とある師弟の成層圏   作:カツヲ武士
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ラウラ修業中?

オリ設定!
オリ展開!

嫌いな人は読み飛ばし!


第28話

『ふはははは!なじむ!実に!なじむぞ!私が

一番上手くヴォルフガングを使えるんだ!』

 

なんつーか色々混じってるが、人間は

辞めたらあかんぞー。

 

「少尉、その全力機動はあくまで宇宙空間

だからこその機動だ。大気圏内でヤルなよ」

 

『ハイ!』

 

うん、最高に「ハイ!」ってヤツだな。

 

そういえばあのヒトって、宇宙空間に

行ったらどうなるんだ?恒星って全部

太陽と同じだよな?

 

太陽の光が直射()しているわけだが・・・

やっぱり灰になるんか?

 

そうなると火山で宇宙・・・とまでは

行かなくても、一定の高さまで押しやれば

灰になるわけか。

 

究極生命体の方は、もう宇宙に飛ばして

考えることを辞めた石になってもらう

必要があるが、あれって他の星に行ったり

しないのか?

 

いや、大気があれば大気圏で燃え尽きるか。

泡とかはちゃんと思考力があったからこその

対処法だもんな。

 

つまりAICのような特殊な力場を作り、箱に

詰めて宇宙へ飛ばせば勝ちか。

 

うむ。時間を止めたり回したり過去に逆行

されたりしたらどうしようもないが、

アレも人の精神が生み出した力とすれば

中々難しい扱いになるよなぁ。

 

「とりあえず荷電粒子砲と陽電子砲の稼動は

確認した。この完成度なら簪のアルレシャに

搭載しても大丈夫そうだ」

 

アイツは自分で試したいと言うかもしれんが、

流石に宇宙空間での試験は土日ではできんし、

ここはラウラに頑張ってもらうしかないよな。

 

んじゃ次だな。

 

「反響定位用意」

 

『ハウリング・エコロケーション起動します』

 

 

 

オォォォォォォォォォォォン

 

 

 

ふむ、まさしく遠吠え。音響兵器にもなりそう

だが・・・コレに指向性を持たせれば、俺や

束相手に通用する武器になるんじゃないか?

 

『見える!私にも敵が見えるっ!!』

 

気のせいだ。そこに敵はいない。

 

いやまぁ、スペースデブリが敵と言うなら

そうなんだろうが・・・

 

領域設定をもう少し弄った方が良さそうだ。

 

今は補助システムも全力起動してるから良いが

単機でしかも地上でヤったら情報量が多すぎて、

脳が焼ききれるかもしれん。

 

 

「あぁぁ~うぅぅぅぅ~」

 

 

おいおい、なんてゆっくりしたあーうーだ。

 

二日酔いのOLじゃないんだから

もう少ししっかりしろ。

 

「束、お前はもう少し鍛錬が必要だな。

細胞単位で優秀なのは良い事だが、朝に

弱いのと足腰が弱いのは頂けん。

宇宙空間での生活に慣れすぎじゃないか?」

 

重力が無いからな。擬似的なモノを

作ってもどうしても筋力や骨が弱る

もんだし・・・

 

「今痛いのは耳だし、朝に弱いのと

足腰が立たないのは宇宙空間云々じゃ

なくて、リー君が犯人なんだよ?!」

 

己の不摂生を他人のせいにするとは

・・・コレは矯正か?

 

「お母様?お父様はいつも通り朝ご飯を

作ってくれましたし、私にもチャーハンの

作り方を教えてくれました!」

 

うむ。朝食は活力の源だからな。

それと食材を無駄にしてはいかん。束は

消し炭でも食えるが、クロエが自分で

食えんモノを作らせてどうする。

 

味覚障害に関しては諦めて、黙って

レシピ通りに作らせればいいのに。

 

愛情?それは完成品に対してかける

トッピングだろう?

料理は科学と言う料理人も居るんだ。

 

そっち方向を目指せばクロエみたいな

タイプが料理に失敗することはないし、

なんなら炊飯器を使ってもイイじゃないか。

 

束が造る炊飯器なら当たり前にハンバーグ

も作れそうだしな。

 

「なんか話の方向性がよく見えないけど・・・

とりあえず、今日の朝ごはんのチャーハンは

クーちゃんが作ったんだね?リー君とは微妙に

調味料の量が違ったから誰が作ったかと

思ったら、流石クーちゃん!美味しかったよ!」

 

あれだろ?なんか俺と束が喧嘩?しそうに

なったから頑張って止めようとしたんだろ?

