閉ざされた蒼空の下に咲く白薔薇 作:ENDLICHERI
リ「ちょっと蒼空!いくらなんでもアレは無いと思うよ!」
蒼「アレってなんだよ?」
リ「アタシたち来たら速攻いなくなって!今は会話が弾んでるからいいけど!」
蒼「じゃあ良かったじゃん。平成最後に友達増えて。」
リ「そういうことじゃなくて!」
蒼「では、第29話どうぞ!」
蒼空君のライブを見に来た私たち。今は、仲良くなった切姫さんたちと一緒にいます。切姫さんたちは蒼空君のライブだけ見たいってことだったので、私たちたちだけで、Pastel*Palettes、Afterglow、Poppin'Partyのライブを見ていました。
紗「驚きました。まさか戸山さんが飛ぶなんて・・・!」
友「あのライブパフォーマンスは想像つかなかったわ・・・!」
リ「おーい、2人ともー?」
先の2バンドは普通にいつも通りでしたが、Poppin'Partyのライブが、・・・・・・色々凄かったです。
あ「ウサギ可愛かったね、りんりん!」
燐「う、うん・・・・・・そうだね・・・・・・あこちゃん・・・・・・。」
この流れ、どこかで・・・・・・。気のせいにしておきましょう。
朱「皆さーん!」
リ「あっ!こっちこっち~!」
朱菜さんがやって来ました。夜華さんはクロエちゃんを心配そうにフォローしつつ、私たちと合流しました。
燐「クロエちゃん・・・・・・大丈夫・・・・・・?」
ク「うん・・・大丈夫・・・。蒼空お兄ちゃんの・・・ライブ・・・見たいから・・・。」
夜「・・・・・・似た者同士ですね。」
そして、準備が整ったのか、会場が暗くなりました。
聞こえてきたのは、どこかで聞いたことがあるメロディー。すごく聞き覚えがあるのですが・・・・・・。すると、ステージの中心に蒼空君が出てきました。
すぐに歌いだし、今演奏している曲名が『シャルル』だと分かりました。右手にマイクを持ち、左手は音程に合わせて少し上下させています。
Bメロまで歌うと、1番ではなく2番のサビを歌い始めました。最初は間違えたかと思いましたが、わざと2番のサビを歌っているようです。
サビを歌い終えるとステージ上は青いライトで薄く照らされています。Cメロを歌い始めると、蒼空君だけゆっくりと照らされています。
たった1曲だけですが、しかもカバー曲で、ENDRECHERIの作り出した世界に引きずり込まれた感じがします。最後の歌詞を歌い終わると、ステージ上は真っ暗になりました。
少しすると、ピアノ音が聞こえてきて、蒼空君が歌い始めました。A'メロからは海璃さんが歌い始めます。今のところ、演奏は紫音さん、歌うのは蒼空君と海璃さん、他の2人はコーラスのみ。
リ「ねぇ、この曲知ってる?」
友「いいえ、知らないわ。」
紗「私もです。もしかして、新曲ですかね・・・?」
サビが終わるとCメロに入り、蒼空君が力強く歌います。歌っている歌詞を一番伝えたいからと感じるほどに。
ラスサビでは蒼空君と海璃さんが歌い、和美さんと龍哉さんがコーラスに。紫音さんは一生懸命キーボードを弾いて、曲が終わりました。客席からはただただ大きな拍手だけが送られました。
ステージの照明が明るく照らされ、5人がハッキリと見えました。
蒼「皆さんこんにちはー!」
\こんにちはー!/
蒼「ENDRECHERIの朝倉蒼空です!」
\キャー!/
海「皆様、ごきげんよう。」(イケボ風)
\ごきげんよー!/
・・・・・・あれ?海璃さんってあんなキャラでしたっけ?それに、よくお客さん合わせれますね。他のメンバー笑ってますけど。
海「ENDRECHERIの・・・・・・美剣海璃でーす!」
・・・・・・なんでしょう、響の声優で、友希那さんそっくりな人みたいな挨拶だけど。あの人はプロレスはしない・・・・・・よね?
