とある師弟の成層圏   作:カツヲ武士
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違う。作者はこんなの望んで無い!

でも嬉しいのほぉぉ!(痙攣)

オリ設定!
オリ展開!

原作ネタバレ有り!

嫌いな人は読み飛ばし!


第12話

ふむ、IS初心者が訓練とは言えコレ

ですか・・・流石は超人と言いたい

ところですが、遺伝子だけで勝てるなら

世の中に技術と言う概念は存在しないと

言う現実を知るべきでしょうね。

 

それにコンセプトがねぇ。キサラギが見た

ところ、あくまで兵士としての存在強化。

 

ソレも視野の狭い科学者と一部の人間が

望むような、さいきょーの兵士。

 

視野狭窄や感情の揺れ幅。正義感?のような

思い込みの強さを見るに依存体質もある。

 

反逆防止ですかねぇ?見た感じ依存先

である姉に逆らう気は無いですし。

 

ついでに各種フェロモンを出して周囲に

適合させると言う特徴から潜入工作

にも使えますか。

 

「コレ、ISと言う兵器に適合出来なかったら

かなり厄介な工作員でしたね」

 

ですがここまで注目を集めてしまえば

工作員としては使えません。

 

肉体的な強化も調整前のようですし

全体的に中途半端なままですね。

 

『そうだな。やってることはドイツの人形と

一緒だが、ドイツが確かなコンセプトをもって

やってるのに対し、こっちはHENTAIが理想を

詰め込んだ結果だ』

 

「なるほど、超人と言う割りには織斑千冬の

能力が歪なのはそう言うことでしたか」

 

超人と言うより超兵ですね。ヒトとして

不完全過ぎます。これは製作者が自分の

地位を脅かすようなモノを望まなかった

と言うことでもあるか。

 

『ISなんてのが出来て、織斑千冬が世界大会で

優勝し、世間の評価を集めたのは・・・連中に

してみたら誤算だろうな』

 

「裏の存在が表に出ちゃいましたからね」

 

しかも世界的に堂々と。実験成功では

有りますが、代わりに織斑千冬に対する

各種疑惑が世界的に浸透しましたからね。

蒸発したと言う両親の情報も一切無いし。

 

まぁ兎の影響と判断したようですが

実際はコレですからねぇ。

 

何で政府は織斑千冬をそのまま

放し飼いにしたのか。

 

この国の暗部って頭悪すぎませんか?

 

さらに世界大会でしょ?なんでアレを日本

代表にしたんです?

裏の世界の関係者連中にしてみたら、

どうなんでしょうね?・・・政治も何も

考えないHENTAIならば成果の確認を

優先したのかもしれませんが、アレは

表に出すような存在じゃないでしょう?

 

結果を出したことで、連中の頭の中は

嬉しさ八割で注目を集めたことに対する

困惑二割と言ったところだったでしょうが

 

今は後悔10割・・・いや、ソレすら

ありませんか?

 

すでに研究施設はブチキレた兎により壊滅。

研究員とスポンサーは師と兎による 

実験材料として家族親族もろとも散々地獄を

見せた後、遺伝子レベルで分解して火星に

撒く苔と改造恐怖公にブレンドして発射済み。

 

施設にあった紙媒体の資料は全て兎により

分子分解処理済みで、データベースに

残されていた資料は内容を改竄さた上で

トラップをしかけて放置。

 

印刷された資料を読み込むと発狂。

映像で見ても発狂。

トラップを解除出来ても、その資料の根幹が

間違ってるから出来上がるのは成長率など

存在しない普通のお人形。

 

それに気付くのは最低でも五年はかかる。

 

生き残りがいて同じ計画を実行しようにも

予算や資材の関係上必ず動きが有りますから、

その間に師や兎には絶対にバレますからね。

 

あとは普通のお人形を保護して普通に

生活させれば良い。

 

全部潰したり隠すから駄目なんですよね。

こうして程よく出しておけば、あぁ言う

連中は必ず釣れます。

 

必要な素材はこちらで押さえてますし。

 

所詮は日本の闇ですね。浅い。温い。

この程度では我々には関係有りません

から、正面から叩き潰します。

 

もしも更識簪が実家と疎遠でなく、

普通に楯無の補佐をしてたら兎に

分解されてましたかね?

 

いや、先代楯無が知らない筈は有りません

が、まだ生きてると言うことは関係者と

言えるようなモノではないと判断したので

しょう。

 

それとも更識簪の才能を知った師が止めた?