 

「は、はい!ありがとうござます!」

 

うむうむ。今までも美味しいと言ってもらって

いたが、自分でも食べれなかったのを褒められ

てもなぁ。

今回のは自分でも自信作だから、普通に

嬉しいだろうよ。

 

束は束でちゃんと褒める事が出来る子だし。

なんでコイツが天災扱いなのか未だによく

わからんな。

 

「それとVTシステムの基地と他の軍事基地

に関してだが、明日以降ならいつ潰しても

構わんぞ」

 

三日経っても未だに研究を辞めて無いし。

ソレならもう全部いらんだろ?滅べ。

 

「お、他のも殺っちゃって良いんだね?!」

 

「本当ですかお父様!」

 

うむうむ。あれだけの情報をヤったのに

自分で調べることも出来ん無能共に国家

の軍隊を束ねることなど許さん。

『知らなかった』が2度も通用すると思うな。

 

「構わん。アレはドイツ軍全ての罪と

判断しよう。せめてクロエのストレス

解消に役に立てば良いんだが・・・」

 

ラウラが所属していた部隊もここで

完全に終わらせる。

 

もはやドイツにISはいらん。連中に

ナニカさせても宇宙開発には何の役にも

立たんモノしか生み出さなかったしな。

 

「ふっふっふっ!とうとう阿呆共に

裁きの雷が降る時が来たんだよ!」

 

「埋葬します!」

 

ふむ。一応注意しとくか

 

「束。衛星兵器の使用は許可しないし、

民間人への攻撃も許可しないぞ」

 

「えぇぇぇぇぇぇ!?」

 

やっぱりか。コイツが裁きの雷なんて

言うから絶対使うとは思ってたが、

アレはタダの大量破壊兵器だからな。

あくまで宇宙から来る隕石や外敵に

使う為の武装なんだから、地上に

向けて撃っちゃダメに決まってるだろ。

 

「ドイツのISコアは全部没収して初期化。

その際、匿名で全世界の首脳部に対して

ドイツがVTシステムの研究を行って

いたことを糾弾する内容のメールでも

送っておけばいいだろう」

 

ルール違反者には罰を。あとは架空のテロ

組織でも・・・機業が居たな。

スコールの胃には悪いが、アイツ等は

基本的に横の繋がりがないから右手が

してることを知らん。よってこういう時に

使いやすいんだよな。

 

あとは各国が勝手に疑ってくれればいい。

俺たちは・・・どうするかな。

 

3個くらい貸してやるか?いやしんぼめ。

 

「むぅ。なんて言うか面倒なんだよ!」

 

「民間人だって軍を支えていた連中です。

奴らこそ滅ぼすべきではないのですか?」

 

束はともかく、クロエの言う事は決して

間違ってるわけではない。

 

だが、ソレをやると世界中の人間を

殺さなきゃダメになるからな。

それじゃヒトの歩みが止まってしまう。

 

「いいかクロエ、逆に考えるんだ」

 

「逆ですか?殺すの逆は・・・生かす?」

 

おぉ、憎しみに囚われずキチンと正しい

道を選べるじゃないか。

これこそがニュータイプっ!

 

「そう、連中は生かした方が今後の

面倒事が増えるだろ?」

 

「・・・なるほどなー」

 

それに進歩の可能性も増える。

 

国防の要が無くなったらあの国の

民間人はどう動く?

 

前回大量の技術者を捕えて殺して、今回も

また大量に失うことになるが、その場合

国家はどう動く?

 

ISに頼らない新たな技術としてACを

欲するか?

それともISに固執してコアを強請るか?

 

それとも独自にナニカを開発するか?

さぁ勤勉の代名詞たるドイツの諸君!

 

俺に地獄の底から這い上がるヒトの

可能性を見せてもらおうじゃないか!

 

「・・・あぁ~こうなったらもう何

言ってもダメだね。民間人の殲滅は

諦めて一緒に基地だけ潰そっか?」

 

「はい。お母様と一緒です!それにお父様は

楽しそうですから、お手伝いしたいです!」

 

ふははははははは!さぁお前らの輝きを

魅せてみろ!