和「はい!ENDRECHERIのベース、朝倉和美です!みんな、イエーイ!」
\イエーイ!/
和「はい、次万丈!」
龍「え!?俺!?・・・・・・ドラムの万丈龍哉です!みんな楽しもうぜー!」
紫「キーボードの鳥羽紫音です。皆さん今日は楽しもーねー!」
これで5人の挨拶が終わりました。・・・・・・中々個性が強そうな・・・・・・。
海「ね。というわけでね、え・・・・・・結構いるんだっけ?会場内。」
和「うん、あの、ステージと客席の間を少し狭くしてね、沢山の方が今会場にいる」
蒼「ホント(最前列の人)近すぎだよ、どうしたらいいか分からん!」
和美さんの言葉を遮るように蒼空君が喋り始めました。
蒼「あの・・・、ENDRECHERI少しの間ね、申し訳ないけど活動休止させていただきましたけど、多分、今までのライブの中で一番近くで見てることになりますよ!」
和「ねぇ、ホントに」
蒼「視線がもう股間ですもんね!」
\www/
4人「・・・・・・。」
唐突の下ネタに他のメンバーは失笑してました。
海「えっと・・・、もし今回のライブをね、ブログとかに書く方がいたらここ使ってくださいね。」
蒼「でもさ・・・、前にね、こういう感じのライブを見たことがあって・・・、」
海「うん。」
蒼「で、最前列で見てて、もう
紫「いや、『釘付け』はちょっと・・・。」
蒼「え!?何に『釘付け』だと思ってるの!?」
4人「え!?じゃあ、お前(アンタ)は何の話をしてるの!?」
総ツッコミです。
蒼「顔が近くて釘付けだったってハナシ。」
4人「あぁ・・・。」
紫「アンタはね、最近言葉が足りないの!」
和「あの・・・、僕こんなMCする予定じゃなかったんですけど。」
海「うん、みんなそう思ってるよ。でもね、」
海璃さんが気を取り直して、話し始めました。
海「ENDRECHERIがこうしてライブをするのが役1年振りなんですね。」
蒼「そうなんですよね。まぁ、ちょっとメンバー同士で話し合って色々悩んでたから活動休止させていただきました。」
海「まぁでもね、こうやってライブもしてますし。」
龍「そう!」
紫「こんだけ緩いMCもしてるんでね。心配しなくて大丈夫ですよ。」
蒼「えぇ。そういうことで、そんなENDRECHERIですが、先程新曲の方を披露させていただきました。」
和「そーなんですよ!」
海「はい。『Family~ひとつになること』って曲でね。これは私が作詞で、蒼空が作曲の歌となってます!」
蒼「そう。でね、1個裏話をすると、曲を書いてる時に、2番のサビまで書いて『やっと、やっと終わった~!・・・なんだこの詞は!?海璃さん、この長い詞は何だい?』」
海「『Cメロですよ!1番伝えたい所だよ!』ってね。」
蒼「『うわー!まだあったー!』ってなって書きました。」
海「いや~でもいいよね、あの部分!」
蒼「ねぇ~。そして、この後2曲披露しますが、1曲は新曲です。」
\おおー!/
和「はい、『ホテル』って曲でし」
蒼「違う、『ホタル』ね!」
和「あれ、そうだっけ?」
龍「1文字違うと大分違うな。」
紫「か~ず~み~?」
和「ひっ!?」
蒼「まぁ、ただね、今回フルでは演奏しません。」
\えーーー!?/
蒼「・・・・・・一応音フルで録音したんですよ。」
\聞きたーい!/
蒼「・・・・・・CD出したら買う?」
お金取るんですね。
\買うーーー!!/
数名『買う』って・・・・・・。
蒼「・・・・・・検討しまーす。!じゃ、聞いてください、『ホタル』。」
新曲『ホタル』。蒼空君はエレキギターではなくアコースティックギターを使って演奏するバラード曲。
どこか切ない詞に会場にいる全員が引き込まれています。私と同い年が書いたとは思えない詞に・・・・・・。
蒼空君と海璃さんが歌う、さっきのMCとは別人のように・・・・・・。
最後、蒼空君のギターが会場に響き渡り、曲が終わりました。
すぐにエレキとキーボードの音が聞こえてきて、ステージが明るく照らされました。蒼空君はアコギからエレキに持ち換え、演奏しています。曲は『DAYS』。
最初は蒼空君が歌いますが、この曲はデュエット曲なので、誰が歌うのか気になりましたが、すぐに答えが出ました。もう1人は海璃さん・・・・・・かと思えば紫音さんでした。キーボードを弾きながら歌っています。
