じゃあ、こう言う力の使い方は正しい使い方?
中学校、高校を卒業し独り立ちをした、ヴィジランテを続ける以上いつか自分の身がバレても家族に迷惑がかからないように、遠くへ引っ越した。場所はヒーロー達が最も集まり、そして敵達が最も集まる場所だ、正直何故ここなのか、むしろバレやすくなっているではないか、という疑問を飲み込んでここに引越しをした。
そして深夜、敵達が最も動きやすくなる時間に、それは居た。
包帯の様な模様の服を纏い、その下には赤い口の様な模様のシャツをきて、金色の目を沢山付けた黒いマントを付けている。顔は包帯に包まれて見えず、その手には鳥籠の様なランタンと恐ろしい見た目をした剣を持っている。
ソレは空中に留まり、遠くを視るように、何かを探すようにあちこちを見回している。
そしてある方向を見つめると、手に持っている剣を振って、その瞬間、その姿は消えた。
ソレが次に現れたのは何処か分からない所、性質上、現れた場所一帯が停電になり瞬く間にその場所は闇に包まれた。
そして包帯に包まれた視線の先には二人の人影が、片方はそれはよく知っていた、ナンバーワンヒーローのオールマイトだ、だがもう1人は知らない。両者ボロボロな為恐らくもう1人は敵だろう。ソレは徐にその服のポケットから天秤を取り出しオールマイトともう1人に向けた 、その天秤はオールマイトの方へ傾き、オールマイトが善と、もう1人が悪と示した。
ソレは傾いた天秤をしまい、手に持っていた剣を振り上げ、空を切るように落とすとその場から消え、もう一人の人物を斬っていた。
オールマイトともう一人が驚いているとソレは溜めるような動作を始めた。
その隙を狙うようにもう1人が攻撃をしてくるが、どの攻撃も傷一つ与えられない結果となった、そして溜が終わり、その剣の力を解放するとその剣の目からレーザーが放たれもう1人を貫いた、がその人物は途中で消え、殺し切れずに逃がしてしまった。
オールマイトを見ると怪我をしているのかそれとも緊張が切れたのか膝を地につけている。
それはオールマイトに近づき、その手を取って腹の模様に近づけて『入れた』驚くオールマイトを他所に咀嚼のような音が数回響くと、その腹から無傷の手がでてきた。
その事にさらに驚くオールマイトの隙を突くようにソレはオールマイトを包み込み、暫くの咀嚼音の後、吐き出した。
吐き出されたオールマイトの体に傷は無く、戦闘によってボロボロのになったコスチュームすらも綺麗に治っている、ソレはもう用は済んだのか再び中に浮き消えようとすると、オールマイトに呼び止められた。
「少年!!君は一体何者なんだ?!味方なのか、それとも敵なのか?!」
呼び止められたソレは少し考えると
『我らの名はアレフ、
我らはヒーローであってヒーローに在らず
敵であって敵に在らず
ただ正義の味方になる事を許されず
ただ悪の敵であって英雄を導く者なり
助けを求めるものに救いの手を
道を踏み外したものには救済を
その演奏をもって観客を湧かせるもの
我ら黒き森を守る守護者である
我ら全てに愛を与え溶かし
我ら積み重なる人の山にて笑うものなり
我ら蒼き星の元全てを受け入れよう
我らには何も無く
我らはただそこに在るだけで捨てられ忘れられたものである』
ソレはそう告げると闇に溶けるように消え少しして電気が付き、そしてその凄惨な光景が現実であることを証明した
引越したばかりだと言うのに3羽の住人が増えた、1羽はことある事に此方をつつき、1羽は時折自分をその柔らかな羽毛で包み込み、1羽は常に自分を天秤で測ってくる
そしてその鳥達によって不摂生により太ったことがわかった…食事は気を付けよう…
終末鳥
Aleph
このアブノーマリティは収容することが出来ません
このアブノーマリティは3羽の鳥が特殊条件を達成することで出現します
このアブノーマリティはあらゆる攻撃に免疫を持ちます
このアブノーマリティは3つの卵を持ちます
頭からあの言葉が離れない…少しミーム強すぎじゃない?
セリフの順番はまぁ、わかる人ならすぐにわかるでしょう