 

『私はラウラ・ボーデヴィッヒだ!過去を

捨てた女だっ!』

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

荷電粒子砲と陽電子砲も大丈夫。推進力

特化からのランスチャージも成功。

 

あとはマルチロックによる複数の標的を

狙い撃つ砲身・砲弾と加速器を使った高速弾

による長距離狙撃システムか・・・

 

「簪ーなんか冬林技研から資料が届いた

みたいだけど、簪の専用機のヤツ?」

 

「うんそうだよ。基本的にはラウラさん

と同系機だからね。武装の流用は可能だし

長期の稼動試験が必要なのはアッチでやって

もらってるんだ」

 

ホントは最初から最後まできっちり手掛けたい

んだけど、そのためには夏休みに入らないと

ダメだし。

ソレならココで雛形を作っておいて、夏休み

に改良する形にした方が無駄がないからね。

 

「ラウラと同系ねぇ。私は甲龍の資料しか

知らないから何とも言えないけど、あんまし

好き勝手やって司馬様や副所長さんを

困らせちゃダメよ?」

 

「司馬少佐や大佐殿を困らせるなんて

とんでもない」

 

司馬少佐は生粋の技術者じゃないから

アレなときがあるけど、大佐殿は普通に

楽しんでるし!

 

「・・・まぁいいけどさ。それとさ、

あの話って本気なの(´・ω・)?」

 

「あの話って何?」

 

惚けてるんじゃなくて、機密が多すぎて

アレとかソレとかアノじゃわからない

んだよねぇ。

 

「ラウラを副所長さんのお妾さんに

するって話よ」

 

「あぁソレ?本気も何も。私と司馬少佐が

ソレ系で冗談を言う訳無いじゃん。

まぁ当然ラウラさんが拒否しなかったら

って条件付きだけどね」

 

望む望まないは多分無いから、拒否するか

どうかって事になったんだよね~

 

「あ、扱いが軽いっ?!( ゚Д゚)。いや

お妾さんってアレなんでしょ?家に認め

られてない愛人さんなんじゃないの?」

 

前に話してたことはちゃんと覚えて

たんだねぇ。

 

「そうだよ?だけど正妻さんが目こぼし

することもあるって言ったじゃん?」

 

色んなケースがあるから何とも言えない

けど今回は私たちが認めたからね。

コレでラウラさんの立場も安定するよ!

 

「あぁっと。まぁ言ってたけど、つまり

副所長さんとの子供を作れってことなの?」

 

リンちゃんはその辺まだよくわかって

無いからなぁ。

 

「そうだね。産まれた子は表立って李家の子

とは認められないけど、確実に大佐殿の子。

李家の分家筋の人にしてみたら、何としても

家に迎え入れたくなる程の価値が有るの」

 

自分の子と大佐殿が無理なら、大佐殿の子

と自分の孫をってのもかなり居るからねぇ。

 

「ほ、ほぇ~(´Д`)」

 

「元々暗部だから、表立った正妻や側室の

子供よりは妾さんの子の方が色々都合が

良いって言うのもあるけどね」

 

「つ、都合が良いって、ソレ虐待とか

されるんじゃないの?!」

 

「ん~それは無いかな?」

 

確かにああいう家には虐待じみた修練も

あるけど、それだって大佐殿から見れば

無駄な修練だからって改善されてるし。

 

今は近代的な視野を含めて、より効率的に

地獄を見せるトレーニングメニューを

作成中だから、子供が鍛錬を出来る歳に

なる頃にはキチンとした理論に基づく

トレーニングになると思うよ?

 

「とにかく、ラウラさんはちゃんとした

後ろ盾が無いからね。

子供が生まれればその子を欲しがる家は

ラウラさんの味方になるし、そもそも

今のままじゃラウラさんってマトモに

結婚できないじゃん?」

 

子供とか産めないし育てられないでしょ?

 

「・・・まぁそうよね。病院に行ったら

遺伝子改造とかされてるのがわかるし、

ラウラの子供も実験動物扱いよね」

 

アホの織斑も遺伝子改造されてるから、

リンちゃんとの間に子供が出来たと

したら、IS云々関係なく実験動物だよねぇ。

 

「今は別にそこまで考えなくても

良いかもしれないけど、10年後を

考えるとね」

 

織斑千冬みたいに一人でビール飲んでる

なんてかわいそうじゃない。

大佐殿は妾とか関係なく愛してくれる

と思うし。

 

「あぁ、まぁ10年後って言われるとね。

やっぱり当たり前に家のことを考えてる

と結婚観はまるで違うわよねぇ(´Д`)」

 

「ん~むしろそういうのを考えない

リンちゃん達が凄いと思うんだけど」

 

特に螺旋頭。アレはほんとどーするんだろ?

