閉ざされた蒼空の下に咲く白薔薇   作:ENDLICHERI

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どうも、ENDRECHERIです。

今回は先日行ったアンケートで1位となったバンドのメンバーが出ますよ!

そんな第18話をどうぞ!


第18話

 朱菜・・・・・・なかなか変換で出てこないから『シュナ』でいいや。シュナの仕事の助けをして、メンテナンスルームから出ると、1人の女性がいた。

 

 

 

?「あの、ベースの弦の交換終わりましたか?」

 

蒼「ベース?・・・・・・あぁ!シュナー!ベースの弦交換のお客さん来てるぞー!」

 

朱「ハーイ!蒼空くーん、あとケースにしまうだけだから『1、2分待って』って言ってー!」

 

蒼「俺は店員じゃねぇって。」

 

?「?あ、あの・・・?」

 

蒼「ん?あぁ・・・、すぐ出来るから少し待っててくれる?」

 

?「はい・・・。」

 

 

 

とりあえずレジにいることにした。・・・・・・店員でもなんでもないけど。

 

 

 

朱「お待たせしました!」

 

?「ありがとうございます。」

 

惣「蒼空~。準備出来たぞー。」

 

蒼「どうも。あぁ、弦はコレね。」

 

惣「はいよ。3番スタジオな。」

 

蒼「はいね~。」

 

 

 

俺はレジを出てスタジオに向かう。・・・・・・てか、俺がレジにいることを何も疑問に思わない辺りマスターの思考がどうかしてると思うが。

 

 

 

?「・・・・・・。」

 

 

 

だが、俺はさっきのお客さんの視線には気付かなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マスターが用意してくれたギターとベース以外の新作を試奏していると、そのうちにギターとベースの分も持ってきてくれた。ベースを持って試奏していると、誰かがスタジオの扉をノックした。

 

 

 

蒼「うん?マスター・・・・・・じゃないな・・・。」

 

 

 

とりあえず、扉を開けることにした。もしかしたらここを予約してた人かもしれないしね。

 

 

 

蒼「はい。・・・・・・さっきの・・・。」

 

?「・・・・・・。」

 

 

 

扉を開けたら、さっきベースの弦交換を依頼してた人だった。その人は俺の格好とスタジオ内を見て、

 

 

 

?「あなた、ベース出来るの?」

 

蒼「まぁ、一通りは。」

 

?「私にベースを教えてほしいの。」

 

 

 

・・・・・・バンド抜ける前にもこんなことあったな。スタジオで色んな楽器弾いてて、それを見た人が教えてほしいって言いに来ることが、多々。

 

 

 

蒼「・・・・・・なんで俺に?」

 

?「先程、ここの店長から聞きました。あなたは色んな楽器を弾けて、凄く上手だと。」

 

 

 

マスターめ・・・!!後で一発殴るか!?それとも買う商品全て値下げさせるか!?

 

 

 

?「お願いします!どうしても上達したいんです!」

 

 

 

・・・・・・はぁ。こういうのって本当に断れないんだよな・・・・・・。

俺は時間を見て、

 

 

 

蒼「今から30分な。予約の人のことも考えて、30分だけ教えてやる。」

 

?「・・・!ありがとうございます!」

 

 

 

律儀に頭下げちゃって。・・・・・・なんか社会人みたいだな。身長以外は。

 

とりあえず、その人をスタジオに入れて、ベースを弾く準備をする。

 

 

 

蒼「で、何を教わりたいの?」

 

?「・・・・・・。これ、です・・・・・・。」

 

 

 

恥ずかしく出した楽譜を手に取る。タイトルは、『もういちど ルミナス』。・・・・・・聞いたことないなぁ。アーティストは、『Pastel*Palettes』。これはどっかで聞いたことが・・・・・・。あっ!

