたいだ。

 

「おかえりなさい今日はどうでしたか?」

服を持って風呂へ入りに行こうとしてた父さんは

「あぁ、お得意さんがかなりの野菜を買ってくれてね、今日はいつもより奮発してこんな物を買ってきた。」

と言って何やら鞄をごそごそとあさり出す。

 

「あったあった、これだよこれ。」といって差し出された手の上には天下一武道会観客席Aと書かれた紙が3枚乗っていた。

え?天下一武道会?あのドラゴンボールの…?もしかして此処ってドラゴンボールの世界なのか⁉︎

「まぁ!天下一武道会ですか?」

「最近都の方に行ってなかったしな都に行くついでに観戦してこようって感じで買ってきた。」

といった感じであれよあれよと言う間に天下一武道会を見にいく事になっていた。だがそんな事よりも重要なことがある。もし此処がドラゴンボールの世界だったら死亡フラグ満載すぎてやばい。重要なことなのでもう一度言う死亡フラグがやばい。…もしかしたら名前が同じだけの大会かも知れないし見に行ってこの目で確かめるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論:俺の人生オワタ\(^o^)/

 

なぜこの結論に至ったのかを説明させてもらう。この世界やばいって。超人だらけだって。まずやばやばポイント1として国王様みたいな獣人みたいなのいっぱい居たって。天下一武道会を見る前から何となくあっ…(察し)とか勘づき始めたもん。まだそこで終わるならいいよでもね、 闘 い の レ ベ ル が や ば い

まずね第1試合を見て人ってあんな動きできるんだーって思ったもん。何あれ?主人公とかでもないモブキャラがあんな動きできるんだぜ?やべぇって。決勝戦に至っては何も見えなかったもんヤムチャ視点まんまだよ観客の人も目で追えてる人あんまいな居なかったぽいしさぁ…はぁ、死なない為に体鍛えるかぁ…取り敢えず最終目標としてはブウ…は倒せなくてもいいからフリーザくらいならなんとか…って言うレベルにまで頑張るかぁ…明日から修行しよ。今日は疲れた。

 

次の日

取り敢えず食事(笑)の時間は終わったし修行を始めよう。…と言っても今できる事気とかを探る練習くらいしか出来ないんだよなぁ。取り敢えず気を感じるところからやってみるか目を閉じて意識を体の奥に集中させて…力を感じ…とるん…だ…ふぁあ

 

「あぅっ⁉︎(ハッ⁉︎)」

危ない危ない、危うく寝るところだった。もう一度集中集中‼︎

 

——体の中に意識を向けてどれほど時間が経っただろうか、何となく腹のあたりに暖かいものがある事に気づいた。恐らくこれが気だろう。感じ取ることが出来たので次の段階に移ろうと思う。くうぅぅうううと腹から音が出る…時計の方に目を向けるとお昼時だ、腹ごしらえをしてから次の授業に移るか。

 

 

〜お昼タイム(授乳と言う名の絶望)〜

 

 

…絶望を乗り越えた俺に死角はない、次の修行をやるぜ。次の修行は気を腹から体の様々な部位に移動させる修行だ、これがなかなか難しい。まず腹のなかにある気を解放?というか取り出さなきゃ行けないのだそしてその取り出した状態を維持して移動させるという中々難しい並行作業を要求されるのだ。

「あうっ…うぁっ…あうあっ…(いけっ…ダメか…まだまだっ…)」

と言ったような修行をしていたら気がついたら13年経っていた。一応仕事の手伝いもしていたがある時唐突に思ったのだ…原作始まるのいつだっけ?と。

 

エイジ743年

あれから13年経っていたアレッドの身体はジャンプをすれば70mは軽く超え拳を振ればその風圧で5m先の木に穴を開けることすらも可能となっていた。しかし、気の扱いが上手くなったかと言われると、そうでもなかった。いや、正確には気の扱いは上手くなっており身体の部分部分に気を集中させいつも以上の力を出すことが出来る『擬似界王拳』ともいえる技を習得したが気の放出などの仕方を教えてくれる人間がこんな田舎町にいるわけでもないので行き詰まり始めているのだ。