ラップの部分も見事に歌い、最後の『DAYS』はフルで演奏し、歌いきりました。
蒼「どうもありがとう!」
その言って、5人はステージから去っていきました。ですが、
\アンコール!アンコール!/
会場ではアンコールの掛け声が・・・・・・。私も、もっと演奏を聞きたいと思っています。
\アンコール!アンコール!・・・・・・キャー!!/
そして、それに応えるかのようにENDRECHERIがステージに。
蒼「えぇ・・・、それでは皆さん、規制退場の時間です。」
\えーーー!?/
蒼「うっさいな!はよ帰れよ!」
\えーーー!!?/
・・・・・・前にENDRECHERIのライブ映像見たから分かっているのですが、MCになると喋りが悪くなるんですね、やっぱり・・・・・・。
蒼「・・・・・・でも、我儘で良いと思いますよ。その期待に応えるのが我々だと思っているので。」
その言葉に客席からは拍手が。
龍「おお!蒼空にしてはまともな言葉が・・・。」
蒼「って、喜ばせておけば良いかな?」
和「龍兄、前言撤回だね。」
龍「ホントだよ・・・。」
紫「悪い奴だね~。」
海「え・・・、今日のライブの感想等書かれる方、ここですよ。ここ使ってくださいねー。」
蒼「あの・・・。そこだけ出されるとどうしようも無いんだけど・・・。」
海「いやいや、そこはもう『パンッ、パンッ』とね。」
和「やっぱり色々広めないと・・・。」
海「そうそう。私は今の『パンッ、パンッ』だけでいいので。」
蒼「えっと、まぁアンコールも頂いたことだし、我々も、もうちょっと暴れたいし、」
\おおーーー!?/
蒼「最後にみんなで飛んで、声出して、はしゃいで、ENDRECHERI再スタートに相応しいライブに、『みんな』でしましょう!」
そして、龍哉君がドラムを叩き始める。後で調べた所、曲は『Slave Maker』。蒼空君がソロで歌う曲です。・・・・・・一応、コーラスは入っています。
サビでは客席の人たちも蒼空君に合わせて腕を上げる、盛り上がるに相応しい曲だと思いました。
そして、曲が終わる時に、
蒼「それではみんなででっかいジャンプ!・・・・・・Come on!」
その掛け声でみんながジャンプし、曲を締めました。
蒼「どうもありがとー!」
海「気を付けて帰ってねー!」
和「バイバーイ!」
こうして、ENDRECHERI復活のライブは終わりました。
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ライブを終えて、控え室に戻った俺たち。
麻「ENDRECHERIさん、今日のライブ、凄かったッス!!」
日「すっごくるん♪ってキター!」
ん?今腕上げたよね?ロケットライダーのように。
彩「ホンットにしゅごかった!」(噛んでます)
あっ、噛んだ。
龍「あっ、噛んだ。」
紫「言わんでいいの!」
蘭「・・・・・・。」
巴「どうした、蘭?」
蘭「わたしたちより、熱かった。」
巴「だな・・・・・・。アタシたちも負けてられないな!」
蘭「・・・・・・うん!」
香「カズミーン!」
和「あっ!みんなー!」
香「カッコよかったよ!」
た「うん!すっごくロックだった!」
海「カズミンは・・・・・・しばらくあっちにいさせる?」
紫「そうしとこうか?」
龍「和美ー!話し終わったら戻ってこいよー!」
和「はーい!」
海「蒼空も、行って来たら?」
蒼「うん?どこに?」
海「Roseliaのとこ。」
海璃を見ると、『行って来い』と目が訴えてた。
蒼「・・・・・・はぁ・・・、行ってくる。」
俺は控え室を後にして、Roseliaや切姫姉妹がいる所に向かう。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回も長くて申し訳ございません。目標としては3000字いないとはしているのですが、ライブの回はどう頑張っても無理っす。
さて、シャルルとDAYSはガルパバージョン。Familyはキンキの『K album』のピアノバージョン。ホタルは『N album』、Slave Makerはコーイチさんのアルバム『Gravity』に入ってます。ホタルとSlave MakerはアタイのTwitterの『いいね』の所に動画があるので、参考にしていただければ。・・・・・・趣味丸出しな動画ばかりいいねしてますけど。
では、また次回。