 

うーむ。兎がこの件で止まるとは思えま

せんから、やはり関係者とまでは言え

ないと判断したのでしょうね。

 

所詮は日本の暗部の暗部(笑)

 

「しかし相手が超人の切れ端なら、鳳准尉の

近接戦闘縛りは厳しいですかね?」

 

身体能力に特化した兵士ですからね。

調整前で今はただの野性児でも学生と

言う括りで見ればソレなりに強い筈です。

 

『いや、選択肢を増やせば増やすほど

相手に付け入る隙を与えることになる。

何せ甲龍の衝撃砲は便利だが予備動作が

でかいからな』

 

「あぁ確かに。それに便利ですが威力が

小さいですから経験されたらただの

餌ですね。それならはじめから近接戦闘

のみであたった方が良いですね」

 

いくら超人でも基礎技術と言うのは

積み重ねです。

お遊びで温い剣術しかしてこなかった

織斑一夏では短いながらも軍の教育を受け、

今も血を吐いて修練している凰准尉に同じ

土俵の上で戦えば勝てる道理も無し。

 

今度の連休では師との旅行前に命奪崩壊拳

を受ける栄誉を与えましょうか。

簪にも使ってやっても良いかも知れません。

 

・・・いや、まだ早いですか。

師の許可を頂いてからにしましょう。

 

『そう言うことだ。そして更識簪の立場に

ついてだが』

 

「はい、どうなるのでしょう?」

 

そうそう、毎回フルネームと言うのもね。

水色だと姉と被るし、水色眼鏡だと本名

の方が短いし。

かといって本人は更識と呼ばれるのを

嫌がってますから、何かしらの呼び名

を考えねばなりません。

 

凰准尉もそうですが、本名とは言え嫌だと

言ってる名前で呼び続けるのはパワハラ

です。せっかく手に入れた人材の信頼を

無駄な行為で無くすこともありません。

 

『とりあえず第一研究室所属研究員だな』

 

まぁ私の部下ならそうですよね。

 

『テストパイロットとしての手当てと

技術者としての手当ては出るが、流石に

お前より下がるよ』

 

私にとっては待遇より呼び名が

大事なのですが・・・まぁ待遇を

キチンとしないと組織としては

駄目だっていうのは当然ですね。

 

「テストパイロットとしてはともかく、

技術的なモノは私以上だと思いますが?」

 

実績も有りますし。あんまり給料が安いと

他所に行っちゃいませんか?

 

『実績はコアを初期化したことでリセット

されたからな。成果を出したらすぐに

給料に反映させるが、初任給から主任を

越える給料をやるわけにもいかんよ』

 

「あぁ、確かに」

 

他の研究員の立場も有りますからね。

現在の更識簪一人ですら技術者十人分を

越える実力が有ることを知ってるのは幹部

だけですから、結果を出して不満を抑える

まではこう言う扱いになりますか。

 

『恐らく更識簪の性格上、不満や不服は

無いだろうが、最初に説明だけはして

やるように』

 

「かしこまりました」

 

今までは評価すらされてませんでした

からねぇ。評価されるだけでもマシか。

 

それに報酬は小出しにするものです。

この辺のコントロールは上司であり

現地にいる私の仕事ですよね。

 

『ついでに階級は特尉だ』

 

「え?軍に所属してませんが宜しいので?」

 

流石に難しいのでは?

 

『そこは現地協力者に対する野戦任官

みたいなモノだと思え』

 

なるほど。師は現場指揮官で大佐です

もんね。

それくらいの権限は当然ありますか。

 

『ISを扱うのに軍属じゃないのは問題に

なるし、特尉なら正式ではないが立派な

軍属扱いが出来る』

 

「そうですね。職務は私のアドバイザーです

から、権限は私のモノに準ずる形ですか?」

 

現地登用した副官みたいな感じですかね?

 

『そうだ。護衛と副官を兼ねたモノだな』

 

あぁ、そう言えば私の護衛に関してはかなり

揉めてましたよ。

 

ですがISの専用機持ちであり、師と私が直接

見いだした存在であり、師と私が直接勧誘した

現地の暗部の宗家の娘ならばギリギリ及第

と言えるでしょう。

 

・・・対抗意識を燃やして無理や無茶を

言わないように私から釘を刺しますか。

 

『で、旅行先は秋田で問題ないが、お前は

大丈夫か?資料を見るかぎり山と川と

海と盆地と平野、開拓地に国有林に

鉱山と油田っていや、何でこんなに資源が

あってここまで開発されてないんだ?