「今日はこれくらいでいいか…」

そう呟いたアレッドが突き出した拳の先には拳を中心としてクレーター状にへこんでいる岩があった。

「…身体の方は強くなってるんだけどな、技の方が上手くいかないな。」

そう言って手を身体の前にある岩の方向に向ける。

「ほっ…やっぱダメだな。ていうか何でこんなプニプニしてるのが出てくるんだろ…」

その突き出した手からピンポン球サイズの気弾?のようなものが出てきて空中で止まる。最も、射出してもスピードが遅いため岩に当たらずぽてっと岩の手前に落ちるのが関の山の上にプニプニしてるため威力もないという気弾と言えるのか怪しいものではあるが。プニプニとした弾力を持つ気の塊と言う意味では強ち気弾でも間違ってはいない。

 

「旅にでも出た方が良いかもしれないなぁ…このまま此処にとどまっていても強くなれないし、原作開始したら色んな奴らくるから其奴ら倒すために力つけなきゃいけないしなぁ…そもそも原作始まってるのか確かめなきゃいけないしな。取り敢えず最初は亀仙人の家に行って修行をつけてもらいたいな。」

 

その後早速家に帰ったらアレッドは旅に出たいと言った。最初は渋っていた親だが元々アレッドが強い事は知っているため偶に帰ってくることを条件に認めてくれた。

そして始まったアレッドの旅だがアレッドはある事に気づいた。

「亀仙人の家って何処?」

 

取り敢えず亀仙人の家を目指して旅をするのも修行という事にしてアレッドは旅をし続けた。時には旅費を得るためにストリートファイトに挑んだり、魚が食べたくなったから一人で素潜りしたり木の上から落ちたら負けゲームとか言って一人で木々の間を縫って移動したり…あれ何か涙が…偶に家に顔を出したりして何気無く山の中を歩いたりしてたらついに見つけました。そうこちらが待ち望んでいた…パオズ山でーす。うぇーい‼︎

「…違くね?俺が探してんの山じゃないんだけど…いや、方向的にはパオズ山の近くの海にあった筈だから取り敢えず此処から近い海を目指せばある筈だな…此処から近い海というと…えーと地図地図…南の方に海が広がってるな取り敢えずそっちの方に行ってみるか…いやその前に孫悟空がもう居るのか確かめておこう。」

アレッドはそう言うとパオズ山を登り始めた。登り始めてしばらく経ち日が暮れ始めたためアレッドは野宿をする事にした。ストリートファイトや獣を狩って売って手に入れた金で買ったホイポイカプセルに食料を詰めたものを地面に向けて投げると食料庫が出てくる。そのなかから肉を取り出し旅の中で学んだ身体で摩擦を起こして着火をすると言う器用な技で集めた小枝達に着火して肉を焼く、そこに食料庫から塩胡椒を取り出して味付けをした後野菜などを出して肉と一緒に食べる。

「やっぱり肉はうめぇなあ。食事は丈夫な身体の基本だからちゃんと食わなきゃな」

ものの数分でそれらを食べ終わり何と無く夜空を見た、星が輝き《満月》も見える。

「この宇宙にフリーザやサイヤ人がいるのか…俺は…自由気ままに生きてやるぞ。その為に絶対に強くなってやる」

それは前世では出来なかったことだ。働かなければ前世では生きていけなかった。今はまだ友人などは居ないが毎日自由気ままに充実している毎日を送れている。これは誓いだこれからの自分に向けての。生き延びる為には強くならなきゃいけない。それに…