 

「いや、最近は一夏の周りがアレじゃん?

一夏も八方美人だからどうしてもイライラ

しちゃうじゃん?

イライラしてるのが側に居たら一夏も

面白くないだろうし、かと言って

あんまし離れてると不自然だし・・・」

 

んん?不自然とな?好きとか嫌いとか

誰かに取られるとかじゃなく?

 

「別に無理して近くに居る必要も無いん

じゃない?失敗が許されない任務じゃなく、

自由恋愛の許可が下りてるんだからさ」

 

「まぁそうなんだけどねぇ(;´Д`)」

 

う~んコレは織斑離れ?それとも織斑の

周囲の連中に疲れた感じ?

 

実際問題、今は織斑千冬を落としてないから

アホの織斑の側に居てもあんまり意味は

無いんだよね。無駄に牽制してるから自分も

周りも疲れるだけって状態だよね。

 

う~ん。どちらにせよ依存が弱まってるなら、

少しでもコッチに引き寄せた方が良いよね?

 

更識あたりがリンちゃんを使った離間計

とか仕掛けてきても困るし。

 

いや、司馬少佐はソレも考慮に入れてる

けど・・・なんだかんだでリンちゃんは

貴重な仲間で友達だからね!

 

・・・シャーク○ードシリーズは終わった

から、次はシャー○トパスシリーズなんて

どうだろう?それとも、もうちょっと

踏み込んでみる?

 

アニメも良いと思うんだけど、普通の映画と

アニメの間には深く険しい谷があるからね。

 

アニメはリンちゃんにはまだ早いかも。

好みの問題もあるし。

とりあえずは少女漫画系か少年漫画系かを

調べてからにしないと。

変なのを紹介して拒絶反応を起こされても

困るからね。

 

けどソレを言ったら大佐殿は普通に一緒に

見てくれるし、技術的な意見交換とかも出来る

からやっぱり最高だよね!

 

司馬少佐は「後で観ましょう」って言っては

くれるけど、一緒には観てくれないし。

 

DVDを割ったりデッキを叩き割ったりはして

ないから、そんなに悪い感触では無いと思う

けど・・・入りやすいのから行ってるから

まだ大丈夫だよね?

 

この調子でアニメまで布教出来たら・・・

ふふふ。

 

「簪ー?今のアンタって凄く悪い顔してる

からねー。まぁどーせ布教とかでしょうけど、

あんまし変なのを広めたら副所長さん

あたりにお仕置き喰らうと思うわよ?」

 

そんなこと無い!と言いたいところ

だけど、流石に司馬少佐に変なの教えたら

怒られるかな?

 

無駄にエロい服着てるロボットモノとか、

無駄に装備が薄着なダンジョンモノとか、

なぜか服を脱がす悪魔のヤツとか・・・

 

あぁ言うのはちょっとありえないよねぇ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

『サメ映画なぁ』

 

「はい、竜巻にサメがいる意味がイマイチ

わからないので、特尉になんと言って良い

モノか悩みまして」

 

アレの感想って・・・そもそもサメって

丸呑みなんかしないでしょ?

シリーズで5まであるって、フロリダ沖に

鮫多すぎじゃないですかね?

というか大きなサメより小さな魚があの

勢いで振って来た方が被害大きいですよね?

 

いや、フィクションに突っ込むのは邪道

だというのもわかるのですが、コンセプト

が全くわからないと言いますか、

1が売れたから続編作ろう的な製作者側の

情熱と惰性が混じり合った感じの不可解な

雰囲気がこう・・・

 

『そのツッコミで正解だ』

 

「えぇ?!」

 

これで良いのですか?!

 

『むしろアレを見て広めようとしている

人間全員がそのことに対するツッコミ待ち

状態だからな。ソレをすっとばして

他の部分にツッコミ入れたらショボーン

とされてしまうぞ』

 

「そ、そうなんですね!」

 

側室から薦められたDVDの内容を邪険に

扱うこともできないと思ってましたが、

まさかそれこそが狙いとは・・・深い。

 

『簪はそうやってお前のサメに対する

抵抗感を無くしつつ、少しずつZ級

に舵を切るつもりだろう』

 

「ぜ、Z級?!」

 

なんですかソレ?なんか最終兵器みたい

なんですけど、そんな映画あるんですか?

