「でもって、その飼い主の永倉新八サマ。こうみえても二番隊隊長してんのヨロシクなー。」
飼い主宣言にすかさず怒る原田、永倉の頬をひっぱる
『アハハハッ変な顔ー!』
永倉の顔を見て笑う早弥
「ハァ…。」
「つまりお二人とも副長助勤のお立場…と」
「エッヘン。」
「ウンそゆこと。」
辰之助は頭を下げ鉄は…
「あーーーーッ気付けばテメェは 」
「あん?俺様?」
原田のことを知っているらしい…
「デカブツーーッ昨日はよくも踏んでくれたな。」
「…昨日?踏んだァ!?お前を!?悪ィ!新八より小せェ奴は目に入んねんだ俺!!」
笑う原田に永倉は肘打ちをかます
「――――ッ!!!」
「だーーッ落ち着け!!」
笑う原田に怒る鉄
それを必死になだめる辰之助…
早弥は横で隠れて笑っていた…
「すみません!!礼儀も知らないガキなもんで…!!」
「んーーーーー…でもサ、かえってそこが良かったのかもよ?」
『確かに…普通の子なら総司なんかに挑まないし…。』
「一晩中雨に打たれてまで意地はらねぇ。」
「そーそー!聞きたかったぜ名台詞よォ!!ま ハッキリ言って今度はもっとしんどいことになるだろうがよ、期待してっからな!」
『負けるなよ!』
ほうけていた鉄だが
「……おう!!」
強い目で言い返す
そんな鉄を見る辰之助は優しく鉄を見守っていた
「以上!優しい先輩より励ましのお言葉でした~。」
「おや、もうおしまいかい?」
「いんや。今度は日々のお勤めの説明っスよ~。さて行こか!!」
「オラ兄ちゃん!たった立った!!」
「えぇ!?」
左之に頭をつかまれビビる辰之助
「じゃあ俺も…。」
「イヤお前さんは…別。」
空気が変る室内…
「……言ったろ!?」
「もっとしいんどいことになるって…」
「……。」
これから何が起こるのか想像できづに固まる鉄…
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「~♪」
「…なんでェ、ぶいぶんとご機嫌だな総司」
「ええ、とってもv♪」
沖田は土方の肩を揉むも機嫌は絶好調らしい
「明日からここに来るのがも~っと楽しくなりますねぇv」
「ここを託児所にした覚えはねぇんだが…」
土方はパイプを置く
「…ノドがかわいたな」
「ああ、お茶なら、そろそろ小姓の方が…」
気付けば渡り廊下の方から湯飲みの擦れる音が…
─カチャッカチャッ…
『鉄クン!ガンバ!!』
「お、おう!」
─ズルッ
─バチャアッ
「アチーーッッ!」
『鉄クン!?』
─ゴロゴロ…
─スッ
「………こぼしました」
…………………
結局こうなるのか…
──────
あれから鉄は掃除をし、沖田と早弥はサイゾーとじゃれている
「いいですかぁ鉄クンー?」
そんな鉄に話しかける二人
『土方さんの小姓なんて誰もが出来ることじゃないんですよー』
「スゴイことなんですから───…って、聞いてますか鉄クーーン?」
こっちの話しなど聞かずに鉄は土方への不満を言っていた
「…俺は、強くなる為に新撰組入ったのに」
さっきと一変して鉄の手が震える
「それなのに、こんな…こんな…」
『鉄クン…』
が
「ちくしょーッ
ゾウキン玉露でも食らえーー!!」
『ιι』
思った以上に元気らしい
だが
「あ、土方サーンv」
─カチーーーン
固まる鉄
その様子に笑いを堪える沖田と早弥だった
───────
「大体…なんで副長の小姓なんです」
今まで思っていた疑問を打ち明ける
「あの人俺のこと、一番嫌いって」
「怖いですか?」
庭に出る沖田
サイゾーは早弥の腕の中
『大丈夫ですよ』
「君だから出来るんです」
空はもう夕日に染まっていた