「それに…この世界に来たのに強くならないなんていうのはロマンがないよなぁ…」

と言ってホイポイカプセルでテントを出して寝ようとした時に目の前を大きなクマが横切った

「うぉっ⁉︎すげーな。こんなでけぇクマこっちでは始めて見たぞ。…ん?何か様子がおかしいな。」

よく見ると身体中に傷を負っており、まるで何かから逃げて来たように素早く林の奥へ逃げていった

『グォオオオオ‼︎』

刹那、身体の奥まで響くような咆哮が聞こえた

「うぉっ⁉︎何だこの声⁉︎…あっちの方だな行ってみるか。」

声の聞こえた方向へ向かっていると其処には『大猿』が居た、何故か地面を踏みつけながら

「なっ⁉︎…そういえば今日は満月か、孫悟飯は何処だ…何故悟空を止めな…っ⁉︎」

孫悟飯は確かに居た『大猿の足の下に』だが

「っ⁉︎おぇえ…ゴホッ…ぐっ…クソ、ハァハァ…」

アレッドは確かに強い、同年代の中でもその強さは破格といってもいいだろう。ただし、心まで強い訳ではない。確かに前世の記憶がある分他の子供よりは利口であるがそれだけなのだ。前世でも人の死を直視した事がある訳でもない、あくまでもただの一般人の魂がこの身体に宿っただけであり人の死を見るのは今回が初めてだ。故に心が揺さぶられ身体に影響が出るのも必然といえようそして大猿の足が身体に迫ってくるのが見えないこともまた、必然であった。

ドゴンと激しい音を立ててその脚がアレッドに衝突する。

「がはっ⁉︎」

肺の中から空気が抜けてアレッドの身体はそのまま宙を駆けて後ろの木々へと突っ込んでいった。その勢いは数十本の木をなぎ倒してやっと止まる程であった。

『ウホッウホッ』

そしてアレッドを蹴った大猿は尻尾を揺らしながらもう用はないとでも言うように其処を去ろうとしたが、瞬間頭に衝撃が走る。

『ゥギャオオオォオオオオ』

「ヘヘッ…何処に行くつもりだよ孫悟空。まだ俺は倒れちゃあいねぇぜ」

そこには身体中に擦り傷などを負いながらも確かに地に足をつけたアレッドが居た、アレッドは確かに技などは使えないものの身体だけに関してなら戦闘力にして70相当の物を持っているのだ

『ウガァォオオオ‼︎』

「(やべえな…さっきの一撃は俺を倒したと思って油断してたから上手く決まったけどこっから先はそうはいかねぇ…だけどここでやらなくて何のために修行をして来たんだって話だ…さっきは尻尾が揺れてたから狙いにくくて確実に攻撃できる頭を狙わせてもらったが隙をついて尻尾を捕まえればなんとかなるかもしれない)なっ…と」