資源が無い日本にしてみたら最優先で

開発すべき土地だろ?』

 

いや、ホント不思議ですよねぇ?

 

そういった不思議ポイントが師の

センサーに直撃すると判断しました!

 

「ココまで来るとトワダコやタザワコ

の湖底に秘密基地があると言う都市

伝説すら信憑性が出てきませんか?」

 

オーガ半島のUFOとか。

 

『何か隠されてるんじゃ無いかって

言う浪漫はわかる。特に十和田湖の

二段底と生態は面白い』

 

ですよねー。不自然ですよねー。

 

ふふふ、この分では師には十分喜んで

貰えそうですね!

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「と、特尉ですか?!」

 

か、かっこいい!しかも副官?!

一年と22日振りですねって

エレガントな感じで言わなきゃ!

 

「護衛も兼ねますので、専用機の

用意も急がねばなりませんね」

 

「そ、そうですね!」

 

護衛だもんね!不殺に拘る気は無いけど!

 

「パーソナルカラーは未定ですがアリサワが

『オジョーなら真鍮か鈍銀色だ!』と

騒いでまして・・・まぁ銀は私の色である

黒と銀に被るので真鍮っぽい色。

流石に真鍮はアレなので、おそらく金に

近い色になるでしょうね」

 

「真鍮か金ですか!」

 

凄い!紫と真鍮を合わせたらメタ〇マンだよ!

これで私もメ〇ルマンの人だっ!

赤に金ならアイア〇マン!

スーパーヒーロー着地だって出来る!

 

司馬さんの黒と銀に合わせて、黒に金なら

銀河の英雄の帝国っぽいし、私も遂に

就職した!夢が広がりんぐ!!

 

「う、嬉しそうですね?」

 

「はいっ!」

 

司馬さんと会えてからの3日間は

毎日がずっと最高です!

 

「・・・いや、貴女が良いなら

良いんですけどね?」

 

「はい!最高ですよ!」

 

「・・・そうですか」

 

なんで微妙なリアクションなんだろう?

 

あ、あんまり一人でテンション高い

から引いちゃったかな?

 

で、でも司馬さんってそんなタイプじゃ

無いよね?知らないモノを排斥する

んじゃなく、とりあえず理解しようと

する感じの人だよね?

 

アレ?これはもしかしたら布教出来る?

司馬さんが好きなら他の人たちも・・・

 

「とりあえず機体については連休前に

構想を冬林技研に送って下さい。

ソレをもとに基本部分の組み立てを

行わせます。完成までは第2世代型の

テンペストか、鳳准尉の甲龍と同系統の

第三世代型の機体を準備する予定です」

 

「テンペストか第三世代型ですか!」

 

代替にしてもスゴク贅沢!コレが許される

のが私に対する冬林技研の評価なんだね!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

思考が読めませんが、とにかく

何か怪しげなことをしようとして

ませんかね?

なんでパーソナルカラーの話をした

とたんに妙な歓喜に包まれるのか。

 

真鍮とか金って悪趣味じゃないですか?

いや、ソコに反応するからこそ彼女は

HENTAIなのでしょうけど。

 

まぁ敵意とかは無いので特に害の

あるようなことはしないでしょうが、

HENTAIの常識は非常識です。

更に10代女子ですからね。

暴走に巻き込まれたら確実に良くない

方向に流されますし、この場合は

師も笑って許すでしょう。

 

故に流れを断ち切ります!

 

「私としては変な癖をつけない

ようにするために、第三世代機では

なく第二世代のテンペストの改修機

が良いと思うんですけどね」

 

「テンペスト改!セカンド!mark2!

流石司馬さん良いですね!」

 

いや、ソコで私の名前を出すんですか?

