とある師弟の成層圏   作:カツヲ武士

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原作前のお話。

いや、続かないよ?・・・多分


オリ設定!
オリ展開!

嫌いな人は読み飛ばし!


第2話

『こちら冬林技研副所長李文優です』

 

ふ、普通に副所長が出ただと?しかも

流暢な日本語まで!

 

「あ、こちら日本の篠ノ之束と申します」

 

『ご丁寧にどうも。ですが普段通りで

構いませんよ?』

 

た、束が普通に会話しているだと?!

いや、私や一夏とは普通に会話

出来るし、箒ともコミュニケーションは

とれるから興味を抱いた相手には

それなりに出来るのは知っていたが!

 

しかも相手も束の性格を知ってる?

ま、まぁ記者会見の際に提示した

資料を特許申請するくらいだから

そのくらいは調べるか。

 

「ソレは助かるよ。それで、今回の

特許の件についてなんだけどさ?」

 

お前もお前で遠慮しないのな。

 

『あぁ、自分でも良い仕事をしたと

思ってますよ』

 

おい、受話器がミシミシ言ってるぞ

大丈夫かソレ?

 

「・・・まぁ、一応言い訳を聞いて

あげるよ」

 

が、我慢してる?あの束が?

 

『言い訳も何も、貴女のことを散々

馬鹿にした連中に権益を取られるよりも、

宇宙開発という目的の為に技術を

使ったほうが貴女の気分も良いだろうと

思ってのことですが?』

 

ソレはその通りだろうな。実際コイツが

やらなくても他の連中が勝手に特許の

申請をして金儲けをしていたはずだ。

そうなれば本当の意味で束の夢は穢されていた。

 

「なるほどなー。まぁ束さんとしても

アイツ等に使われるくらいなら、こうして

君に使われた方が良いと思うんだよ?」

 

おい、あんまり無礼な口の利き方を

するな。私の就職だってあるんだぞ!

 

『でしょう?それに記者会見を拝見

しましたけど、貴女は天才科学者では

ありますが経営者としては無能です』

 

おい、またミシミシ言ってるぞ。

 

諦めろ事実だろうが。

 

「たたた、確かに束さんは経営なんて

考えたことなかったからね!」

 

正面から無能と言われてめちゃくちゃ

動揺してるな。

 

『あの会見を見て貴女の技術者としての

レベルの高さと貴女の周囲に居る人間の

レベルの低さに愕然としたものです。

「子供の願い事は未来の現実。それを

夢と笑う大人はもはや人間ではない」

と言うのは日本の諺でしたか?』

 

聞いたことがあるような無いような・・・

 

「・・・あいつらは人間じゃないと?」

 

『えぇ、少なくとも大人でもなければ

企業経営が出来るような人間では

ありません。知ってますか?貴女の

会見の後、その日のうちに特許申請を

したのは全て日本国外の企業や研究者ですよ』

 

つまりあの場に居なかった連中の方が

束の価値を正しく理解できていた?

 

「その言い方だと君は会見中に特許

申請したのかな?」

 

『Exactly』

 

そのとおりでございますって

なんでココで英語?日本語か

中国語じゃないのか?

 

『以前日本の動画でネズミさんが

「夢が見たいなら金払え」と言ってる

動画を見ましたが、まさしくそれですよね』

 

そんなニッチな動画まで網羅してる?

コイツ、もしかして暇なのか?

 

「・・・つまり束さんの夢もお金が

必要だってことだよね?」

 

『そうですね。けど貴女はお金を

設備投資や資材購入と言う意味でしか

捉えていない』

 

ここはExactlyじゃないんだな。

 

「他にお金なんて何に使うんだよ?」

 

『生活ですね』

 

なるほど。ストレートに来たな。

 

「生活ぅ?」

 

『普段ご飯を食べるには食材を買うお金が

必要ですし、家賃や光熱費もかかります。

子供を学校に行かせるにも、学費だとか、

あぁ日本だと給食代とかもあるんでしたっけ?