大猿から放たれた拳の攻撃を避けるその次に来る脚の踏みつけも咄嗟に前に飛び出る事で回避するそして大猿の尻尾を掴もうとしたその瞬間

「ぐっ…」

アレッドの身体を痛みが襲う、そもそも人の死を見たため精神的にもかなりダメージが来ていたが身体の方も嘔吐や大猿に蹴られてたりしてた事もありかなり疲労している。

『グガッ‼︎』

大猿が足で踏みつけて来るアレッドは咄嗟に回避しようとするが間に合わず踏みつけを両腕で受け止めた。

「ぐぎぎぎぎ…ぐぬぬ、オラァ‼︎」

『グォッ⁉︎』

気を腕に集めて一時的に強化してその脚を跳ね飛ばす。そして体制が崩れた大猿の懐に潜り込み強化した脚で横に蹴る。

大猿は5m程吹っ飛びながらうつ伏せの状態で地面に落ちた。

「今だっ‼︎でりゃっ‼︎」

そして丸見えになっている尻尾をアレッドは手刀で切ることに成功した

すると大猿の体が徐々に変化していく小さくなり体毛は減っていき大猿の居た場所には一人の少年が真っ裸で寝ているだけだ。

「ハァハァ…なんとか倒せたか…って痛ってぇええええ」

アレッドの腕を見ると左腕が折れている。当然と行ってもいいが大猿ほどの体重の物を強化したとはいえ腕で支えるのは些か無理があるものであろう。

「…ハァ取り敢えず病院行くか。」

眠っている少年を横目にアレッドはテントを片付けて病院へ行く準備をする為にテントの場所まで戻ろうとした、その時

「ムニャ…何でオラこんなとこで寝てんだ?」

「(マジか…‼︎)」

眠っている少年…改め孫悟空が目を覚ましたのは

「ん…何だオメェどうしてこんなところに居んだ?」

「俺はアレッド、ここでらへんで大きな音がしたから来たんだよ…何とか相手は倒せたけどこのザマだ…ぐっ」

と言って左腕を見せる。そこでようやく悟空も頭が回り始めたのか周りの様子を見て

「オメェすげぇなぁ、こんなでけぇやつと戦ったんかぁ…ん?なんかうまく立てねぇな」

と言った。

「尻尾がなくなったからじゃないのか?」

「いいーっオラの尻尾が尻尾がねぇっ⁉︎…まぁいっか」

「まぁいっかで済ませるのか…取り敢えず俺はこの腕を治すために病院に行こうと思ってるんだけど」

その言葉を聞いた悟空は

「じゃあオラの家に来るか?オラの家の方が多分近いしじっちゃんも居るから治せると思うぞ」

アレッドはその言葉を聞いて何と答えたら良いか分からなくなった。本当は直ぐに言うべきだったのに覚悟が足りなかったから先延ばしにしてしまったんだろう。或いは孫悟飯ではなく中型獣が踏み潰されいたのかもしれないと言う希望的観測を抱いていたのかもしれない。

一先ず悟空の家に行くことにした、孫悟飯であれば伝えねばなるまい。

「君の名前はなんて言うんだ?」

「あぁ、オラ孫悟空っちゅうんだ」

取り留めのない会話をしていたら悟空の家へ着いた。

「じっちゃんけがしてる奴がいんだけど治せっか?あれ、じっちゃんがいねぇどこ行ったんだろ?じっちゃーん、じっちゃーん?」

それを見てやはりあれは孫悟飯なのだと理解してしまった先程は覚悟足りずに結局言えなかったが今度こそは言うべきだ。

「孫悟空、君のおじいさんはおそらく…」

「?」

あと一言…あと一言なのにその一言を言い出せない。左腕の折れた箇所の痛みが強くなっていく気がした、頭の中が冷静になっていく。先ほどの大猿の足の下にあった孫悟飯を思い出す。やはり言わなければならないと思い言った。

「恐らく大猿に踏み潰されて死んだ」

「⁉︎…うそいってんじゃねぇ。じっちゃんは強いんだぞ‼︎オメェさてはオラを騙そうとする妖怪かなんかだな‼︎」

「…本当のことだ、俺が来た時にはもう既に…大猿に踏み潰されていた。」

その声に嘘は言ってないと理解したのだろう、理解してしまったのだろう。悟空は声を上げて泣き始めた。アレッドはなんとも言えない気持ちになった。自分がもう少し早く言ってれば間に合ったかもしれない、もし月を破壊できるほどの力を持っていたら月を破壊して孫悟飯を助けるのも間に合ったかもしれない、だが全ては後悔先に立たず。孫悟飯は死んでしまったのだ。




信じられるか…?こんな駄作を書くのに5時間掛かってるんだぜ…うーんこの。
感想あったらお願いします。ただし酷評は心が痛んで折れそうになるのでやめ…なくても私は一向に構わん‼︎(どんな感想でも嬉しい)
まぁ初めてな作品なので至らないところはあると思いますが少しでも楽しんでもらえるよう感想などを見て改善するところがあったら改善していきないなと思っています。

〜登場人物の戦闘力〜
リング 4(一般人女性)
アブル 5(一般人男性)
アレッド 通常時50 戦闘時75〜80 大猿戦時50〜70(最初に蹴られた時と踏み潰されている悟飯を見た時のダブルコンボで低下)
気を一点に集中して部分強化90〜150
孫悟空 通常時10 大猿時100
なんか出てきた大きなクマさん( ̄(工) ̄) 50
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