心を閉ざした少年と少女   作:お風呂場の蓋

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プロローグで入れようとして忘れていた少年の簡単なプロフィールを載せて置きます。
どんな少年か把握できなかった方、申し訳ございませんでした。
身長 176cm
体重 59kg
髪は黒 目は茶色と黒の日本人系
過去に多数の習い事をしていた。


第1章 幻想郷で巡り会う
第1話 ようこそ幻想郷へ


少年はある音で目を覚ました。

それは風をきるような音だった。

 

?(ん?んんっ?なんだ?)

 

そして少年は不思議な感覚を感じた。

それは浮いてるような感覚だった。

少年は眠い目を開けると、ある光景が見えた。

 

それは青空だった。

 

?(ん?あれ?なんでだ?)

 

少年の脳は少しずつ覚醒して今、何が起きているかを理解した。

 

自分は今、空から落ちていることに。

 

?「え、ええぇぇぇ!?い、いや、待て!?な、何が起きてるんだああぁぁぁぁ!?」

 

そして少年は自分がどこに落ちているかを確認するために器用に体を返して、地面の方を見てみると竹林が見えた。

 

?(い、いや、これは夢か?でもこんなリアルな感覚あるのか?

くそ!こんなこと考えてる場合じゃねぇ!どうしろってんだよ!)

 

そして少年はある考えを思い付いたが

 

?(いや、無理か?いや、この方法しかねぇ!)

 

少年は体を傾け、出来るだけ前に進み始めた。

そして1本の竹が自分に近づいてくるが。

 

?(今!)

 

そして少年は竹を手で掴む。

竹はある程度曲がるので、それを利用して無事に降りようと考えたのだ。

 

?「うおおおぉぉぉぉ!!」

 

竹から離れないように手に力を込めるが

 

バキッ

 

?「なっ、しまった!」

 

竹が折れてしまい少年はそのまま背中から地面に叩きつけられた。

 

ドオォォン!!

 

?「がはっ!」

 

そして少年は意識が薄れていき、そのまま意識を手離なした。

 

 

 

 

 

?「ん?んん?」

 

少年は目を覚ました。

しかし、空が見える訳ではなく、天井が見えた。

 

?(こ、ここは?)

 

少年は上体を起こし周りを見てみるとそこは和室で襖やタンスがあった。

少年は和室の真ん中の布団で寝ていたようだ。

すると目の前の襖がガラッと開いた。

 

するとそこには女性が立っていた。

その女性は、白髪のロングヘアーで服は赤と青が半分ずつ真ん中で別れていてロングスカートの方は赤と青の生地が逆になっていた。そして頭には赤い十字マークが入った青いカチューシャの様なものをつけていた。

 

?「あら、もう目を覚ましたのね。待ってて、いま薬を持ってくるから」

 

そんなことを言ってその女性はどこかへ行ってしまった。

 

?(...なんだ?あの...にん...げん)

 

少年は急に目が光のないような目になり始めた。

そして少年は立ち上がると自分は病院の患者の様な格好をしていることに気付いた。

 

?(...俺の...制服はどこだ?)

 

少年は自分の制服を探すために襖を開け廊下に出た。

体に少し痛みを感じたが気にする程度ではなかった。

そしてしらみ潰しに襖を開けて自分の制服を探す。

 

?(ここは、ない ここも、違うか ここは、ん?あれか?)

 

少年は約10枚目の襖を開けたら自分の制服と黒い靴が机の上にあるのを見つけた。

その机の上にはなにやら理科の実験道具の様な道具が乱雑に置いてあり、机の近くにあった大きな白い棚には大量の液体が入った小瓶があった。

1つの小瓶を手に取るとラベルには鎮痛剤と書かれていた。

 

?(...何個かあったほうが良さそうだな)

 

少年はすぐに制服に着替え、鎮痛剤と書かれていた小瓶を何個かポケットに入れ、黒い靴を手に取り、その場を後にした。

 

?(とりあえず、ここから出るか)

 

少年は来た道を戻り部屋から出た方向の反対の襖を開けると竹林が見えた。

そして少年は靴を履き、竹林を中へと入って行った。

 

しばらく歩いていると森の様な場所になり始めた。

そのまま歩いているとぼろぼろの服を着て口元に布を巻き、鉈の様なものを持った男が2人こっちへ歩いてきた。

 

男1「おい、そこのガキ

自分の持ってるもんここに置いてけや」

 

?「...」

 

少年は男2人を無視して男2人の間を通ろうとしたが

 

男2「おい、聞いてんのか?」

 

ガシッと肩を掴まれた。

すると少年は素早く回りながら肩を掴んだ男の顔面に肘打ちを入れた。

 

メキッ

 

男2「がはっ」

 

肘打ちを入れた男はすぐに倒れそのまま気絶した。

 

男1「なっ、てめぇ!」

 

もう1人の男は鉈を振り上げたが鉈を振り上げるとほぼ同時に少年は男の顎を蹴りあげた。

 

バキッ

 

男1「がっはぁ」

 

もう1人の男もすぐに気絶してしまった。

 

?「...」

 

少年は男の持っていた鉈を手に持ってそのまま進んで行った。

 

すると、さっきの男達が昨日いた様子がある焚き火の跡を見つけた。その焚き火の跡の近くには1×0.4×0.5mほどの木製の綺麗な箱があった。

 

少年はその箱の蓋を開けようとしたが動かなかった。

すると少年は鉈を振り上げ箱に目掛けて一気に振り下ろした。

 

バキィッ

 

箱の蓋は粉々になり、箱の中には全長80cmほどの黒い刀と目の所だけに穴があいた黒いお面が入っていた。刀は持ち手が15cmほどあるため刃の部分は65cmほどしかなかった。

 

少年はその刀を持ち鞘から刀を出してみた。

持ち手や鞘はもちろん黒であったが刃の部分も真っ黒であった。

 

?「...」

 

少年は刀を鞘に戻し、鉈を捨て刀を腰のベルトに差し、仮面を被り、また、森の中を進んで行った。

だが、すぐに森から抜けてしまい、霧のかかった湖に出た。湖の奥にはなにやら赤い大きな何かがうっすらと見えた。

 

?(...あれは? ...なんだ?)

 

もう一度よく見ようとするが霧が濃くて見えなくなってしまった。すると少年はまた、湖の周りの森へと入って行った。

 

しばらく歩いていると地面に直径3mほどの大きな穴が空いていた。

 

?「...」

 

すると少年は迷わずその穴へと入って行った。

 

だが、この選択がある少女と巡り会う結果になった。

 

...ある所では

?「あれ?無い、無い!私の試作品の薬が無い!あと鎮痛剤もかなり無くなってる。男の子もいなくなってるし、まさかあの子が盗ってったの!?」




少年の名前は第4話には出る予定です。
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