DRAGON BALL〜自由を求めて〜   作:ミフカワ

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初投稿。


ウミガメ発見

あの後ドラゴンボールを探す事に決めたアレッド達はブルマの車に乗って出発した。

「ひゃー、オラが走るのと同じくれぇはえーなー」

「ん〜、ぎりぎり悟空の方が早いと思うぞ」

「何馬鹿な事言ってんのよ。車の方が早いに決まってるでしょ。スピードあげるわよ‼︎」

と言ってブルマが車のアクセルを踏み込んだ瞬間ぶすんぶすんと音を立てながら車が止まってしまった。

どうやら悟空にを撥ねた時に外装は無事だったが中身は衝撃で少し壊れていたようだ。

悟空の身体が原作より強くなっているからなのかそれとも歴史の修正力の様なものなのか、いずれにしてもこの車は壊れる運命にあった様だ。

「もう!何でこんな時に壊れるのよ‼︎…困ったわね、手持ちのカプセルで地面を走れるのは2人乗りのバイクしかないわ」

ブルマが車をカプセルに戻しホイポイカプセルのケースを開けてそういう。

「じゃあ悟空と乗ってくれ。俺は走って行くから」

「はぁ⁉︎何馬鹿な事言ってんのよ、走ってバイクに追いつける訳ないじゃない‼︎」

 

ブルマはアレッドの言葉に反対するが、2人乗りのバイクしかないことと悟空のアレッドなら大丈夫だろという言葉を聞いて渋々バイクの入ったホイポイカプセルからバイクを出しそれに乗る。

 

「ほら、あんたも後ろに乗りなさいよ」

「おう!」

そして後ろに悟空を乗せた。

「いい?最初はゆっくり行って徐々にスピードをあげるわよ、ついてこれなくなったら言うのよ。」

 

そう言うとブルマはバイクを走らせ始める。そしてアレッドがついて来てるかを確認しながらスピードを上げて遂にはMAXスピードまで達したがその横にはアレッドがぴったりとついて来ている。

「…あんた本当に人間?」

「何を失礼な、ちょっと身体を鍛えただけの人間だぞ」

顔を少し引きつらせながらブルマがそう言うとアレッドはその言葉に答える。

「(ん〜もう少し速くても大丈夫そうだな。)もう少し速くしてもいいぞ」

「このスピードが限界よ‼︎」

アレッドの言葉にブルマが叫び返す。

そんな2人のやり取りを尻目に悟空は始めて車やバイクに乗ったのを楽しんでいるようだ。

 

3人で話をしながら道を走っていると突如アレッドとバイクが空を舞った

「わわっ‼︎」

「きゃー‼︎」

「おっと」

三者三様の反応をして

地面へと着地する。

「はぁ〜ぶったまげた、すげぇ技だな今の空飛んだぞ!」

悟空は驚いたようで少し興奮しながらブルマに言う。

「ふふふ、まぁね(あんなに峠が急だと思ってなかったわ…)ん、ちょっと失礼、すぐ来るわ」

そう言ってブルマがバイクから降りる。

「何だオメェ何処に行くんだ?」

 

「あんた鈍感ねぇ‼︎レディがこう言ったらおしっこに決まってるでしょ‼︎ついて来ちゃダメよ!」

そう言って岩場の陰へとブルマは行く

「何だしょんべんか、早く帰ってこいよ〜、アレッドはしょんべんに行かなくてもいいんか?」

悟空はそう言いながらバイクから降りる。

「俺は別に行かなくてもいいかな。」

などと悟空と話していると岩陰からブルマの悲鳴が聞こえた。

「何だ何だ、蛇にでも噛まれたんか?」

そう言って悟空とアレッドが岩陰へと向かうとそこには大きな恐竜に捕まえられたブルマの姿があった。

 

「何だ貴様らは…」

 

「俺はアレッドだ(こいつがあの恐竜か…でかいな)」

 

