――ど、どうしよう…ι
準備してる山崎の隣で1人焦る鉄
――しっかしスゲー着物だな…何に使うんだ?
焦る鉄に押入れが目に止まる…
中にある着物の数に疑問を持ったようだ
「……。」
―パカッ
山崎は無言で慣れた手つきで着々と準備をしていく…
鉄は化粧をしている山崎に自分の目的を忘れるほど見惚れていた…
山崎が化粧が終りカツラを被ると…
『おっ…ちょうど準備が終わったようだね…ススム。』
部屋の前に女の姿をした雅が現れる…
「!!…///」
―バサッ
「…あぁ。ちょうどや。」
着物の上から羽織物を着て答える山崎…
「―――…ッッ」
2人の女装【雅はもとの姿になっただけだが】に声にならない驚きを上げる鉄…
『なら。行きましょうか?』
ニコッと普段とは違う笑みを浮かべ、声も女の子らしく高めの声を出す雅
「ぉぉ…///」
「そうやな…。」
そういい固まる鉄を放置して部屋から出て行く2人…
―カラン カラン
「ハハハ…。」
「でさー。」
「おいっ」
平隊員の前を通る2人…
隊員たちは話を止め、2人の方に注目する。
「――…ッ。スゲーーーッスゲーーーッ超別人――ッ
―――――ッ!!!」
2人に見とれていて忘れかけていた目的を思い出す鉄…
すぐさま山崎の部屋に戻る
「負けてたまるかァ~。」
と、言いながら鉄は女装をする…
が、
ここからはモザイクが入りました…ι
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古道具商“桝屋”
「まいどおおきにー。」
人の良さそうな顔をした番頭が店先にいる…
「あ。」
「桝屋はん!お久しゅうおすなぁ。」
『こんにちは。』
「これはこれは泉はんに優ちゃん!
毎度おおきにーv今日はどないなご用件で?」
「また品物見にきたんどすえ…というのは建前で…
番頭はんのお顔急に見とうなって…。」
「Σ――――…ッッまッまぁ!!とりあえず中へ…///」
顔を真っ赤にして2人を店内に案内しようとするが…
次の瞬間…
「?………!?ιι」
急に番頭の動きが止まる…
「……?」
『??』
――なんだろ、他の町の人たちも、ヒソヒソ何か言ったり…様子が変だ…。それに強い視線をさっきから感じる…。
そう、2人の後…“ある人物”が物陰から2人を除いていたのだ…
―ゴク…
そっと後ろを振り返る2人…
そこには、化粧をして女装したつもりなのか、化け物のような顔をした鉄がこちらを睨み見ていた…
その存在に気がついた人々はあからさまに鉄を避け足早に立ち去っていった…。
「……。」
『…ιι』
ピラッ
「雅ちょっと後は頼むで…。」
『うん…。』
番頭に聞こえないくらいの小さな声で話した2人…
山崎は足早に鉄の所に向かい雅は店の中に消えるのであった
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