それに恥ずかしい格好で虐められない

ように服や靴もそれなりに必要です』

 

「ちーちゃん・・・?」

 

「その通りだ」

 

簡単に学校に通わせるとは言うが、

今副所長が言ったように費用はかかる。

それに普通に生活するだけでも金は必要だ。

 

『そこに織斑さんも居るようですね?

まぁ聞かれて困る話をする気はありません

から別に良いのですけど』

 

束が呟いた「ちーちゃん」の一言で

私のことを見抜いた?

・・・まぁ束を調べれば交友関係

なんざ一発か。

 

『夢を見る為にはまず現実を生きねば

なりません。宇宙に恋焦がれるのは

貴女だけではありませんが、今の

生活を投げ出してまで夢に向かうこと

が出来るのは、ほんの少数です』

 

「・・・」

 

そうだろうな。私だって束に協力したい

とは思っても、ソレだって生活に

支障がでない範囲での話だ。

 

『つまり彼らが夢に向かうことの

出来る環境を作ってからでないと、

いくら貴女が画期的な宇宙服を

作っても意味がないのですよ』

 

ふむ。順序立てての説明が上手い。

研究所の副所長だもんな、その辺の

教師とは違って当然か?

しかし束にソレが伝わるとは思えんが・・・

 

「なるほど。夢を実現させる為には

同じ夢を持つ人たちを従業員として雇って、

その従業員が生活できるだけのお金を用意

しないと駄目なんだね?」

 

ま、まさか!束が社会性に理解を示しただと?!

 

『その通り。正確には給料と社会的

地位と言ったところでしょうかね?

まったく、言われればこうして理解

出来るのにねぇ。きっと貴女の周囲には

マトモな大人が居なかったのでしょう』

 

なっ!柳韻先生を冒涜する気かっ!

 

「うん。それはそうだね」

 

「束?!」

 

いや、確かに仲が悪いのは知っていたが

見ず知らずの他人に言われて肯定する程に

見切りをつけていたのか?!

 

『織斑さん。周囲が彼女を理解出来て

いたなら普通にアメリカだのドイツ

だのに海外留学させますよ。

もしくは私たちのように起業して彼女

の為に技術局のような部署を作ります』

 

それは・・・そうだな。

 

『勘違いしてる人が多いんですがね?

重要なのは理解しようと努力すること

ではありません』

 

「どういうことだ・・・ですか?」

 

私まで理解する努力を諦めたら、コイツは

一人で壊れてるだろうがっ!

 

『あぁ、織斑さんもいつもどおりの口調で

構いませんよ?調べればわかりますが、

私も貴女方と同年代ですからね』

 

「な、なんだと?!」

 

明らかに年上だろう?!

 

「ちーちゃん、ほんとだよ」

 

た、束が言うならそうなんだろうが・・・

 

『理解できないモノはどうやったって

理解できないんです。雀と鷹は違う。

無理やり自分たちの常識で推し量ろうと

すると、束さんのように壊れることになる』

 

「・・・」

「なんだとっ!」

 

コイツが壊れたのは私たちのせい

だとでも言う気か!

 

『いや、どう考えても束さんを

義務教育の小学校や中学校に

入れるのはおかしいでしょ?

海外なら最低でも飛び級で大学

入って研究室貰ってますよ?』

 

「「・・・」」

 

『大学生が小学校に居て、周りに

合わせなさい!なんて言われたら

そりゃ壊れますよ』

 

「「・・・」」

 

それはそうだろうな。正確には

大学生以上の頭脳を持った束だ。

相当辛かったのかもしれん。

 

『つまりは無理やり常識の檻に閉じ込める

のではなく、いっそ放逐・・・とは少し

違いますが、解き放つことが必要だった

んですよ』

 

常識の檻から解き放つ、か。

 

確かに束にとって周囲の環境は、自らを

閉じ込める檻でしかなかったと

言われれば、納得出来るところもある。

私のおせっかいは本当にタダの・・・

 

『今までは織斑さんが居たから致命的な

問題は起こりませんでしたけどね。

それだって・・・いや、別にお説教される

為にこちらに電話をかけたわけじゃないで

しょうから、この話題はもう良いですね』

 

ん?何を言いかけた?私は束に何か

してやれていたのか?