ちょっと勘弁してくれませんかねぇ。

 

それに命名に関してはナベシマに

聞いて下さい。

 

「・・・機体の名前はともかく、

第二世代であっても貴女の身体操作能力

があれば中途半端なイメージインター

フェースを装備した機体よりはよほど

動きやすいでしょう」

 

アレは要するに肉体の能力が劣る

人間でもイメージ。つまり思考で

動作を補助する装置です。

元々思考に動作が追い付いている

私や織斑千冬のような人間には

無用の装備ですし。

まぁ特殊兵器に関してはアレですが、

山嵐が無い以上は特に必要ありません。

下手に衝撃砲みたいな装備に馴れて

しまっても困りますもんね。

 

「あぁ~確かにそうですね。今の

イメージインターフェースだと

特殊兵装メインですから、実験機の

第三世代よりもキチンと整備された

第二世代の方が護衛には向きますね」

 

流石HENTAI。現実さえ見れば

しっかりと問題点と改善点を理解して

最適解を出せるのは素晴らしい。

 

「出力自体は特殊兵装に向ける

分を火力に回すので、後は各部品の

掛け合わせになります。

ピットと呼ばれる速度重視から、

ガチタンと呼ばれる防御重視まで

好きなように改良しても良いですよ」

 

「ふぉぉぉ!良いんですか?

光に包まれちゃいますよ!」

 

光?そういえばコジマも似たような

事を言ってましたが、アレって

宇宙空間で太陽光を直視した時の

セリフでしたよね?

 

HENTAIにとって光とは何かの

隠語なのでしょうか?

 

・・・深く考えるのはやめて

おきましょう。連中が手招き

してるのが見えましたよ。

 

「護衛任務には硬さか敵を早期

殲滅する速さが必要ですからね。

バランス型は長期戦や継戦能力に

長じますが、我々は護衛にそのよう

なモノを求めては居ませんから」

 

量子変換機能の関係上、相手が何を

使って来るかも分からないのに

長期戦など出来ません。

 

今の社会で護衛に求められるのは、

攻撃は出来ないがどんな攻撃も防ぐ

楯か、防御は出来なくともどんな楯

も貫く脆いけど鋭い槍なんです。

 

「流石です!中途半端はロマンじゃ

ないですもんね!」

 

・・・理解はしているようですが

なんか認識が違いませんかねぇ?

 

まぁソレも個性として受け入れましょう。

 

「ソレと副官となる以上、知識の

共有が重要となります。最低限知って

おくべきことを資料として纏めて

ますので、コチラを読み込みなさい」

 

「はっ!(`・ω・´)ゞ」

 

・・・ノリノリですねぇ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

いや、コレって・・・馬鹿じゃない?

 

「司馬少佐、フランスって馬鹿

なんですか?」

 

「学園内では少佐と呼ぶ必要は

・・・あぁ、退学予定ですから

ソレでいいんですね。

質問の答えは『その通り』です」

 

 

ですよねー。

娘を男装させて入学させるって。

学園がソレを受け入れたのは何故?

 

フランスの弱みを握って、さらに

コイツに二重スパイでもさせる気?

それとも戦力として取り込む?

 

それって日本の為になるかな?

お姉ちゃん・・・楯無ってそんな

馬鹿なの?それとも更識は日本じゃ

無くIS学園に従ってるの?

 

まぁ超短期的には下手な国より

軍事力はあるかも知れないけど、

最初の一発目で勝ちきれなかったら

兵糧攻めされて終わるよ?

 

命運を預けるには弱すぎない?

それともISを過信した?

 

先代が当主を譲ったのはISがある

からだし、その可能性もあるか。

 

まぁ当代を囮にしてるってのも

有るんだろうけどさ。

 

司馬少佐(少佐って響き良いよね!)に

更識の介入を示唆されてなかったら

織斑一人を憎んでたんだろうけど、

コレも連中のヘイトコントロールだった

と分かれば、客観的にモノを見ること

くらい出来る。

イジメや冷遇の元凶はアホの織斑

じゃない。更識や日本政府!

 

そうやって敵として見れば今回の

フランスのアホがどれだけアホで、

ソレを迎え入れようとする連中が

どれだけ腹黒いかも良く分かる!

 

「コレに関して我々はどう動くんです?」

 

コレは知っておかないとね。学園の

目的は別にどうでもいいけど下手に

干渉して少佐の計画を狂わせるわけ

には行かないし。

 

「今のところは静観ですね」

 

静観か。IS学園が引き抜きや

何やらをしようとしてるところを

静かに観察するんですね?

 

見られてる方は気が気じゃ無い

でしょう。ふふ、いい気味だ!

 

ならフランスは無視で良いよね。

次はこっちのお人形について。

 

「ドイツの狙いは何でしょう?

やっぱり織斑の遺伝子ですか?」

 

これしかないと思うんだけど。

そもそもこのお人形の経歴も

おかしいよね?