「オラは悟空だ、あんたそいつの知り合いなのか」

その悟空の言葉に恐竜は笑いながら答える。

「グワハハハハそうだ俺はこいつと話があるからお前らはそこで待っておkグベラァ⁉︎」

アレッドが恐竜を殴る。すると恐竜が気絶し手からブルマを離した。手から落ちて来たブルマをすかさず悟空がキャッチする。

「なにすんだアレッド!そいつブルマの知り合いじゃねぇんか?」

「いやいや明らかにブルマの知り合いではないでしょ、ブルマ嫌がってたし俺たちの身体を縛ろうとしてロープ持ってたし」

「あっ、本当だ‼︎じゃあそいつはどうすんだ?」

「取り敢えず森の中に置いてくる。」

と言ってアレッドが恐竜を持ち上げると森の方へと持っていき恐竜を森の奥の方に投げた。

ちょうど戻ってくる頃には悟空達はバイクに乗っており直ぐに発進できそうだ。

「は〜もうあんな目にあうなんて思ってもなかったわ」

とブルマが疲れた顔で言う。

「ブルマは漏らしかけてたもんな!」

「(原作と違って漏らしてないのか…よかったよかった)」

そんな事を考えているとバイクが急発進する。

「だまらっしゃい‼︎もう‼︎飛ばしていくわよ‼︎」

今度はアレッドがついてこれる事が分かっているため急発進したバイクに悟空が体勢を崩しかける。

「わわっ‼︎急にスピード出すなよ!」

「あっ、ちょっと待てよ‼︎」

出遅れたアレッドが文句を言いつつもすぐさま追いつく。なんやかんやで少し走ると辺りも暗くなってきた。

「…オラ腹減った」

「流石に俺も疲れて来たぞ」

悟空はお腹が空いて、アレッドも流石に何時間もぶっ通しで走り続けたため疲れたのか汗を拭う。

「そうね、辺りも暗くなって来たし今日はここら辺までね。」

「野宿すんのか?」

「やぁねぇ、デリケートな私が野宿なんてできる訳ないじゃない」

そう言ってブルマがバイクから降りてバイクをカプセルに戻すとホイポイカプセルのケースに戻しそれとは違うホイポイカプセルを取り出した。

「ちょっと、あんた達離れてなさい、それっ」

その一際大きなホイポイカプセルを投げるとそこには家ができた。

「ひゃ〜ホイポイカプセルっちゅうのは家も出せんのか‼︎」

その悟空の言葉にアレッドは

「悟空のところにあった俺の家もホイポイカプセルから出したものだぞ」

 

「あれもそうだったんか⁉︎全然気付かなかったぞ…」

悟空と家の入り口でそんな事を話していると一足先に入っていたブルマから声がかかる。

「ちょっとあんた達、そんな所で喋ってないで早く入りなさい」

ブルマに催促されて2人も家の中に入る。悟空はアレッドの持っていた家で電気などを見ることには慣れていたので特には驚いたりはしていなかった。

その後は悟空の尻尾をアクセサリーだと思っていたが実は本物の尻尾だとブルマが気付いたことと悟空が1人でも風呂に入れる事や自分の正確な年齢を把握してるいるのでブルマの質問に答えられた事。悟空とアレッドが一緒に寝ることになった事以外は原作通りに進んだ。

 

 

夜遅く、もう既に悟空もブルマも寝ているなかアレッドは一人少し離れた所で修行をしていた。

アレッドの目の前には巨大な岩がある。

その岩に向けてアレッドはおもむろに掌をむけると掌に気を集めて気弾を作る。それを岩に放つ。

「はっ!だらららっ」

アレッドが手を交互に動かして所謂サイヤ人の王子が将来使うようになる気弾の連射、グミ撃ちと言われるものを岩に向けて放つ。

「だりゃっ‼︎」

そしてグミ撃ちをやめると蹴りを放ち岩を粉々にする。

そしてその粉々になった石の破片を拳、蹴り、頭などを使って砕いていく。

この修行は気弾を作る速度を速めるには最適の修行だった為気弾を作れるようになってからは頻繁にやるようになった。

また、粉々になった後の石も蹴り、回し蹴り、裏拳、拳圧などで破壊する事で身体を鍛えることも出来るという一石二鳥の修行法だ。

そして岩を破壊し終わった後は気を回復させる為に周りに漂っている先程放った気弾の余剰エネルギーを集める。

「(結構前に気弾を放つと余剰エネルギーが空気中に散っている事に気付いたから、それを集めて再利用できないか物は試しでやってみたら案外簡単に出来たんだよな。)」

そうしてエネルギーを集め終わると次の修行へと移る。

「…ふぅ、やるか」

身体の中から気を捻り出す、その身体から放たれた気は風を動かし草木を揺らし小石をころころと動かす。

「ぐぅうう…ぉおおお」

まず右手が気によって覆われる、そして続けざまに左手も気によって覆われる。

そして両脚も気によって覆われ遂には全身余す事なく気に囲まれる。そして徐々に気によって巻き起こっていた風が落ち着き始める。

「…よし上手くいったか」

気で出来た硬く薄い透明な外骨格に囲まれたアレッドの身体は耐久性が強くなっており今なら悟空の攻撃を受けても痛みは感じないだろう。

しかしアレッドのやりたかった事はこれではなくその先にあるものである。

 

その話をするにはまず界王拳について聞いてもらわねばならない。

界王拳と言う技は、原作では界王星と言う地球の10倍の重力を持った星で悟空が何ヶ月も修行をして習得した技である。

界王拳は使用すると攻撃力・スピード・防御力が全て倍になると言うチート技である。ただし生半可な身体では界王拳の負荷に耐えることが出来ない為諸刃のつるぎとも言える技である。

地球の10倍もの重力を持った星で何ヶ月も修行をしたサイヤ人の悟空でさえ界王様に2倍以上は絶対に使うなよと注意をされる程であり、実際無理をしてベジータ戦で4倍まで引き上げた後の悟空は身体中がボロボロになり立っているだけでも精一杯という程にダメージを受けていた。

それ故に界王拳の練習はアレッドも仙豆を確保するまでする気がなかったのだがある時ふと気付いたのだ。

「自分の身体で界王拳を使う必要なくない?」と。

自分の身体の中の気の回路に膨大な量の気を流し込むから回路が焼き切れてしまうのなら、外付けの回路に気を流せばいいという事をアレッドは考えたのだ。

それならば仮に回路が壊れたとしても自分の体にはダメージが来ないためいくらでも界王拳の練習が出来るのだ。

 

