暫くして小学校、中学校を卒業した自分は寝る前の日課となったヴィジランテと呼ばれる活動を始めた、
最初に始めたのは中学2年生の時、修学旅行の日に病気になってしまい、家で休んでいたらどういう訳か天啓が降りた。その声は小学生の時に聞いた自分の声でなんと自分のクラスがテロにあっていると、それを聞いた自分はどうすればいいか、自分にできることは無いかを、何故自分に知らせたと思うと、あの事件のあと着ていた服と傍らに置いてあった杖を思い出した。
しかしどれだけ探しても見つからず、焦っていると何処からか音楽が聴こえた。それは穏やかで焦っていた自分を一瞬で落ち着かせた。それと同時に優しげな声で
『そんなに焦っていては見つかる物も見つかりませんよ、落ち着いて深呼吸をしてからよく探しなさい』
と、その声に従って数回深呼吸をしてから探すと、すぐに見つかった。しかし見つけたは良いものの、どうやってクラスメイトの所に行くか考えていなかった。そのことに気づくと同時に、自分の顔にペストマスクが付けられ、その時に視界が一瞬暗転すると、クラスメイトを人質にヒーロー達を牽制する、敵達が居た。その中には有名な敵も居て、それ等を筆頭にクラスメイトを別けて人質にしていた。
その中の敵の一組の前に現れた自分は目の前にいた敵を手に持っていた林檎と白い蛇が一体化した杖を振り降ろしその頭を潰した。
目の前でいきなり行われた殺人にヒーロー、敵問わずに硬直するが、敵の中の数人がすぐさま自分に個性を使ってきた、そして敵の内何人かはクラスメイトを攻撃しようとしていたので、杖を地面に突き立てると敵の下から赤い血のような槍が突き出て敵を貫いた。同時に敵の攻撃も当たるが、すぐ様逆再生の様に戻り何も無かったのように治った。
そして、杖を降ろし片手を上げるとその手に黒い音符のような鎌が現れた、それと同時に服も変化し白と赤の筋肉を模したスーツから白と黒の燕尾服になり、三眼のペストマスクは白い仮面になり黒いモノクルが装着された。
姿が変わったことに敵は驚いていたが直ぐに体制を整え、自分に攻撃を開始した。自分は手に持った鎌を指揮者が操る指揮棒の様に静かに控え目に振り、その攻撃を全て斬り裂いた。
『movement 1』
鎌を振ると同時に何処からか音楽が流れ、オーケストラの様な声が響いた、同時に近くにいた敵が突然パニックに陥り周りに居た敵を攻撃し始めた、慌てて他の敵が落ち着かせようとするが無差別に個性を使用する為に近づけずに居た。
『movement 2』
声が増えて少し離れていた敵達が頭を抑え始めた、その間にもパニックになった敵は個性を無差別に放っている
『movement 3』
規制音が鳴り遠くに居たヒーローまでが呻き出した、少し離れていた敵たちはパニックになり最初の敵と同じ様に個性を無差別に放ちはじめた
『movement 4』
荘厳な音楽が流れるがそれに被さるようにノイズが流れ始めた、離れた場所にいるヒーローの何人かがパニックになり近くに居たヒーローに取り押さえられた
『finale』
音楽の最後の大きな音と共に、パニックに陥った人達の頭が消失した
肉片ひとつ出さず消失し、最初から頭が無かったかのように首からは少し遅れて大量の血が吹き出し周囲に血溜まりを作り上げた、演奏を終えた自分は自分の意識とは別にお辞儀をし、拍手と共に消えた
そして目が覚めると、やはり自室にいた
傍らには演奏者の様なフィギアがあった
静かなオーケストラ
Aleph
攻撃タイプ:WHITE(精神ダメージ)
収容違反すると画面がカーテンに閉ざされ数秒の後収容されている部門のメインルームに出現します、約1分20秒間の演奏します
曲は全部で第一、第二、第三、第四、最終、の5章に別れておりそれぞれ弱点以外ではダメージを与えることができません。
最終楽章が終わるとパニックに陥った職員の頭が消失します。
このアブノーマリティは作業結果が悪い、もしくは良いでカウンターが1減少します
静かなオーケストラは曲は好きですが第3楽章のノイズが耳鳴りを加速させるので普通です
クラスメイトは全員第一楽章の時に気絶したのでセーフです