 

 

 

蒼「あっ!アイドルバンドの!」

 

?「!?」

 

蒼「これを練、習・・・・・・。ん?」

 

?「・・・・・・。」

 

蒼「もしかして、白鷺千聖?」

 

千「・・・・・・はい。私が白鷺千聖です。」

 

蒼「ふーん。・・・・・・で、どこが分かんないんだ?」

 

千「え!?それだけなの!?」

 

蒼「何が?・・・・・・あぁ、アンタのこと?プライベートなんだろ。だったらそれを邪魔するわけにはいかないし、でも『教えて』って言われたからちゃんと教えるけどな。」

 

千「・・・・・・ありがとうございます。変わってますね・・・。

 

 

 

なんか言った気がするが、そんなことは気にせずに白鷺さんがてこずっているというフレーズをどういう風に弾くか・・・・・・とか教えていた。そして、30分が経ち・・・・・・。

 

 

 

蒼「さて、時間だ。俺の言葉は参考になったか?」

 

千「はい!とても参考になりました!」

 

蒼「そりゃ良かった。じゃあ、俺はこの辺で。」

 

千「あの!」

 

蒼「うん?」

 

千「ここには、また来る?」

 

蒼「多分。でも、なんで?」

 

千「あなたにまた教わりたいから。」

 

蒼「それは構わないけど、ここには気まぐれで来るくらいだぞ?」

 

千「だったら。」

 

 

 

白鷺さんが何かを取り出した。俺は薄々分かってしまった。この流れで出てくる物といえば・・・・・・。

 

 

 

千「連絡先、教えてくれないかしら?」

 

 

 

ね!途中から薄々感付いていたのよ!もう・・・・・・!

 

そんな感じで、諦めて連絡先を交換しました。アイドルがこんなのして良いのか?

そんなことを思いながら、レジに向かうと、誰かに声をかけられた。

 

 

 

?「あの!『ENDRECHERI』の蒼空さん、ですよね!?」

 

 

 

声をかけてきた方を見ると、女子高生(と思う)5人がいた。そして、赤メッシュをつけた子が前に出てきて、

 

 

 

?「あの、次はいつライブするんですか?」

 

 

 

うわぁ・・・・・・。これ、絶対厄介事に巻き込まれるやつだ。ったく、この店に来てからそんなことばっかだよ!・・・・・・諦めて相手するか。

 

 

 

蒼「悪いな、赤メッシュ。当分ライブはしない。」

 

?「なっ!?私は『赤メッシュ』なんて名前じゃない!」

 

 

 

あっ、怒らせちった。だって目立つんだよ、赤メッシュ。コイツのあだ名『赤メッシュ』で良いだろ?

 

 

 

蘭「私は『美竹蘭』!『Afterglow』のボーカル!」

 

蒼「はいよ。一応覚えておくよ。」

 

 

 

そう言って、俺はレジに向かう。

 

 

 

惣「おっ!蒼空、もういいのか?」

 

蒼「マスター、拳と赤字、どっちがいい?」

 

惣「え?・・・・・・え!?えっと・・・・・・、一杯奢るは無し?」

 

蒼「じゃあそれで。あぁ、そん時の金はこの店のバイトちゃんたちに持たせといて。」

 

惣「え!?うそーん・・・・・・。」

 

 

 

とりあえず会計をして店を後にする。

 

 

 

惣「またな、蒼空。Ciao!」

 

蒼「あぁ、また。・・・・・・ん?」

 

 

 

俺の中で疑問が浮かび上がった。とりあえず外に出てバイクに荷物を積みながらその疑問について考えた。

 

 

 

蒼(マスターの口癖の、あの『Ciao!』。・・・・・・どっかで聞いたと思ったら、あの黒コートが言っていた言葉。まさか、あの黒コートは・・・・・・。)

 

 

 

この疑問を抱えて、しばらく生活することとなった。




ここまで読んでいただきありがとうございます。

え・・・、アンケートの結果ですが、パスパレとアフグロが1位となりました。パスパレ12票、アフグロ12票、ポピパ9票、ハロハピは3票でした。悩みましたよ、21時の時に1位が2つもあるんだもん。・・・・・・上手くやりまーす。


では、また次回。
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