 

『うむ。ただアイツはアニメも好きなはず

だから、アニメには付き合ってやれ。

簪がお前に奨めてくるモノなら、それなり

に気分転換にはなるだろう。

ただし実写化を出してきたら逃げても良いぞ』

 

アニメですか。日本のアニメは質が異常に

高いですし、参考になることもあります

から、その辺の日本の10代女子のように

拒絶反応を起こすようなことはありません。

 

「アニメはまぁインスピレーションに

役立ちますし、クリエイターの技術と

情熱は見事と褒めますが・・・実写?」

 

あぁ言った空想の技術を実現しようと

HENTAIは日夜努力してるのですよね?

実写化したらソレはソレで参考になるのでは?

 

『まぁ実写化も善し悪しなんだが、

どうしても地雷が多い。原作が好きなら

我慢できないと言う人間は、どんな作品

にも必ず一定数存在するもんだ』

 

・・・そういえば昔、○国で作られた

北斗○拳の実写版を見た師がDVDデッキ

を叩き壊した事がありましたね。

 

『どうしても無理なら実写のデビ○マンを

テレビの前に置いて、頭を抱えてれば良い。

アイツから逃げていく筈だ』

 

デビル○ンは魔除けか何かですかね?

 

「まぁ、それについてはわかりました。

アドバイスありがとうございます」

 

サブカルチャーは確かに現地の文化

と言えますが、あんまり強く推して

こられてもねぇ。

 

少女漫画にも興味ないですし、青春モノ

と言われても・・・師以外の男を見ても

どうしても師と比べてしまいますから

感情移入ができないんですよねぇ。

 

武が関連するモノだとご都合主義が

過ぎますし。

 

弱いのが一念発起して鍛えたって、強いのが

ずっと鍛え続けたのに勝てるワケないじゃ

無いですか。

努力は否定しませんが、そもそも修練とは

どれだけ効率的に地獄を見るかです。

 

土台も作らないでチャンバラさせたって

強くなるわけが無いでしょう。

 

練度は地獄を味わった回数と時間に比例

するのですよ。

 

ソレを成長期が終わった高校生がいきなり

覚醒して、自分が気に入らないことをする

大人をなぎ倒すって・・・タダの憂さ晴らし

であって、勧善懲悪ですらないし。

 

『まぁ最終的な決断はお前に任せるがな。

それで、ラウラを妾にしろって?』

 

あぁ、そうそう、コッチが本題なんです。

サメの衝撃にヤられてましたね。

 

「そうですね。現状少尉は冬林技研以外

で結婚もできませんし、子も産めません」

 

一般の冬林技研の職員であっても駄目。

長期的に見れば一定以上の権力を持たない

者では子供共々実験動物扱いされてしまい

ますよね・・・キサラギに。

 

『冬林技研以外なら国の実験動物だし、

冬林技研の内部ならキサラギの実験

に巻き込まれるのか・・・』

 

「えぇ、キサラギの暴走を止める為には

師が一番適任ではないかと思いまして」

 

なんたってヤツは兎すら捕らえる男だし。

 

実はアイツって狩人として見れば、師に

一番近い存在なのでは?

 

『ん~そんなに人材居ないか?ウチの国って

一人っ子政策で男が余ってる筈なんだがなぁ』

 

ゴミが余ってるだけですからね。

 

「甲斐性がなければ意味がありませんよ。

キサラギに言うことを聞かせる強さも

必要ですし。

まぁ少なくとも師は5人は娶って貰って、

各員2人は子を産んで欲しいところです」

 

何せ冬林技研は大きくなりすぎましたから、

そのくらいしないと今後の運営が出来ない

んですよねぇ。

 

まさか子供に師や私のような組織運営力

を身につけろとは言えませんし。

 

『家の関係や会社が大きくなりすぎた

からなぁ。事業部を分けて運営させるに

しても信頼出来る人間は必要か』

 

「そうですね」

 

能力的には育てれば良いですし、無駄に

足を引っ張る無能な連中なら潰せば良い

だけですが、そこそこ優秀な連中を懐柔

して使えるようにするなら婚姻が一番です。

 

それに師の仕事量を見たら、その地位は

分割するものであって独占するものでは

無いと言うことに気付くでしょう。

 

『わざわざお前が奨めて来るくらい

だから母体としては問題ないんだろう。

あとはラウラの気持ち次第と言った

ところか?』

 

「そうですね。少尉が今回の件を望まない

と言うなら、このまま一人寂しく人生を

暮らしてもらいましょう。

部屋に黄蓋のアレを飾らせるのも良いですね」

 