 

「それはそうだね。束さんとしては

束さん個人の理解云々より、宇宙開発

事業に本気で取り組む気が有るのか

無いのかの確認がしたかっただけだし」

 

あ、あぁ、そうだったな。本題はソレだ。

もしも本気で宇宙開発に取り組むなら、

コイツらは束が初めて見つけた本当の同士。

 

あわよくば就職して一緒に夢を叶えたいと

思ったからこそ、こうして電話をしてる

んだろうしな。

 

『本気の度合いの確認ですか?ふむ。

当社には30年後を目指した計画が

ありますが、流石に社外秘ですので

見せるわけには行きませんねぇ。

しかしそうなると我々の本気を

どうやって証明したモノか・・・』

 

30年?!それが本当なら宇宙開発は

間違いなく本気だな。

 

「こっちがいくらハッキングしても

そんな計画は出てこなかったんだよ。

重要情報はスタンドアローンで

管理してるのかな?」

 

ハッキングってそんな正直に・・・

いや、ここは正直に言う方が

信頼関係を築けるか?

 

『当然ですよね?エシュロンだの

なんだのとハッキングシステムは

いくらでもあります。

自作のファイヤウォールを作っても

いずれは突破されますからね。

ならば初めからどこからも接触

出来ないようにしたら良いだけです』

 

むぅ・・・よくわからんが鉄の金庫を

作るのではなく別の場所に置いてると

いう事なんだろうな。

 

「情報管理もできてるし、未来の

構想もある・・・少なくとも今の束さん

よりは10歩進んでることは認めるよ」

 

「そうだな、技術力では負けない

だろうがその運用能力が違いすぎる」

 

間違いない。コイツは束とは別種の天才だ。

 

『いや、貴女の10歩前とか、それじゃ

後ろに進んでますよね?それも全力で』

 

「え?」

 

「ん?」

 

どういうことだ?

 

『いや、さっき自分で起こした事件忘れてません?』

 

「「あっ!」」

 

まずい!ミサイルの撃墜とか航空機

との戦闘だとかは明らかに戦闘行為!

 

このままだと、この技術が軍事力として

利用される!そうなれば宇宙開発など!

 

「どどど、どうしよう!リー君!」

 

おぉとうとう束がコイツを認めたか!

い、いや、そんなことを言ってる

場合じゃないな!

 

『リー君って。間違いではありませんけど』

 

「落ち着き過ぎじゃないかな?!」

 

『結局は他人事ですから』

 

確かにそうだが!

 

『とりあえずこのまま日本に居たら

妹さんとか周囲を人質に取られて

アレを量産するよう圧力が掛りますよね』

 

そ、そうだな。アレだけの性能を

持つ兵器だ。国家としては当然

量産させようとするだろう!

 

「誰だろうが箒ちゃんにナニカシタラ

絶対にゆ” る” さ” ん” !」

 

「そ、それはどうやって

発音してるんだ?!」

 

気持ちはわかるが落ち着け!

 

『んー?人質は無事だから意味が有る

んですよ?織斑さんの弟さんとかもね』

 

な、なんだと?!

 

「誰だろうと一夏にナニカシタラ

絶対に ゆ” る” さ” ん” !!」

 

『あんたも出来るじゃねーか』

 

落ち着く?出来るわけないだろ!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

まったく性格が悪い。流石我が師。

 

『そ、それで、どうすれば良いのかな?!』

 

死ねば良いんですよ。

 

このクソ兎。さっきドサクサに紛れて

師をリー君とか呼びましたよね?