 

「ソレもあるでしょうが、本題は

第三世代型の性能実験でしょう」

 

「AICですか。確かに今のIS学園には

イギリスと中国と・・日本の第三世代機

が有りますからね。

EUの最新型選考のプレゼンには

ちょうど良い舞台でもありますね」

 

姉に守られてぬるま湯に浸かったアホの

織斑が日本代表みたいな扱いって

言うのがどうしても認めたくないけど!

認知度としてはそうなんだよね・・・

 

「その通りです。欠陥機を宣伝して

どうしようと言うのか、理解に

苦しみますがね」

 

ま、まぁ試験機だから欠陥機では

あるよね!代表候補生に持たせて

国際的に披露するならちゃんと

完成させてからにしろって言う

のは良く分かります。

 

「けど、それにしてもコノお人形

経歴おかしくないですか?

この経歴でこの歳で少佐?

ドイツも馬鹿なんですかね?」

 

「年齢と階級は私も同じですが?」

 

んん?あぁ、コレは引っ掛けですね?

 

「いや、司馬少佐は実績と家の関係で

この階級なんですよね?大学も出てますし、

中国国内における佐官教育どころか

将官教育も終わってますよね?」

 

ふふ、ちゃんと上司の最低限の情報を

持ってるかどうかの確認ですよね?

 

引っ掛かりませんよ!

 

「ふむ、私の意図も正しく読み取れ

ましたか。結構。話の腰を折って

すみませんでしたね」

 

「いえ、少佐にしてみてもいきなり

出来た副官ですからね。部下の実力を

試すのも当然だと思います!」

 

こ、こういうの憧れてたんだよね!

 

優秀な上司と優秀な副官みたいな!

 

「そう言って貰えると助かります。

さて人形の経歴ですが、やはり

普通に考えれば異常ですね」

 

「ですよね。軍学校に通っていた

ようですが、それなら現役の少佐

と言うのはおかしいです」

 

デザインベビーなのはともかく、

コレが織斑千冬に出会ったのは3年前。

つまり12歳の時に織斑千冬に会って

鍛えられたってことになる。

 

だけどそれまでは優秀だったけどISの

特殊兵装と連動する事が出来なくて

落ちこぼれ扱いされた?

 

落ちこぼれ扱いが1年だったとして

11~12歳。手術とリハビリと適合試験

を考えて落ちこぼれの烙印を押すには

最低でも1年はかけて様子を見るよね?

 

つまり手術は10歳で11歳まで観察?

 

5年前なんて第二世代がようやく世に

出始めたころでしょ?

その時に特殊兵装の適合手術なんか

したら普通は失敗するんじゃない?

 

ドイツの狙いがわからない。

 

さらに織斑千冬に鍛えられたのは

1年だから教育期間は12~13歳。

そこから評価を覆して云々する為には

最速でも1年はかかるでしょ?

 

なんたって国が下した評価だし。

 

更に他の人だって遊んでるわけじゃない。

 

それに派閥とか序列とか色々あるよね?

 

それに対してコレは何の後ろ盾もない

状況で廃棄一歩手前でしょ?

どうやって序列に割り込んだの?

 

「武力で力ずく」なんて規律を重ん

じる軍って組織じゃ絶対に許され

ないことだよ?

 

そういうのをご都合主義で乗り越えて

最速で動いても13歳~14歳。

この時点での待遇は最高で准尉か少尉でしょ。

ココから1年で少佐?おかしくない?

 

それとも、どこかで1年で民間人が大尉に

なれるような大戦争でもあったの?

 

もしくは織斑千冬の存在がある内に

評価を覆したって可能性があるけど、

それでも13歳~15歳で少佐?

 

それにドイツの冷水って・・・あぁ

活躍し始めたら中学〇年生だったか。

 

けどこの経歴なら、間違いなく佐官

教育はしてないよね?正規の士官教育

してたらソレで1年~3年潰れるもん。

 

実は司馬少佐クラスの天才で、

飛び級して9歳の段階で佐官教育が

終わっていたって可能性も無いわけ

じゃないけど、その場合は手術が

失敗しても天才の頭脳はあるわけだから

将官として使えば良いだけの話。

 

無駄を嫌うドイツ軍人に捨てられる

って話にはならないよねぇ。

 

つまり最終学歴は幼年学校卒業。

残りは織斑千冬による軍人教育とIS訓練。

 

一番うまく使える兵士かもしれないけど、

指揮官に求められるのはソレじゃないよね。

 

後進国とか新興国ならまだしも

ドイツっていう組織がきちんと

出来てる国の軍でこの経歴で

少佐って言うのはどう考えても異常。

 

何か特殊な命令を預かったから

今回の任官ってわけでも無い。

だって本国で小隊の隊長してるし、

副官は大尉だし。

 

それにコノ学歴ならIS学園に編入する

だけの基礎学力無いよね?