月下老人・黄蓋の縁結びの書。まさか

此処まで伝説が残るとは驚きですが、

主家の男不足を嘆き、自らの恥を捨てて

の嘆願書ですからね。

独り身の女の誇りと哀愁が漂う名作として

語り継いだネコモドキが見事なのでしょう。

 

結局やつは最後まで独り身でしたからねぇ。

 

ネコモドキや淫獣の子供を抱いて頬を

引きつらせていた様子が目に浮かびますよ。

 

『アレはなぁ。まぁ忠義と欲望を

両立させた不朽の名作には違いない

から禁止とかはしないが、憐れではある』

 

ですよねぇ。あんなのが残ってるなんて、

小姓に浮気の釈明書を書いた武田信玄より

情けないですよね。

 

『結論としては俺としてはお前が望むなら

それでも構わんよ。だが、普通に体外受精

じゃ駄目なのか?』

 

子に関して師に手間を掛けさせるのは

恐縮ではあるのですけど、体外受精は

微妙なんですよねぇ。

 

「どうしても子が出来ないなら、ソレも

有りかとは思いますが、やはり生存競争を

勝ち抜いた遺伝子の方が生まれてくる子も

良いような気もしまして」

 

あくまで気分と言われたらそれまでですが、

アレも立派な生存競争です。

 

『なるほどな。一理ある』

 

戦いを勝ち抜いた遺伝子の方が強い子が

生まれるというのは一定の説得力があり

ますよね?

 

「それに体外受精なんか認めたら、

師の遺伝子情報がどんな扱いを受ける

ことになるかわかりませんよ?」

 

冷凍保存されて高値で取引とかされ

たりする可能性だってあります。

 

まぁ私も兎もそんなのを許す気は

さらさら有りませんが。

 

『あぁ、ソレもあるか。それなら妾

でもなんでも普通に相手した方が俺も

相手もマシだよな』

 

「ですね」

 

基本的にヤりたいことをヤりたいように

するのが師ですからね。

女色に溺れないのは良い事だと思います

けど、もう少し気を使って欲しいです

 

『ソレはお前の仕事だからな。正妻と

しての仕事を奪う気はないぞ』

 

「・・・そうですか」

 

まったくもう!師と来たらいつもそうやって

不意打ちを・・・まぁ騙されてあげますよ!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『さて少尉、三日振りですね』

 

「はっ!」

 

今まで何の連絡も無かった少佐殿から

急な直通連絡が来たから緊急事態かと

思ったら、特にそんな感じはしないな?

 

凰准尉は居ないが簪特尉は居る。

これは専用機の進捗状況の確認とか、

護衛に関する打ち合わせですかね?

 

『今回の連絡は軍務や業務ではなく、

プライベートのモノとなりますので

それほど身構える必要はありませんよ』

 

「はっ!」

 

ぷ、ぷらいべーと?私生活だよな?ここ

数日は実験と勉強と鍛錬しかしてないけど、

何か問題あったっけ?

 

『本来このような申し出はとても無礼な

モノであり、喩え上官であっても、いえ

上官だからこそ慎まねばならない事柄

なんですが、まずは落ち着いて聞いて下さい』

 

「はっ!」

 

無礼?少佐殿が私に?普通に「死ね」

って言われても無礼とは思われないと

思うんですけど・・・

 

『ラウラ・ボーデヴィッヒ、貴女は師の妾

となって師の子を産む気はありますか?』

 

「はい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

師と言うのは教頭殿のことですよね?

妾って言うのは・・・なんでしたっけ?

それでえっと、子供を生むって?私が?

 

 

わけがわからないよ!

 




ラウラは宇宙で色々混ざった感じです

て言うか、かんちゃん。荷電粒子砲って
学校で造って良いんですかね?
普通にイギリスやドイツが国を挙げて
開発したの機体の遠距離攻撃を粉砕
出来る兵装なんですけど。

兎やクロエは普通に副所長と接触できている
ので、現状は弟子を学園に追いやった
兎の大勝利案件かもしれない。ってお話

ほかのヒロインはともかく、ラウラはどう
考えても普通に結婚することは出来ません
よね?
誰か原作でツッコミ入れないのかなぁ・・・

弟子も本来は妾なんか薦めることは無いけど、
ラウラが母体としても優秀だったし、自分に
恩を感じてるので抱え込みに走ったもよう。


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