それだけで万死に値します。

 

「暫くは政府の言いなりになって量産するしかないでしょうね」

 

実際周囲の人間のことを考えれば簡単には

亡命とか国外逃亡とかはできませんよね

 

『そんな?!』

 

「落ち着いて考えましょう。貴女がコアを

量産してくれればコッチに特許使用料が

入ってきます。つまり私はウハウハです」

 

『『お前最悪だな!』』

 

何を今更・・・師が善人なわけ無いでしょう

 

「不労所得って・・・素敵やん?」

 

『君、束さんより日本の文化詳しくない?!』

 

師は日本のネタ好きですからねぇ。

 

いや、確かにHENTAI国家と言われる

だけのことはありますよ。

 

野菜の品種改良一つ取っても、我が国

とは深さが違いますから。

 

「冗談はさておき、特許使用料が入れば、

それだけコッチは社員の福利厚生に回せます」

 

優秀な人材を囲うならそれなりの

出費が必要ですからねぇ。

 

『あぁ!つまり間接的にリー君のお仕事の

役に立つ。束さんも宇宙開発に関係出来る

ってことだね!』

 

この兎、またリー君って言いやがった!

 

「そうですね。あ、なんなら日本支部で

織斑さんを雇いましょうか?」

 

『なんだと?!』

 

いきなり自分の話題になってビックリ

してますね。自分だって重要人物なのに。

 

確か彼女は幼い弟を抱えての二人暮らし。

基本は生活費を稼ぐアルバイト三昧でしたか。

 

「ウチが篠ノ之さんの技術に対する特許を

持ってることは調べればわかります。

それに日本政府としても織斑さんと

篠ノ之さんの繋がりはすぐに把握

するでしょう。

そうなると織斑さんも無関係とはいきません」

 

そんな状況なら織斑千冬を抱え込もうとする

行為に違和感は無い。むしろ当たり前です。

 

『・・・そうだね』

『・・・確かに』

 

「ご家族の関係上、逃げることができない

なら、より良い環境を目指すべきです」

 

より良い環境、ですか。

確かに嘘ではありませんね

 

『その「より良い環境」が冬林技研だと?』

 

「日本政府の奴隷よりは良くないですか?

少なくともウチは「お国の為に」とか

言って人質を取ったりしませんよ?」

 

流石我が師、上手いこと言いますね。

 

まだ確定ではありませんが、そのような

行動を取ってくる可能性は非常に高い。

 

それにここで織斑千冬を押さえれば

いずれは篠ノ之束も手に入ります。

 

「住む場所も、冬林技研の社員寮を

用意しましょう。敷地内なら日本の

役人も不法侵入で追い出せますしね。

貴女が留守の時も弟さんを守れますよ」

 

『・・・なるほど、一夏に対する不当な

接触も抑えることができるわけか』

 

「えぇ。もし貴女が普通に学校に通いながら

アルバイトとかしてたら、貴女の不在時に

どうなるかわかりませんからね」

 

こちらが中国の企業だからこそできる

ことですよね。

政府には「篠ノ之束の関係者を抑えている」

とでも言っておけば補助金すら出そうです。

 

『む、むぅ・・・』

 

考えてますねぇ。引越しとか弟君の

転校とか安全を考えてます?

と言うか現状認識するの遅すぎませんか?

 

「そしておそらくですが篠ノ之さんの

ご家族は政府の保護プログラムで

離散することになるでしょう」

 

保護兼人質ですよね。

 

『え?箒ちゃんとお別れすることになるの?!』

 

「・・・この場合は他国に拐われる

よりマシと考えるべきでしょうね」

 

少なくとも我が国に拐われた場合

マトモな人権は無いでしょうねぇ。

 

ソレこそ「生きてさえいれば良い」

を地で行く連中ですから。

 

『あーうー!!』

 

自業自得でしょう。妹には罪はありませんが

兎は悩んで胃に穴を開けてしまえ。

 

「一応貴女もウチで雇うというのも

考えていたんですけどね?」

 

『あ!じゃあソレで!』

 

この反応の早さ。こいつ、

この言葉を待っていたな?

