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開会の挨拶後
音ノ木坂学院 校舎
『南理事会長ありがとうございました・・・続きまして、ゲスト選手の紹介とその一言です。』
『まず一人目は、かつてU'sと共にラブライブで激戦を成し得た・・・UDX学園兼A-RISE代表『綺羅ツバサ』選手!』
理事会長が開会の挨拶を終えると、アナウンスに従い理事会長と入れ替わるように綺羅ツバサが現れる。
ことりを覗いた元U'sの面々が驚きの表情を見せる中、ツバサ本人はマイクを片手で取り観客の皆に話し始めた。
『・・・えー只今紹介を預かりました、A-RISE代表の綺羅ツバサです。大抵の皆様はラブライブでの活躍でもう知っているかもしれませんが、そうでない方もこの大会で今からでも私の事を覚えておいてください』
『ついでにこれだけは覚えておいてください・・・私、綺羅ツバサは遊戯王でもラブライブでも、負ける気0ですから!!」
綺羅ツバサがガッツを組みながら放った一言は、会場を一気に湧かせて心を一つにした。
『オオオオオオオオオオ・・・!?』
その周りからの熱狂っぷりに対し穂乃果は改めてカリスマ性が半端ない事を身に染みこむ
そしてそれは後の6人も同じ事だった・・・。
『ツバサ選手ありがとうございました、続きまして、二人目のゲストの才馬亮の登場です。』
「「「?」」」
「「?」」
続いて『才馬 亮』という名字名前が飛び出るとことりを除いた全員が首を傾げてしまう
しかし、高台に上がってきた少年を見れば、穂乃果と海未の傾げた首は真っ直ぐ元に戻ってしまったのだ。
『!』
そう、その男性というのは先に三人の前に現れたあの少年だったのだ。
『たった今、ご紹介を預かったゲスト決闘者の才馬亮だ。俺の使うデッキはサイバー・ドラゴンと古いかもしれないが、勘違いも程にしていてほしい。』
『誰かをリスペクトする心は忘れちゃいないし、お前達にもリスペクトという言葉は忘れてほしくはない。』
『・・・良いか?俺の名は才馬 亮だ!!この言葉に文句のあるやつは今からでもかかって来るが良い!?』
そう叫んでから才馬亮という選手はマイクを乱暴に戻しつつ高台を降りて行った。
「・・・・・・」
この場に居る全員の表情は何かしら青ざめてしまったが、そんな中で穂乃果はある事に気が付く。
「あれ?今あの人、自分を才馬亮って名乗ってなかった?」
「・・もしかして、小学校時代一緒だった才馬君!?」
するとそれに応じるようにことりと海未がこう言葉を繋げた。
「そうだよ?今気がついた?」
「えぇ!?ことりは最初っから気付いていたと言うのですか?」
「うん。いつ言おうかなと思っていたんだけれど、サプライズに取っておきたくって。」
「相変わらずの小悪魔っぷりですね?ことり。」
三人が仲睦まじく話していると、凛と花陽が割って入って来た。
「ねぇねぇ海未ちゃん、さっきの才馬って誰なの?」
「あっそれ、私も気になる!気になります!」
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その後、大会の説明が行われると、A、Bと別々にトーナメントがあり最終的に決勝戦に出た選手がそこで相まみえる事を知らされる。
(因みに才馬 亮と綺羅ツバサは特別(シード)枠としてBブロックとAブロックをそれぞれ担当する事になった。)
そして公平なくじ引きの結果。Aブロックのは高坂穂乃果、絢瀬絵里、小泉花陽が参戦し、Bブロックは園田海未、星空凛がする事が確定した。
『・・・それでは間もなく、一回戦が始まりますので高坂穂乃果選手は道路側に、園田海未選手はアルパカ小屋沿いの方に移動してください。』
「それじゃあね海未ちゃん決勝戦で会おう!」
「その言葉を忘れないで下さいね穂乃果、あとそれをフラグという物にしないように。」
「うん!解かった!!」
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「・・・期待していますよ、穂乃果。」
その海未が去り際に放った一言をスタッフから観客席に誘導されたことりは聞き逃さなかったのだが、何故か心に閉まっておこうと思った為何も訊く事は無かった。