普通に赤点で留年するんじゃない?

 

監査員は司馬少佐だし、次はアメリカ

なんでしょ?

どうやって入学したの?いや、何で

入学を許可したの?

 

「異常な経歴を持つこのお人形の

入学を学園が認めた理由って?」

 

「普通に考えれば織斑の存在を確認

したドイツがねじ込んだと考える

べきなんですがね」

 

「有り得ません。ソレが通用するなら

世界中がIS学園に自国の生徒を

ねじ込んできます」

 

ドイツを認めたなら自分も!って

感じできますよね。

 

「その通り。フランスに関しては

表面上は納得も・・・出来ますか?

まぁ出来るとして、ドイツのコレ

は本来IS学園としても認められる

モノではありません」

 

「では?」

 

何か面倒な連中が面倒なことを

しようとしている?

 

「IS委員会の中のある一派が介入

した結果ですね。上層部で決まった

ことだからIS学園も承認するしか

なかったのでしょう」

 

「ある一派・・・ですか?」

 

うわぁ!政治の闇だ!

 

「こんな仕掛けで何がしたいかは

知りませんが、ドイツの策に便乗して

周囲に混乱をもたらすつもりです」

 

「こんな仕掛け?・・・VTシステム?」

 

確か他の搭乗者のデータを使って

動かすシステムだよね?搭乗者を

タダの認証用の部品として使うモノ

だから非人道的だって話だけど、

デザインベビーを軍事利用する国が

そんなこと気にするはずも無いか。

 

「今更三年前の第二世代型の

性能をコピーして何になりますか?

コアを量産出来るならそれなりの

成果があるでしょうが、それなら

わざわざ昔の織斑千冬に拘る必要

なんか無いでしょう?」

 

「ですね。量産出来るなら数を集めて

イギリスのアレで遠距離から拠点を

狙撃するだけで勝てますし」

 

正しい戦争利用の仕方だよね。

 

つまり・・・何がしたいんだってばよ?

 

「現場に混乱と、ドイツの信用の失墜。

あとは織斑一夏の殺害でしょうかね?」

 

「あぁ、なるほど。いきなり暴走して

殺しちゃいましたって感じですか」

 

女権団体的には美味しい計画よね。

いいぞ!モットヤレ!

 

「轡木十蔵も情報を集めてますがVT

システムには気付かないでしょうねぇ」

 

「・・・そう言えば何でこの情報が

ココにあるんです?」

 

軍事機密って言うか、それ以上の

ナニカですよね?!

 

「特尉、ISに使われてる根幹技術の

特許を握ってるのは誰だと思って

るんですか?」

 

特許?あ、そう言えばそうだよ!

10年前からISの技術を研究

してきたのはこの人達だ!

 

「副所長さん・・・いえ大佐殿ですね」

 

あの人ならISをタダの単体兵器なんて

扱いにはしないよね。

 

もっと私たちが想定出来ないことに

使ってるはず。コアネットワーク

にも干渉できるのかな?

それならコノ情報量も納得です!

 

コレは、ISを使う限りどう転んでも

相手はこっちの掌の上ってことだよね。

 

さっさと所属を移って良かったよ~。

 

「フランスの阿呆とドイツの人形に

関しては以上です。

あぁ、今のところ凰准尉はドイツの人形の

情報に関して表面上のモノしか持って

いないので、そのつもりで居るように」

 

「はっ(`・ω・´)ゞ」

 

なんだかんだでリンちゃん民間人だし、

情報の漏洩の可能性が高いからね。

 

つまり信用されてる!私は信用されてる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この信用に応えるように頑張らなきゃ!

リンちゃん!暫くは地獄を見て貰うよ!

 




眼帯ロリ、君も経歴おかしいよねってお話

いや、ツンデレとかサービスショットは
好きですけどね?
公式はもう少し設定ちゃんと考えなさい。
ターニャンだってすぐに中佐になった
わけじゃないんだぞ?

ん?対抗戦?大丈夫、前回ちゃんと
対抗戦か?って書いたし。

東〇ポだよ東ス〇。


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