だが甘い。

 

「いやぁ流石にあんなデモンストレーション

したら問答無用でテロリストじゃないですか。

そんなの雇い入れたらウチが全世界に

潰されちゃいますよ」

 

全世界のミサイルハッキングって

やり過ぎでしょう。程度ってものを

知らないんですかね?

 

『あうちっ!』

『ま、待て!アレが束の仕業だとバレているのか?!』

 

は?この阿呆は何を言ってるんですかねぇ?

 

「あんなタイミングで白騎士(笑)さんが

現れて、その後で堂々と天才発言したらね」

 

『『ぐはっ!!』』

 

完璧にバレバレですよ。

 

「そんなわけで篠ノ之さんはどうしても

政府預かりになってしまいます」

 

不発弾の管理みたいな感じですよね

 

『じゃ、じゃあこの際日本のお金で資材集めて

沢山造ったほうが良いのかな?そしたら

そっちにもお金入るんだよね!』

 

ふむ。ここが微妙なところなんですよねぇ

 

「うーん。私としてはあまり量産はしない方が良いと思いますよ?」

 

『なんで?』

 

「希少価値という意味も有りますが、現状

だと対抗出来る兵器が少ないですからね」

 

まったく無いわけではありませんが

コストを考えれば【現状】では少ないですねぇ。

 

『それだと駄目なの?』

 

これだから技術者は・・・

 

「下手に量産すると戦争が起きますから」

 

『あぁーそっかー』

『せ、戦争?!』

 

少し考えればわかるでしょうに。

いや、それがわからないのが技術者

という名の変態なんですけどね。

 

織斑に至っては完全にそこまで考えて

ませんでしたね?

いくら素質があっても所詮は14か15の

子供ですから仕方のない話ではあります。

 

「国連辺りも干渉して来るでしょうね。

何だかんだ理由をつけて一ヶ月に1個の

生産くらいで良いと思いますよ?」

 

実際一人で戦闘機を造れって言われてる

ようなモノですからね。

コイツが馬鹿やらない限りはその程度の

ペースでも文句は出ないでしょう。

 

『なるほど。ソレで時間を稼いで箒ちゃんや

いっくんを守れるような何かを造れば・・・』

 

そういう事ですね。人質の意味が無く

なればあとは自由にやれば良いのです。

 

「人質が居なくなって自由になれたとしても

テロリストとしての評価はどうしよう

もないんで、表だって雇うことは出来ないん

ですけどね」

 

司法取引は国とやる事案ですからね。

更に軍閥が関わるので私達も無理を通す

のは面倒なんですよねぇ。

 

『あうちっ!?』

 

『わ、私はどうなる?!』

 

『ち、ちーちゃん?!』

 

あ、兎を切り捨てましたね。

いやはや女の友情とは儚いモノです。

 

「白騎士さん(笑)は美少女戦士並に正体不明

ですからね。知らぬ存ぜぬで良いでしょう」

 

『ぐはっ!』

 

『ぷっ美少女戦士()』

 

『も、もとはと言えば貴様がっ!』

 

おーおー戦ってる戦ってる。

確かに織斑千冬の存在も確実にバレては

いますけど、証拠はありませんからね。

 

暫くはテストパイロットとしてウチで

何食わぬ顔して働けば良いのですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いずれ帰属は日本になるでしょうけど、

それまではウチで馬車馬のように働いて

貰うとしましょうか。

 




いや、ポンコツ乙女さんが白騎士って
誰だってわかりますよね。

ソレが普通に高校行ってバイト三昧?
無理でしょ?諜報機関舐めすぎじゃない?

白騎士事件が起きた後なので兎は
当然就職出来ません。

普通に考えたらISよりミサイルハッキング
された方が大問題ですからね?
弾頭替えれば撃ち落としても意味無いし。

しかも全世界って。

中国に5発。アメリカに5発って感じで
拡散してやられたら地球さんが死んでますよ?

その辺の扱いが軽すぎませんかねぇってお話

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