要約するとアレッドは自分の身体に界王拳を使うのではなく気を自分の身体に纏わせそちらに界王拳を使う。

自分の気を限界まで込めて作った外骨格なので自分の身体の中の回路と耐久力は変わらないのでそちらでコツを掴んでから自分の身体で界王拳を使えばいいと考えたのだ。この修行は3年ほど前から始めた。

「はぁぁああ…‼︎」

外骨格に気を流し込む。元々気の塊の外骨格なので自分の身体と同じように気が流し込める。少しずつ流し込む気の量を増やし気の流れを速くしていく。

徐々に外骨格が発熱でもしたかのように透明な色から赤色に変化していく。

そしてその色が完全な赤になるときにはもう既にその技は完成しているだろう。

「はぁっ‼︎」

最後のひと押しの掛け声と共に溢れ出る気、そして赤色に染まった外骨格を見て成功したと確信を持てた。

「よし上手くいったか‼︎」

試しに跳躍してみる、すると軽く跳んだはずなのにいつもは思いっきり力を込めないと跳んでこれないような高さ以上の所までまで飛んで来れた。

「よしよしいつも通りだ、それにしてもこんなに強化されるなんでやっぱり界王拳ってチートだよなぁ。」

いつも通りの強化具合に思った事を口にする。上を向くと雲がすぐ近くにあり手を伸ばせば今にも届きそうなほどだ。

それらの景色を堪能して地面に着地した直後アレッドの身体に異変が起こる。

「ぐっ……ハァハァ…」

着地した後直ぐに外骨格を保てなくなり界王拳も解けてしまった。

「…ふぅ…やっぱり気の消耗が激しいな…」

そう、外骨格を保つだけでも大量に気を消費するのにそこに界王拳なんかを使ったら気の消耗量も莫大になり短時間しか使えないのも当然の事だろう。

しかしそれを解決するのが先程も使った自分の気を回収技だ。これを使うと外骨格を保つのに使っていたエネルギーが丸々帰ってくる為非常に重宝している。

「次は外骨格を組み立てるスピードを速くする練習をするか…」

現時点では外骨格を組み立てるのに要する時間は2〜3秒程だ。一見少ない時間に見えるが戦闘になるとその2〜3秒が命取りだ。

「目標としては1秒以内で展開出来るようにする事だな」

その後アレッドは30分程外骨格を組み立てる練習をしてから家へと戻った。

 

翌朝

アレッドが起きたらウミガメが玄関で塩水を飲み終わり悟空とブルマが言い争っている所だった。

「ふわぁ〜…どうしたんだ悟空?亀なんか背負って」

 

「こいつが海に帰りてぇらしいからオラが運んでやるんだ。アレッドも来るか?」

「全然いいぞ。」

その言葉にブルマは怒り

「ふん‼︎もう勝手になさい‼︎そのかわりもう二度と顔を見せないで頂戴。」

悟空はその言葉を聞きながらウミガメを背負った

「よっ、しっかり掴まっていろよ。」

 

「ありがとうございます。」

 

「後で交代しろよ」

そのまま海へと向かって走って行く2人と一匹の背中を見て

「いーだ、アホ〜田舎もん、帰ってくんな‼︎」

 

とブルマは言っていたが悟空がドラゴンボールの1つを持っている事と家の近くをうろついてる恐竜などを見て怖くなったのか直ぐにバイクで追いかけてきた。

「ちょっ、ちょっと〜待ちなさいよ〜、しょうがないから私も付いて行ってあげるわよ〜」

その言葉に悟空達は足を止めて振り向く。

「あれ、もう二度と会わないんじゃなかったか?」

 

「あんた本当可愛くないわね…」

 

「1人じゃ怖かったんだろ?」

少しニヤニヤしながらアレッドがそういう

「バカ言ってんじゃないわよ。私は孫君の持ってるドラゴンボールが目当てで来たの」

「本当かな〜」

そう言ってブルマ達は海へと向かい始める




お気に入りとかしてくれてる人が居てかなり嬉しいっすね〜。モチベーション上がるので面白いと思ったら感想お願いします。
〜戦闘力〜
アレッド 外骨格150 外骨格界王拳180

外骨格…気の消費量は維持してる時は少ないが作り出すときに膨大な量を消費する。防御力は戦闘力がそれなりに離れていてもかすり傷で済ませることができる程度。かなり離れていても数倍程度の差なら骨が折れる程度で一撃で瀕死になることはまずあり得ない。

外骨格界王拳…倍率を上げすぎても身体にダメージは来ない代わりに外骨格が耐えられずに壊れる。外骨格自体の耐久力が高い為これを使っている間は十数倍の戦闘力の差があってもギリギリ攻撃に耐えることができる。

余談ですがアレッドの使っている自分の放った気の余剰エネルギーを回収する技ですが微量だけど大地の生命エネルギーなども混じっていたり…
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