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その頃…桝屋では……
「…そうですか。…同志が一人斬られましたか。」
桝屋の“古高”は酒を飲みながら、番頭から今日の話を聞いていた
「これはまた大変な時に留守を任せてしまいましたね。」
「へぇへそらもう!いや初めは悪フザケみたいなもんどしたのに…。せやけどその同志の言うんもなんや悪いんどすけどあれは、おいたが過ぎましたなー…。ハハ…」
「……。」
「京においでんなって浮かれとったんやろうけど子供いじめるいうんは…ねぇ?」
「………“許せんな”」
「?」
「“処刑だ”」
「……!!ιιιι」
―わたわた
古高の言葉に慌てる番当
「…ということになったそうですよ。まぁ当然の結果ですがね。尊皇攘夷の戦士として不可欠なもの―――…」
「“誇り高き精神”“君にささぐ誠実な魂”“攘夷の剣となる力”…。」
「吉田先生…!!」
昼間に騒動を起こした池に沈められている男と血まみれの男…
その2人の前には“吉田稔麿”が刀を持って立っていた。
「…そして最も“美”とするところは―
―その紅い血潮のごとく燃え上がる美しき狂気だよ。」
――
「吉田先生本国より新しい同志が入京いたしました。」
窓の外を見る吉田に話しかける古高
彼の後ろには複数の男が居た…
「つきましては今回の任務は彼らに…」
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─────
「──ホラ、口で言わなきゃ分からないだろ」
くっついている鉄に話しかける辰之助
「…………
グーーー…」
反応は虚しかった
─ハーーー~…
たぬき寝入りか
…………十五にもなってやるか?普通
「………」
─……仕方ねぇなぁ…
──…言った通りだろ
ここはお前にとって──…
──…ら
市村
「市村!!」
怒鳴り声が聞こえ辰之助は現実にひき戻された
だが目の前には物凄く怒った上司が仁王立ちしていた
「あ悩みのところ悪いんだが。脳ミソ使ってほしいのはこっちの方なんだがな──?」
自分がピンチな中、辰之助は鉄のことを考え続ける
─お前そんな状態で
ちゃんと小姓してんのか──…!?
辰之助の悩みは解決しないまま…
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その日の昼―――――
「近藤さん、土方さーん♪山南さんと藤堂さん帰るの明日になるそうですー」
2人が囲碁を打っているところへ沖田がサイゾーと共に部屋に入ってくる
「どうした 何か不都合でも…?」
「いえ島原に泊まるそうですよ久々に明里に会いたいって。」
「ああそういうことかハハハハ…」
「…違うな一日でも長く俺と顔を合わせねぇための口実だ」
「おやおや。」
「まぁだ言ってやがるのか歳~全く…」
土方の台詞に呆れる近藤…
「でも残念だなァ、山南さんにも鉄クンのことを教えてあげたいのに。」
と、言いながらサイゾーを押しつける
押つけられた土方は「…やめねーか。」と小さく抵抗する…
「子供好きだからきっと歓迎してくれますよ。
誰かさんと違ってvV」
「そうだな可愛がってもらえそうだ。」
さりげなく近藤も沖田の味方をする
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